ーーコレは、俺が異世界へ行く『前』の物語ーー
T県倉田市。高校生、斧田丈一は、薄暗く、細長く、複雑怪奇な地下で、怪物同士が戦う夢を見る。
怪訝に思いつつも、母、祖父と共に、家業である酪農の仕事を、少々人より多い腕力で、いつも通りにこな
す丈一。
幼馴染の養鶏場の跡取り娘、ボブカットと、ピンクのカーディガンを押し出すバストが特徴的な女子高生、戸松桜子と学校に行くと、そこでも睡魔に脅かされている生徒が頻発していた。
放課後、クラスメイトの美術部男子、玉野を上位カースト軍団の嫌がらせから助けた帰り道、街の人間までもが魘されている異常事態に、不安を募らせる丈一と桜子。
帰宅し、祖父が古い牛舎から帰って来ない事を案じ、桜子と共に向かえば、そこにあったのは地に埋め込まれたかの様なドア。
更に轟音がその下から響くと、唐突に開いたそれは、丈一を飲み込み、夢で見た空間、大迷宮、『ラビリンス』へと誘った。
現れる、山羊頭の巨人、バフォメット。
それを迎え撃たんとするのは、牛頭の巨人ーーーミノタウロスだった。
追い込まれるミノタウロス。苦悶の声が、祖父と重なる時、状況を把握した丈一は、助ける為に動き出すが、変身は解け、絶対絶命の危機に陥る、丈一と祖父。
それでも想う、『じいちゃんがミノタウロスなら、孫の俺もーーー』
乾坤一擲。地下迷宮を跋扈する怪物に、反撃の拳を打ち込んだのは、その腕力を完全に解き放った、雄々しい若牛だった。
祖父から明かされる、その身に宿る力と、与えられた使命。
使命だからか、責務だからか。それが、能動的なのか、受動的なのか、決められぬまま、ミノタウロスへと変身し、戦い続ける日々。
クラスメイトと関わる内に、戦いが守るべき日常とは何なのかを、考える丈一。
そして告げられた、幼馴染との、本当の関係。
現れる、最強の敵。
家族
友人
幼馴染
使命
雁字搦めの迷宮で、丈一が見つけ出した答えとは。
異世界は、ただ行きっぱなしという、訳にはいかない物語、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 17:00:00
65105文字
会話率:55%
王都の小さな薬屋で働くアネット・テオリーン、29歳。
彼女はある日、薬屋の跡取りであり婚約者でもあったクラースから「アネット、お前との婚約を破棄する! 薬屋もクビだ!」と告げられ、一方的に婚約破棄&クビを宣告される。
若くて美しい新人薬
師のシェスナが「お局のアネットが酷い虐め方をしてくるんです! 自分のエンチャントスキルは役に立たないくせに!」とクラースに取り入っており、同情した彼と浮気していたのだ。
全く身に覚えのない濡れ衣で、婚約者も仕事も全て失ったアネット。
才能的にも年齢的にも先のない彼女は「もう終わりだぁ!」と絶望するが――ふとしたきっかけで、とある男性と再会を果たす。
「キミ……もしかしてアネットかい?」
彼女が出会ったのは、なんと学園時代に片想いを抱いていたリクハルド・アールステッド侯爵だった。
リクハルドはアネットが薬屋をクビになり婚約も解消されたという話を聞くと、
「……アネット、僕に冒険者としてプロデュースされる気はないか?」
そう持ち掛ける。
実はリクハルドは、王都の地下に突如出現した『大迷宮』を攻略できる有能な冒険者を探している最中だったのだ。
彼はアネットの薬師としての知識、そしてエンチャントスキルが冒険者として非常に有用であると気付いたのである。
また難病を患ってしまったがために、自分では冒険ができないと悔しがるリクハルド。
そんな彼の話を聞いて――三十路手前のアネットは、これが人生最後のチャンスだと覚悟を決める。
「いいわ……こんな捨てられ薬師だけど、最後に一花咲かせてみせましょう!」
冒険者を始めたアネットは瞬く間に才能を開花させ、冒険者として大成していく。
一方、アネットを捨てた薬屋には大勢の人々が激怒して押しかけていた。
「アネットちゃんがクビとはどういうことじゃ! あの子が薬を作ってくれたから、ワシらは身体が元気になって病気も治ったんじゃぞ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 18:00:00
20572文字
会話率:37%
500年前、長きに渡る勇者と魔王の戦いに決着が付いた。
魔王が滅びるその瞬間、溢れ出た大量の魔力が大地を汚染し、世界最大の【迷宮】が発生した。
冒険者達は期待に胸を踊らせ、迷宮の奥へと攻略を進めたが、500年経ってもついぞ攻略することは出来
なかった。
この物語は、前人未到の大迷宮の攻略を夢見る、幼なじみ4人組が冒険者を目指す物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 22:33:49
44504文字
会話率:33%
個人で冒険者をしながら、学校に通っている高校二年生の楓宮 秋風は、担任教師の堂咲 碧花から地下迷宮探索ギルドに招待される。
他のギルドの招待には、学校を辞めないといけないという条件が有ったが、碧花から招待された地下迷宮探索ギルドには、
一切の条件が無かったので入って見ると、色々な事件に巻き込まれたり、最難関と呼ばれている地下迷宮をクリアしたりと中々の濃い人生を送る。
秋風は、表に出ることを避けるために、暗躍をしようとするが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 19:48:58
6191文字
会話率:60%
グランシュ王国の北の外れ、ハンの街。そこに存在する『グランシュ大迷宮』は魔物の巣窟であり、冒険者たちが日々訪れている場所である。
ソラはそんな大迷宮において、一風変わった仕事をしている少年。
その名も、『魔物売り』――人が乗るために調教する
魔物を、ダンジョンから生け捕って売る仕事である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 12:00:00
59452文字
会話率:51%
―――そこは人と魔が共存する世界。
人は己が覇権を取るべく同族とすら戦いに明け暮れていた。
そんな世界で二人の少女は己の目的の為に強力な僕を召喚しようと思ったのだが………現れたのは異世界の魔王。
召喚されたのは異世界の覇者。人の身で魔
王へと至り、人を超えた男だった。
魔族と人が争う世界に降り立つ魔王は二人の少女と共に踏破すればどんな願いも叶うという7つの大迷宮を巡る旅を始めた。
その中で少女達は少しずつ世界の真実に触れていく。
7つの迷宮。
異世界からきた勇者。
初代勇者の血を引く者。
―――そして、この世界にあるもの。
自らの目的と………
そして蘇ろうとしている魔神から世界を守るために。
少女達は武器を取る。
この物語は2人の少女と呼び出した最強魔王から始まった物語である。
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感想質問誤字脱字の指摘いつでも歓迎しております。
是非是非お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 06:00:00
1280215文字
会話率:44%
万能の魔法使いの少女ミーシャ。国々を練り歩きどこかに身を置くことにし、王国で宮廷魔術師の地位に就くことになったが初日で王国周辺に生息するモンスターの討伐隊支援役に任され、仕方なく務めてきたが二か月後に男達に何もやっていないと勘違いされ、そし
て流れるように宮廷魔術師を解雇され、更に王国を追放された。
絶望はしてないが、これからの事を考えながらトボトボと歩いていると冒険者ギルドの掲示板に難攻大迷宮の記事を見つけ、別に行く所のなかったのでひとまずそこへ向かう。
大迷宮内で出くわしたのは、丁度迷宮攻略をしていたパーティが強いモンスターに囲まれていた。
その状況でパーティがとった行動は一人の少女を囮にし、その場から逃げる作戦に出たようだが、モンスター側もバカではないので、完全に包囲された。
その時に痺れを切らしたミーシャがその間に現れ、魔術師とは思えないほどの身体能力で白の杖を一振りし、オークに負傷を与え、戦闘になり……。
置き去りの少女、魔術師であるリーネと会話していくうちにミーシャの過去の記憶が揺らぎ、勇者と魔王の時代が去り、変化した時代で新たな存在が動き出す!!
過去に関わった者達の心を継ぎ、我流を信じ、降りかかる理不尽を打ち砕き、無双する――!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 13:00:00
168161文字
会話率:34%
かつてタナカ・イチローはこの異世界パレードへと転生してきた。
それから十年。
この世界を巡り、国を救ったり魔王を倒したり大切な人を亡くしたりしたイチローは絶望した。
異世界なんてクソだ! 頼むからオレを元の世界に戻してくれ!
そう叫びながら、故郷への帰還を目的に旅を続けるイチロー。
それから十年。
この世界を巡り、国を滅ぼしたり魔王を助けたり生意気なガキを拾ったイチローは遂に異世界からの帰還を成就させる。
こうしてタナカ・イチローの異世界転生は終了した。
ただし転生者を失おうともパレードは続く。
遺された国々が、刻まれた足跡が、命ある人々が物語を紡ぎ続ける。
物語の続きはイチローが消えた地、グリント大迷宮八層に佇む一人の少年から再開される――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 19:08:46
120484文字
会話率:27%
現代世界に出現した迷宮と怪物と銃器と《魔術》。
そんな世界を描写するための習作です。
最終更新:2022-06-25 23:00:16
9399文字
会話率:32%
何処にでも居る平凡な高校生、安宅灰夢は幼なじみの■■■■と共に17歳の春を迎えていた。
だが平穏な日々は突如として終わりを迎えた!
2人は生贄として異世界の神に譲渡され、姿形を変えられてしまう…。
灰夢は大迷宮である地獄宮〜安らぎの時〜に
放逐され、
■■■■は愛玩用天使としてディスプレイされてしまう…
悠久の時を経て灰夢は邪龍と成る。
その眼には神々への憎悪を、その心には飽くなき破壊衝動を携えて…
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第1編 神狩 始動
■■■■■■■■■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 17:05:30
5147文字
会話率:33%
剣王ダンテは仲間であるマクベスの裏切りで大迷宮へ突き落とされる。憎しみ、生まれ変わってでも子孫に復讐する事を誓った彼はとある貴族の次男坊ウィルとして転生。
大賢者のひ孫であるシャンテはマクベスの子孫によって大迷宮へ追放され命からがら脱出を
果たす。記憶を失った彼女を保護したのはウィルであった。
復讐に燃えるウィルだがそそっかしいシャンテのせいでどうも復讐計画に集中できない。
果たしてウィルは復讐を成し遂げられるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 07:10:11
25316文字
会話率:35%
大迷宮。それは、数多の探索者を飲み込んできた魔窟である。これは、そんな大迷宮に、1人の少年が果敢に「あのぅ……」だーっ!! 今あらすじ語ってる途中でしょうが!! 「いや、突然語り出したら驚くじゃないですか……」
これは、なぜか地の文の声が
聞こえてしまう階層主と、地の文の戦い(?)である。
「戦ってませんけどね」
うるさい!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 17:43:33
3015文字
会話率:42%
東京に住む高校生、水前寺徹(すいぜんじ・とおる)は、ある日の午後、自宅の蛇口に吸い込まれた。流されて行き着いた先は、建物の上に水道管が張り巡らされている世界で、そこで出会ったエルダという人物によると、全ての人が水を自由に操る水操術という力
を持っているらしかった。
エルダは水操術の全てを知るために旅をしており、別世界から来たという徹にも興味を示して同行を促した。衣食住の安定も必要だったため徹はこれを承諾。エルダは水操術の全てを知るため、徹は元の世界に帰るため、2人の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 16:43:19
292361文字
会話率:57%
剣闘士エルはあらぬ罪により“迷宮流し”の罰が下された。
エルは悪魔巣食う大迷宮に装備無しで送り込まれる。無罪を勝ち取るために必要なのは迷宮を攻略すること。
エルは迷宮を攻略するため、同じく“迷宮流し”に遭った女退魔士ハーツに弟子入りする。
エルの目的は一つ。
無罪を勝ち取り、自分に冤罪を被せた男に“ざまぁ”することだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 19:09:38
64428文字
会話率:50%
人類にとって受難の時代であった。
200年周期で蘇る謎多き魔人の王・承認の魔人と5年に渡る戦いの末、遂に人類は魔王軍を居城に追い込んだ。
最後の決戦を前に戦意を高騰させる各国連合軍。そこに冷や水を浴びせる情報が舞い込んだ。
行方知れず
となっていた偉大な魔術師、元バハナスギャバン枢機卿ミカが世界最大人跡未踏の大迷宮に軍勢を率いて進軍したのだ。
その目的は人類誕生神話にある破壊の女神の復活である。
魔人王との決戦を前に戦力を割く決断を下した人類は6000の英傑を討伐軍として送り込む。
千里眼の指揮官レオン。
人類史上最強の戦士バリスタス。
神速の王子ヘンリー・サイア。
世界最高の炎使いにして一国の姫エルザ・サイア。
刃を生成する創造師アン。
この物語は人跡未踏の大迷宮における英雄たちの死闘を記録したサーガである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 18:13:58
111858文字
会話率:26%
ある日、神は世界各国に大迷宮を作り出し、人々に〈スキルカード〉を与えた。
日本大迷宮内部に設立された高天原学園。表向きは迷宮攻略を志す冒険者の育成を目的とした高等教育機関であるが、高天原学園には日本政府が隠匿する裏の顔があった。
とある
目的を胸に高天原学園に入学した新藤到(しんどう・いたる)は、入学式が終わって早々に学園の秘匿されていた内情を知る。
そこではスキルカード争奪戦が日常的に行われており、生徒たちは互いのスキルカードを賭けて日々争いあっていた。
スキルカードとは神から人に贈られた魂の写し身。スキルカードを所有するということは自身を所有するということであり、スキルカードが他人の手に渡るということは他者に自身を保有されるということ。
スキルカードを奪われれば絶対服従を強いられる。
生徒同士が互いの所有権を賭けて争いあう戦場。それが高天原学園が持つ裏の顔だったのだ。
否応なくスキルカードを賭けた〈決闘〉に巻き込まれる神道。
だが、彼の顔には笑みが浮かんでいた。
「学園に所属する生徒のスキルカードを全て集め、迷宮を攻略して神に謁見する。それが俺の目的だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 11:10:38
4066文字
会話率:45%
老人は魔力を渇望していた。しかし、その肉体には極小の魔力しか循環させることが叶わず
老人はこの世界では最も弱い存在であった。だが、魔法式構築の才能だけは他の追随を許さないほどのモノを持っていたのだ。この世界には超越者と呼ばれる13人の人間が
存在する。彼らが扱う魔法や身体強化の付与魔法はすべて老人が作ったものだった。しかし、老人はその魔法を行使できない。
あまりにも少なすぎた魔力量がそれを許さなかったのである。しかし老人は諦めなかった。
寿命が残りわずかという時期にようやくそれを完成したのである。
世界では禁止されている禁断の錬金術。人造人間ホムンクルスを、それは老人の魂を受け入れるために作られた完璧な肉体。老人は狂気じみた笑みを浮かべ魂の転移を始めるのであった。
しかし転移は落ち延びた魔王によって阻止され、魔王がかわりにその肉体をうばってしまう。
そして魔王の依代であった体に老人は囚われてしまう。魔王の依代、それは『犬』であった。
その日、魔王としての役割を押し付けられた老人は神々の使徒によって
魔王たちが集う、大迷宮……カオスに連行されるのだった。
これは神々が作りし大迷宮を5000人に及ぶ魔王たちと、別の迷宮で同時に迷宮攻略を行っている勇者たちのとの戦いの物語。ではなく、それらの背後で虎視眈々と魔力を追い求めた。ただの
『犬』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 23:00:00
34889文字
会話率:47%
数多の魔物が蔓延り、無数の罠が張り巡らされた巨大迷宮がある。危険に見合うだけの高価な財宝が眠る其処へ、一攫千金を夢見る命知らずな冒険者は挑戦を続けてきた。若き冒険者フユもまた、その1人。遺物弓というダンジョンで発見された武器を使い、仲間と出
会い共に困難を乗り越え、底深き未踏の超弩級ダンジョンを進む。彼等は深淵の果てに何を見るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 20:06:08
19560文字
会話率:38%
ここは迷宮都市グウェン。
人々は都市の中心、ヴォロータ大迷宮をそれぞれの目的の為に探索する……が、これはヴォロータ大迷宮を囲む塔の第9塔を収める引きこもりのお話である。
最終更新:2021-10-24 05:18:26
3912文字
会話率:34%
時はダンジョンが乱立する大迷宮時代。
それを運営するダンジョンマスターもまた、ダンジョンによって乱獲されていた。
風雪を凌ごうと洞窟へ入った没落貴族の娘チュチュも例外ではなく、気がつけばダンジョンマスターをやることに。
けれど、薄暗くて汚く
てすえた匂いがするダンジョンなんてもう古い。
これからは明るくて清潔でいい匂いがするダンジョンの時代が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 01:42:28
682254文字
会話率:40%