梅雨の時期に天気予報を見忘れた俺は、河川敷にある橋の下に雨宿りしようとするのだが、女の子の泣き声が聞こえる気がするぞ…。
あなたは困っている人を助けたことはありますか?
最終更新:2019-09-29 02:39:40
2598文字
会話率:46%
通りの三番町から新川小路を川に向かって上がっていくと、空はキラキラ晴れているが、暑さはまだ立っていなくて、楽しいおしゃべりのあとのほろ酔い気分の中、オールディーズはBGM以上の姿で顔を出し、穏やかな日曜日の昼下りを一緒に歩いて呉れた。その
日のオールディーズはやけに匂いが先に立つ甘い曲ばかりと繋がっていた。
緩いカーブの先から見えてくるジョギングびとの姿が、いつもとは違う。何処か割れ目からでもひょっこり飛び出してきたようなひとたちばかりだ。あれよあれよ、百人、二百人、三百人と走ってる全員が、赤T、赤シャツを着ていて、かつらやマントそのほか仮装用の小道具を手に手に走り回ってる。なりきりいっぱいに跳んでる、はしゃいでる。一番うしろから、大群の羊を追い込むように、ハンドマイクもった男が「みなさん、あと少しです。もう少しです。あの橋の下にいっぱいのチョコレートが皆さんを待っていますよ」と、芝居がかったセリフのアナウンスでゴールへと誘ういざなう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 11:48:59
1182文字
会話率:0%
〈 捨て犬転生スタートです! 〉
拝啓、前世の母上様へ。
生前は私が何か悪さをするたびに『お前は橋の下から拾ってきた子なんだよ。また悪いことしたら捨てに行くぞ!』と言ってよく叱ってくれましたね。
母上様より早く死んでしまった私の罰なの
でしょうか…今世は本当に橋の下からスタートするようです。
「キューン…」(どうしてこうなった…)
*主人公は見た目はジャックラッセルテリア似のメス犬で、中の人はおっさんな犬です。
*拾ってくれたお嬢に恩返しをするために走り回り、問題を解決したり巻き起こしたりといろいろとやらかします。
*おっさん犬を生暖かく見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 07:00:00
81134文字
会話率:35%
冷たい風頬に刺さる日、僕らは橋の下で座る。
雨が上がって濡れた草木、
夜に眩しく光っていた。
湿った匂いが僕らを縛り付ける。
最終更新:2019-05-15 03:00:00
354文字
会話率:0%
僕の地元には、大小様々な橋たちがある。
ある日、またぎ越せるほどの小さい川に架かっている橋の上を通りかかったところ、友達の一人が橋の下で、せっせと泥集めをしていた。
聞いてみると、彼は泥ではなく、橋の破片を集めているのだという……。
最終更新:2019-03-02 22:54:40
3598文字
会話率:6%
辰巳芸者の福丸は馴染みの蕎麦屋で失恋のやけ酒中。ぐでんぐでんになっていたらいきなり目の前に、若侍が現れ「しばらく調子をあわせてくれ」と言われる。どうやら追われているらしい・・・二人の運命はいかに。
最終更新:2019-02-05 00:08:35
5623文字
会話率:66%
橋の下に捨てられていた子猫ちゃんは、お婆さんに引き取られ毎日幸せに暮らしていました。
しかし、お婆さんは出かけたきり帰ってこなくなって、お腹が空いた子猫ちゃんは1人で餌を探しに出かけます。鼠を追って穴に入ると、そこは広大なお花畑でした。お花
畑からはお婆さんの家に帰れません。
困ってしまった子猫ちゃんの異世界生活が始まります。
第1部完結しました。
第2部投稿は未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-28 16:42:46
523662文字
会話率:29%
長岡升二、彼を一言で表すならば、インテリホームレスである。
彼は高い教養に裏打ちされた知識を持ち、物腰柔らかく慇懃であり、そして醜い。あと意地汚い。
彼はいずこかで生まれ、橋の下で拾われ、橋の下で育った生粋のホームレスである。
時に都会のゴ
ミを漁り、時に釣り糸を垂らして思索に耽り、時に野山に分け入って日々の糧を得る。
近隣住民と行政からいじめられてもどこ吹く風。持ち前の面の皮とサバイバルスキルで、そこそこ悠々自適に暮らしていた。
ある時、少しの失敗から命を落とした彼は、気まぐれな神に拾い上げられて異世界の地に降り立った。ホームレス生活で培った数々のスキルと、神から受け取ったとあるチートアイテムを携えて。
神曰く滅せよ魔王。
かくして、元ホームレスと似たような境遇の相棒の、愉快な異世界珍道中が幕を開けた。
――活きるも死ぬも、サイコロ次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 08:00:00
23879文字
会話率:55%
生まれた時から腕や首など体中にキノコが生えている少年「ケイタ」。
両親はおらず、裏路地の屋根下に捨てられていたケイタ。
もちろん幼稚園や小学校に通えるはずもなく、唯一ケイタを愛してくれている老人の「ジロウさん」と過ごしていた。
ケイタが15
歳になった頃、1人で河川敷の橋の下で寝転んでいると、1人の少女が現れる。
その少女の名は「リサ」という。
リサはごく普通の人間でありながら、ケイタを受け入れ、友達になろうとする。
ケイタは騙されていると思い、拒否し続ける。
しかし諦めないリサにだんだんと心を開いていく。
二人の関係はどうなるのか?
そして、リサという少女は一体、、、?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 00:46:42
4361文字
会話率:22%
秩序最悪の架道橋の下。
最終更新:2018-10-03 18:00:00
674文字
会話率:8%
※この作品はニコニコ動画のブロマガにも掲載しております。
ツイッターの小説お題メーカーから拝借したテーマから書いた短編です。
今回は三題噺、「詳細は省くが、どうやら俺の恋は叶ったらしい」から始まるモノ、がお題です。
あらすじ:夏の
とある日に、主人公が、せっかくのいい天気だからと散歩を始めたようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-26 00:00:00
2385文字
会話率:9%
今日も今日とて橋の下で酒を飲んではその日を暮らす宿無し男。ある日突如として得た大金酒飲み宿無しをどのように変化させるのか。これは、しがない、しかし誇り高き酔っ払いたちの救済の物語。ヨーゼフ・ロート「聖なる酔っ払いの伝説」をオマージュした作品
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 09:43:50
10756文字
会話率:49%
物書き崩れの『驟(シュウ)』は、橋の下でかみさまと名乗る少女『ひとみ』に出逢う。
挫折と葛藤を抱えた青年と、お菓子が大好きなぽんこつかみさまとの物語です。
※
C92で、サークル『ぽっぷこぉーん』合同誌に載せていただいた短編小説
です。
東春行さんに素敵なイラストもつけていただきました。
嬉しいことにシリーズ化され、今度のC94では第三話が掲載されます。
二日目(8月11日)西あ69b『ぽっぷこぉーん』で頒布予定ですので、ご都合のつく方は是非手にとってくみてださいね(*´ω`*)
また、隣のブースは『クロックワイズ・メカニクス』という姉妹サークルで、山田えみるの獣人スチームパンクのコミカライズをしていただいています。よろしくお願いします!(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 21:53:56
10584文字
会話率:53%
リリリリリリ…
…もしもし。
それは暗がりの道端に、公園の木々の行列の間に、橋の下にこびりついた影の中に、ぽつんと浮かぶ箱。透明なアクリル板に囲まれて、ただ発信するだけの電話ボックス。でも、どこかに電話がかかってくる電話ボックスがあるという
。悩む人のみがそのドアに手をかけ、電話に出ることが出来る。今日も誰かがそのドアに手をかけたようだ。
第一回はイジメにあう二人の中学生。彼らはイジメをする側とされる側。正義漢でいじめられている楓太と、雰囲気に勝てないいじめっ子の由美。二人は思春期まっただ中、いろいろなことに躓きながら精一杯前を向いてもがく。そんな二人の前に一つの電話ボックスが現れた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 21:11:00
2802文字
会話率:20%
動物虐待を趣味に持つ男狭間はキメラを作り上げる少女生垣に出会う。
最終更新:2018-06-11 22:03:46
20843文字
会話率:21%
何のとりえもない男が橋の下の段ボールから聞こえた声、見捨てられない葛藤の中、段ボールを開けると・・・
初投稿です。拙く短いものですが楽しんでいただけると幸いです。
最終更新:2018-04-16 20:14:20
4055文字
会話率:42%
女子高生、多美子は叔母の家を飛び出して、援助交際で暮らしていました。でも、1ヶ月ぐらいの野宿生活で臭い匂いがし、買ってくれる男もなくなり、御園橋の下でホームレス生活をしています。ひもじさに耐えられず、何かないかと持っていたリュックをひっくり
返すと、ママの弟の住所と名前を書いた紙が出てきます。今は梅雨で、外は土砂降りの雨が降っています。空腹に耐えられない多美子は、なんとか自分の体を買ってもらって、食べ物をもらおうと雨の中出発します。ゆっくり時間をかけて伯父さんのアパートに到着。伯父さんは優しい人で、多美子にご飯を食べさせてくれましたが社畜メガネで、ぼっちでした。多美子と伯父さんの共同生活が始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 11:28:25
15710文字
会話率:28%
霧の立ち込める あの橋の下で
それはおとぎ話のようなひととき
キーワード:
最終更新:2017-09-06 22:16:05
414文字
会話率:0%
自分を変えたい、なんていう強い決意があったわけではない。
けれど、橋の下で暮らす「おっちゃん」のもつ技に引き込まれ、
少年はスリングショットを手にした。
ボーイ・ミーツ「達人」伝統の不可解な修行で急成長する少年を描く、
中島敦の「名人伝
」リメイクシリーズ。
「不射の射」を悟るとき、少年は大人への道を歩き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 19:17:27
22418文字
会話率:29%
趣味で小説を書いているぼくはいつも自分の部屋で小説を書いていた。そんなある日、気分転換に外で作業をしようと思い都会の
静かな場所を探しに家の周りを散歩していた。そんな時、電車が通る橋の下にある小さな公園を見つける。そこは電車の音や道路の音で
うるさい周りとは裏腹になぜかそこはとても静かで心地よいかぜがなびきとても静かな不思議な雰囲気のある場所だった。
そこには水色のワンピースを着た笑顔のきれいな女の子が公園にいて・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-14 16:04:52
13083文字
会話率:30%