アッシュは不思議な夢を見た。
何度も見たことのある夢を。
あたり一面真っ白な世界で自身すら見えはしないが、自分の存在だけは知覚できる夢。
どこからか声が聞こえる。
これまで何度も夢の中でその声と同じやり取りを繰り返してきた。
しかし、この夢
を見るのはどうやら今回で最後になるらしい。
そう声が告げている。
夢の中の声が最後に言う。
「君は何者にでもなれるよ」
その言葉の意味は果たして何なのだろう。
心に少しの虚しさを残しアッシュは目覚める。
マルセーロの大都市の一角である貧民街で暮らすアッシュ。
勇者や賢者、情報屋や商人など人の適性が運命付けられている世界で、他人の動きを波長として読み取ることができる彼は、一体何者になれるのであろうか。
20019/8/27 カクヨムにも掲載することにいたしました。
最新話は小説家になろう が先になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-04 22:30:09
49739文字
会話率:25%
魔物と人が争い続ける世界。そこには神が創り出した8つの神器があった。その1つ、知の神器と魂の波長が合う主人公。そんな主人公がトラックに跳ねられたところを女神に拾われ、異世界に転移される事になった。目を開けるとそこは森の中だった……。
※
他サイトにも同時投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 22:24:45
26530文字
会話率:33%
世界は電波に満ち溢れている。
電波。
それは電磁波のうち光より周波数が低い、波長の長いものを指す。
はるか昔から、電波は世界に存在し、人類の文明とともに、解析、利用されることが多くなった。
だが、この「電波」には姿形があることを、知って
いるだろうか。
「電波」を使う時、本当は電波たちの力を借りているのだが、皆は気がついているだろうか。
保護官と呼ばれる彼らの胸元には、1つのピンバッジがある。
そこに刻まれる文字は、【IUCSIG】
国際電波保護連合、International Union for Conservation of SIGNALは通称、IUCSIGと呼ばれ、違法電波の取締や、電波の不正利用、不正搾取、電波帯の不正売買など、人間の手によって正しく扱われずにいる電波達を守るための国際機関である。
彼らの組織の知名度こそは低いものの、日々、起こる事件に保護官達は奔走し、時には激しい攻防戦も繰り広げている。
このお話は、電波の姿形が視えることをきっかけに、保護官となった主人公、九重波留の話。
★短編
★全6話
(※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません。予めご理解、ご了承ください)
この作品は、カクヨム、エブリスタ、pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 08:00:00
17818文字
会話率:51%
時は20xx年。
世界は核の炎に包まれて…いない。
稀代の天才「ナワケア・ルーカ」博士が発見した「ルーカス」という魂を実体化させる作用を持つ波長によって人類社会は大きな変化を迎えるのであった。…
最終更新:2018-10-18 00:00:00
6036文字
会話率:59%
陸地の30%が海没した近未来の地球。海底に沈む旧世界の遺産を回収しながら発展を続ける中で、遥か地中に眠る化石の波長を感じ取り、自らの生命エネルギーとリンクさせ、五行の力(火・水・土・木・金)を宿す精霊『フォッシル』として使役する能力に開花
した人間『ディグスコッパー』が現れる。フォッシルは人々の発展に役立てられる一方で、その強大な力を悪用する『D犯罪』も増加の一途をたどっていった。
対D犯罪特別捜査課、通称『D'sコップ』に配属された主人公、太胡白亜は未だにフォッシルを持っておらず、自分がここにいる意味を理解出来ないでいた。
そんな白亜が出会った相棒は、今までの常識を覆すようなフォッシルだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 10:48:01
1211文字
会話率:50%
魔王を倒した勇者。
当初の願い通り、元の世界に戻されるはずだったが、もう一度魔王を討伐するはめになってしまった。
召喚時に『奴隷の首輪』を填められた勇者に逆らう術は無く、二度目の魔王討伐に向かった。
二人目の魔王を倒した時には、既に一〇〇年
の時が流れていた。
二人目の魔王を倒た時には、既に自分を知る者はいない。帰り方も分からない。召喚した奴らもいなければ、召喚術を覚えてる奴もいなかった。
それでも、自力で元の世界に戻ろうとしたが魂の力が足りず、元の世界には戻れなかった。
異世界を彷徨う勇者の魂は、幾つかの世界を彷徨う内に、波長の合う少年を見つけた。
その波長に合う少年に最後に力を与える勇者だったのだが……
生を諦めた子供と、生を与えたい消えかけの勇者。
勇者の力を与える事で生きてくれと願う勇者。
しかし、生に執着の無い子供は……
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
若干、残酷描写もありますので、R15させて頂きました。大した事は無いとは思いますが、念のため。
プロローグが長く暗いので、嫌なら飛ばしてください。たぶん、読まなくてもある程度分かると思います。
シリアス痛快王道チート物語を書き始めたのですが、どうやってもシリアス路線から逸れて行くのです……我慢して修正しても逸れて行く……なぜだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 07:00:00
167083文字
会話率:48%
武将達の魂が降りた刀、その魂と波長の合う使い手集まる室町学園
主人公も使い手として選ばれその学園に通うことになるが―――
最終更新:2017-11-12 04:44:50
335文字
会話率:67%
コージがいうにはそのおんなは宇宙から来たと言った。
果してマッキンリー博士の言っていた惑星の話とそれは符合するではないか。
ぼくの超空間的脳細胞の波長がそこから膨らみ始める …
最終更新:2017-07-12 11:11:38
4304文字
会話率:44%
久しぶりに故郷に帰って来た丹波長平は親友の小田信夫と再会する。二人でゆうじょうざを探しに行くのだが...
3話完結のショート小説です。
最終更新:2017-02-22 00:00:00
3765文字
会話率:56%
普通の男子高校生である主人公、近藤尚也はある日学校の帰り道で奇妙な玉を拾うことになる。漆黒といえばいいのか、見たことのないそれに少しばかり興味をひかれた尚也はその玉を自宅に持ち帰る。それがすべての始まりであった。
自室でその玉が自身のスマ
ホに飲み込まれるという謎過ぎる現象を目撃した尚也。恐る恐るスマホを確認してみれば、そこには見たこともない文字を写して勝手に起動するスマートフォン。そして画面に現れるローブを着た若い男。コーデリウス・サンザンド・アウグスタス。彼は地球とは違う異世界で大魔導師と呼ばれ、ついには魔王として勇者に滅ぼされた存在であった。
ただ平穏な生活を望む尚也にとっては百害あって一利なしなのだが、コーデリウス・サンザンド・アウグスタスは何故か波長が合う、と尚也のことを気に入ったため、機種変しようが捨てようが構わずついて来る。そのうち諦めた尚也であったが事態は此れだけにとどまらなかった。
知りたくもない現実に(迷惑にも)巻き込まれる尚也。果たして、彼の日常は戻ってくるのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-27 14:00:00
15553文字
会話率:40%
異世界より一つの魂が流れ着いた。それは、傾国の美貌でもって複数の王を誘惑し、国を滅ぼした"白面金毛九尾の狐"の魂だった。
魂だけの"白面金毛九尾の狐"は己の波長に合う身体を求める。そんな彼女の前に
千載一遇のチャンスが訪れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 18:56:30
4086文字
会話率:39%
小春と早希が所属する東條大学航空科学部航空科学科のフライト部が太平洋横断レースで切磋琢磨する話。
小春と早希は一年生で新入部員。
自家用車レベルで多種多様な飛行機が自家用機になっている世界の日本国。
ワールドトレンドといえば飛行機によるエア
レースや航空ショー。
主人公の海鳴小春は海に浮かぶ鉄の箱航空母艦に設置された大学のキャンパスで航空学を学ぶ航空学生。
国立東條大学”タイホウ”キャンパスの航空科学部航空科学科が管理運営しているフライト部という飛行機が好きな者たちが集うサークルでパイロット部門の学生たちが現代戦闘機や大戦機を駆ってエアレース世界大会や太平洋横断レースを勝ち抜くミリタリーコメディ小説。
小春はフライト部の新米部員。飛行機が大好きで未成年によるフライトライセンス取得を成し遂げた天才。
飛行機で食べていこうという夢からパイロット排出の多い東條大に進学し、フライト部に入部する。
そんな小春の他にも飛行機に並々ならぬ情熱を注ぐ学生がいた。
小春の同級生で同じ学科の同じ授業をとる天河早希だ。
早希は全日本エアライン社の機長の娘で、将来同社の数少ない女性パイロットになるために東條大に進学し、フライト部に入った。
小春が明るい天然ムードメーカーなら早希は空気の読めるクールガール。しかし波長が合うようで2人は仲が良い。
小春と早希とフライト部員が挑む世界の空!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-22 23:52:57
4219文字
会話率:33%
廃墟巡りが趣味、という風変りな趣味を持つ大学生。
彼が撮影した写真に、女子高生の幽霊が写ってしまった。
その幽霊が大学生のアパートに現れる。
これまで一度も幽霊を見た無のい主人公だったが
どうやら、この幽霊とは何かの波長が合うらしい。
波長
が合うのも何かの縁という口説き文句で、大学生と
幽霊は交際を始めた。最初はぎこちなかった2人も、
お互いの大切さを感じ始め、照れながらも愛情を深めて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 10:28:03
10811文字
会話率:35%
「お前、今日から俺様として生きろ」
魔族最強の魔王と呼ばれていた存在は死を迎える前に自身の精神を犠牲に、肉体の死を回避した。波長が合うという理由で精神を呼び寄せられた真白は強大な魔力を宿した魔王の身体で異世界を生きていく事になった。
魔術
師や魔導師は強くなる為に他の術者を狙う。今日も死なない為に様々な魔術や魔導を覚えていく。強大な力は否が応でも様々なトラブルを呼び寄せる。主に女難の相だが。そんな巻き込まれ系、異世界ファンタジー。
『現在、適宜更新中』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-08 12:00:00
23926文字
会話率:31%
幽霊が見えること以外は普通の高校生、八神健太。
父親の都合で新潟の祖父母の家から、水無月学園へかようことになった健太。
彼の前に3人目の波長が合う幽霊、サクラがあらわれる。彼女との出会いは健太にどんな影響をもたらすのか……?
一方で、健太
は幼馴染の秋空と、陽鞠に誘われて『探偵部』に入部した。
『探偵部』の活動はもはや何でもありの何でも屋…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-03 20:58:58
7504文字
会話率:33%
僕と彼女は付き合って一か月だ。
波長も、気も合う二人。
もう少しで一か月が経とうって時に、僕は彼女にプレゼントを渡すことにした。
しかし渡したものは彼女のぶっきらぼうな言葉とともに返されてしまった。
「手元に残るものは貰いたくないの」
最終更新:2013-03-20 19:40:05
1398文字
会話率:40%
彼の愛情を疑っている女性に、片桐は愛情を測定する器械があると声をかけた。その女性は半信半疑ながらも、彼の愛情を測定してみるが…
下記ホームページにも掲載されています。
「吉沢潤のブラックストーリー」http://junblackstory.
web.fc2.com
「二十歳の迷路」http://hatachinomeiro.web.fc2.com折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-09-22 19:50:23
8150文字
会話率:50%
新人教師の木村が見えないはずのものを見てしまったことから、学校OBを巻き込んでの三十年前のある事件の真実を知ることになり、同時にやる気のない若い教師が徐々に成長する過程を描く。
最終更新:2011-07-21 20:24:02
7592文字
会話率:16%