私、モンブラン・ブランノワールは不幸にも神様に選ばれてしまいました。
選定された人だけが、魔法を使えるこの世界。
普通なら付与されるとしても1個の魔法を、私は255個も取得してしまったらしいです。
「え、これって当たり前じゃなかったんで
すか……!?」
でも、私は数々の魔法が使える事実を隠していました。
何故なら、与えられた呪文名が恥ずかし過ぎて、『恥ずかしレベル』が一番低い簡単な魔法しか唱えることしか出来なかったから。
けれども一度だけ、勇気を振り絞って『恥ずかしレベル』が高めな呪文名の魔法を唱えてみると……。
聖女様の中の聖女様である、大聖女様が吃驚する程のとんでもない魔法が使えてしまったのです!
その結果、魔法を与えられた全ての女の人が目指すと言われる『聖女様』という立場に推薦されそうになるけれど、絶対に聖女になんてなる訳にはいかない。
だって、人前であんな恥ずかしい魔法なんて、詠唱出来ません!
そう告げて逃げ出してきたのに、どうして世間は私を放っておいてくれないのでしょう。
他の聖女候補生さんに魔法勝負を挑まれたり、私の魔力に引き寄せられた最強ドラゴンに懐かれてしまったり。
羞恥心が限界なので、これ以上誰かの前で、私に魔法を使わせないでください——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 00:55:04
87677文字
会話率:37%
ある日突然、この世界が前世でプレイしていた乙女ゲーム狂鬼乱舞の世界だと思い出した月影柘榴。気がつけば詰んでるかもしれないという状況に唖然とした彼女は自分の死亡フラグを回避するため双子の弟たちを懐柔しようと動き出す!
「邪魔だから殺す……
ただそれだけでしょう?」
「所詮は玩具に過ぎなかったんですよ」
将来言われるかもしれない言葉を聞かないために、そして殺されないために色々と頑張る一人の鬼の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 20:14:59
86831文字
会話率:27%
夕方、ドアホンが鳴ったのでモニターを見ると、男の人が「工事をしますので、ご挨拶に伺いました」って言ったんです。通学路だったらやだなあ。騒音が出るのだったらいつまで我慢しないといけないのかなって思うじゃないですか。でも、玄関を開けるべきじゃな
かったんです。今更後悔しても遅くて、現し世には戻れないのかもしれません。逢魔(オウマ)さんの話なんて聞かなければよかったんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 23:23:18
6594文字
会話率:33%
なんでかはわかりませんが、最悪の事態にだけはならなかったんですよね。
神様ありがとうございます。
最終更新:2022-12-14 22:19:24
847文字
会話率:0%
そんな担当者は現在おりませんって言っても、全然聴いてくれなかったんですよ……。
10分ほど自慢話です。
最終更新:2022-12-13 05:00:00
1525文字
会話率:59%
「レックス・ファーラン。貴様を断罪する!!」
王子の婚約発表の日。そう言われた。
なんと罪状は『婚約者をいじめた罪』
……あれ?おかしくない。
貴方の婚約者は私ですよね?
ついでに言うと隣りで泣いてるお方が私をいじめてましたよ?
「俺の
婚約者だからといい気になっていたようだな。貴様のような女と婚約していたなど王家の恥だ」
婚約を申し込んだのはそちらですよ。
公爵家の中で最も財と権力を持つファーラン家を手に入れようとした政略結婚。
とは言っても、王家の権力を駆使した一方的な婚約。
「レックスさん。私が平民出身でハティ様と仲良くするのが許せなかったんですよね?」
いいえ。全くそんなことありません。
王子が私を好きでないように、私も王子が好きではなかったので。
王家は国そのものと言っても過言ではない。
断ることは出来ずに親の言葉に従っただけ。
それが“今の私”
不運にも事故で死んだ私は『どきどき!メモリー♡』のモブキャラ、レックス・ファーランに転生していた。
ヒロインでもあるリン・シナーにいじめられた挙句、言われのない罪で断罪決定!?
死亡ルートを回避するために、攻略キャラ達と関わらないように、設定通り地味に生きていくので関わらないで下さい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 22:58:08
157122文字
会話率:27%
依頼に失敗した冒険者ギルバート。
仲間達を失って一人になってしまいました。
でも誰もパーティに入れてくれません。
助けてくれた勇者のパーティに泣きついて荷物持ちになりました。
でも・・彼の荷物・・普通の荷物じゃあなかったんです。
まさに「
お荷物」そのもの!
いくら「勇者」でも一歳にしか見えなかったらガキでしかないよねぇ。
背中のお荷物に今日も泣かれる荷物持ち。
君の明日はどっちかな?(笑。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 11:00:00
28803文字
会話率:9%
「私はヒロインなのよ!」
これ、恥ずかしながら前世の私の口癖です。
私は大好きな乙女ゲームのヒロインに転生して舞い上がってました。最推しである王太子は私のモノなんて考えて、挙句の果てには逆ハーもしようとしてました。
でも、乙女ゲームのように
は行かなかったんです。攻略対象者は全然振り向いてくれないし、何故か悪役令嬢に熱をあげている。なんで??え?あいつも転生者?ふざけないで!この世界の主人公は私なのに!
はい。皆さんお察しの通り私はバカをやらかしました。
気づいた時には処刑台に立っていたんです。
本当に、本当〜に!反省したんです。
だから今世が、ざまぁ系物語『チート系悪役令嬢に転生しました。〜脳内お花畑ヒロインが暴れていますが、ここはゲームじゃありません〜』のヒロインだったとしても、もうバカな真似は絶対にしません!
私はもう改心したんです!!
あれ?そういえば今作の脳内お花畑ヒロインって魅了スキルもってた?は?私の時はそんなのなかったのにずるくない?羨まsゲフンゲフン。
私は改心したんです。もう失敗は犯しません!
ついでに元脳内お花畑として、今世のヒロインも救済したいと思います!!
「私はヒロインなのよ!」
「あー、やめて!その言葉は私の古傷を抉るから!今のままだとあなたはヒロインにはなれないってなんで分からないの!っていうか、わたしがヒロインなんだけど!!」
え、前世の私ってこんなにイタい子だったんですか?
共感性羞恥が半端ないのでとっとと正気に戻ってくれないでしょか?
そんなこんなで、元脳内お花畑女が新しい世界でチートを使いながら頑張るお話です。
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ゆっくり話を展開していく予定なので、残念ヒロインがでてくるのはしばらく先になります。
脳内お花畑ヒロインが反省し、来世で主人公になっても真っ当に生きるというネタを、思いつきで書いたものです。オチはまだみえてません……(o_ _)o パタッ
初心者なため、何かと稚拙な面があるかと思います。
更新はなるべく週一でしようと思っていますが、怠け者な性格のため出来なかったらすみません!!
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 23:00:00
5028文字
会話率:6%
【自称】心優しき令嬢のイザベラは、とある夜会で見かけた苛烈なご令嬢を『悪役令嬢』だと思った。
んが、自身の侍女から『イザベラお嬢様も大差ない』と言われてしまう。
しかも、相思相愛だとばかり思っていたクール系で無表情が基本の婚約者ユリシーズか
らは嫌われており、婚約破棄を願われていたらしい。
衝撃的事実を知ったイザベラは立ち上がる!
「わたくし、真人間になりますわ」
「え、お嬢様、人間じゃなかったんですか?」
忠誠心が微妙な侍女にやんや言われながらも、イザベラは頑張って真人間を目指すことにした。
「真人間って……どうやってなるのかしら?」
「お嬢様、躓くの早すぎます」
「う、煩いわねっ!」
頑張って頑張って頑張って、なんやかんや頑張っているうちに、婚約者ユリシーズの態度が軟化していることに気がつく。
「もっ、もしかして、もしかすると……わたくしのこと、好きになってくださいましたの⁉」
「…………どうだろう?」
「って、なぜに焦らしプレイですのぉ⁉」
「ハハッ」
だんだんと、心からの笑顔を見せてくれるようになったユリシーズ。
この笑顔を守るため、イザベラは今日も明日も明後日も、真人間目指して斜め上に突っ走る!
******
閲覧ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 20:28:26
28407文字
会話率:48%
ながら見ですが、「ヒューマンロスト人間失格」感想です。
あー、端的に言えば面白くなかったです。
しかし、なぜ、感想を書く気になったかと言うと、
そう、陰謀論関係のアニメだと気づいたからです。
まず、タイトルのヒューマンロストです
が、これは、
人間失格という太宰治の作品に似せた名前のおそらく別物です。
太宰治の人間失格は読んだ事ないのでよく知りませんけども。
では、何だ?
それは、トランスヒューマニズムというワクチンを接種すると
なると言われている人間の事です。
ウィキペディアから引用すると、
「新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、
人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想である」
ドコモの綾瀬はるかさんの出ている6Gの宣伝で、
人間拡張という遠隔人間操作の技術でピアノを弾いていたりしてましたね。
なぜ、ヒューマンロストになるかというと、
この技術は、上記の人間拡張のように遠隔操作されたり、
意識や感情もある程度まで操作可能だと言われています。
つまり、本人の自由意志はなくなり、ヒューマンロストというわけです。
映画の中でも、身体の心拍数やら感情やら色々と
遠隔で読み取られて位置まで特定されていたりと、現実で
行われているという事が既にアニメ映画になってました!
内容は化け物になってアクションとか多くて面白くなかったんですけどね。
似たような陰謀論を使った創作「グラフェンマン」を書いている
おまえが言うな!と声が聞こえてきそうです。
はい、ゼロポイント作品ばかり書いて
恥の多い「小説家になろう」生涯を送って来ました。
このセリフが書きたくて書いてみたけど、イマイチですかね……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 00:08:41
685文字
会話率:4%
ホラー感が無い気がして、書いてなかったんですけども、ラジオがテーマっていうのが発表された六月の下旬の頃から、考えていました。
最終更新:2022-08-24 17:33:08
2324文字
会話率:36%
生家の懐事情により
自ら第ニ王子の婚約者候補を辞退したその夜に、
何の因果かその第ニ王子ヴィンセント殿下と体の関係を
結んでしまったわたし。
お互い、不可抗力だったとしてもこれはまずい、
これはいただけない。
もうこうなったら……全てな
かった事にいたしましょう。
え?そんなわけにはいかない?
いいえ!わたし達には何も起こらなかったんです!そうなんです!
わたしはこれから借金返済で忙しいんです!
だからどうかもう、なかった事にしてください!
なのに何故か、ヴィンセント殿下が執拗にわたしに絡んでくるようになった……
何故?殿下はわたしの事を嫌っていたはずなのに。
アルファポリスで連載、完結したものを修正して投稿しております。
完全ご都合主義のゆる過ぎ設定です。
性描写はありませんが、性的表現を思わせる表現やワードが出てきます。
苦手な方は回れ右をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 18:19:49
65433文字
会話率:20%
学校の屋上にて島田花蓮を呼び出し告白した新川汰百。告白は見事成功し、後に島田は新川のストーカーであったことが判明。新川は全てを受けいれキスに迫るがそこで異世界へと召喚される。ファーストキスは1体のドラゴンに捧げたのであった。
高校の時に書
いた小説です。恥ずくて投稿できなかったんですけど、こんなのあったなぁってな感じで何となく投稿してみます。読んでくれたら様子見て続き書きますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 22:44:15
15363文字
会話率:39%
人の街で育った竜ラスウェルは、谷に身を寄せ、子守りの任に就いていた――。
2020年の短編『ドラゴン様の乳母?』の続き。なのですが、またも続くという。
「仙道企画その3」に、間に合わなかったんです――っ。ごめんなさい――!!
※※※
仙
道アリマサ様の『仙道企画その3』参加作品
仙道様が作曲された曲より沸き上がるイメージを作品として投稿する企画です
音源:https://www.youtube.com/watch?v=fiPCw1TML8Y
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 22:20:44
2852文字
会話率:16%
「ルイーズ・ベルクソン公爵令嬢! 貴様との婚約は破棄する!! 私は真実の愛を誓う相手を見つけた。貴様との偽りの婚約は、もう終わりだ!」
王太子イッポリートは卒業パーティの壇上で高らかに宣言した。
――婚約破棄? 喜んでお受けしたいですわ。
愚かなあなたには本当にうんざりしていましたの。
でも……皆の前で『真実の愛』を誓う事は、我が国では、結婚の儀式より遥かに重い意味を持つもの。その愛が真実のものでなかった場合、どんな恐ろしいことになるか、ご存知なかったんですの?
(4話くらいで終わります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 21:21:09
17397文字
会話率:58%
「気がついたら手が出てしまっていて…衝動が抑えられなかったんです。」
60歳の孫娘を持つ幸せな爺さんが罪を犯してしまった話。
最終更新:2022-02-11 13:14:48
536文字
会話率:50%
カードキーを抜いて、ドアの前にへたり込んだ。
「あ、開かない……」
鍵を失くして家に入れない、それくらい誰しも一度はやらかしたことがあること。
でも、鍵はあるのに入れないなんて。
管理人に連絡しようにも、スマホは部屋に置きっぱ
なし。
スペアのカードキーも部屋の中にある。
財布の口を開けて、お札を数えた。
これだけあれば、近場のホテルで一泊するのに十分なだけ足りるだろう。
「あのっ、もしかしてお部屋に入れない……とか?」
文字通り「ふってきた」言葉にびっくりして、肩が大きく跳ねた。
そういえば、ここ、マンション共用の通路だっけ。
耳のはしがじんわり熱くなるのがわかる。
「お姉さん?」
見上げれば、彼女は高校生くらいにみえた。
人見知りするのか、彼女の声はうわずっている。
「そう、なりますね」
羞恥心のあまり立つことを忘れ、放心状態でうなずく。
「わたし、お隣に引っ越してきたばかりなもので、まだどなたともご挨拶していなかったんです。もしよろしければ、ご挨拶ついでに――ええと」
そこまで言うと、恥ずかしそうにマフラーをひっぱり、目元までかくした。
「一泊して行きませんか?」
頷けば、まもなくドアロックの外れる音がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 06:00:00
2606文字
会話率:41%
以前執筆していた、音楽コラム『ロックの歴史』は、「好きな洋楽ロックについて語りたい」という私の願望を、思う存分に満たしてくれる、大変ありがたい場所だったんですが、2020年の3月で、ロックの歴史上重要度の極めて高いミュージシャンはおおむね紹
介し終えたので、約二年半続いた連載に、とうとう幕を下ろす運びとなりました。
音楽コラム『ロックの歴史』
https://ncode.syosetu.com/n5901ee/
『ロックの歴史』が完結を迎えて以降、しばらくは、別のジャンルの執筆や、他の趣味に時間を取られていた事もあって、音楽関係の話題を再び語りたいという気持ちにはならなかったんですが、この頃、ロックに限らず色んな音楽を聴くうちに、ガイド本的に体系的でない、その時その時に出会った音楽に対する雑観や、昔聴いた音楽についての思い出、音楽業界周辺の話題などを語る、もっと気ままなエッセイを、連載で立ち上げてみようかな、という気になって来ました。
というわけで、この連載は、世界中のオールジャンルの音楽の中から、私が好きな音楽について、簡単な知識の紹介や、その音楽のどんなところに魅力を感じるのか、はたまた、音楽業界の意外な人間関係や、機材やメーカーについての情報などを語って行く、音楽に関するエッセイを雑多につづって行く場所にしようと思います。
音楽好きな方、新しい音楽に出会いたいという方、また、「そのジャンル、自分も好きです!」という方など、いらっしゃったなら、どうぞひと時の間、つれづれなるよもやま話にお付き合い頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 17:08:12
49390文字
会話率:2%
暴走トラックに轢かれて死亡した16歳の女子高生『隆美』は、幸運にもキリ番を踏んだおかげで『魂の管理人』というお爺さんから、『前世の記憶』と『人間の平均の1万倍の魔力』、その他の能力を貰って異世界に転生できることになった。
異世界転生のテン
プレ同然の転生を果たした隆美は、『ムセリット』という魔法の存在する世界で『マセル』という男の子に生まれ変わった。
冒険者になって『前世知識でのイージーライフ』と『チート魔力での無双』を夢見ていたマセル。
そんなある日、マセルは『能力』を認められ、王都にある『王立第二学院』の入学試験を受けることに。
そこで、次々とトラブルに巻き込まれながら成長していく、マセルの冒険物語が始まる!
~~~~~
【旧題】
私、チート持ちじゃなかったんですか? ~転生して無双できると思っていたのに何か変です~
【注意】
序盤以外、マセルの魔法無双展開はありません。
途中からマセルの戦闘スタイルが一変します(その後も魔法は使います)。
カクヨム様でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 21:25:04
332501文字
会話率:36%
侯爵令嬢シャロン・ソレイユはある日、自分が前世でプレイした乙女ゲームの悪役令嬢だと思いだしてしまう。
大好きな第二王子ユリウスに断罪されると気づいたシャロンは彼と距離をとろうと努力し始める。だが、舞踏会の夜、彼が毒を飲まされてしまうことに
気づき、阻止しようとする。しかし、それは毒ではなく実は××。ユリスは責任を取るというが……。シャロンは彼と婚約するわけにはいかない。
「私たちの間には何もなかったんです!」
そんな悪役令嬢シャロンの物語。
☆地雷要素
最初に断罪大喜利。何番煎じかの悪役令嬢。やや思い込みの激しい主人公。
題をよく読んで苦手な方は回避しましょう。R15でいけるはず。
設定ゆるいです、心の広い方向け。ざまあものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 07:00:00
130927文字
会話率:44%