【ひとことあらすじ】無能とのことで幼馴染み「勇者」らに切り捨てられた「人形つかい」がその後本来の力を発揮して新天地で生き始めるお話。【詳しめあらすじ】ローン・パイルールは神託の儀により「人形つかい」という権能を授かった。奇しくもその村では同
一年代に「勇者」「賢者」「パラディン」「聖女」の権能を授かったものが存在し、ローンはその四人にねじ込まれる形で魔王討伐の旅へと向かう。旅の末、魔王との決戦前夜。ローンは力をつけた四人より足手まといとされ、切り捨てられる。何とか生き残ったローン、魔王討伐の目的を失うも育てのじいちゃんの言伝もあって魔王城へ向かう。それは新たな人生の始まりであった。一方、足手まといを切り捨ててパワーアップしたはずの四人。実はその四人の力は「人形つかい」ローンのアシストがあってこそのものであった。強力なアシストを失った状態で魔王軍と対峙した四人は……
<カクヨムにも投稿しています>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 18:00:00
21176文字
会話率:28%
日課のランニングから帰ると、それに気づく。
真っ黒な地面の上で何か白いモノがうねうねしている。
「何だろ……?」
気になった私は、その場にしゃがむ。
小さめの白い幼虫が地面で悶え苦しんでいた。
その表面には小さなアリが6匹ほど。
幼虫は彼らに噛まれていた。
私は人の目を気にすることなくその場で観察し続けた。
(これは助からないな……)
私は幼虫が死ぬまで、それがどんな反応を見せるのか気になった。
変なことをしているな、とは思った。
それに、
残酷なことをしているな、とも感じた。
私の入っていた部の顧問のひとことが脳内に浮かんだ。
「苦しんでいるなら踏みつけて殺してしまえ」
虫のためだ、とのことだった。
私は観察しているだけで、踏みつけなかった。
私は苦しんでいるのを興味深く見ているだけで、
幼虫を助けなかったわけだ。
しばらく観察を続けた。
その体に赤い、長くて細い線が2本くらい出始めたところで、(表皮が顎によって裂かれたのだろう)
私は観察をやめた。
生物が死ぬまでの苦しみのプロセスに興味を持つ。
靴が汚れるのを嫌がって、
幼虫を踏みつけずに観察を続ける。
その死のシーンに飽きて家に帰る。
主語は全部、私。
残酷な私。
そんな私が創り出した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 07:08:57
5254文字
会話率:34%
「わたしを誘拐して」――すべては、王女のそのひとことから始まった。
アルフレッド・ティンバーリアは、城で働く優秀な科学者だ。彼は孤児で、5歳のときに捨てられていたのを、国王によって保護されたという過去を持つ。
その国王が亡くなってから、2
年。アルフレッドは、ある日突然、国王の娘である幼なじみのリサ王女に「誘拐して」と頼まれる。普段は大人しくて控えめなリサの真の望みは、「女王となり、王家に隠された真実を解き明かしたい」というものだった。
リサの勢いにおされ、アルフレッドは彼女を連れ出し城を出る。その旅先で、彼の「両親」だと名乗る二人の男女に偶然出会う――。
アルフレッドの出生の秘密と、王家の秘密。
これらが明らかになり絡み合うとき、彼はとある残酷な選択を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 18:23:54
101296文字
会話率:33%
「結婚しないか」
全てはこのひとことから始まった
ある日特に特別な関係ではない、ただよく一緒にいるだけの男に突如言われた想定外のその言葉。
主人公、美月花(みつか)はその男、桐人(きりひと)の提案に乗ることにした。
桐人
は裕福な家庭の育ちで自身も会社を経営する切れ者。
しかし常に無表情で何を考えているかわからない。
美月花は普通の家庭で育った小説家。
しかししたたかで人間観察が得意な策略家。
これはそんな二人の周りで起こる奇妙な人間模様観察録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 23:00:00
18225文字
会話率:47%
エクセルマクロができるからって私がIT責任者!?
AIで働き方改革!? そんなの絶対……えっ? うそ、できちゃった!?
社内改革を推し進める、一人の女性とAIの近未来バディ物です。
鬱屈した毎日。社内カースト万年下位のすみれに訪れたチャ
ンス。
それは社長の気まぐれなひとこと。
素人SEが努力と根性で掴んだモノは天界へいざなう蜘蛛の糸か、はたまた自らを縛るための泥縄か。
妬み嫉み、裏切りや悲しみを乗り越え、地位とスキルと恋人をも掴み取っていくサクセスストーリー。
ブラックでホワイトカラー女子、とりあえず下克上をねらっちゃいます!
※以前カクヨムに掲載していた同名作品の改稿版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 17:04:41
102855文字
会話率:57%
一人暮らしの大学生・波瑠の家に、超絶イタい系(?)美少女・瑠香がやってきた!
彼女の誘惑をかわし、片想いの相手である大学のマドンナ・神楽坂さんに男を捧げるため、哀れな童貞が奮闘する料理系ラブコメが始まる!
【※作者からの真面目なひとこと】
あらすじを読んでの通り、下ネタを少々含みます。
十五歳未満の方、下ネタが苦手な方は閲覧を控えてください。
カクヨムでも投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 22:00:00
72383文字
会話率:39%
下宿することになった、中1男子のMちゃん
ひとことで言うと「かわいい」
最終更新:2020-04-30 11:33:29
223文字
会話率:15%
今をさかのぼる1973年から1975年あたりのこと、往時は私も今の皆さんと同じような若者でして、「若きウエルテル」に描かれるところの、生命の疾風怒濤期に右往左往するような存在でありました(何も生まれた時から爺だった分けじゃありません^_^;
)。当時の若者はーいわゆる団塊の世代ですがー戦前・戦中への反発・禊という時代の大波をもろにかぶったような世代でして、国家や家庭に縛られることを頓に嫌うような風潮があったと思います。俗に云う修身や孝忠観を否定し、それよりは人間一個人の自由と人権を謳歌するが如き、謂わば日本のルネサンス(人間復興)と個人の青春時代を一にしたような塩梅でした。生意気に人並み以上に芸術、分けても文芸に感受性の強かった私であったので、ひとこと紹介文に記した通り、なるようにしてランボー教の信者となってしまったのです。往時も(恐らく)今でさえも彼アルチュール・ランボーは名を変え、顔を変えて時代時代の若者たちに、文学潮流にその影響力を発揮していると私は見ます。それはなぜか。青春とはいつの時代にもそれぞれの体現者と系譜者が当然いるものだからです。そして青春とは常に親・時代・地域の慣習などに一時的にせよ反発し、その独自性を模索するものだからです。そのような青春の寵児であった彼ランボーは往時殆どあらゆるものに反発・反抗しましたが、それをするに当たってただひとつだけ拠るものがあったようです。それは何かと云うに、嘘のつけないもの、ごまかしの効かないものと表現するしかなかった、彼の言葉で云えば「来ないものか、来ないものか、恍惚のその時は…」という「最高の塔の歌」に表現されたものがそれに当たりますし、あるいは「酔いどれ船」に描かれた詩境そのものがそれに相当するでしょう。それを彼なりのイデアと申しましょうか、あるいはただ単に魂と表現したらいいか判然としませんが兎角それがあった。反発と独自性を旨とする青春であってもその拠るところは学生運動であったり革命だったりします。なかなか普遍性には存し得ないのですがその中でこのランボーのそれは特異だったと云えるでしょう。そしてそれがゆえの青春の神ということなのですが…しかしさて彼のこのイデアは未だ感性のそれであり、血肉を持ったこの世的な把握までは世に提示し得ていませんね。それゆえ私は大変な苦労を、路頭に迷う思いをしたのですが、以下その辺りを…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 12:28:20
3655文字
会話率:6%
1974年の若かりしころ、バックパッカーだった私はヨーロッパをメインにして世界中を放浪して歩きました。そのゆえを簡単に述べることはできませんが敢てひとことで云えば、かの「ランボーのごとくに生きてしまった」ということになりましょうか。とにかく
その旅程において(当時は)西ドイツのフランクフルト駅構内において私は一人の日本人女性と邂逅しました。彼女も私と同じようなバックパッカーでした。その場所その時だけの、単なる一出会いに過ぎませんでしたが、互いに共通した当時の境遇があったもので、いつまでもその出会いが忘れられません。いまでも深く心に残っております。いったいどういう境遇、また経緯だったのか…ぜひこのエッセーでお確かめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 15:59:50
5128文字
会話率:37%
※これはひとことです
恋してたの?愛さん?やばい物語になってきそう
最終更新:2019-12-07 16:10:08
610文字
会話率:5%
今日のひとこと
頭に思い浮かんだ言葉を200字以上で頑張って説明をするという
意味の分からないことをしてみたくなったのでなんかやります。
はてしなくうざいかもなのでよろしくです。
今日のなんて言ってるけど毎日ではないのであしからず。
なん
か出てきたら書いてくスタイルで頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 01:50:12
2480文字
会話率:9%
どこかの誰かのだれかのおはなし
きっと誰でも経験あるし意識しない
そんな日常の非日常
そんなあなたの表と裏
最終更新:2018-11-26 00:51:34
1291文字
会話率:64%
平成最後の作品として、セルバンテスさんの方に投稿したこの作品を、こちらにも投稿します!
平成を振り返りながら読んでみてください!
最終更新:2019-04-30 14:25:39
1046文字
会話率:100%
秋沢詩鶴(あきさわしづる)は20歳の大学生。夜、自室で友人から薦められた本を淡々と読んでいた。山場になったところで、ひとこと呟いた瞬間、本が発光して━━
※R15は保険です。
©️香居
最終更新:2018-12-29 23:00:00
12673文字
会話率:49%
悪役令嬢スージーさんは、とある事情でギターに転生してしまった。
スージーさんはいま、大変ご立腹のようです。
最終更新:2018-12-07 13:16:50
751文字
会話率:0%
エレクト。神に選ばれた人を意味する名詞。玖来麗衣子(くきれいこ)はまさに選ばれた人というにふさわしいと、為光礼子(ためみつれいこ)は同名の同級生にあこがれていた。二年生に進級し、同じクラスになったことをきっかけに、ついていることに向こうか
ら声をかけてきてくれた。麗衣子と同じグループとなった礼子は付き合いを深めていく。しかし夏休みのあと、麗衣子は学校に来なくなる。不良の矢来優香と付き合い始めたという噂を聞き、礼子は直接、矢来に麗衣子の居場所を訊く。しかし矢来も昨日はいっしょだったが今日は知らないという。礼子は、夏休み中に麗衣子に言ったひとことが彼女を傷つけてしまったのだと思う。完璧すぎる麗衣子に、ちょっと意地悪をしたかっただけだったのに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 20:40:24
12698文字
会話率:56%
少なくとも今ではない時代。そして、たぶんここではない世界。そこが、今から語ろうとしている物語の舞台です。
昔の大帝国の皇帝の末裔。権力も何もない、お飾りの皇子様は14歳の育ち盛り。
彼がある日、皇女様になってしまった時、時代が大きく動
いていくのです。
新米皇女の大冒険は、大陸の運命を、どのように変えていくのでしょうか。
ここでひとこと、お断りしておきます。一見この物語はお気楽コメディに見えるかもしれませんが、見かけにだまされてはいけません。シリアスな設定がちゃんとあるのです。
……そんな設定、使わないかもしれませんけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 21:09:56
139751文字
会話率:41%
その少女は、可哀想な少女でした。
生まれたときから難病を抱え、
数えるほどしか病院から離れることが出来ず、
痛い注射に苦い薬、恐ろしい手術に耐え、それでも身体は良くならず、
中学生にやっとなれるような歳からはついにベッドからろくに起き上が
れもしなくなり、
ようよう高校生になれる歳を迎えたと思えば、命を失ってしまいました。
そんな彼女は死後の世界で出会った神さまに、願いを叶えて欲しいと頼みます。
神さまはある条件をクリア出来れば、願いを叶えてくれると言いました。
その条件は、『マッチ売りの少女を幸福な結末に導くこと』
果たして少女は条件をクリアし、願いを叶えて貰うことが出来るのでしょうか。
※冬の童話祭2018企画内イベント参加作品
ifマッチ売りの少女
可哀想な少女が、世界の優しさを見付けるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 02:03:39
27403文字
会話率:28%
ひとことの記録
連綿と続いて残らなかったものを残そうとする月に一度の試み
キーワード:
最終更新:2018-01-05 09:44:12
477文字
会話率:0%
ひとことの記録
連綿と続いて残らなかったものを残そうとする月に一度の試み
キーワード:
最終更新:2017-11-01 07:00:00
476文字
会話率:0%
ひとことの記録
連綿と続いて残らなかったものを残そうとする月に一度の試み
最終更新:2017-10-12 00:41:13
478文字
会話率:0%
サークル「狂った歯車堂」にて行った企画「お題60分間1本勝負」で作成したショートショート小説です。企画の趣旨を理解していただくためそのまま記載しています。この作品のテーマは写真を見てのひとこと「とったのだーれ」です。
最終更新:2017-11-27 22:13:12
541文字
会話率:0%
とある街で不可解な死を遂げた少女
事件の真相を握るのは毎日交換日記にあった
最終更新:2017-11-12 11:38:03
782文字
会話率:96%
23歳の瑚湖(ここ)は、母の経営するドッグサロンでトリマー(犬の美容師)として働く女の子。
彼女の恋のアンテナが久しぶりに反応した池崎さんは、ボルゾイに似て優雅で穏やか、でもちょっぴり近寄りがたい雰囲気の素敵な人でした――。
池崎さんとな
んとかお近づきになりたいのに、穏やかだけどクールな彼は取り付く島がまるでなし!
藁一本、丸太一本でもすがれるものに頼りながら、瑚湖は池崎さんという大陸に辿り着けるのか――?
近づいたり離れたり、たゆたう二人のわんわんラブストーリー。
全47話。一日1~2回更新予定。
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この小説は、池崎さんが見る予知夢のパートと現実世界のパートに分かれています。
現実世界のパートには、前書きとして本編に登場する犬たちの犬種別ひとこと紹介を掲載しています。
様々なわんこの特徴を楽しみながら読み進めていただければ幸いです。
各前書き作成にあたって参考にしたサイト
・ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/
・みんなの犬図鑑 https://www.min-inuzukan.com/
・わんちゃんホンポ https://wanchan.jp/
ほか
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 07:16:04
123276文字
会話率:30%