近所の山を散策していたハットリは、夜闇の中、しん君と名乗るキテレツな男に遭遇する。
興味しんしんでハットリにつきまとい、楽しげに話しかけるしん君だが、実はその正体は……。
最終更新:2021-08-28 18:00:00
4352文字
会話率:90%
警視庁捜査第一課の刑事、服部悠蔵(ゆうぞう)(27)巡査部長は、上司から突然〝火星行き〟を命じられる。火星連邦の七福(しちふく)地区にて、保安局の取締官に着任せよというのだが、それは表向きの話で、真の目的は火星で進行中のクーデター計画の阻止
だった。
悠蔵は母に別れを告げるため実家に戻ると、二十年前に失踪した父が遺したある巻物を手渡される。それは〝伊賀流忍術の虎の巻〟であり、先祖は伊賀流忍者の開祖で、悠蔵はその末裔だという。悠蔵は虎の巻を持ち、火星へ発った。
火星連邦保安局取締第三課を訪れると、サザエ・チャン課長やマルコ・ヴェッキオ、その他の仲間たちが出迎えた。悠蔵の当面の任務は違法滞在者オーバーステイヤーといって、悠蔵の任務は《人体改変禁止法》違反者の取締りである。自らの肉体を科学的に改変する者たちがおり、人体を遺伝的機械的に改変した場合、それは人体改変禁止法違反になる。
翌日早朝、官舎で目を覚ますと、隣に見知らぬ少女が寝ていた。悠蔵はびっくりして飛び起き、少女の素性を問いただすと、地下施設から逃げ出してきたという。仲間のほとんどは殺されたと言い、少女はかくまってほしいと懇願する。彼女には首の後ろの識別番号ICチップがなかった。いわゆる〝無登録〟であり、火星においてそれは絶対にあり得ないことだった。悠蔵は少女の話を信じ、部屋にかくまうことにする。聞けば、少女には名前すらない。悠蔵は〝サクラ〟と名付けてやる。
その日の午後、七福の辺境にて、〝無登録〟の少年少女らの遺体が発見されたとの連絡が入った。マルコとともに現場に駆けつけると、少年少女らの遺体には無数の傷痕が残っていた。悠蔵はそれが刀や手裏剣でつけられたものだと気づく。この火星には悠蔵の他にも忍者がいるのだ。
DNA解析によれば、惨殺された少年少女は、違法に遺伝子を改変してつくられた人工人間である可能性があるという。サクラもまた人工人間であると知りショックを受けるが、悠蔵はサクラを守り抜くと心に誓い、マルコとともに本事案の捜査に乗り出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 09:22:10
110783文字
会話率:44%
一つの出来事で世界の法則は変わる。ある事件をきっかけに人が魔法を使うようになった。そんな中みんなが通う学校はどうなっているのか。そしてその事件は一体どうなる?!
最終更新:2021-07-21 21:00:00
1933文字
会話率:23%
修学旅行の帰りに深い谷に落ちていったはずが異世界に‼︎“クラスで異世界転移”するお話です!
最終更新:2019-07-13 00:00:28
249文字
会話率:67%
誠二郎に縛り上げられた庄助だが、安五郎は、誠二郎と示し合わせたようではない。安五郎は、誠二郎に探りを入れるような口ぶりだ。
庄助は、二人の会話の中に、誠二郎の素性を知る。誠二郎は拝田の神隠しに加わっていた。その子供らが消えたと誠二郎は言い、
何としても子供らを取り戻したいと言う。
あんたとの相方仕事は終わった、そんな話は昭暝に聞けと、安五郎は言う。何度出向いても昭暝には会えない。だから、あんたに頼みに来たのだという誠二郎に、着いてこいと安五郎は言って、庄助の脇に積まれた座布団に火を放った。
もうだめだと諦めかけた庄助に、玉助が助けに来る。庄助は、玉助のまだら技によって、朝熊山に辿り着く。
不意な攻撃によって、玉助が倒れ、庄助は必死に安五郎の攻撃を避ける。だが、安五郎は手練れだ。間一髪のところを、何者かが襟首を掴んで引っ張り上げた。死んだはずの素間が生きていた事実に、庄助は涙を流す。
死んだと思った玉助から、昭暝は誠二郎を殺るつもりだと知る。素間の調べに拠れば、昭暝は伊賀者であり、伊賀の後継者不足に、神隠しを企んだのだ。誠二郎の相方のふりをして、神隠しの童をそのまま横取りするつもりだ。
こんどは、木隠れの術で身を隠した素間と庄助は、安五郎と、誠二郎のやりとりを盗み聞く。誠二郎は、国元の若君のため、拝田の童に代理水垢離をする予定で、童らを集めたのであった。もちろん、水垢離が済めば村に返すつもりだ。そして、昭暝は朝熊山に探し物があり、それは素間と関わり深いものだと知る。
童の居所は知っている、取引をしようと誠二郎に持ちかける安五郎に、誠二郎は断ると言い放つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 16:21:15
15709文字
会話率:38%
千葉県肘川市に存在する機密機関IGA。
それは、その名の通り伊賀忍者をルーツとする組織である。
今回そんな組織の局員が新たに察知した、肘川市の異変は……市内に生息していない鳥獣の出現?
果たして、肘川でいったい何が起こっているの
か。
元殺し屋の探偵でもある男・田井中と、紆余曲折あり彼の弟子となった謎の青年・椎名もIGAメンバーに加わり……今、肘川市を舞台に壮大な大捕物が始まる!?
この作品は「N7783FL」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 09:00:00
148465文字
会話率:32%
腐女子だった高校生。
気づけば伊賀忍者(男)に生まれ変わっていた。
忍者として、自分の生き方を考えていた。
そんな時、周囲のイケメンっぷりに気が付いたのだった!!
この作品はpixivにも掲載しています。
腐女子発言はありますが、BLで
はありません。
ですが、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 17:03:01
9115文字
会話率:31%
俺の名は『山中斑《やまなかまだら》』特別特徴があるワケでも無い顔も成績も並、運動神経もそこそこの自他共に認める平凡な高校生なのだが、最近非常に気になる事がある。それはいつも教室の隅で本を読んでいる大人しめの文学少女っぽい三つ編み眼鏡の『服部
紅刃《はっとりくれは》』さんの存在だ。
ひっそりと目立つ事が無い彼女だけど、少し接触があってからスバラシイポテンシャルを持っていて、同時に見た目より遥かに強く芯のある心を垣間見て、ドンドンと彼女にひかれて行く事に……。
しかしそんな彼女のには公にされない秘密があった。それは俺の家とも無関係な事では無い現代にも残る妖魔撃退のお役目を担う『忍』としての秘密であり……。そんな危険な任務を担うのは彼女だけではなく実の姉『山中朱鳥《やまなかあすか》』も関わっていて…………。
退魔を生業にする現存の忍者と、それを陰から支える主人公の物語、宜しければご一読願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 10:33:43
15488文字
会話率:34%
酔った勢いで書いてみました。
異論は認めます!
最終更新:2021-03-18 01:34:45
2751文字
会話率:17%
体質的な問題で不意に鼻血が出てしまう佐島(さとう)は、そのせいでなかなか学校生活に馴染めずにいた。そんな中、罰ゲームという名目で後輩にちょっかいを掛けてしまった須々木(すずき)という2個上の3年の学生と望まれない関わりを持ってしまう。性格も
真逆、相容れないふたりが織りなす、不思議なスクールストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 12:00:00
24850文字
会話率:60%
昔、風魔の国と伊賀の国の間で大きな戦があった。長きにわたったその戦は、風悪の国の勝利で終わり
、伊賀の国は風悪の国に占領されたと思われた。しかし、伊賀の国をとり戻すべく立ち上がった一人の侍がいた。忍ばかりが参加した戦場で。その侍は夜の闇をも
のともせず、風魔の忍へと立ち向かい、どこからともなく自分に、向けられるクナイや手裏剣を弾き返し、圧倒的な強さで敵を斬り倒して行っく。その洗練された剣技に敵も見方も恐れおののくいた。
虎の如く暗闇に巣くい、その恐ろしい爪で人の命を奪いとって行くその少年を、人は、白虎の侍と呼んだ・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 09:00:00
37253文字
会話率:52%
普通の男子高校生、桐山忠国が飛ばされたのは魔王に支配された戦国時代!? はたして、忠国は平和な世を取り戻すことはできるのか!?
最終更新:2021-01-24 23:05:04
2269文字
会話率:68%
伊賀俊二は、「センテナリアン」100才でなくなった小説家の構想を小説に、まとめる仕事を与えられた。その100歳近い、倉木虎三先生は、偏屈な頑固者で、彼の走り書きの文章をまとめるのは、大変。そこで倉木の家に住み込み生活を共にした。ところが、先
生は、やがて、冬の朝の散歩で脳溢血で亡くなった。その後、伊賀が、1年かけて小説に仕立てた。先生の遺言で遺産の半分と小説の印税と先生の目黒の家をもらった。しかし、その後、伊賀は、悪夢に、うなされ体調を崩した。ある日、ついにたまらず、出版社を退職。悪夢から逃れるため、いろんなことをするが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 08:00:00
96232文字
会話率:29%
伊賀衆の末端、西一族の頭目の家には囚われの少年がいた。優秀なくノ一の息子だったが、オッドアイである事で郷では役立たずと忌み嫌われていた。更に母親も早くに亡くし、頭目に引き取られたのだった。
不正行為を行っていた頭目の処分として一族郎党
皆殺しする為にやって来ていた神部太郎小南によって虐待生活を耐え抜いた少年は救い出されるのだった。
これは著者次回作の『伊勢乃新九郎物語』に登場する風間小太郎の幼少期の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 23:18:29
911文字
会話率:45%
俺の名は佐藤。
ここは務めている会社「伊賀アニメーション」映像制作をしているどこにでもある零細ブラック企業だ。
過剰労働が災いし従業員が立て続けに退職。残ったのが使えない社長を含めて3人になった。
いつ過労死してもおかしくない
。正直こんな会社無くなってしまえと思っていた。
そんな当社に変なやつが面接に来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 12:05:34
1000文字
会話率:49%
伊賀の「くの一」美久を見守る、恋慕の眼差し
最終更新:2020-10-17 02:52:29
2660文字
会話率:15%
伊賀修二を始めとするゲーム研究部の5人は、『デス・アライザ』と呼ばれるオンラインゲームの世界に迷い込んでしまった。だがそこは、ヴァーチャルのようでそうではない。時間が経てば空腹になるし、怪我もするし、命すら落としてしまう。そして二度と戻る
ことはできない。そこは紛れもなくゲームのような現実だった。
この世界の事を、自殺サイトの延長だと称する者もいる。何故なら大抵死ねるようにできているからだ。
※)以前公開していた作品になります。
オーバーラップ小説大賞にて、2次で落選しましたので、再びアップします。
何卒宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 14:24:39
139627文字
会話率:44%
※なろうに実在のユーザーが登場する、とある架空の物語です。
ご本人の了解は得ておりますが、実在の人物とは全くの別物です。
特に興味のない方はブラウザバックをお勧めします。
伊賀海栗がヤバイ。
友人のよしあきから連絡を受け、花水
木は山を降りた。
伊賀海栗がネットでの誹謗中傷に悩んでいたことを知り、その伊賀海栗あての書き込みを確認した花水木は、要所要所で出てくる「つこさん。」と名乗る人物に気づく。
その投稿をたどると、まるで伊賀海栗を破滅へと誘導しているようだった。
この人が伊賀海栗を追い詰めた張本人。
そう感じた花水木は、よしあきとともに「つこさん。」が住む街へ行く。そして「つこさん。」と出会い、自分がはめられたことに気づく。
「面白い小説」を求めるあまり、作者を破滅へと追い込んでいく「つこさん。」
花水木は彼女を止めるべく、「つこさん。」に戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 15:42:13
99949文字
会話率:52%
それは、恋にもならなかった、淡い想い。
大学受験に失敗し、無為の日々を過ごしていた毅(たけし)は、インドから来た留学生・ガウリカに出会った。
詩を愛し、俳句を研究するために日本へ来たガウリカ。交流を重ねる中で、お互いに魅せられていく二人。
だが毅は、従姉の若菜(わかな)に厳しい言葉を浴びせられ、淡い想いに蓋をした。
そして、会わぬまま五カ月がたち、ガウリカの帰国まで一か月余りとなったある日。
毅は、久しぶりに会ったガウリカに、彼女の想いを伝えられるのだった。
※この小説は、伊賀海栗さん主催の「インド人とウニ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 13:00:00
12912文字
会話率:48%
大阪の伊賀上財閥の跡取息子の御曹子サトシとその執事の掛け合い。
最終更新:2020-08-13 16:25:25
1034文字
会話率:0%
現代社会・日本育ちの猛烈系ふくよか女子である米豪俵(こめごうだわら) ドス子が、無人島で逆ハーレム生活を築く悪役令嬢になるために、異世界に行って現地の国の皇太子に婚約破棄してもらおうと襲撃するお話。
※本作は、伊賀海栗さんの『無人島へ
追放された悪役令嬢はモフモフに囲まれ悠々自適な生活を送る』(N1456FQ)という作品をもとに、作者である伊賀海栗さんに許可を頂いて執筆しました。
許可をくださった伊賀海栗さん、本当にありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 00:15:15
3251文字
会話率:31%
7月20日・土曜日――滋賀県・彦根市。
この日この場所において、『インド人とウニ』企画の受賞式が執り行われようとしていた。
開会まで時間が差し迫っているにも関わらず、主催者の"伊賀海栗"氏が来ていない事に疑問を
感じつつも、『誰が最優秀賞を授与するのか?』と
いった話題で盛り上がる企画参加者達。
だが、そのような穏やかな時間を過ごす企画参加者達に、今大いなる危機が迫るッ――!!
果たして、企画参加者達は無事に『インド人とウニ』企画を成功させる事が出来るのか!?
……今、運命の物語が幕を開くッ――!!!!
※企画参加作品です。
以下詳細です。
伊賀海栗様企画です。
企画キーワード(タグ):インド人とウニ企画
テーマ:「インド人」と「ウニ」の重苦キュンキュン
規定:
・おひとり様1作品(えっ複数がいいって? いいぜ……やるって言うなら相手になる)
・「インド人」と「ウニ」を用いる
・重苦しいと嬉しい(そうでなくてもOK)
・さらにキュンキュンできると嬉しい(そうでなくてもOK)
・文字数の定めなし
・短編でも連載でもOK(連載できんのこれ?)
・キーワード欄に上記企画タグを設定
・あらすじ欄に本企画参加作品であることを明記すると恥ずかしくない
参加方法:こちらに参加表明後にご投稿ください。
投稿期間:本日より20日でいける?(ご教示ください)
20日間でOKなら7月15日(火)マデ!
その他:
・特に表彰とかありません!
・楽しみたい!
・評価、ブクマ等のポイント関連の不正はないよーにしましょうー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 20:32:09
8274文字
会話率:29%
伊賀谷高校(いがたにこうこう)の入学式当日。
めでたい日に、国近 大河(くにちか たいが)は、もしも退学したら、死亡だと宣告される。実母に。
ブラック校則の多い伊賀谷高校で、大河の学生生活が、今始まる。
最終更新:2020-04-07 21:00:00
116064文字
会話率:52%