西暦1977年。
人類は外宇宙に向けてメッセージを放った。
我ここにありと示す文明の詰め合わせ。
それは無邪気なお遊びだったのかもしれない。
孤独に耐えかねたSOSだったのかもしれない。
内容は疎か、目的さえもいつしか忘れ去られた。
そして
長い長い時を経て思いは伝わり…孤独を解消できた人類は己が過去を呪う事になる。
虫けららしく物陰で黙っていればよかったのに…と。
この作品はカクヨムにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 04:26:40
15785文字
会話率:17%
ノベプラ『雨の文学三題噺』応募作。
お題は「雨」「エメラルド」「あと5分」の3つ。
はじめは誰もまともに取り合わなかった。
意図的に発信された信号なのか、ただのノイズなのか判然としなかったからだ。
それがSOS信号なのだとわかった後
も、真剣に対応しているものはなかった。
それはあまりにも弱々しく、稚拙で、必死さの欠片もなく、そのくせ変に規則的だったから。
だが、無視できるほどに悪意的でもなければ存在感がなかったわけでもなく、私たちは結局そのSOS信号に応じることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 13:01:15
5338文字
会話率:5%
……助かった。安堵と嬉しさに体が震え、おれは思わず涙をこぼしそうになった。ヘリだ、救援のヘリが来たのだ!
おれは立ち上がり、ヘリを視界に捉えながら、まばたきを繰り返した。ああ、夢じゃない。向こうも確実にこちらの存在に気がついている。いや
、当たり前だ。石で作ったこのSOSの文字が、あの距離で見えないなら馬鹿もいいとこだ。
社会学者であるおれは、テレビやネット番組のコメンテーターをメインの仕事の他に執筆や講演会で全国を飛び回っていた。しかし、船で移動中に難破し、この孤島に流れ着いた。どうせすぐ助かるだろうと思っていたので、正確な日数は数えてはないが、数ヶ月経ったことは間違いない。
そう考えると、おれのような著名人が行方不明になったのだから、もっと早く見つけるべきだ。何をしていたんだ。と思うが、ここは抑えることにしよう。今は――と、どういうわけだ。ヘリが遠ざかっていく……。燃料切れ間近だったのだろうか。なんて無能なんだ。いや、しかし、見つかったことは間違いない。助かることに変わりはないのだ。
おれはそう考え、再び浜辺に腰を下ろした。それから待つこと二時間。思ったとおり、再びヘリがやってきた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-16 11:00:00
3569文字
会話率:43%
「ヤマト、テラへいく」のあらすじ。
宇宙探査船アマデウスは、未知の巨大宇宙船からSOSの信号らしきものを受け取る。その巨大宇宙船は、赤い惑星であるレビの軌道上を飛んでいた。船長のモンロー、科学者のナカガワ、ロバート、ジュリエット、翻訳ロボ
ットのロビンたちは、小型調査船で、その巨大宇宙船の探索に出かける。ママたちと子供たちは留守番だ。しかし、ミミ、ヤマト、アキラの三人の子供たちは密かに小型調査船に潜り込み一緒に巨大宇宙船に……。巨大宇宙船の中は破壊され、幽霊船のようになっていた。彼らを待ち受けていたのは、最強のモンスター達だった。探検隊の一個小隊の部隊はほぼ全滅し、残りのメンバーたちは、二人の高潔な種族の異星人と遭遇する。そのセミ型の異星人たちは、ロビンなどを通じて、地球人たちと意思を通じ合わせる。一行は、異性人達の脱出艇へ向かうが、途中でモンロー船長、ナカガワ博士、ロバートたちは殺され、ジュリエットとも逸れたりして、気がつくと、ヤマト、アキラ、ミミ、異星人のファーとヒュー、それとロビンの5人と1台だけになっていた。この巨大宇宙船は、レビの軌道上を周回していたが、軌道を外れ、星に激突するカウント・ダウンが開始される。子供達は、最初異星人たちに反発していたが、やがて心を通わせるようになる。ファーとヒューにも故郷の星に子供がいて、故郷の星は文明が発達しており、平和であることを子供たちに語って聞かせる。そして、いつかその星へ行く約束する。果して、ファーとヒューの異星人とヤマト、アキラ、ミミの子ども達は、この宇宙船から無事に脱出できるのだろうか。最後に、ファーは故郷の星への星座のペンダントをヤマトに託す。ヤマトたち、少年・少女達はファーたちの星テラへ行くと誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 10:57:52
28665文字
会話率:34%
「お前との婚約を破棄する!!」この国の王太子が、婚約者である聖女に婚約破棄を叩きつけた時、王城の端にある監視の塔の住人、千里眼の魔術師・レイフは悲鳴をあげていた。「なんで!?聖女にこの国に留まってもらう為にお前は餌だっつったろーが、このゆ
るふわ脳内お花畑下半身野郎!!」国の平和の為には、聖女は不可欠。魔術師はぎゃんぎゃんけたたましく悪態をつきながら、現場にいる部下にSOSを求めた。「お願いヴィオラちゃん!なんとかして!」
このお話は、王城の治安維持が役目の童貞魔法使い(ダブルミーニング)とその部下の色っぽいネーチャンがせっせとトラブルを解決する話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 21:55:25
92747文字
会話率:37%
俺のスマホに、恋愛面でクズな友人から、よく分からないSOSが来た。
最終更新:2024-05-09 19:19:34
4493文字
会話率:65%
僕の先輩はとある洞窟へ向かいました。
これは先輩が遭遇した怪異の話です。
同じ話をカクヨムに投稿しています。
最終更新:2024-05-05 12:10:00
1032文字
会話率:0%
合計 40 曲
問い:
1、盲目
2、フールの仮面
3、死ヲ忘ル事ナカレ
4、ダムナティオメモリアエ
5、ふざけんな
6、No title
7、お知らせ
8、Gamma Ray Burst
9、glass record
10、Help Me
11、呪縛
12、旅人、心ここに在らず
13、あらすじ
14、拝啓、僕らの魂
15、機械仕掛けの僕ら
16、scrap
17、ごめんなさい
18、赤ワインと白装束
19、深夜零時に月は咲く
20、クリームソーダ
答え合わせ:
1、だるまさんは転ばなかった
2、君に届けこの想い
3、生きとし生けるもの
4、私(still alive)
5、SOSの帰り道
6、おしまい
7、かつての君へ
8、敗者へ告ぐ最後の言葉
9、また
10、僕らのメメントモリ
11、この指とまれ
12、生命活動停止志望届提出窓口
13、不死身のワルツと永久機関
14、publicdomain
15、笑えない日々よ、さよなら。
16、独り言
17、リグレットを許して
18、モノクロの世界にも祝福を
19、これから全てを終わらせる君へ
20、ディアナの約束折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 23:00:00
23366文字
会話率:7%
この夏、魔法陣は胸から出る。
それは、おっぱいの谷間からーーぽいんっ!(魔法陣が出る効果音)
事が起きたのは8月32日。
夏休み直前に亡くなった姉ちゃんが、8月最終日に霊的な感じで還ってきた。それはいい。大変よき!
問題は、魔王を倒して手
に入れたという全知全能の異世界還り特典『チートおっぱい』をひっさげて。
ともあれその全能チート、使わない手はない。
「姉ちゃん。送れなかった夏休み、取り戻そうぜ」
「ふぇ? いいですけどどうやってです?」
「姉ちゃんのチートおっぱいでタイムリープするんだよ!!!」
「なるほど!! 流石は私の弟です。バカじゃないんですか!??」
こうして、夏休み転移の儀が執り行われる。
だがチートおっぱいは暴発――【世 界 改 変】
人類の夢の中はVRゲーム『世界的おっぱいサマー』となる。
大変なのは、おっぱいの概念がゲーム内通貨へと変わった事。
その結果世の人々は、ゲーム内通貨『おっぱい』を求めるおっぱい脳と化していた。怖い。
ついでに7月と8月が消えた、それは夏休みも無い事を意味していた。
夏休みが無い……だと? そんな世界、耐えられるはずがない……!
「はわわ、私のチートおっぱいも消えちゃいましたよ!? 助けてくださおぉ!!」
ああ、助けてやるぞ姉ちゃん!
こうして、失われた夏休みとおっぱいの概念を取り戻すために、俺は姉や姉友たちと、現実やゲーム世界を東奔西走するのであった。
年上のお姉さんたちと『世界的おっぱいサマー』に振り回される、ゆるくてわちゃわちゃとした。バカみてぇな夏が、始まるーー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 16:37:43
80096文字
会話率:30%
SOS ストロベリーオンザショートケーキというドラマについてだいぶ昔のことですがネタバレを含みます。
最終更新:2024-01-07 07:57:11
1217文字
会話率:0%
聞いて欲しい、届いて欲しい
キーワード:
最終更新:2023-12-10 21:38:36
252文字
会話率:0%
ムキムキマッチョの二人の大男の小さくて可愛い妹。そんな結婚して子供にも恵まれ幸せに暮らしていると思っていた妹からのSOS。状況を把握したマッチョ兄達の筋肉は、可愛い妹と姪っ子の為に動き出す……。
最終更新:2023-10-15 16:22:41
6431文字
会話率:47%
800文字で完結するショートショート
8/11 noteより再掲
最終更新:2023-10-11 06:00:00
798文字
会話率:49%
ある日、冷蔵庫に入れておいたマヨネーズが無くなった。確かに入れておいたはずなのに、どこにも無い。家族全員に問いただすが、誰も知らないと言った。以前、マヨネーズが無くなる「夢」を見たことがある。世界からマヨネーズが無くなる夢。スーパーに行
っても無い。コンビニに行っても無い。挙げ句、ネットで調べても売り切れだと書いてあった。その時と全く同じシチュエーションに、私は戸惑う。
近頃、へんな夢ばかり見ていた。亡くなったはずの母親が生き返ったり、自分が「別人」になっていたり、絶版だったはずのコンビニスイーツが復活してたり。それは全部「夢」だと思っていた。でも実際は、違った。
マヨネーズが無くなった日、ある1本のビデオテープが手元に届く。タイトルは「SOS」。ドッペルゲンガーと名乗る少女からの、救難信号だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 21:54:53
990文字
会話率:5%
駒形未晴の家にスイカを持ってやってきた元夫の正道。追い返したらいつの間にか、彼は既婚者である園辺聖花とただならぬ関係になっていた。
事故がきっかけで、二人の関係は聖花の夫、広光に露呈する。彼に謝罪に行った未晴は妙なことを聞き、胸騒ぎを覚
える。さらに数日後、未晴の母からの電話で正道の両親からの話が伝えられ、正道がSOSを送ってきたことがわかり……
この作品は【pixiv】に投稿したものをバリバリいじってます。【pixiv】版タイトル「スイカと天ぷら、そして塩 ~万が一そうだとしても」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 18:15:05
5030文字
会話率:18%
仲良しこよしも、ありゃしない
キーワード:
最終更新:2023-08-26 13:42:34
214文字
会話率:0%
サイファード家の一人娘であるオリビアは、母親譲りのシルバーブルーの髪と瞳を持つ美しい外見をしていたが、一言でいうと大層奇妙な少女だった。
実の父親にすら気味悪がられ、唯一可愛がってくれていた母親も彼女が10歳の時にこの世を去ってしまう。その
後、義母と義妹に虐げられ、屋根裏に軟禁されることとなるが、ひょんな事から前世の記憶を取り戻し、とっとと家を出ようと思い立つ。その際、小さい頃に可愛がってもらった近所のお兄さん的存在のシリウスにSOSを出してしまった事により、国を巻き込んだ大事となってしまう。このお話はテンプレから始まり、とんでもないお金持ちが1人の少女を溺愛し、貢ぎまくるただのバカップル物語である。残酷描写、サイコホラーが苦手な方はお控えください。
・Kラノベブックス様から刊行されることになりました。
・7月31日搬入発売日。書籍にはなろうに掲載されていない書き下ろし番外編が収録されています。
・コミカライズ版は漫画アプリ「Palcy」で7月30日(日)より連載開始、「pixivコミック」では8月9日(水)より連載開始予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 00:01:45
263239文字
会話率:38%
この物語は、大いなる異変のほんの少しでしかなかった。
しいて言うならば、ただの序章、本当の異変はここからだ。
最高神ゼウス等からの忠告、そしてその神たちも
恐れる、神たちの王の起こす異変を止めてくれと言う
SOSだったのだ。
最終更新:2023-05-27 12:29:07
27018文字
会話率:63%
ヴァレリー法律事務所に新しい弁護士がやってきた。中国系アメリカ人のリュウガ・シェリンフォード。
入所のその日に彼は事件に巻き込まれる。行きつけのベトナム料理店の女将が頭部を怪我して救急搬送されたのだ。通行人の目撃証言によると、金髪の男性が「
コロナと共に国へ帰れ」とコンクリート片を投げつけ、走り去ったという。
息子のダンが病院へ駆けつけた時には、彼女は既に帰らぬ人になっていた。
ダンはテレビドラマや映画の端役を演じたり、スタントのバイトをしていた。役者仲間のアドルフとジリーのコスビー兄弟は、フランス人の父とドイツ人の母を持ち、アドルフはドイツ系、ジリーはフランス系の容貌をしていた。
ピラールという目撃者は、二人が出演したテレビドラマ『外人部隊』を見ていて、現場から走り去った金髪の男はアドルフであることに気づく。ラファエル警部がアドルフのアパルトマンを捜索した時は既に遅く、アドルフは行方をくらまし、唯一の証拠である指紋も綺麗に消していた。
コスビー兄弟の祖父ヨアヒムは年とともに国粋主義的傾向を強くしており、娘がフランス人と結婚することにも大反対し、親子の縁を切ったという。ドイツ警察がヨアヒム宅を監視するが、アドルフを匿っている様子はないという。
そのヨアヒムから、コスビー兄弟の母クリスタに奇妙なメールが届く。クリスタは警察に届けるべきか悩み、偶然出会ったエラリイにヴァレリー法律事務所に連れてこられる。エラリイがドイツ語がわかる竜導幸葉とエースにヨアヒムのメールを見せると、二人はこれはヨアヒムのSOSで、状況はかなり切迫しているのではと言う。
アドルフは、ヨアヒムの通いのヘルパー、エーリヒの家に匿われており、エーリヒはそれをネタにヨアヒムを脅し、全財産を自分に譲るという遺言書を書かせている可能性があるというのだ。
クリスタは、幸葉とエースの解読に、長い間、父とアドルフの発していたメッセージに気づけず、二人の人格を誤解していたことに気づく。不幸な行き違いを正すため、彼女はラファエル警部達と共にドイツへ向かう。
一方、ダンは、リュウガに依頼して、母を失ったために経営が立ち行かなくなったベトナム料理店の破産申立を進めていた。ところが、父親が一部の債権者に弁済をしてしまい、手続きに問題が生じる。リュウガは、九回二死のピンチから、逆転打を放てるか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 00:31:30
36849文字
会話率:42%
猫の国に突然堕天使達が攻めてきたぞ!!助けて天使様!!さあアドリエル出番ですよ。猫ちゃん達を助けてあげましょう。
時系列によるオムニバス形式でお送りする。ファンタジー・コメディー小説をお楽しみください。
第2章までのプロット及び下書きが完了
しています。第2章までは書き上げる所存です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 17:57:14
331873文字
会話率:18%