主人公が雨によって毒電波のようなものになった話
最終更新:2019-05-02 02:08:55
503文字
会話率:0%
潮の匂いがする。
数年ぶりの海。
太陽は眩しく、海を照らす。
鳥は、鳴きながら向こうを飛んでいた。
これは、私が私を殺すために、自分の人生を立ち止まって振り返る、ただの、どこにでもあるような日記。
壮絶だった、なんて自惚れない。
悲惨だ
った、悲痛だった、そんなの、あまり興味はない。
ただ、心残りがあるとすれば、誰かに、そう、言って欲しかった。
拾った貝殻は、太陽に透けて、波のように見えた。
私はそれを、綺麗だと、そう思ったんだ。
拝啓、平成最後の夏に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 03:45:21
327文字
会話率:0%
あなたの気持は波のよう......。
幼なじみの彼は気分屋さん。
どうしたら、、、振り向いてくれる?
最終更新:2018-05-11 03:00:00
1357文字
会話率:49%
視界の外れにはいつも彼女がいた
寄せては返す波のような君の顔が見たかったんだ
最終更新:2018-05-01 21:16:09
1431文字
会話率:5%
言わなかった後悔が波のように押し寄せる。
もし、言っていれば……。
最終更新:2018-03-27 14:00:39
861文字
会話率:12%
僕には栗羽おそらという恋人がいる。
だから、佳月さんがいくら魅力的な女の子でも、その気持ちに応えることはできない。
そう伝えようとして、次の瞬間、いきなり抱きつかれた。
「好きですっ……!」
耳元で、佳月さんが叫ぶ。
「私は、逢海先輩のこと
が好きです」
僕の首筋に顔を寄せたまま、佳月さんは言った。
「お願いです、私を……先輩の彼女にしてください」
「……でも、僕にはおそらがいる」
荒れ狂う波のように激しく感情が揺れ動く中、僕は、絞り出すようにそう言った。
佳月さんはそんな僕に、
「おそらとは、別れなくていいです」
……そんな、耳を疑うようなことを言った。
――これは初々しくて甘酸っぱい、男女の恋物語。
〈カクヨムにも掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 19:16:58
56220文字
会話率:39%
平凡に暮らしてきた1人の少年。15歳の誕生日を境に不幸が波のように押し寄せてくる。苦しみもがく少年の前に突然異世界から来た少女が現れる。
少年は15歳を境に苦しみながら死んで行く呪いがかけられているという。呪いを解く方法は、過去に戻り前世の
自分を暗殺することであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-01 14:08:27
56967文字
会話率:42%
青く輝く夜光蝶は、さざ波のように夜空を漂う。
蝶に気に入られた者の身体には痣が浮かび上がり。年に一度、痣のある人間は生贄として連れ去られる。今年は誰が消えるのだろうか。青年ハルは妹の髪を切りながら、他人事のように考えていた。蝶と暮らす不思議
な街の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 20:58:48
13698文字
会話率:32%
次期女王である王女の婚約者が亡くなり、リカル王国では婚約解消が大発生。「政略的婚約再編成」などと呼ばれる事態が起こる。
戦で戦功を上げている十九才の武闘派の公爵令嬢シオナもその一人。婚約者が王女に求婚すると言いだし、婚約解消となる。
王女の
親友として、辺境の騎士として生きるはずだったシオナは、居場所を王都へと移す。求婚者が現れ、揉め事は小さなものから大きなものまで波のようにやってくる。王位継承問題まで起きそうだ。
お嬢さまとしてはのんびり、騎士としてはストイックなシオナ。
今まで力任せで生きて来たシオナが、貴族社交界の心理戦に挑む、というかそれに気づけるのか。
箱入り武闘派令嬢が奮闘します。
※2017.7.28. 病気療養のため更新を停止させて頂きます。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 10:56:12
38129文字
会話率:35%
竹の葉が波のような音を立てている。三方を竹林の山に囲まれた家には、一姫と二太郎が住んでいる。そこへある日、なすびが加わった。
最終更新:2016-10-01 00:00:00
4917文字
会話率:30%
最先端の技術で作られたクーは、家事万能だった。
そのクーの中には、神話の記憶が波のように寄せて返している。
クーとなんとなく壁を感じている加里は妊娠2日目を告げられ、モヤっとしていたのだった。
最終更新:2016-09-29 12:50:32
7131文字
会話率:11%
日常の中で、砂浜を訪れる波のように一瞬だけ顔を出す恐怖。
大切な人が目の前で死んだりとか、家が呪われたりとか、そんな恐ろしい結末は無いけれども。
一度体験したら、10年先も覚えているような、ぞわりぞわりとした恐怖。
そんな恐怖を詰め
込んだ、身近な短い話を、いくつもお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 04:37:11
2119文字
会話率:7%
―――夢を見ていた。
アルプスの麓に広がる牧草地。山頂の方を見ると、アルプスは純白のドレスを纏い、
町の方を見ると、コロンバージュの彩り豊かな建築物が咲き乱れていた。
広大な山地に吹き抜ける涼しい風。それに揺らされ波のような音を立てる草花
。
私が座っている小さな小屋の前には、そんな風景が広がっていた。
隣に座っているお爺さんは、私に本を読んでくれていた。どんな内容だったかは、あまり良く
覚えていない・・・。ただ、少し暗い内容だったような・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-10 17:43:15
8547文字
会話率:21%
夢見る眼鏡と現実ばかり見る眼鏡の話
最終更新:2015-12-26 14:31:54
8761文字
会話率:44%
寄せては返す、波のように。
最終更新:2015-06-13 07:10:01
333文字
会話率:0%
「そんなポジションが羨ましい。というか、貴方のせいでバグった。私のせいで少しバグったかもしれない可能性もあるけど主に貴方のせい。だから頂戴?」
女の子大好き(ヒロイン)、イケメン大好き(攻略者)な彼女黒澤玲香(くろたく れいか)。
黒澤麗華
に電波のような意味不明なことを告げられた七海は頷き、今までの日常から180度回転したかと思った…。
というか、この世界は黒澤麗華が知る乙女ゲーム(?)に似ている世界らしい?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-27 00:53:03
2727文字
会話率:27%
控えめで遠慮がち、それでいて真正直な今井莉央(いまいりお)。
意固地で融通がきかず、それでいて素っ気ない松永斗真(まつながとうま)。
初めは従業員とお客様。
僅かな接点と最悪な第一印象。
ところが些細な出来事がきっかけで、莉央は彼の不器用
で甘く優しい一面を知って惹かれていく。
寄せては返す波のように 繰り返しながらも ゆっくり変わっていく日常。
交わらないはずの糸はゆっくり結び、華を咲かせて、煌めきを纏っていく。
どこにでもある、当たり前だけど、甘い甘い恋愛物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-28 09:00:00
580文字
会話率:19%
――歌声が聞こえる。
どこまでも深い海のように、きらきらと輝く浅瀬のように。寄せては返す波のように色を変えながら、耳を、何より心を惹きつける。
最終更新:2012-11-14 11:49:58
2256文字
会話率:25%
どこか遠いところから鈴の音が聞こえてくる。
始まりは決まっていつもそうだ。そして次に、からみつく真っ白なシーツから抜け出ようと、高く手を伸ばす。
風に揺れているのは多分カーテン。淡い緑のカーテンがゆらゆらと波打ち、時折眩しい光が差し込んでく
る。
ああ、なんて明るいんだろうと、私はそう思う。きっと外はとてもいい天気だ。こんなにも日差しが暖かい。
鈴の音は自分の笑い声だと気がついて、結衣は微笑んだ。眠りは長い時間をかけ、さざ波のように浅い深いを繰り返している。どうやら夢うつつの中で、声を出して笑っていたらしい。後ろから首筋をくすぐるのは、彼の寝息だ。こそばゆさが我慢できなくなり、また声を出して笑うと、霞んだ意識が少しだけはっきりとした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-03 22:47:04
48320文字
会話率:42%
光の小説は、彼の友人が武緋村は、これらの自殺の背後にあると、その極悪非道な宗派に関与されるか調査することを決定した10代の被害者になったときに、東邦大学で行われている自殺の神秘的な波のように指示自殺を通じて人間のクリーチャーを戻すために主な
目的。一方、優秀な探偵小室セイコー率いる警察部隊が調査に駆動されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-31 00:17:06
8141文字
会話率:0%