借金を抱えた子爵家令嬢のカロラインは借金を肩代わりしてくれる結婚相手を探していた。爵位を継承できるカロラインであったが、それでも借金の額が大きすぎて、なかなか相手が見つからない。
諦め気分でいたある夜会で、従兄から商人のザガリーと引き合わ
された。ザガリーは平民であったが、王都でも勢力を増している商会長だ。貴族よりもよほどの財力がある。
借金の肩代わりをしてもらいたいカロラインと爵位を持つ妻を欲していたザガリー、二人にとってこの結婚は利益のあるものだった。
結婚したことで子爵家当主となったカロライン。母の実家である侯爵家の後見でお披露目を行うことに。ところが、母が現国王から下賜された首飾りが父親によって売り払われていた。その行方を追っているうちに、両親の秘密が明らかになって――。
◆◇◇
・ストックがある限り、8時と20時の一日二回更新します。途中で止まったらごめんなさい。
・ムーンライトでの「あなたの隣に」の改稿版となります。なろう向けに合わせてストーリーをかなり変更しています。もはや別物。
・感想欄は余力があれば完結後に一定期間、開ける予定でいます。
◆◇◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 20:00:00
94279文字
会話率:60%
6才になる子爵家令嬢のソフィーは、病気になった双子の弟ゾフィーの代わりに、シェルベルン王子の友人を作るためのお茶会に出席する。お菓子を食べているだけでいいと言われ、部屋の片隅でお城のお菓子を堪能していたら、いつの間にかゾフィーとして王子のお
友達になっていた。それから10年間、今日も王子は男装しているソフィーにべったりとくっついて本を読む。ソフィーはもう男の子のふりをするのは限界になっていて、本物のゾフィーと入れ替わりを考え始めるのだが、、、本当に入れ替わることはできるの!?
嘘をついていることに後ろめたさを感じながら、王子と離れがたくなっているソフィーと、ソフィー以外はどうでもいい王子の、なんだかんだイチャイチャしている物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 16:00:57
25263文字
会話率:51%
ある日、セイダン子爵家令嬢エミリィは、妹の婚約者(予定)であるロナルド・ケルシャー男爵の元を尋ねました。
彼女の妹のルーミィは、今、巷で大流行しているズルいズルい騒がしい令嬢。
姉のエミリィは、男爵に相談を持ちかけます。
「婚約者を取り
替えませんか?」
姉妹の婚約に関する物語です。ざまぁはありません。
気楽にお読みいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 21:32:48
9429文字
会話率:26%
横笛の『神童』と呼ばれるフリューレは、ガドーラ辺境伯の
推薦を貰いメナス王立楽士学院に入学試験を受けに王都に向かう。そこでレイブンス子爵家令嬢のマリーゼルと出会い、支援を受けて無事に学院の首席合格を果たす。
その後、学友のラスティアの幼馴染
みである冒険者ハーディーが持ち込んだ誰も吹けない『覚醒めの横笛』をフリューレは吹いてしまう。その時彼の手には他の誰も見えない横笛が出現する。その横笛は吹くと音色を聞いた魔物の魔石を直接砕くと言う伝説級の武器だった…。
そして、この笛がフリューレの人生をガラリと変えてゆくのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 10:45:06
27120文字
会話率:62%
「エリザベス! 貴様はこのか弱いミレーヌに嫌がらせを繰り返し…(中略)…貴様とは婚約は、今ここで破棄する!!」
「マイルズ様…」
ここはある王国の貴族と一部平民の通う学園。
その卒業パーティの真っ最中である。
突然始まった婚約破棄劇
場から少し離れ、デザートを楽しみながらマイルズ達に冷ややかな視線を投げる女性が二人。
「ねぇ…今って、私達の卒業パーティよね?」
「そうね」
男爵家令嬢キャシーと、子爵家令嬢のステラであった。
※婚約破棄劇場を見ながらモブ令嬢が会話しているお話です。恋愛要素は皆無です。
※前作とは一切関連はありません。メインタイトルが同じなだけのオムニバスと思っていただければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 15:12:17
4473文字
会話率:65%
子爵家令嬢のエレノアは、その出生が望まれたものではなかったため、家族から虐げられていた。
しかし、ある事故をきっかけに、彼女は子爵家の存続のために婿養子をとることになる。
もともと婚約者でもあり、エレノアも慕っていたコナーとの結婚。やっ
と幸せになれる。彼女はそう思っていた。
しかし、結婚後に、コナーが自分を妻として扱うつもりがないことを知った。それがわかっても、エレノアは彼の手を離すことができない。
実はコナーの周辺では不穏な事故が立て続けに起きており、世間ではその養父であるリフリー伯爵が裏で糸を引いていると専らの噂だった。
たしかに、コナーの両親が暴漢に襲われ、エレノアの家族も事故で亡くなっている。
たとえそれが仕組まれたものだとしても、その災難はエレノアにとっては都合がよく、コナーを繋ぎ止めるための手段として、彼女はかわいそうな娘を演じ続けことにした。
四話完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 08:14:58
14575文字
会話率:23%
ある日、社交界を賑わす噂の人物、成金伯爵アラン・ルソーが貧乏子爵家令嬢クロエ・ランベールを尋ねてくる。
不遜な態度の彼は、
「君はいくらで買える?」
と宣う。
クロエは面食らいつつも、生来のさっぱりした思考回路で、あっさり金貨百枚で己を売
る。
クロエは成金伯爵のアランを毛嫌いしているが、段々とアランの金を使った策略に絆されて行く。
アランは遠慮なく自分を詰るクロエにもっと詰れと詰め寄る変わり者。
そんな二人の毎日は意外にも笑いに溢れた暮らしだったのだ。
成金伯爵アランがクロエを見初めた理由とは?
愛は金貨で買えるのか?
※札束で頰を打つ様なヘンテコラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 07:19:14
79208文字
会話率:34%
パーティに出ていた子爵家令嬢コーネリアは、いきなり婚約者から破談を突き付けられる。理性的に処理しようとするが、やっぱりムカつく! 少しくらい仕返ししてもいいんじゃなかろうか?
ほんのちょっとした仕返しをしてみる令嬢のお話。
最終更新:2017-11-11 11:58:15
9952文字
会話率:48%
嘗て日本で生きていた記憶のある子爵家の令嬢の物語。
断片的な前世の記憶があるものの、あまりに断片的すぎた為自分に恐怖心を持つ。故に「普通」に固執しそれを隠しながら成長し王立学園に入学し貴族の令嬢として極々普通に生活していた。
ある時、学園に
途中から入学してきた女子生徒に襲い掛かられヒロイン宣言をされた…
過去に遡って子爵家令嬢の幼少時代のお話から入学までのお話、そして学園生活へ。
果たして、彼女の望む極々普通の学園生活は遅れるのか…
***
突然恋愛ものを描いてみたいと言う衝動に駆られ見切り発車。
大筋は決まっていますが、細かい所(各名称等)が決まってないので更新遅めです。
思ったより過去話が長くなっており、学園要素が現状1話のみとなっています…恋愛要素に至ってはホンワカした物以外は皆無状態です…。もうしばらく現状にお付き合いいただければと思います。
20話位で本編に戻りたい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-01 21:05:14
105553文字
会話率:56%
貧乏子爵家令嬢ラリサ・オボレンスキーの婚約者は、美貌の次期侯爵、アレクセイ・ツェルゲーエフ。アレクセイの気持ちが自分にない、と思い込んだラリサの暴走から始まるラブコメ。ハッピーエンドまでの二人の勘違いをお楽しみください。
最終更新:2017-09-19 16:05:17
9121文字
会話率:51%
日本で生きた記憶を持つ子爵家令嬢。侯爵家令嬢アンジェリーナと仲良くするため、様々な妨害を乗り越えて頑張ります。満を持して入学した魔術学院ではアンジェリーナの婚約者である王子が伯爵家の養女と…? 荒ぶるアンジェリーナ、そんなところも可愛いとに
やにやして見守る主人公。
かなり適当です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-06 23:27:05
14597文字
会話率:28%
悪い噂の絶えない伯爵家の若き当主と、その彼と強引に結婚させられることになった子爵家令嬢の話。
最終更新:2016-08-06 18:01:01
10607文字
会話率:26%
普段から何事にもやる気のない、超が付くほどのものぐさな伯爵ジェーダス。
顔良し家柄よし、にも関わらず女性との付き合いが面倒でいつまでも一人身の彼に痺れを切らし、なにかと見合い話を持ってくるうるさい外野を黙らせるため、結婚を決意するものの、彼
のお眼鏡にかなう女性はなかなかいないのが現実。
そんな中彼の理想を満たしていそうな人物に思い当った友人からその名を教えられる。彼女の名前はリリアン。貧乏子爵家で幼い弟に代わって領主の仕事をこなす一人の女性だった。興味をそそられたジェーダスはいつもの彼からは想像できない行動を取り……?
そんな、普段は省エネなものぐさ伯爵様と、真面目で領民想いの優しい貧乏子爵家令嬢が、少しずつ距離を詰めていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-28 06:00:00
52577文字
会話率:42%
子爵家令嬢である私、シャルロット・バーキン・オリヴァーは婚約者である侯爵家の跡取りルイス・ノア・クロフォード様に首ったけ。だけど、ルイス様は私のことがお嫌いのようです。
冷淡なルイス様とそれでもメロメロなシャルロットの悲恋?の話。
「シャル
ロット、私のどこが好きなんだ?」「秘密ですわ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 19:14:29
8926文字
会話率:49%
目つきが悪くメデューサ姫と陰口を叩かれる伯爵家令嬢『セレナ』に彼女の婚約者と最近、仲の良いと噂される子爵家令嬢の『クラニア』が声をかけます。
クラウゼ様との婚約破棄するように直談判をしに来たのだと思ったセレナですが、クラニアの口から出た
言葉はまさかの……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 22:36:54
3396文字
会話率:53%
子爵家令嬢、リーシェ・アルフェルトは『竜遣い』ーー簡単に言えば、生まれながらにして竜に好かれる者である。そんな、他の人からは羨望の視線を受ける彼女の日常を少し覗いてみよう。
最終更新:2015-05-21 19:07:08
2689文字
会話率:28%
テレストリアルマス王国にはとある噂が蔓延していた。『隣国が攻めてくるらしい』王国国立学院に通う病弱な子爵家令嬢ユリシラもその噂を耳にしていた。そんな彼女は……──。
最終更新:2015-05-01 18:08:20
3655文字
会話率:0%
精霊王が治め、人々がその恩恵を頼りに生きる世界。
子爵家令嬢アリシアは清い魂と慈愛深き心をもって精霊王たちや仲間たちの助けを得て、世界の敵である邪精霊を消し去り、欠いていた風の精霊王の位を受け継ぎ、世界は平和な時を迎えた。
これは、そんなハ
ッピーエンドな世界のその後の話。
『最後に笑うのは・・・』シリーズを纏めました。
短編では読みづらかったと思います。ありがとうございました。
5月1日、本編完結致しました。
これからは、気紛れにサイドやらその後を追加していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 17:36:33
70360文字
会話率:13%
精霊王が治め、人々がその恩恵を頼りに生きる世界。
子爵家令嬢アリシアは清い魂と慈愛深き心をもって精霊王たちや仲間たちの助けを得て、世界の敵である邪精霊を消し去り、欠いていた風の精霊王の位を受け継ぎ、世界は平和な時を迎えた。
これは、そんなハ
ッピーエンドな世界のその後の話。
連載に纏めました。
よろしければ、どうぞそちらで続きをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-30 21:43:39
3039文字
会話率:1%
「三度の食事よりも甘い物好き」の子爵家令嬢の青葉は、ある日訪れた菓子屋の店先で陸軍士官学校の制服を着た青年に声を掛けられる。それは女学校の学友と訪れる菓子屋で、最近よく見掛ける青年だった。
そして二人はとある菓子を共に探す事になり……
コバルト短編で「もう一歩」の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-01 22:29:50
10720文字
会話率:52%