調合師見習いのマルクは、効果がほとんどないポーションを作る落ちこぼれだった。そんな中でも、シグマ先生はマルクを「なんかあるんだよな」と思いながら、面倒を見ていた。しかし、それでもマルクの芽は伸びない。そのまま卒業試験に突入するがシグマ先生は
とある人物を紹介してくれて……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-05 16:26:00
5402文字
会話率:27%
高校3年生の榊原(さかきばら)陽(ひ)葵(なた)は生まれも育ちも東京。学校は小学校から高校までの一貫校で生徒が入れ替わることはほとんどない。入学したての頃は楽しかった学校も、友達とよく遊んだ公園も、サッカーをよくしていた校庭も、中学生になっ
て遊びに行くようになったゲームセンターさえも何も変わらない。毎日がつまらなくて友達といることが苦痛なわけではない。ただ、閉鎖された自分の世界は、どこか退屈で、息苦しかった。そう感じていた高校3年生の5月の終わり頃、季節外れの転校生がやってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:32:57
990文字
会話率:53%
縦書き推奨
ボクに夢を叶える力はない。
わかっていたことだ。
生まれた時からわかっていたことなのに……。
魔力のほとんどないボクなんかが、魔導師になりたいなんて、思っちゃいけなかったんだ。
ボクは魔導王国の王都をあとにする。
魔導学園を卒
業し、就職するのは、西の大都市ガーバートの大図書館。
そこで司書をすることになった僕は、1冊の魔導書に住む守護霊獣と出会う。
大切な友に。
もう一度ボクと一緒に生涯の夢を追ってくれる、かけがえのない友にであう。
止まっていた時が……いま動き出す。
1人称スタイルをとり、語り部をその都度変更していく物語です。
語り部の変更はわかりやすくしておりますが、物語の終幕まで語り部の統一を望まれる方は避けていただけると幸いです。
さらに小説は人間ドラマと考えておりますので、若干ではありますが性的な表現も混ざる箇所があるかと思います。
ご了承ください。
基本的には文庫本を意識して書いております。お読みになる際は、縦読みを選ばれた方が見やすいかもしれません。
それでは読者の皆様に優しい魔導書の導きがありますように……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 13:00:00
221024文字
会話率:42%
現代から異世界に飛ばされたユズは、以前の記憶がほとんどない。
お城の台所のお手伝いとして働き始めるが、なぜかうっかり冷酷王専用にされてしまう。
誰もが恐れる王なのに、ユズは王のことが可愛くて仕方がない。
その理由は…⁈
最終更新:2024-03-21 13:03:41
6566文字
会話率:32%
ゲーム感覚で一攫千金。
こんな怪しい謳い文句に関わらず、それに釣られて探索者稼業は大流行。
人々は新しい資源を求めてモンスターの巣窟であるダンジョンに潜入、また潜入させる時代へと突入していた。
そしてこの物語の主人公、音無恭也も
また探索者となってダンジョンで生活資金を稼いでいた、のだが……。
「……。はぁ。まさかもっとひどい日常があるなんてな」
恭也に与えられたユニークスキル、『固定ダメージ攻撃』はモンスターに与えられるダメージが何をやっても変動しないもので、3週間経っても雑魚モンスターの代表であるスライムを倒すには至っていなかった。
それならば、と恭也は非常に硬く、加工もできない、何かしらの効果もない、ただそんな価値がほとんどない代わりに採取場所を取り合うことがなく、比較的簡単に手に入る『魔石』を売ることによって生活。
毎日毎日ただ魔石を採掘するだけの日々を送るしかない状況に陥り、恭也は探索者稼業に絶望感を抱いていた。
そんなある日、今までモンスターが入り込んだことが一度もなかった採掘場に一匹のスライムが現れ、恭也は死の間際まで追い込まれる。
だが幸か不幸か恭也は死にたくない一心で売り物である魔石を放り……破壊。
それは固定ダメージ攻撃というスキルを持った恭也だからこそできた芸当であり……。
ステータス上に表示される探索者とは別の、ダンジョン内における戦闘職業の一つである『魔石破壊者(マセキブレイカー)』というレア職業に就くための唯一の方法だった。
これはそうして魔石ブレイカーというダンジョンにおいてはバランスブレイカーと言っても過言ではない職業に就いた主人公が成り上がる物語。 この物語はそうして魔石ブレイカーというダンジョンにおいてはバランスブレイカーと言っても過言ではない職業に就いた主人公が成り上がるお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 07:03:02
49151文字
会話率:43%
親父と別れた母親についてきた俺。
俺が働くようになって数年が経ち、近頃は家でも顔を合わすことすらほとんどないー。
今日も深夜まで仕事をして帰宅した俺は、思わぬところから、オフクロのことを想う。
ふとした日常にしたためられた母と子の絆に光を当
てる連作短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 21:11:58
1727文字
会話率:3%
事故でみなしごとなり、親戚の無花果家に居候する私。従姉妹の魔莉亜は魔力のほとんどない私を見下して使用人のように扱うけれど、亡くなったお母様の言いつけを守って波風立てないように耐え忍んできた。本当の"力"を隠して、運命の人
が迎えにくることを信じて。
ある日、帝国特殊部隊から紳士な軍人さんが婚約者を探しに無花果家へと来る。てっきり魔莉亜を婚約者にするのだと思っていたら、なぜか軍人さんは私を婚約者にしたいのだと言って柔らかく笑い──
「運命の人だなんて、本当に信じてたのかよ? とんだ甘ったれだなァ?」
なんて豹変したのである。
なんちゃって和風ファンタジーです。バトルがほんのちょっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 23:17:18
10171文字
会話率:40%
刑事事件の裁判には“疑わしきは罰せず”という原則があります。これは、公権力という強すぎる力をコントロールする為の制約だと言えるでしょう。
ところが、現在社会では、巨大な影響力を持っているにも拘わらず、このような制約がほとんどない力が世の中に
は存在しているのです。法的手段を介さず、規範から逸脱した者に対して制裁を行う…… いわゆる“社会的制裁”ですね。
そして、雑誌社はこの社会的制裁を引き起こす力を持ってしまっています。
現在、松本人志さんの性加害疑惑が話題になっていますが、これは単なる芸能人のスキャンダルという枠で捉えるべきではなく、「社会的制裁をどう抑えるのか?」というテーマから考えるべき問題です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 20:34:51
5984文字
会話率:3%
会社の同僚の井野は、色気がほとんどない。そんな彼女がある日、化粧をしてきた。誰かと付き合い始めたのかと思ったのだが、どうやら違うらしい……
最終更新:2017-02-04 11:58:25
2080文字
会話率:30%
本作はコミュ障で陰キャな美少女JKなろう作家である私こと中 卯月(なか うづき)ちゃんが、対人関係や執筆活動に奮闘する様子を描いたドキュメンタリー風(?)小説です。
友情(あったらいいな)、恋愛(してぇな)……そして、なろう作家として成功
(できたらいいな)するまでの過程を書きてぇなぁ……書きてぇよ……。
※念のためガールズラブ要素ありにしてますが、それ系の話はほとんどないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 21:29:28
171004文字
会話率:40%
魔力値がほぼゼロのエルト
彼は魔道学園に通っていたが魔力値がほとんどないことが仇となり学園ランキングは最下位だった
教師や生徒たちからも目を付けられ、彼らからいじめを受けて半年で退学となった
自分は何もしていないと分かっていながら
1か月
が過ぎたある日
エルトは王都で暴走する馬車をたった一人で止めて大けがを負ってしまう
馬車に乗っていたのは学園でトップ5と呼ばれていた各国の姫たちだったのだ
この事件を機に姫たちはエルトの優しい心に触れ、やがてはエルトを守ると5人で誓い合い、学園側も彼の力を評価するようになる
エルトも、姫たちのいる国の問題等に巻き込まれていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 23:03:36
266934文字
会話率:67%
偉い人「今日から最低時給を500円に引き下げます! 代わりに労働時間を16時間労働しても良くなります。沢山働きたい人は働けますし、空き時間がほとんどないので、皆お金を貯めることができるね! やったね!」
最終更新:2023-10-14 20:00:00
1939文字
会話率:21%
幼い頃から生き抜くために努力をし続けてきた主人公は、ある日、貴族の女の子の護衛を依頼される。そこで出会った美丈夫な男性に求愛(求婚?)されるも、恋愛経験がほとんどないため本気にしていない。人との関りを極力避けてきた少女と恋愛初心者少女に振り
回される青年の物語、開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:01:46
6871文字
会話率:42%
「世の中にはこんな言葉が存在します」
黒髪の女が言う。
「号泣するほどの感動は、誰かの死があることによりうみだされる。もう一つ紹介しますと、素敵なハッピーエンドや純情な愛は誰かの犠牲の下に成り立っている。」
……それらは本当に正しいので
しょうか。
「人間でない私には、少し難しいようです」
「それはそうだろうね。君にはこの言葉の素晴らしさは微塵も理解できないだろう」
何処からともなく現れた道化師が言った。
「素晴らしさはわかっていますよ。英雄の死。恋慕った愛人の死。それはとても美しいと思います。しかし、人が死なずとも美しいものが作れると思うのですが?」
「確かに作れるが価値がほとんどないだろう?それに比べて、死による感動は、例えるとダイヤモンドと同価値だ」
「そんなに疑うのであれば、一つ見せてあげようか。とびっきりの美しい作品を」
そこから物語が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 04:10:35
2494文字
会話率:29%
私は小学3年生だった時の同じクラスの上野さんの記憶がほとんどない!
最終更新:2023-08-05 03:00:00
1498文字
会話率:76%
一つの事だけが“原因”という事はほとんどないと思う!(笑)
キーワード:
最終更新:2022-09-22 19:38:48
841文字
会話率:9%
開かずの踏切の前に他の人に見えない女がいるよ!
僕の名前は、『川縁 俊希』13歳、中学一年生だ!
僕には霊感が、ほとんどないのに、、、。
僕の家族は、僕以外みんな霊感が強いんだよ。
最終更新:2019-11-14 03:00:00
1349文字
会話率:16%
エルフの国「フォーレ王国」の第一王女として生まれた私こと、ユーリャ・フォーレ。実は前世の人格を持っていた! 家族や周りの人には隠しているけどね。でも人格だけ持っていて、記憶はほとんどない。気を抜いたら身体の年齢に合っていないような言動をして
しまいそうでヒヤヒヤしています! ……まあ、少しやらかしてそれもすぐに終わったのだけれど。
この世界には謎がたくさん⁈ 色々な出来事もありながら、楽しく毎日を過ごしています!
フォーレ王国第一王女ユーリャ・フォーレの成長物語、いざ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:30:04
14907文字
会話率:59%
ボクシングの知識がほとんどない者が書いたボクシングの話です。
最終更新:2023-07-22 23:00:00
163249文字
会話率:57%
自分の命の恩人にお礼を言うことができずに、寿命を迎えてしまった……
しかし諦めきれない!どんな存在に生まれ変わってでも絶対に探し出して見せる!
そして転生したら……ファンタジー世界の精霊になっていた!?
自らの戦車整備、開発経験と精霊
の特性を駆使して恩人を探す冒険活劇!
になるといいなぁ()
戦車タグはつけてますが、序盤は戦車は出ません。
R15は付けてるけど叡智なシーンはほとんどない!はず!
投稿は不定期になりますが、できるだけ週に1回は出したいなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 07:00:00
39133文字
会話率:60%
クララは未婚の公爵家の令嬢から産み落とされ、その姉家族の伯爵家にあずけられた。姉妹の仲が険悪だったことと、クララの出生に問題があったせいで虐げられる毎日。
他人との交流がほとんどないまま、十五歳になったころ、月精霊の加護持ちということで精
霊宮で祈りを捧げる「七妃」という大役のひとりに選ばれてしまう。
クララは、いずれ評判のよくない貴族に嫌がらせで嫁がされることを知っていた。そのため、精霊宮で自分の居場所ができることを喜ぶ。
ところが、精霊宮に入った当日、何者かに雪降る冷たい泉に突き落とされ、命を落とすことに。
一度は絶命したものの、その泉で暮らし暇をもて余していた女神様に助けられ、ハイスペックな身体をもらって息をふき返した。
その後、クララが命を狙われていたのは、月精霊の加護を我がものにしようとしている王妃であることを知る。
精霊宮にいる他の六人とその精霊も狙われていることがわかり、どうにかしてその暴挙を止めようと考えるが、王宮で王妃を糾弾する力がないクララ。しかも、精霊宮では誰が王妃と繋がっているかわからない。
「そうだ、王太子殿下に真実を告げて味方になってもらおう」
そう考え、王太子から信頼されることを目指すことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 14:15:53
114863文字
会話率:48%
ゴールデンウィーク明けの登校日。
高校二年生の水澄(みすみ)乙葉(おとは)がコンビニで昼ごはんを買おうと寄り道していると、同じ高校の制服を着た銀髪の女の子がチャラ男二人から悪質なナンパに遭っているのを目撃した。
面倒事を嫌う乙葉はただのナ
ンパなら見過ごしたが、さすがに悪質過ぎるナンパを見て警察に連絡する。
敢えてチャラ男二人に聞こえるように話せば、どこかに立ち去ってくれるだろうと思い、大声で話すのだが……逆上したチャラ男二人によって、乙葉はリンチに遭ってしまった。
意識を失い、次に目を覚ましたのは病院のベッドの上。
そこには自分の妹と、結果的にナンパから助けた銀髪の女の子、天津川(あまつがわ)友奈(ゆうな)がいて―――
これは訳あって一人でいることを好む乙葉が、学校のマドンナに幸せにされる話。
※こちらは別作品のリメイク版です。そちらでは下手なシリアスを書いて失敗したので、こちらでは甘々な物語にします。
主人公の暗めの過去があるくらいで、胸糞はほとんどないです。糖分過多で送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 16:17:15
9194文字
会話率:52%
全ての人間には、限りなく薄い勇者の血が流れている。
しかし薄まりすぎてその力を覚醒させることはほとんどない。
勇者血率世界最高の18.75%、今世界で最も勇者に限りなく近い存在であるお嬢さま。
そんなお嬢さまを狙って、魔王軍の刺客が現れる
。
奮闘するも多勢に無勢でピンチに陥るお嬢さま。
そんな時、勇者血率0.0002%のドジなメイドはお嬢さまを守るため、勇者の力を覚醒させる。
今ここに、メイドの勇者が爆誕する。
お嬢さまとメイドの百合です。お互いちょっとだけ拗らせ気味。
お屋敷から旅立って最後は2人で魔王を倒します。
連載形式ですがぴったり12000文字の短編です。
全7話
1~5話はお嬢さま視点で、5~7話はメイド視点です。
ですが時系列はそのまま進むので、2人の心情を見るものと思ってあまり気にせずお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 13:39:23
16549文字
会話率:37%