それは心地よい目覚め
最終更新:2022-11-29 11:16:17
362文字
会話率:0%
ジャプカ侯爵家はかつて王族に連なる公爵家であった。しかし、公爵家と名乗れるのも王族に連なっているからであり、四代目以降からは侯爵に落とされることとなった。王族は男系であったこともあり、我が家に迎え入れようと娘を希望するも生まれてくる子は男、
男、男ばかり。かつては公爵であったという誇りか呪いか公爵へと返り咲くことを祈るのは当主の夢となり、以降ずっとジャプカ侯爵家の願望となっていた。そんな侯爵家に長男となるサシャは生まれた。女系家系から嫁入りした母イルジナはサシャにキツく秘密を守るように言い聞かせた。そして、その次に生まれた弟ヴァシィルにも同様のことを伝えるもそんな母はヴァシィルが十二歳の時に儚くなった。「ようやっといなくなったか」イルジナの死に対し、父の言葉。労りの言葉など一切なかった。それを示すように父はすぐに女を妻とし、その女の娘を迎え入れた。待望の娘だ。公爵に返り咲けると父は娘ディタを溺愛した。サシャは居心地が悪いと軍へ入り、ヴァシィルはイルジナの兄である叔父の元へと身を寄せた。そして、サシャは補佐官まで上り詰めたがあるとき、軍の大将であり王弟公爵であるラディムに秘密を知られてしまう。そこから、少しずつ始まる溺愛にサシャは困惑と共にずっと被り続けてきた偽りの殻を落としていく。
※ご都合主義の設定ゆるゆる
※カッコいいヒーローはいません
※R15は保険
※鳴田るな様主催の「軍服ヒロイン企画」への参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 15:00:00
25448文字
会話率:66%
絵を描くことが好きだった未咲は、挫折の末に抑えで受験した大学に入学する。居心地の悪さを感じながら無為な日々を過ごす彼女は、自身を『愚者』と呼ぶ藤代に出逢い、親交を深めていくのだった。あなたにはどんな世界が視えるだろうか。11月中完結予定の短
期連載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 12:25:37
10542文字
会話率:30%
近藤まりは3世帯家族。
祖父が昔気質で自分の家族にとても厳しく、祖父がいつも父母をけなすところを見て育つ。
家庭の中はいつも氷点下以下で居心地が悪い。
家族の良い子を演じることから、自分の幸せをつかむためにあがき始める話。
最終更新:2022-11-22 17:17:01
11282文字
会話率:9%
不要になったイマジナリーフレンドたちが、子どもたちから捨てられ、彷徨った末に行き着く町。
そこで、彼らは出会った。
『悪人を殺すこと』を“性(さが)”に持つ、神父の格好をした大男。
正常な味覚を失った世話好きの少女。
『善人を殺す
こと』を“性”に持つ、偽物のヒーロー。
『寝心地の良さ』だけが取り柄で、人の血しか飲むことの許されない黒猫。
子ども心の残りカス。
いつまでも大人になれないことが約束された彼ら“イマジナリーフレンド”が、出会い、絡み合った先に待つのは、果たして──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 03:17:46
40299文字
会話率:47%
父さんが再婚して、新しい母さんと三人の姉がウチにやってきた。
はじめは新しい家族なので皆と仲良くしようと思っていたのだが、姉の三人は俺と接する時によそよそしくなったりなど……目に見えて嫌われてしまったようだ。
住み慣れた家だったのだが、
姉たちに嫌われたことにより居心地が悪くなってしまい、高校を卒業したら家を出て行こうと決意する。
そんなある日、俺はひょんなことから長女を押し倒してしまい──とある事件から姉たちと甘々な関係が始まるイチャラブコメディ! 学校では美少女から猛アタックを受ける青春ラブコメディ!
二つのラブコメを堪能出来る作品となっております! 主人公の甘々な高校生活をご堪能ください!
・長女=衣緒(いお)
・次女=奏美(かなみ)
・三女=鈴乃(すずの)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 17:15:55
233877文字
会話率:47%
金曜日、仕事終わりの帰り道。
一週間の疲れと心地よい開放感を感じながらの読書。
昔の思いが浮かび上がる。
---日常の一コマを描いてみました。
最終更新:2022-11-15 11:24:05
1078文字
会話率:4%
歯医者さんでは眠れません。
最終更新:2022-11-09 15:00:00
218文字
会話率:0%
真白の雪。それを名に冠したお姫様がおりました。お姫様の瞳には、いつも夢心地の景色が映し出されておりました。
これは、ありえたかもしれない歪で美しいお姫様のお話。仄暗い御伽話の中に、貴方は何を見出しますか?
《注意》
このお話は、童話「
白雪姫」を題材にしています。
しかしながら、内容はとてもとても。子供に読み聞かせることができるような内容ではございません。童話と呼ぶにはあまりにもおぞましいのです。
報われない。救われない。ただ一人の為だけのハッピーエンド。それを許せるお方のみ、この世界の行く末を見守っていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 16:24:17
30448文字
会話率:59%
そう遠くない未来の話。
突如として開いた現世と幽世を繋ぐ門が顕現、暗き帳の門より死者の魂が北海道に解き放たれた。
各地に現れた五つの『爆心地』より放たれし『荒魂』はたちまち生命と文明を喰らい尽くすも、力強く生きる人々は神妖と魂拍の力を
もって抗い続ける。
「我らは『荒魂』を滅ぼす者、人の世に安寧を与えるべく魂を滅ぼす者――『荒魂滅師《リベレイター》』」
「私は『荒魂』を清め還す者、全ての者の安寧を取り戻すべく魂を禊ぐ者……魂を禊ぎ祓う者、『荒魂禊師《クレメンサー》』。
そしてある時、『爆心地』から一人の少年が現れた。
「僕は魂を照らし映す者」――三者が創り三様の進む道が示すは、滅びか救いか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 20:47:14
84288文字
会話率:45%
発展した人類の傲慢は、一村の守護神・荒虞珠[アグス]により文字通り吹き飛ばされた。荒虞珠の加護を受け、唯一破壊を免れたその爆心地・朱叉十村では、生物は姿を変え、安らかな営みを続けている。
ただ一人生き残った冥蓮はくれは、一変した世界にその身
を委ねる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 07:05:11
75539文字
会話率:19%
地方の食品メーカーに務めるくたびれたサラリーマン亮一は、ある日スマホの機種変更で、データ移行中に高校生の頃ハマっていたオンラインスマホゲームアプリ『竜騎士と天空都市』を発掘する。
懐かしさに思わずネット検索をしてみれば、ゲームは来月末に
サービス終了と予告されていた。
サ終とあっては名残惜しくなり、彼はゲームにログインしてみる事にしたのである。
カムバックボーナスの一つに『ティアドロップ』なる課金者限定強化アイテムがあった。該当アイテムをタップして『使う』を選択。
次の瞬間──
「は?」
亮一はなんと、自宅アパートの畳の部屋ではなく、草原に立っていた。
振り返るとそこには放置され続けて機嫌を損ねた相棒のワイバーン。
残っていたはずの5百人ほどのアクティブユーザーの姿もなく、何故かただ一人、『竜騎士と天空都市』の世界に放り込まれた亮一。
彼はログイン時の願望を思い出す。
「最後にもう一度、相棒と飛ぼう。始まりの土地から、最終章まで」
どこまでも続く青空と、緑に覆われた隆盛の跡。
ポスト・アポカリプス、心地よい破滅の世界を、亮一はのんびりと旅する。
ツンデレな相棒と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 00:00:00
3705文字
会話率:10%
友達は居らず、両親は厳しい。多少の問題を抱えつつ、充実した人生を送ってきた主人公。必死で勝ち取った大学の合格通知に胸を踊らせ、夢見心地のまま入学式を迎えたその日ーー気が付いたら異世界にいた。
一々努力が報われず凹みながらも、何とかこの異世界
で、新たな絆を築いていく。
※美大生チョイスは何となくです。
※小説初心者です。更新は不定期です。
エタる可能性が高いので期待はなさらずに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 16:00:00
16842文字
会話率:32%
私は久しぶりに外に出た。風は心地よいが、何かが違った。
最終更新:2022-10-23 06:57:24
2984文字
会話率:46%
【日浦海里/小池ともか】の個人企画。
同一テーマから作品を構想してみよう!
というコンセプトで作成した作品です。
ベースプロット「日浦海里」
ベースキーワード「小池ともか」
△▼△▼
通学バスに乗っていた少女は
バスの揺れ心地の
良さに眠ってしまう。
はっと目が覚めるとあたりは木々に囲まれた薄暗い道。
普段の通学路では観たことのない景色だった
「やばい、乗り過ごした」
慌てて次のバス停で降りるが、
降りたバス停は聞いたことのない名前で。
それでも、反対側のバスに乗れば帰れるだろうと
道反対のバス停に目をやると
同じ年頃の子がバス停の椅子に座り本を読んでいた
その子がこちらに気づくと、笑みを浮かべ
「やぁ、忘れ物かい?」
と、声をかけられる。
やり取りを経て
「忘れ物」を思い出した彼女が
その「忘れ物」を手にしようとすると
そこで意識が途切れる。
そうして、気付くと少女はバスの中にいた。
何か夢を見ていた気がするが、
それがなにか思い出せない。
「次は、〇〇。次は、〇〇」
「あ、降ります」
慌てて学生鞄を手に、少女は降車口に向かった。
▽▲▽▲
こんな感じのプロットを元に、キーワード『寿命間近の大木は何を思うのか?』を絡め、比較的自由に書いた作品です。
同時刻で日浦海里様の書かれた『不思議の森の動物たちと忘れてしまった忘れ物』も完結済み連載として上がっていますので、ぜひ読み比べてみてください。
前半部敬称略です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 07:00:00
5666文字
会話率:12%
バスで寝過ごしてしまった少女モモは、
見覚えのない林道のバス停で下車をする。
そこで出会った少年は、
初対面のはずの彼女に
「忘れ物を探しに行こう」
と言って、彼女の手を繋ぎ森の脇道を進む。
そうして森を抜けた先に待っていたのは
カントリ
ー風の民家に人の姿をした動物たち。
誰もが少女を知る様子なのに、
少女は誰の記憶もない。
異世界なのか、夢なのか
不思議な動物たちの住まう世界で、
少女は、少年達とともに
忘れてしまった「忘れ物」を探しに行く
-------
本作品は、
【小池ともか/日浦海里】の個人企画
同一テーマから作品を構想してみよう!
というコンセプトで作成した作品です。
ベースキーワード「小池ともか」
寿命間近の大木は何を思うのか?
ベースプロット「日浦海里」
△▼△▼
通学バスに乗っていた少女は
バスの揺れ心地の良さに眠ってしまう。
はっと目が覚めるとあたりは木々に囲まれた薄暗い道。
普段の通学路では観たことのない景色だった
「やばい、乗り過ごした」
慌てて次のバス停で降りるが、
降りたバス停は聞いたことのない名前で。
それでも、反対側のバスに乗れば帰れるだろうと
道反対のバス停に目をやると
同じ年頃の子がバス停の椅子に座り本を読んでいた
その子がこちらに気づくと、笑みを浮かべ
「やぁ、忘れ物かい?」
と、声をかけられる。
やり取りを経て
「忘れ物」を思い出した彼女が
その「忘れ物」を手にしようとすると
そこで意識が途切れる。
そうして、気付くと少女はバスの中にいた。
何か夢を見ていた気がするが、
それがなにか思い出せない。
「次は、〇〇。次は、〇〇」
「あ、降ります」
慌てて学生鞄を手に、少女は降車口に向かった。
△▼△▼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 07:00:00
28126文字
会話率:39%
揺られ 揺られて
その心地よさに
意識はあれど
抗えぬまま
揺られ 揺られて
キーワード:
最終更新:2022-07-22 20:25:17
386文字
会話率:17%
僕には今最高の彼女がいる。
容姿も性格も僕好みで居心地も悪くない。
それなのに僕は今が幸せだと思えないでいた。
最終更新:2022-10-16 16:59:34
2705文字
会話率:62%
磨いたグラスを並べながら、マスターが穏やかに問う。
「昔の自分と今の自分を見ているよう?」
貴族の女がぐいと酒をあおる。度数の強い酒が喉を焼くいつもの感覚と、そのあとにくる心地よい酩酊感に身を任せながら、
「うっさいよ」
ふてくされたように
、小さく呟く。
***
飲んだくれの大人たちを軽蔑しながら引率する、ナイトツアーバイトの学生さんの話。
トラウマの描写があります。
#ファンタジーワンドロライ 参加作品
お題「破壊神」、「永遠に降り続く雨」、「涙」
#いけおぢ豊穣祭 参加作品
(恋愛要素なし。性癖が他作品のみなさまと違いすぎてげらげら笑っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 23:00:00
6019文字
会話率:47%
ある日、目が覚めたら知らない世界の偉い軍師『ピクルス』とかいうフェレットの魔物になっていた。
勇者が攻めて来るということで訳も分からないまま魔物達の会議に出席することになる俺。
ブラック企業勤務の冴えないリーマンの俺に軍師とか無理だろ常識
的に考えて。
と、思いきや仲間の魔物が想像以上の馬鹿集団。
せっかく居心地のいい役職についたのにこのままでは勇者に滅ぼされてしまう!
自らの安穏とした生活を守るため。何より会社のない世界で暮らす為。外道な方法を駆使し『ピクルス』が勇者に立ち向かう物語。
※案外単純な作戦でも無双できるので初心者にもお勧めの世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 20:36:54
422337文字
会話率:50%
ヴィヴィアーヌは「伝説の聖女」の曾祖母と同じ美声を持つと評判の伯爵令嬢だ。しかし、音痴が原因で聖女に選ばれなかった。聖女が唱える光魔法の呪文が「聖歌」であるため、音痴では困るのだ。その後「伝説の聖女」と同じ美貌を持つと評判の妹リリアーヌが聖
女に選ばれ、次期当主の座も婚約者も失ってしまう。
傷心のため領地に引き籠ること数か月。ヴィヴィアーヌに新たな縁談が舞い込んだ。ベルタン辺境伯の嫡男ロジェである。この辺境は「魔物の森」と呼ばれる広大な森に面しており、魔物討伐の最前線であることから危険地帯と嫌厭されている。いわば娘を嫁がせたくない相手のナンバーワンである。
ヴィヴィアーヌは、ここにいるよりはマシだと辺境へ向かう。しかし、温かい歓迎を受けてマシどころか居心地が良い。ロジェへの愛が芽生え始めたある日、魔物の大群が襲来して…………。
容姿にコンプレックスを持つ可愛い声の伯爵令嬢が、幸せになるお話です。
全21話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 13:00:03
66987文字
会話率:33%