王都の端にある森の中に、ひっそりと誰かから隠れるようにしてログハウスが建っていた。そこには、ピンク髪で素朴な雰囲気を持つ女性リリーと、金髪で天使のように愛らしい子供、そして中年の女性の三人が暮らしている。森で暮らしているのに、平民には思えな
い容姿と所作。なぜ、この三人はこんな人里離れた森に住んでいるのだろうか? そして不思議なのは、この家に週に一度だけ訪れる男性がいるということ。傍から見たら、不思議な関係性の四人。それでもこの四人は、幸せに暮らしていた筈だった。しかし、あることをきっかけにリリーが、その幸せに何の保証もないことに気づいてしまう。男性が囁く「愛している」という言葉。その言葉がリリーの全てだった……。だけど一瞬にして、リリーにとって恐ろしいものに変わってしまう。人を愛するって何なのか? 愛されるって何なのか? リリーが紆余曲折を経て辿り着く愛の形。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 06:32:25
152279文字
会話率:31%
群馬県の片田舎に住む、純朴な「きんちゃん」と「小晴ちゃん」。
二人の間には、何色の花が咲いているのかな?
ほっこりと、心がなごむココアのような物語。
そんなショートストーリーです。
素朴すぎる、こんな子達も、いたんです(笑)
最終更新:2023-03-11 09:14:52
7714文字
会話率:47%
「君との婚約は破棄させてもらう。正直言って僕は君のような女性がタイプじゃないんだ」
――ある日、庶民の娘アルメは、婚約者の浮気の現場に遭遇してしまった。そしてその場で婚約破棄をくらい、呆然として帰宅する……。
もう家族もいない一人ぼっちの自
宅にて、改めて将来のことを考えた時、ふと思いついた。『氷魔法の才能をいかして、アイス屋でもオープンしようかな』と。
アルメは前世の記憶をヒントにして、今までこの街になかったデザート、『アイス』を売り始めた。そのアイスに、たまたま縁のできた男がハマって常連客となっていく。男の名前はファルクというらしい。
――ちょうど時を同じくして、街には一人の上位神官が来訪していた。
人々が熱狂する新しい神官様は、神秘的な雰囲気で見目麗しい『白鷹』と呼ばれる従軍神官だそう。……でも凛々しい姿は仕事中だけ。オフに見せる素の姿は、素朴で癒し系、飾らない雰囲気の人だった。
そんな白鷹は変姿の魔法で容姿を変えて、お気に入りのアイス屋へと通う日々。アルメはファルクの正体――実は神官『白鷹』である、ということに気が付くことなく、良い友人として関係を深めていく。
――いつの間にやら、すっかり白鷹ファルクの特別なお気に入りになっているとは、思いもせずに。
(※設定ゆるめ。女性主人公の恋愛主軸の物語です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:06:03
1057039文字
会話率:35%
※この作品は以前投稿していた物を修正、変更したものです。以前よりも読みやすく、パワーアップしている筈なので、是非お読み頂ければ幸いです。
*************************
パティシエ歴4年の長谷川類(24)は義務感によ
って毎日機械的に仕事をしていた。ある日いつもの改札を通ると、その先は異世界で――――
過去に存在した異世界人。己を稀人と名乗り王へと至った。
偉大なる建国王が讃えられる国、カムヤ王国。
同じ稀人として、どんな偉業を成し、何を異世界に残すのか……。
剣と魔法のファンタジーな異世界で、果たしてパティシエとして生きて行く事ができるのか。
【創造魔法】そんな力を手にし、無双状態。
しなし、パティシエとして生きていきたい彼。
だけど彼の異端な魔法を周囲が放っておく訳もなく――――そんな物語です。
なんだかんだ言ってお菓子作りになると熱中しちゃう、どこにでもいるパティシエのお話。
魔法など出しますが、割とガバガバ設定。
主人公の能力は最序盤で出来上がります。
お菓子作りがメインなので悪しからず。
作者がパティシエです。
あくまで自分が通ってきたパティシエとしての目線で書くため、他のルセットやらなんやらと違うとは思いますが、そういう作り方もあるんかなぁと思って読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 21:43:33
123267文字
会話率:31%
Orangestarの名ボカロ曲「DAYBREAK FRONTLINE」をベースに、性に苦手意識を持った都会の少年が、素朴な田舎の少女と、明確に存在する現代の生々しい格差の中で、青春というには淡い、ピュアで純真なみずいろの夏を送った3日間
を描いた、再生の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 01:58:18
83416文字
会話率:41%
不慮の事故に巻き込まれながらも未練なく死んだ薄幸の青年・海風(ミカ)は、異世界の悪魔に召喚されて転生し、魔王の食事係となってしまった。
丁寧な物腰で人間を慈しむ温厚な悪魔・カマルティユ。(通称カミュ)
常に物憂げな顔で城に引き籠もっている残
虐とは無縁の魔王・ジルベール。(通称ジル)
ミカは素朴な手料理しか作れないが、彼らは温かく迎え入れて舌鼓を打ってくれる。
魔王と悪魔と人間の、静かで、穏やかで、優しくて、ほんのり切ない日々のおはなし。
※カクヨム・エブリスタ・アルファポリスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 20:20:56
519642文字
会話率:61%
就職活動に失敗した主人公は自暴自棄になりゲーム三昧のフリーターとなって不摂生がたたり死んでしまう。それを哀れに思ったサークルの先輩である女神は、鑑定スキルを付与して異世界へ転生をさせてあげる。
転生者の主人公はひょんなことから異世界のバ
グを発見。ついに自宅で寝ててもレベルアップしてしまうようになった。あっという間にレベルアップを繰り返し、世界最強になってしまった主人公。剣を抜いたら出てきた魔人を奴隷にしたり、パーティーに荷物持ちでついて行った先のダンジョンでひそかに大活躍したり、異世界の楽しい無双ライフを満喫していた。
そんな主人公に立ちふさがるのは街の英雄『勇者』。人気者だがその実態は女の子を喰いものにするほとんどヤクザな犯罪者。ヒロインをさらわれた主人公は勇者を懲らしめるために立ち上がる。主人公は最高の晴れ舞台、武闘会にてついに勇者をコテンパンにすることに成功した。しかし、それは物語のほんの始まりに過ぎなかった。
そもそも異世界って何? 魔法って何? それは転生前の地球とどう違うの? そんな素朴な疑問が主人公をとんでもない真実へと導いていく。
宇宙を目指した主人公が地上に見たのは、なんと日本列島だった。
悩む主人公にドラゴンが告げる、異世界も地球も同じ海王星にあるコンピューターによって合成された世界だと。
腑に落ちない中にも物語は進み、主人公はヒロインとの結婚を決め、愛を深める。
しかし、バグを突いて異常に強くなったことが、世界を動かすシステムの管理者にばれ、主人公は力をすべて奪われてしまう。そして、罰としてヒロインも奪われる。システムの管理者は全知全能で最強であり人が敵うような存在ではない。しかし、それでも主人公は命を懸けてヒロインの奪還に乗り出す。
サーバーのある海王星に強引に行き、ヒロインの活躍などもあって無事管理者を倒すも今度は管理者の置き土産である200kmサイズの巨大蜘蛛に襲われることになる。
最終的に女神達の助けを得て危機を回避し、東京でハッピーエンドを迎える。
AIの発展の先に現れるであろう世界から逆に現代日本の真実の姿を炙り出す、科学的考察の上で紡がれたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 09:45:27
211056文字
会話率:41%
転生者の主人公はひょんなことから異世界のバグを発見! ついに自宅で寝ててもレベルアップしてしまうようになった。
あっという間にレベルアップを繰り返し、世界最強になってしまった俺。
剣を抜いたら出てきた魔人を奴隷にしたり、パーティーに荷物持ち
でついて行った先のダンジョンでひそかに大活躍。異世界の楽しい無双ライフを満喫だ。
そんな俺に立ちふさがるのは街の英雄『勇者』。人気者だがその実態は女の子を喰いものにするほとんどヤクザな犯罪者。ヒロインをさらわれた主人公は勇者を懲らしめるために立ち上がる。俺は最高の晴れ舞台、武闘会にてついに勇者をコテンパンにすることに成功した。しかし、それは物語のほんの始まりに過ぎなかった……。
そもそも異世界って何? 魔法って何? それは転生前の地球とどう違うの? そんな素朴な疑問が主人公をとんでもない真実へと導いていく。
壮大な本格ファンタジーが今、始まる。
この作品は他サイトにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 22:39:31
213055文字
会話率:42%
平和で素朴な話です。
キーワード:
最終更新:2022-11-23 21:52:38
404文字
会話率:0%
竜の血を引く者――しがない錬金術師のマルコ・ゴールドもその一人だった。龍の血を引く者は、直感力に優れ、魔力も多い。身体能力も異様に高く、異質な術を巧みに扱った。そのほとんどは、身分を隠し、冒険者などをしているが、マルコは少々変わり者。辺境
で錬金術師をしていた。当代きっての天才とまで呼ばれた師から受け継いだ技術と、竜の血を引く者の直感で、日々の食事には困らないほどの稼ぎもあり、周りから見ればおかしくとも、本人なりには何という事はない、平凡でそれなりに幸せな毎日を送っていた。それがある日、一変する。次々と姿を現す、竜の血を引く者。謎の老人、若いころに亡くなったはずの父。やがて、マルコの中で眠っていた、竜の血に覚醒していく。その血もまた、特別で――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 21:17:47
2238文字
会話率:27%
「洋子、世の中にはまだ貴女の知らない事が沢山あるのよ」
幼馴染が送ってきた自動車学校の入校申込書には何故か普通自動二輪の申し込みに印がしてあった。免許を手にして、しかしその数か月後、幼馴染は逝去してしまう。身を切られるような悲しみを時間だけ
が薄めて行った。
やがて月日は流れ、洋子は就職する。男性社会の中で、女性だからって理由で負けたくない。洋子は業務に励むが、自分の不注意で同僚を怪我させてしまう。
同僚の代わりにお手伝いとして参加したのは、洋子にとって初めてバイクのレースだった。レースが終わり、ちょっと体験のつもりでバイクに跨ったのに。。。
「洋子さんがバイクに乗る理由って何なんですか?」
素朴な質問を受けて、彼女はこう答える。
「胸がドキドキするの。快感ってやつ? もう病みつきね」
※この作品は
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 15:25:27
165378文字
会話率:62%
『運命』というものに対する、素朴な疑問。
『運命』というものは、そういうものじゃないのではあるまいか。
キーワード:
最終更新:2022-10-25 01:28:43
491文字
会話率:0%
睡眠学習装置、または昼寝と呼ばれる男子生徒。
彼は寝ている間だけ異世界で過ごしている。
だが、この生徒にやる気はなく。そして使命もない。
学生生活と異世界生活を並行してだらだらと過ごすだけ。
だらだらと時間を過ごして良いという特権を全力で
行使するのである。
大きなイベントも、事件も事故も起こらない。ただ緩やかに毎日を過ごすだけだ。
彼は急がない、彼は追い詰められない、彼に悲劇は訪れない、素朴で平和な物語。
ゆったりと、だらだらと。
くつろいで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 13:13:16
8959文字
会話率:54%
タルミナ国の伯爵・ケンガルと婚約していた令嬢・シャノン。
しかし彼女は突然、ケンガルから婚約破棄を言い渡される。
シャノンにかわる婚約者として現れたのは、彼女の友人のマリーゴールドだった。
シャノンの若干素朴な容姿と、堅い性格を嘲笑う二人。
婚約破棄の理由を次々と並べ立てるケンガル。料理もオシャレも出来ない、陰気くさく表情が怖い、魔女のような術を使う、都合よく仮病を使うなどなど……
最大級に馬鹿にされたのは、聞き取りづらいシャノンの声だった。
だがシャノンは一切怯むことなく、並み居る貴族の前で、ケンガルとの婚約の内実を暴露し始める。
彼女のそばにつき従う騎士・アークボルトの助けも得て、シャノンが語るケンガルの真相とは――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 22:07:59
23435文字
会話率:23%
わたしは素朴にこう思わざるを得ませんでした
「神はなぜこのような「組み合わせ」をなされたのだろうか?」と、
キーワード:
最終更新:2022-10-09 10:26:34
2053文字
会話率:2%
開運グッズと占い師への素朴な疑問。
キーワード:
最終更新:2014-02-06 15:49:41
1544文字
会話率:0%
宇宙海賊であるニグレド・ゴールドフィールドは船員を失い単身、宙間パトロールの小型艦にしつこく追いかけまわされていた。
結局、宇宙艦ごと撃ち落とされ、未開の惑星に墜落してしまう。
ニグレドはその惑星で獣に襲われ、思わず光線銃でそれを撃ちぬい
た。
幸か不幸か、偶然その姿を現地の少女に見られてしまう。
少女は叫んだ。
「勇者様!」
どうやら光線銃など見たことのない彼女は『光の剣』だと思い、ニグレドのことを物語に出てくる勇者と勘違いしてしまったらしい。
少女はセレナと名乗り、ニグレドは彼女に住んでいる村まで案内される。
そこで惑星の文明レベルが驚くほど低いことに気づかされる。
その後、ひとつの事件を解決し、この惑星の人間は素朴で科学知識に疎く、船に積んであった圧倒的な科学力で従わせるのは容易いと結論づけた。
それと同時に宇宙海賊ニグレドに野望が、芽吹く。
この惑星を自分のものにしたい。
こうして、文明レベルの違う惑星での無双物語がはじまろうとしていた。
※カクヨムへ重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 16:56:53
107575文字
会話率:47%
シャーリー・サヴォワは伯爵家の双子の妹として産まれた 。実の父と双子の姉、継母に毎日いじめられ、辛い日々を送っていた。特に綺麗で要領のいい双子の姉のいつも比べられ、卑屈になる日々だった。
そんな事ある日、父が、
何も言わず、メイドして働いて
こい、
と会ったこともないのにウインザー子爵家に、ポイされる。
そこで、やっと人として愛される事を知る。
ウインザー子爵家で、父のお酒のおつまみとして作っていた料理が素朴ながらも大人気となる。
初めは少し暗めから始まりますが、ほのぼのあり、オリジナル料理が出て来たり、幼なじみが出てきたり、とします。
その後少しづつ陰謀なども出てくるかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 14:11:34
117520文字
会話率:42%
ヤンデレを怒らせてはいけない。
ヤンデレ彼女に殺された俺が言うんだから間違いない。
次に彼女を作ることがあってもヤンデレはやめておこう……そう思っていたのに……
転生先の異世界でもなぜかヤンデレ少女に好意を持たれ、しかもその子が超
強い! 怒らせたらまた殺される!
なのに前世でジゴロをやっていた俺は癖で女の子を見かけてはナンパをし、自分で自分の首を絞める始末。
どうなる、俺!
ゆる~い話を、ゆっくり楽しく投稿していけたらなと思います。お付き合いいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 20:31:09
144848文字
会話率:42%
想像力が減ってゆく。もともと豊富にあるわけでもないけれど、興味をもち、どうすればいいのだろうと、考えることをやめがちになった。誰もが喜びたいのに、誰もが喜べないのは何故ですか。この素朴な疑問だけは、日増しに増えてゆく。正直に、素直に、なるほ
どに叱られるのは、何故ですかと、そんな心の傾きがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 07:44:46
576文字
会話率:0%
私の中の日常は普遍的で周囲から見れば幸せなのかもしれない。
平凡な幸せ。
色のない幸せ。
そして交換可能な幸せ。
きっとそうだ。
これを否定する道具を手に入れたい。
最終更新:2022-08-28 23:20:07
3246文字
会話率:14%
一夏の愚痴。一夏の惰性。
最終更新:2022-08-20 00:23:43
371文字
会話率:0%
今まさにこの現代の大衆小説、いやライトノベルと言ってもいいでしょう、それらや古典と言われる名作も、お話と一つの括りにされてるものは、極々一部の例外を、除いて殆どその全て、まずは言葉があって成立するもの、これに異論を差し挟む人はそうそういな
いでしょう。
物語とはよく言ったもので、物を語るから物語、何はなくともお話の、はじまりは全て言葉から産み出されると言う事を、端的なまでに教えてくれる、素朴ながらも含蓄のある言葉です。
このお話は、そう言った数々の物語、それらの世界を幸か不幸か、行き来をしたり、見聞きができる、そんな不思議な力を持った、男と女の数奇な巡り合わせによって紡がれて、数限りない人達の楽しみのために作り出されて、そして忘れられさられる、そんな儚くも愛すべき数限りない物語達。
そんなお話でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 20:22:12
4524文字
会話率:0%