『真珠の都』と呼ばれるほどに美しい観光都市。そこで幸せに育った双子の少女たちは、突如として都市を襲った災害によって全てを奪われることになる――
生き残った彼女たちを養女として迎え入れた大富豪フランツ・フォン・ルードヴィヒは、彼女たちを
使って『幸福実験』を行うことを考える。
その実験とは、双子の姉には最高の教育、尽きることの無い財貨、そして溢れるばかりの愛情を与え、また、双子の妹は地下牢獄に閉じ込め、幸福な姉の姿をモニター越しに見せ続けるというものであった。
災害のショックで妹のことを忘れ、ルードヴィヒ家令嬢として幸福な日々を送る『姉』クリスティアーネ。
最初こそ姉の無事を安堵したものの、自分のことを忘れて幸せそうに生きている姉の姿を見せ続けられることで、次第に精神が憎しみに侵蝕されていく『妹』ヴァネッサ。
そして、クリスティアーネの世話役、及びヴァネッサの拷問役を担当する『執事』ローデリッヒ。
この三人の日記によって、物語は進行していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-12 00:07:25
49793文字
会話率:33%
はじめまして。
それは、お互いを知るために、会話の初めに使う言葉。
その言葉を言うか、言わないかで本当に自分を知ろうとしているのか分かる。
いつも婚約者達に言い寄られる麗しい盲目の令嬢とそれを遠巻きに見つめる写真家見習いの青年。
2人は平行線のように交わることはないはずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-05 00:31:07
4772文字
会話率:42%
「王子、後宮に側室を!」
「誰でもいいからとりあえず見るだけでも!」
「うるさい!私に結婚などまだ早い!」
かたくなに結婚どころか令嬢と話をする機会さえ持とうとしない王子。
それは、王宮の一部の人間しか知らないある理由が原因だった。
最終更新:2012-01-03 23:48:21
4490文字
会話率:53%
エリザベス・メアリー・バルトシュバイクは貴族とは名ばかりの貧乏伯爵家の娘。
毎日贅沢とは言えない暮らしをしながらも平々凡々に過ごす日々。そんな彼女にも王国騎士団に長年の想い人がいる。
一途な彼女の想いはいつになったら仕事バカの彼に届くのか?
ほのぼのラブストーリーです。
多分そんなに長くならない予定。基本的に気まぐれ更新です。
※11月16日『彼の焦り〜2』を加筆修正しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-03 18:04:12
6655文字
会話率:20%
死ぬ瞬間、「来世は金持ちのペットの猫になる」と、言った思い出が頭をよぎった。死んだら終わりなのに、馬鹿みたいなこと言ったと、嗤いながら死んだはずだった……が、目覚めたら異世界で猫だった。しかも、飼い主は麗し令嬢とかっ! ※前半は下心満載有、
ハーレム要素無。動物虐待ととれるような描写がありますのでご注意下さい。中編予定(第三部まで完結済みです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-28 19:17:36
62208文字
会話率:28%
むさ苦しい男ばかりの海賊船レディ・ブラックローズ号(通称:黒バラ)の紅一点。海賊船長、レベッカ=バルトシュタイン。
伯爵家の令嬢として生まれた彼女。退屈な日常に飽き、仲間と共に家を飛び出した。
そんなレベッカは、その生い立ちからはまるで想像
が出来ない海賊の、そしてその船長を張るほどの度胸を持つ。
王国と帝国を隔てる大洋で海賊という生業をし、数々の略奪と殺戮を繰り返す中、ある目的のためにレベッカは船を駆る。その先に友と、そして恋人がいると信じ求めて――――。
心に深い傷を負い悲しみを抱く女性の、前向きで切ない悲恋物語。
◇オムニバス短編集ジョブ・ストーリーの6作目です。
※軽度(?)の流血描写および性表現がありますので、苦手な方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-15 21:11:55
44956文字
会話率:33%
メフィス伯爵令嬢のローズは、ウォルツ伯爵家の舞踏会でウォルツ伯爵令息のリジンにダンスを申し込まれた。彼と踊ったその日、リジンの兄が夜這いを仕掛けてきて……。「お嬢様と侍女の憂鬱」のルーシャンの姉、ローズの物語。
最終更新:2011-03-23 00:38:43
40723文字
会話率:44%
雌雄異花(しゆういか)とは、ひとつの株に、雄花と雌花が共存している植物のこと。
同じ屋敷に住む令嬢と、彼女の護衛は、共に生きることはできませんでした。
最終更新:2011-03-04 22:42:38
16196文字
会話率:31%
伯父に王をもつ伯爵令嬢レモーニ ミルネリアは、伯父が不治の病で余命1年であることを知らされる。そのために王になるための、多くの物事を体験する修行――国内旅行をすることになった。彼女は愛した執事を屋敷に残して、女従者だけの旅に出る――。
これは、令嬢と執事と、彼女たちを取り巻くCHEAT――チートな物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-22 20:32:19
16429文字
会話率:24%
本格的に秋が深まってくるこの季節。学校は文化祭一色に染まりつつあった。高校生活最大のビッグイベント。そんなおあつらえ向きのイベントにアクシデントとハプニングはつき物である。一番楽しく、一番大変な一ヶ月前のこの時期、さまざまな出来事は重なって
起こった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-21 23:55:57
199105文字
会話率:58%
夏休みと定期テストが間近に迫った六月のある日。事件は知らないところで起き、知らないところで結末を迎えていたのだが、あるきっかけにより、思わぬ事態を引き起こす。そのきっかけは一冊の推理小説だった。
最終更新:2009-07-18 00:25:54
66750文字
会話率:56%
朴明希(ほおのきあき)(16)は部活帰りに突如トリップ。ド田舎の貧乏な貴族の老夫婦に拾われる。ある日養父の勧め"スキラート学士院"に入学したのだが……。
テンパると方向音痴になる老け顔の騎士とかホラーなご令嬢とか歴史マニ
アのちょっと残念なイケメンとかががんばる話。そして王子の影が薄過ぎると言う事実。
二重人格なマッドサイエンティストと少数民族の長老的存在でマイペースなにーちゃんはさらに影が薄いと言う事実。
そしてやっと(?)事件が起きそうな予感……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-14 21:26:25
42341文字
会話率:25%
伯爵令嬢メリッサは、ある日父から結婚相手が決まったことを告げられる。
よりによって、毛嫌いしている従兄弟と!
思い余ったメリッサは、修道院へー。
そこに、運命の出会いが…。
嘘ぴょん。猫かぶり令嬢とヘタレ盗賊のブラックコメディ!!
が
、真実です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-24 21:00:00
2850文字
会話率:38%
『プリマヴェーラ公爵令嬢は大変美しい
。』
それは社交界では有名な噂話であった。
噂を聞きつけた伯爵子息アデルは公爵をうまく丸め込め、 公爵令嬢との婚約を果たす。
しかしそこで実際に会った公爵令嬢は…?。
中世ヨーロッパ王道ラ
ブファンタジー
シリアスです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-09 00:03:59
2095文字
会話率:52%
最悪の出会いから始まる、貴族令嬢と第八王子の物語。王宮で少女は「気持ち悪い笑顔」との言葉をたまわる。少年の黒い瞳は、彼女の笑顔の仮面の下をも見ていた。モノローグで語る、名もなき少女と少年の肖像。
最終更新:2010-08-24 06:18:35
33304文字
会話率:12%
恋に退屈する令嬢。ある日「死人」を助けてやり、その「死人」の少女が姉探しをするようで、退屈しのぎに助けに姉に依頼しつつ、一緒に少ない時間を共有する。
最終更新:2010-04-12 18:30:53
3765文字
会話率:64%
女の子と青年の話です。女の子が、ご褒美として、ねだったのは・・・?場所は、御令嬢に相応しくない。
最終更新:2008-11-06 19:16:21
1349文字
会話率:48%
王による支配は廃れ、宗教による支配は打倒された。腐敗は燃え散り、英雄達は名を残す――革命より十年の時を経て、急激な経済成長の時代を迎えた大国・アマデウス。鉄道王が一国を動かす力を手にし、かつて隆盛を誇った宗教家達は没落の果てにテロリストへと
堕ちる。成長と混乱の織り成す混沌の中、出会うは貴族令嬢と異国の剣客。彼らは歴史の闇に消え行くか、英雄と歴史に名を残せるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-05 21:11:51
2026文字
会話率:42%