『GAME OF HISTORY』シリーズ。
それは意識を疑似世界に送ることで当時の時代の世界での暮らしを疑似体験できるという新しいタイプのゲームだった。
また、当時のひとびとの文化を忠実に再現していると学術的評価も高く、歴史教育の
カリキュラムに加えられたほどだった。
日本には再び歴史ブームが巻き起こったのだった。
中でも戦国時代の世界を投影した作品『GAME OF SENGOKU』は、空前の大ヒット作となり、遂には全国大会が開かれる程となった。全国大会では、プレイヤーは戦国時代に生きる一人として全国各地に割拠する大名小名の領土争いを通して、天下統一を目指すという、きわめて単純明快な内容であり、老若男女問わず年齢制限一切なしの大会で会を増すごとに、白熱した天下取りが繰り広げられた。
また全国大会は『全日本大会』と名を変え、それ以降、疑似世界の映像をテレビやインターネットで生中継され、どんな人でも見ることができ、スポーツ中継のように大会が近くなるとそれだけで話題となるほどの人気となった。
だが、最も熾烈な天下取りが行われたといわれる全国大会第1回大会(コアなファンは『伝説の初回大会』と呼ぶ)はあまり知られていない。
記念すべき初回大会は、まだ人気絶頂の前に開催されたために参加者も歴史好きの人たちが中心で、天下取りはもちろんのこと、各地の地方統一戦も史実以上の激戦が多く行われた。激しい戦いにより疑似世界の限界容量(キャパシティ)が越えたせいで、大会終了後、疑似世界は一時的に崩壊。
その結果、一人の若者が犠牲となったのだが…。
この物語はその世界に一人犠牲となったはずの若者の物語。
そして、すべての歯車が動き出すための『はじまり』である。
『GAME OF HISTORY』シリーズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 23:00:00
68619文字
会話率:30%
国同士の戦いが織りなす、中華風格闘戦記小説。
物語の主人公韓岐(かんき)は、成国皇帝の護衛官の家系の者である。護衛官は、武術の達人だ。
この大陸は、成国を頂点として、各大陸に散らばる州が、皇帝陛下を敬いながら大陸を統治していた。しかし
、何百年も続く歴史の中で皇帝の力は弱まり、各州は、自身の領土を拡大しようと、戦争に明け暮れていた。今の成国皇帝に州同士の戦争を止める力はない。
京州(けいしゅう)の王、京汎王(けいはんおう)は、若くして、王に即位するも、家中での反対勢力があり、その家中は混乱をしていた。その混乱に乗じて、強国の邦州(ほうしゅう)が京州領土の侵略を始めた。
京州の領土は、邦州によって半分以上も侵略をされる。それに困った京汎王は、友人である、韓岐に助けを求めたのであった……。
主要登場人物
韓岐(かんき)……この物語の主人公、成国皇帝陛下を守る護衛官韓家の次男。友人である京汎王の助けに応えて、邦州軍と戦うことになる。その戦いの中で、韓岐は成長をしていく
衛(えい)……韓岐の従者 弓の達人。
京汎王(けいはんおう)……京州の若き王。京州の王位を継ぐが、家中をまとめることができていない。強国邦州の侵略にあい、友人である韓岐に助けを求める。
邦盛王(ほうせいおう)……強国邦州の王。京州の家中の混乱に乗じて、京州を侵略する。成国をも打倒しようと考えている。
馬延(ばえん)……邦州の将軍。その姿は、邦州一の美女と称される。邦州最強の騎馬隊、一角青騎兵隊(いっかくせいきへいたい)を率いる。
蔡用(さいよう)……邦州軍の軍師。戦闘力を向上させる薬つくり、その薬を用いた兵士を集めた混冥隊を編成する。
孫興(そんこう)……混冥隊の隊長。韓岐を一度、打ち負かす。
朱信(しゅしん)……京州の身分の低い青年。読書家。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 17:30:07
89957文字
会話率:52%
普通のサラリーマンの私が戦国時代へタイムスリップ、
時は安土桃山、桶狭間の半年前にて思いつきの気の向くまま
誤字脱字はお許し下さい読んだ本や見た聞いた記憶の範囲で
日記感覚の戯言で書いてます企業戦士の運命は、元の時代に戻れるか
最終更新:2014-10-18 18:30:58
32271文字
会話率:1%
これは、ある星で起こった、事件のレポートである。
これが、所謂魔法少女が歴史に登場した最初であるとされる
少なくともこの星では、その種の事例は存在しなかった
最終更新:2014-10-15 07:00:00
666文字
会話率:0%
天正十年(西暦一五八二年)六月二日、世に言う本能寺の変で織田信長は命を落とした。六月十三日、山崎の合戦にて信長の甥、津田信澄が羽柴秀吉本隊を背後から襲撃、羽柴秀吉は討ち死にした。七月十七日、信長の嫡男である織田信忠の策により秀吉の異母弟、
羽柴秀長は捨て駒となり落命。八月十五日、羽柴家を継いでいた、信長の四男にして秀吉の養子、羽柴秀勝は姓を織田へと改めた。信長亡き後の織田家内部の争いの中で、静かに羽柴家は滅びかけていた。それを許せぬ男がいた。羽柴家の再興、そして織田家への復讐を心に誓い雌伏の時を過ごした彼は、天正十一年四月、織田両軍の戦いに乗じて秀吉の甥、三好秀次を奉じて挙兵する。……男の名は石田三成。後に戦国一の忠臣として、戦国最後の軍師として、そして豊臣家誕生の立役者として、歴史にその名を刻む人物である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-13 18:16:36
65773文字
会話率:41%
戦国時代に飛び立った現代の高校生「竹中重治」が、何の因果か中国の三国時代の英雄、諸葛孔明の生まれ変わりとして今孔明と称えられた天才軍師竹中半兵衛として戦国の世を駆け抜ける!
今孔明?いやいや未来からきてるし、未来孔明…いや、現代(いま)孔明
だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-13 18:06:16
18353文字
会話率:32%
人類が始めて経験する世界規模の戦争、第一次世界大戦。
各国は国力の全てを投入し、戦線を拡大させた。
そんなところに、共通点の見当たらない六人が現れ、それぞれが軍を動かし始めると、歴史の波も動き出す――。
最終更新:2014-10-01 23:24:03
14128文字
会話率:44%
反撃の狼煙は上がったー。
たった一兵に過ぎないイアンは歴史の流れに埋まってしまうのかー?
裏切りが横行する社会でヒエラはー?
また、すれ違ったままの2人の気持ちはどこへたどり着くのかー?
ヒトビトシリーズ最終章。
ユメ、絶望、絆、そして、
ヒトビト。
ここに完結。
「…待ってるから、来るんじゃねぇぞ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-18 21:51:31
21545文字
会話率:33%
2010年。併合から100年が経った朝鮮半島の京城。京城憲兵隊に所属する近江一宇は近年に活動を再開した朝鮮光復軍の捜査に当たっていた。その矢先に起こった朝鮮光復軍の連続テロ事件を契機に、近江は過去に関わった未解決事件に再び触れることになる。
近江が捜査を進めていく内に、東亜地域を巻き込んだ陰謀が明らかになっていく―――日本を盟主とした東亜連合が存在する世界で、一人の憲兵が征途を往く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-23 12:00:00
164496文字
会話率:41%
41度線―――本州と北海道を隔てる津軽海峡に定められた、南日本と北日本を隔てる軍事境界線。南北を隔てる海峡の代名詞。大戦後、南北に分断された日本は半世紀もの間、二つの国家として対立していた。北日本軍の八雲浩上尉は負の過去を抱えながら、ある任
務へと向かう。その先に、彼の過去に深く関わる運命が待っていると知らず―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-18 20:46:19
290172文字
会話率:37%
南北に分断された日本。本州以南を国土とする南日本と、北海道を国土とする北日本の半世紀に渡る対立の始まり。大戦終結から5年後、南北日本の間で戦争が始まった。北海道を舞台に、激しく衝突する二つの日本。その戦場で、一人の少年兵が異国の少女と出会う
―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-25 19:45:34
26227文字
会話率:23%
この世界はクレシオスと呼ばれる10の大陸、1つの諸島群という世界観での歴史ある世界である。
クレシオスにおいてロビス大陸は世界の中央に位置するもっとも広大な大陸で「ロビスを支配するものはクレシオスを制する」と言われている。
過去、それを成し
遂げたのは初代クレシオス統一皇帝であるクレイシス・アルファーダのみである。
クレイシスの定めたクレシオス歴。
物語はクレシオス歴1062年を分岐点とし多くの英雄、多くの敵、味方とに
分かれた戦争の最中の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-15 05:45:23
4682文字
会話率:31%
転生系で使えそうな発明品の数々を作成方法も含めて紹介していきます。
採用する基準は、中世技術でも実現できそうなレベルです。農具や農法・治金・武器・測量法などを分かりやすく紹介していきます。
最終更新:2014-09-07 13:05:16
19333文字
会話率:2%
牛乳はごくごく飲めなかったし、ステーキも食べられなかった。
食用家畜よりも、農耕家畜としての価値が高かったのが現実です。
最終更新:2013-01-14 17:54:31
2109文字
会話率:2%
小説を読んでいると、農家の出現率は非常に高い。
でも、あまり詳しくないのか内政系でも詳しい描写がされているのを見たことがないです。
非常に簡略化した情報ですが、畑の営みがどのように行われているかわかれば、この辺りもしっかり書かれる人が増え
てくるんじゃないかなと思って作りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-14 12:02:12
2036文字
会話率:0%
百五十年前、世界は崩壊した。
人類が生み出した彼等自身を含めた、あらゆる存在が世界を蝕み、そして自らを追いやっていたのだ……。人類と世界の終焉間際に現れた『再生の女神』
彼女とそれに付き従う『忠神』により世界は再生し、新たな歴史を生み出す。
女神の教えを元に創られた『教会』世界の再生と同時に発生した『人類の大敵』
二つの勢力が互いの存亡を賭け、血で血を洗う争いを繰り広げていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 09:00:00
130284文字
会話率:31%
それは、後の世にそう呼ばれる戦い……
鋼の皮膚、油圧で伸縮する筋肉、潤滑油と緩衝材の血、高圧炉の心臓を持つ、機械の巨人……
それらによる、世界を震撼させるほどの戦いの記録である。
神話に謳われる、巨人の戦いを彷彿とさせるそれは、誰
かが仕組んだことなのか、それとも人の性(さが)なのか。
答えの見えない、見えたとしてもどうしようもない疑問を抱きながら、人は戦う。
そんな中、偶然が重なり出会った、一人の男と一人の女……彼らが、この惑星の歴史にとって大きな意味を持つ存在になるとは、誰も予想し得なかったのである。
……ただ一人を除いては。
漆黒の装甲は、人の想いという名の光を吸い込むのか、あるいは溜め込み出力するためか。
……鋼の巨人は、何も語らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-03 14:38:02
38238文字
会話率:51%
神々の力を借り受ける魔術師、剣に生きる騎士、尊大な貴族、敬虔な僧侶、亜人や魔獣。そんなお伽噺のようなヴェリアリープ帝国が開国して十数年。海を越えて旧大陸列強の技術や文化が流入する開花期のこと。魔術師の少女ミューネと旧大陸の青年オリタが出会
い、歴史を動かす大事件に巻き込まれていく近代化ファンタジー戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-28 16:19:10
107662文字
会話率:44%
何の変哲もない学生だった俺は偶然にもコンビニ強盗に巻き込まれて死んでしまった。そして、次に目が覚めた時には、自我ある魔鎧フォイルの契約者、魔人と呼ばれる存在へとなって剣と魔法の世界へ生まれ変わっていた。
魔鎧、魔人とは何か?どうして自分
が魔人に生まれ変わったのか?
疑問を解決するため、俺は魔人であることを隠し、勇者と呼ばれる少女、リルカと共に魔王を倒す旅に出る。
※作中に出てくる人物の一部は、史実を元にしたフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-24 17:00:00
128937文字
会話率:42%
西暦2025年、少しだけ違う歴史をたどった地球・・・。そして地球に極めて近く、果てしなく遠い世界「コンコルディア」。その世界に人型兵器「ARゴーレム」を操る「操者」として呼ばれてしまった割りと行動力のあるニート「西川譲治」と仲間たち。二つ
の世界のハザマで戦う彼らを待ち受けるものとは・・・?
ロボ、ファンタジーな異世界、ミリタリー等自分の好きなものをごっちゃにしました。どうかお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-15 00:06:31
4632文字
会話率:29%
※Dという名の悪ふざけ※Dの意志とは関係御座いません。ピー
最終更新:2014-08-14 18:57:12
1488文字
会話率:0%
火星第三都市で暮らす貧乏社長御影セレネと、宇宙人で戦災孤児の少女ウル。ふたりのけんかと家出と仲なおりのお話です。
最終更新:2014-08-14 14:55:15
100227文字
会話率:42%
異界から現れる、『ノワール』と呼ばれる漆黒の化物。
奴等は、有史以来、その醜悪な姿を歴史の端々に見せて来た。
何もない空間から突如現れ、その目的も、出現の原因も不明。
ただ、分かっていることは一つ。
奴等は敵。
無差別な殺戮を繰り返す、漆黒
の悪魔。人類に仇なす、憎き敵。
さあ―
倒せ、殺せ。化物を。
全ては、人類を守るために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-09 21:38:34
84947文字
会話率:23%
気づいたら森で目覚めた。
突然の出来事に、普通であれば混乱し、無謀な行動をし、そして不幸な結果となるだろう。
だが、男は違った。
男は傭兵として生きてきた者。状況に混乱しても、『生きる』という基本を見失わない。
また、比較的仲の
良い傭兵仲間が二人、共に居た。
『生きる』だけならば一人でも十分。
しかし、仲間が揃えば何でも出来る。敵を屠る事、砦を制圧する事、国を滅亡させる事、やろうと思えば何でも実現出来る。
その三人が、たまたま小国の姫と知己になり、保護を得たのだった。
さぁ、語ろうか。
傭兵として生きてきた男達が、小国でどのように生きていくのかを。
この時より毎年記す小国の歴史書が分厚くなるほどの騒動を引き起こす男達の物語を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 00:00:00
134623文字
会話率:22%
それは、第二次世界大戦という激動の時代に芽生え、そして散っていった淡い初恋……。
過去と未来と現在が交錯する。
* ハーメルンにも転載してみました。こちらが先行公開となります。
最終更新:2014-07-09 21:34:18
110573文字
会話率:30%
ソビエト連邦とフィンランド共和国の間で行われたかつての戦争がある――冬戦争(タルヴィ・ソタ)。そして、そんな戦場の一局面に相対した男たちの存在があった。
後にフィンランド英雄のひとりとも呼ばれるようになる指揮官――ヒャルマー・シーラスヴォは
退役軍人の身でありながら、再び戦場に立つことを望まれる。
そこにあるのは圧倒的な戦力差。
だけれども、彼らは決して諦めることはしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-22 21:08:35
6857文字
会話率:29%
目の前に突き付けられるものは絶望……――。
それでも彼らは決してあきらめない。
これはまさしく「奇跡」と呼ばれる戦いの物語。
1939年冬――ソ連軍の一方的な侵攻によって北欧フィンランド共和国は存亡の危機に晒されていた。
最終更新:2014-03-13 21:28:46
221493文字
会話率:34%