バスで寝過ごしてしまった少女モモは、
見覚えのない林道のバス停で下車をする。
そこで出会った少年は、
初対面のはずの彼女に
「忘れ物を探しに行こう」
と言って、彼女の手を繋ぎ森の脇道を進む。
そうして森を抜けた先に待っていたのは
カントリ
ー風の民家に人の姿をした動物たち。
誰もが少女を知る様子なのに、
少女は誰の記憶もない。
異世界なのか、夢なのか
不思議な動物たちの住まう世界で、
少女は、少年達とともに
忘れてしまった「忘れ物」を探しに行く
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本作品は、
【小池ともか/日浦海里】の個人企画
同一テーマから作品を構想してみよう!
というコンセプトで作成した作品です。
ベースキーワード「小池ともか」
寿命間近の大木は何を思うのか?
ベースプロット「日浦海里」
△▼△▼
通学バスに乗っていた少女は
バスの揺れ心地の良さに眠ってしまう。
はっと目が覚めるとあたりは木々に囲まれた薄暗い道。
普段の通学路では観たことのない景色だった
「やばい、乗り過ごした」
慌てて次のバス停で降りるが、
降りたバス停は聞いたことのない名前で。
それでも、反対側のバスに乗れば帰れるだろうと
道反対のバス停に目をやると
同じ年頃の子がバス停の椅子に座り本を読んでいた
その子がこちらに気づくと、笑みを浮かべ
「やぁ、忘れ物かい?」
と、声をかけられる。
やり取りを経て
「忘れ物」を思い出した彼女が
その「忘れ物」を手にしようとすると
そこで意識が途切れる。
そうして、気付くと少女はバスの中にいた。
何か夢を見ていた気がするが、
それがなにか思い出せない。
「次は、〇〇。次は、〇〇」
「あ、降ります」
慌てて学生鞄を手に、少女は降車口に向かった。
△▼△▼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 07:00:00
28126文字
会話率:39%
月が2つある異世界で、両親(特に父)が期待した能力を持たずに生まれた歌が好きなうさぎの妖「麗火」が、麗火たちが住む村の神様をやっている妖狐「月華」に協力してもらって父を見返すことができるくらいの歌姫を目指しつつ、月華の手伝いとして村を外敵か
ら守る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 20:00:36
5195文字
会話率:39%
俺の名前はレザー・カルシス。手短に自己紹介すると、人間。冒険者。男。そして不幸。
――――ある魔法使いに因縁をかけられて、レタスにされてしまった悲哀の男レザー・カルシス今日も行く! 不幸街道行く手に待ち受けるのは、彼を喰わんとぱかりと開
く数多の暗い口達ばかり。だが、本当の脅威はすぐ隣にあったりするから質が悪い。レザーの姿によだれをたらす可愛いうさぎ少女メイスとの旅はレタスにとっては危険一杯。レタスと少女のどたばた珍道中コメディ。
自サイト「氷の花束」で15年くらい前に連載していたものを細かいところを修正して投稿しています。現在もサイトに掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 00:00:00
765661文字
会話率:45%
この世界にはいろいろな生物が存在している。
犬、猫、虫、魚、鳥、そして人間。
その中でも人間と知能が同じとされているのが“ウサギ”だ。
ウサギは人間に耳としっぽが生えているだけであまり変わりはない存在である。
数は人間の10分の1しかいない
ものの誕生して以来人間と共存し、現在はかなり長い間一緒に生きてきた人間との間にできた人間の血が混じっているウサギしか確認されていない。
長い歴史とともに本来のウサギはもう絶滅しているとされてきた。
しかし、どこかに未だに混じり気のない純粋な血を受け継いでいるウサギがいるとされている。
人々にその幻の存在は"野うさぎ"と呼よばれている。
そんな世界で二人は出会う。
人間の少年イクトは幼いころにある男に家族を皆殺しにされてしまう。大切な家族を目の前で殺されてしまったイクトはその男に復讐を誓う。しかし、まだ子供であったイクトは復讐どころか生きていくことさえ難しかった。そこでイクトは豪族ばかりを狙う窃盗団「ヘズベルク」へと入団。盗みや脅し、時には殺しを繰り返しながら15歳、ある城に攻め入った際にウサギの少女サアヤと出会う。城の外から一度も出たことのないサアヤはウサギや人間についてなにも知らず彼女が知っているのは母親のことだけだった。城にはいったものの目ぼしいものを見つけられなかった窃盗団のボス、レートンはサアヤを売ろうと企てる。しかしサアヤの境遇や優しさんい触れたイクトは復讐を手伝う条件でサアヤを逃がすことにした。しかし、外の世界を知らないサアヤは初めての「友達」と離れることを嫌がった。結局イクトも窃盗団から逃げ出し一緒に生きていくため旅をしていくことを決心。
こうして二人の旅が始まった。
しかし、世界は残酷で知りたくなかった事実や運命に二人は翻弄されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-06 16:35:24
425文字
会話率:0%
『うさぎ少女』
それはいつも頭にうさぎをつけている美少女のことだ
しかし可愛らしい姿とは裏腹に彼女にはある重要な使命を与えられていた
それは・・・
『人類滅亡計画』
最終更新:2011-11-17 20:00:00
3281文字
会話率:75%