呪いを信じたくない男性の話。
ラジオパーソナリティを務めるお笑いタレントのイグサは、スタッフのいたずらで呪いの言葉「そめゑひそぬも」を読まされてしまう。呪いなんてあり得ないと笑い飛ばしていた彼だったが、不幸なことが重なり、次第に不安にな
っていく。見つけた呪いを解く方法は、他人に呪いを押しつけるものだった。
――呪いなんてない。ただ、悪い波が来てるだけ。だけど、いつまで続くんだろう――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 12:00:00
7385文字
会話率:24%
「人生最後の日に何したい?」
私はそう聞いてきたあいつに会いたかった。
少しブラックな会社で働くミサキは、ある日、大学時代の忘れられない男友達の言葉を思い出してしまう。
もし明日死ぬなら…今までは、そんなことあり得ないって心の底では思って
たけど、あの日は、気づいたら動いていた。
なのに…
「なぁ、誰に会いにきたんだよ」
「そっちこそ」
素直じゃない大人同士の、バレバレの攻防戦。
※3話の短編予定。(週1更新)
※カクヨム、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 09:40:33
10360文字
会話率:55%
家族との関係に悩む孤独な少女百合奈は、家族旅行で出向いた高原の森で、圭と名乗る少年と運命的な出会いをする。
それから3年間、毎年夏の夜に百合奈と圭は森で会って話した。
2人の交流は続いていたが、4年目の夏の夜、圭は『君の事を絶対忘れな
い』と言って、百合奈の前から消えた。
文字通り、目の前から忽然と消えた。
本来ならパニックになりそうなところを、百合奈は何故か、ああ、帰ってしまったのね、と受け入れた。
あり得ないような現象をどうして受け入れたのかわからない。しかし握りしめていた胸元の石がほんのりと熱を持っていることに、百合奈は気がついていた。
実は圭は膨大な魔力を使って時空を超えてやってきた異世界人だった。
一方、百合奈にも秘密があり、百合奈は自分自身を救うために、時空を超える決心をするのだった。
全5話予定です。
*
異世界転移がメインの話ですが、設定はゆるゆるです。
結果的に異世界転生になります。
異世界ではありませんが、生まれ変わりの記憶持ちが出てきます。
魔力を溜めて異世界へ渡る原動力にしたりしますが、そこら辺は本当にゆるい設定なので、軽い気持ちでお読みいただけると幸いです。
自死やナイフで刺されたりと、センシティブな表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:00:00
26758文字
会話率:27%
試合前の控え室。プロレスラー、チョンボ・ヅルダ(次世代のエースと呼ばれ続けて、はや四半世紀。齢四十九)は葛藤していた。「勝ってしまってよいのだろうか」と。相手はあまりにも偉大なザ・ウルトラ・スペシャル・グレート・スーパー・ジャイアンツ・
パパ(生ける伝説。齢七十七)。戦後、なにもかもを失った人民を励まし、希望を与えているうちに、やがて気がつういた“誰か”によって、「人間宣言」以前の皇帝に代わる現人神に祭り上げられ、信仰の対象となった“沈まぬ太陽”。だが、ジャイアンツに往年の実力はなかった。「ジャイアンツ以外で唯一、超人と呼ぶに相応しい能力をもった自分ならば、これ以上自身も老いてしまう前ならば、勝てる」ことが、チョンボにはわかっていた。「世代交代」と「あり得ない現人神の敗北」。運命のゴングは鳴った。「果たして、この俺にこのとてつもない重責を担うことが出来るのか?」結局、チョンボの苦悩は闘いの間も続くのだが、それでも、ジャイアンツを絶体絶命にまで追い込む。しかし、最後は、魅入られたように“現人神”ジャイアンツ・パパの超必殺技を受けカウントスリーを聞く。ここに試合は決着した。
その時、ゼニニッポンプロレス最高幹部専用ボックスシートに二つの影があった。小柄な男は言った。「どうやら、“踏絵”は踏めなかったようですね」細面の眼鏡をかけた男は言った。「神は遥か天上にいて、ただ下界を見下ろしておればよろしい。哀れな愚民のために自らがすすんで負ったダメージにまみれ、リングの上で踊っていればよい。地上の権力は人間に与えておけばよいのだ。神を仕立て上げ、神の存在を知らしめた、神の最も近くに仕える者にな」
ゼニニッポンプロレス。本来はただの一プロスポーツ団体。焼け野原から屹立した、公とも私ともつかぬ超巨大企業。実質、この国を支配する巨人。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 06:21:56
24481文字
会話率:23%
プロローグ部分だけの状態ですが、続きの本編を書けるかは未定です。
とりあえず短編作品くらいのつもりでお楽しみください。
感想等をいただければ頑張れるかもしれない。
『勇者ちゃんファンクラブ』。
魔王を倒して世界に平和をもたらすべく日
夜戦い続ける勇者ちゃんパーティーを応援する世界規模の組織である(ただし本人たちからは非公認)。
その影響は計り知れず、『聖神教』に『賢人の集い』そして『冒険者協会』という三つの超国家組織の長が名誉顧問として名を連ねている程で、大半の国が活動拠点を手配するなどの手厚い保護を行っていた(ただし、本人たちからは未承認)。
その活動内容は勇者ちゃんたちの活躍を会報として公開すること、なのだが……。
まるでその場にいたかのような臨場感と、あり得ないほど異常な早さで記事が書かれていた。しかも美麗な挿絵付きで。
それもそのはず、ファンクラブを運営しているのは勇者ちゃんたちと敵対しているはずの魔族たちで、ファンクラブ会員の一番はなんと魔王その人だったのだ。
しかし、勇者ちゃんが活躍すればするほど、魔族の領域は削られていくことになる。
このままではいけないと魔王たちが思い付いたのが、悪事を働く人間たちを利用することだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 19:00:00
9486文字
会話率:40%
とっさに、本当か嘘か、よく分からない言葉を言ってしまう。さらにはもっと、今度のはあり得ない嘘を言ってしまう。
キーワード:
最終更新:2022-06-22 21:28:25
379文字
会話率:12%
元家族には生まれた時に捨てられ、育てられた冒険者もダンジョンで死んでしまい、盗賊に囚われて殺されかけたりしたりあり得ない出来事が立て続けに起きた8歳のシノラ。盗賊から逃れた後、森の奥に立っていた小屋で暮らしながら数ヶ月生きていたが、ある日の
夜、床から謎の光があり、その光に向かって進んでいくと...
8歳の少年と幻の龍と行く人生逆転の冒険生活が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 18:04:31
33171文字
会話率:11%
うちの親は再婚同士だ。
実父と義母。
二人は息子の俺がいたたまれなくなるほどラブラブだ。
義母さんが仕事の関係で海外に行くことになったのだが父も仕事を辞めついていくらしい。
高校入学が決まっていた俺は日本に残ることにした。
俺抜きで好きなだ
けイチャついてください、と。
そんな俺に義母さんが用意していたのが――一人暮らしではあり得ない一軒家と超絶美人でクールで毒舌なメイドさんだった。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 01:00:00
147357文字
会話率:37%
――【白き魔女】という御伽噺があった。
アリシアはその魔女の容姿と瓜二つ。
そんな彼女はある日、婚約破棄を言い渡される。
しかし、アリシアのもとへ懐かしい人物が現れてすべてが変わるのだった。
最終更新:2022-06-08 13:29:40
5412文字
会話率:39%
運悪く、階段から落ちて死んでしまった私がなぜだか赤ちゃんになって生きていた?!
前世で読んでいた小説に登場するソフィア・クラストという人物に転生してしまった私は彼女の運命を知っている。それは、あらぬ疑いをかけられて冤罪で処刑されるというもの
だった。
冤罪で処刑なんてあり得ない!処刑の未来を回避するため、死亡フラグをへし折り第2の人生を謳歌したい!
さようなら、死亡フラグ!そして、ようこそ私のハッピーライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 09:47:06
20333文字
会話率:13%
平平凡々な生活を送る、至って普通な高校2年生の圭太は、ひょんなことから現実ではあり得ない存在だと思っていた異能力者たちと関わることとなる。
つまらない毎日に少し刺激をと思っていた圭太だったが、こんなにもふか関わっていくとは思っておらず、非日
常だと思っていたことが段々と圭太の日常に…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 15:25:02
8756文字
会話率:25%
街に一軒だけの武器屋にいる無愛想な中年に差し掛かったくらいの歳の男。店に並べる武器を作ることはなく、必要な時に必要な物だけを作る。もしくは自分の趣味にだけ作る。本職は武器屋のただの店員。武器が必要でどうしてもと頼まれた時だけ仕方なく作る。そ
んな男の仕事の物語。
注)本作にあり得ないサイズの胸を持つ美女はでません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 23:11:46
271552文字
会話率:37%
超能力者である女子高生、明日見 遥(あすみ はるか)は見知らぬ森の中で目を覚ました。
だが彼女にとってそれはあり得ないことではない。眠っている間に誤って瞬間移動を使ってしまい、起きたら知らない場所にいるということはままあるからである。
だから冷静に、家に戻ろうとした。しかし何故か能力を使っても家に戻ることができない。千里眼を使って見れば見慣れぬ髪色の人間だらけ、見慣れぬ文字や動植物――驚くべきことに、そこは異世界であった。
元の世界に戻る道を探すべくまずはこの世界に馴染もうとした遥だったが、重大な問題が発生する。この世界では魔力の多さこそが正義。魔法が使えない者に人権などない。異世界人たる遥にも、勿論魔法は使えない。
しかし彼女には、超能力がある。使える力は魔法と大差ない。よし、ならば超能力を使って生きていくしかないと心に決めた。
――まずはそこの、とても根が良さそうでお人好しで困っている人間を放っておけないタイプらしいお兄さん、申し訳ないが私が生きるために巻き込まれてください。
これは超能力少女が異世界でなんやかんやと超能力を駆使してのんびり(自称)と暮らす物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 13:05:11
172374文字
会話率:41%
昔から女運が悪く、突如刺されて死んでしまう。
どうして何も悪いことをしていないのにこんなことをされなければならなかったのか。ならば、来世というものが在るとするのなら今度は自由に生きてやる。
そう思いつつ永遠の眠りについたはずが、昔
ハマっていた小説の登場人物になっていた。
それも敵役……しかも中ボスの子供時代に。
何か、過去とか凄まじいらしいし、実際にヤバいけど、とりあえず自由に生きていこうと思う。
これはとある小説の敵役に憑依してしまった男によって振り回される周囲と規定の運命からずれていく世界を記したものである。
「は!?ちょっと待って、掲示板ってなんで!?」
他の転生者(同じ世界とは限らない)と共に
※この物語は題名にも書いてあるように主人公が俺TUEEEするためのものであり、チートと言える能力を多数保有しています。いや、あり得ないだろ……というやつでもタグのご都合主義という文字を免罪符に進めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 12:00:00
21700文字
会話率:23%
誰もに起こり得る不思議。誰にもあり得ない体験。人はなぜ生きられるのか。というお話。
※禁即処理について。
読まれる方の環境によって一行の長さが異なるため、二十文字を一行とした上で書いております。
最終更新:2022-05-19 20:15:36
1596文字
会話率:9%
ある朝、目覚めると幽体離脱をしていた藤。寝ている肉体を戻ることが出来ずにいた彼女は、迎えに来たと言う少女カメリアから、自身が「死んだ」ことを告げられる。
しかし、天国か地獄を決める鏡曰く、「死んでいない」とのこと。
あり得ない事態になってい
る藤、生きている人間を連れてきてしまったカメリア、二人は一体どうなるのか。
これは、天使と悪魔の大戦が迫る世界にて、奮闘する者たちの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 23:46:21
173414文字
会話率:40%
夢を見ている時の感覚って不思議ですよね。
あちこち取り止めもない場面転換。
あり得ないシチュエーションのわりに妙に納得してその場に身を置いてる自分。
どんくらい記憶の隅っこから持ってきたのかと思う登場人物。
不思議な出来ごとのわりに、その全
部にリアルに感情が動いて…ある意味、凄い現実感な気がしませんか?
ある日見たそんな夢を出来る限り文にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 21:34:14
2996文字
会話率:1%
俺、佐渡<さど>銀次<ぎんじ>は私立大学一年生。塾のチューターというバイトを始めた。(勉強の相談相手や雑用をする仕事)
華やかな講師と違って雑用係だし、中堅私立大学生だし、人前で話すのは苦手だ。
だからだろうか。
勉強やる気のない小生意気な
ギャル女子高生にディスられてからかわれる。でもそんなギャル相手でも、勉強のやる気が出るようについついお節介してしまうんだよなぁ。
ある日ギャル女子高生を本気で叱ったら、なぜか時々しおらしい態度を見せるようになった気がする。いやまあ、気のせいだろうけど。
他にもミス帝都大の美人先輩講師には「可愛い」と言ってからかわれるし、黒髪清楚な女子生徒には「銀ちゃん先生~」なんて呼ばれてからかわれる。
帝都大生のモテモテ先輩イケメン講師とは違って、俺なんてからかわれてばっかだよ。はぁ~っ……。
※帝都大は我が国ナンバーワンの国立大学折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 20:06:23
102449文字
会話率:41%
しがない三流商社のサラリーマンである34歳独身男性は、気がつけば自分の知らない場所に立っていた。
否、厳密に言えば知らない場所ではない。だが、それはあり得ない事であった。
何故なら、そこは男が少年時代からやり込んだゲーム、【オリン
ポス・サーガ】の世界だったからだ。
理由はわからない。けれども、自分が何者かはわかる。
主人公のライバルキャラにして、男の最推しキャラである少女を亡き者にしてしまうイザーグであった。
ゲームのシナリオ通りだと、このままでは最推しを手にかけてしまう。そんな事が出来るだろうか。否ッ! 出来るわけがないッッ!!
イザーグとなった男は、最推しの為に運命を……そして、世界を救うために立ち上がるッッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 10:37:04
50534文字
会話率:43%
前の世界では社畜同然であった男は正義のヒーローと悪の組織が無数に存在するパラレルワールドの様な世界に転移する。
身分がないと何も出来ない現代の様な世界感の中異物として置き去りにされた男だが、めぐり合わせが奇跡的に良く、見かけた善良な男
が彼を拾い、その上息子として引き取った。
成人男性を息子として当たり前の様に引き取り家族とするなんてあり得ない程の善良さ。
それが、前世不幸でしかなかった彼の心の氷を溶かした。
そして彼は前世での悲惨な出来事とは正反対に、親に愛され同僚に励まされ女上司に恋をするなんて、普通の人間みたいな当たり前の幸福を享受する事が出来た。
彼は、機械から人間に戻る事が出来た。
ただ普通の人間とは少々違い……彼の愛する場所は悪の組織と呼ばれる場所で……そして彼は戦闘員三号という役職となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 00:20:34
35306文字
会話率:27%
かつて人類が地球を離れ宇宙へ進出したことにより獲得した能力「魔法」。
その後魔法と科学が融合した魔法科学技術(Magic Science Technology)により人類は恒星間航行を可能にし、転移ゲートを備えた居住可能な惑星へと生活圏を
広げた。
何もない宇宙空間から、あり得ないエネルギーを生み出す「魔法」。
その魔法を使うことができる魔導師の存在は、人類の暮らしを根本的に変えた。
しかしある日突然、全ての魔導師が宇宙から姿を消した。
混乱の中で人類は、旧地球(オールドアース)の森林が作る「マナ」を利用して魔法を行使する精霊魔術師たちにより、辛うじて失われたMT(Magic Technology)を維持し、転移ゲート網を回復させた。
以来千五百年。
新たな魔法技術は発展不可能なまま、ブラックボックスとなったMT遺産を精霊魔術師が使い回す日々が続く。
純粋科学(Pure Scienceピュアサイエンス)の進歩は停滞し、未だにMT時代の技術に追い付く気配もない。
そして今、辺境の砂漠の惑星で、新たな物語が始まる。
この作品は、「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 10:00:00
326347文字
会話率:46%