その角をひとつ、曲がってみて下さい。
優しいマスターと気さくな常連さんが、あなたをあたたかく出迎えてくれますよ。
不思議な喫茶店での、ちょっと不思議なお話・第四弾にしてシリーズ完結。
寂しい少女が、明るい陽射しがすぐそこまで来ていると気付
く話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 23:25:50
10812文字
会話率:22%
陽射し明るい公園
同じサークルの君と散歩
爽やかな風
大樹の木陰
そっと君の髪に触れる衝動
最終更新:2022-02-20 00:29:16
1189文字
会話率:0%
真下には一本の川が流れており、高さのためにそれは本来よりも随分と細く見えた。川を包むように山肌は広がり、風に揺れる川の水面と共にそれらは、陽射しに煌めき、鮮やかな景色を私に魅せていた。
最終更新:2022-02-18 14:42:16
4000文字
会話率:53%
絶望の中に居た、舞春(まはる)に射し込んだ一筋の光、春の陽射しのような光。
それが、陽光(ようこう)だった。
「舞春姉ちゃん、貴女の“おひさま”になりたい」
「……え?」
「僕のこと、」
年上の舞春と、年下のいとこ陽光の恋、そして、そ
れに至るまでの切ない恋物語。
この物語は、アルファポリスの方でも投稿しています(2021/1/11から)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 15:07:51
63791文字
会話率:37%
思春期に変わっていく人と、そうでない人の話です。
少し百合だと思って書きました。
最終更新:2021-06-06 05:00:00
8023文字
会話率:41%
波の音が聞こえる
緑の匂いがする
心地よい陽射しを感じる
これは夢だ
キーワード:
最終更新:2021-05-08 08:23:03
589文字
会話率:8%
人はもっと簡単に、幸せになっていいんだと思う。
キーワード:
最終更新:2021-05-04 13:48:08
577文字
会話率:0%
世の中に辟易しているなるみがアルビノの少女かえでと出会い世の中の価値観について知っていく物語。
最終更新:2021-03-22 21:40:49
5305文字
会話率:71%
2月に入っての感想です。
最終更新:2021-02-11 09:00:00
273文字
会話率:0%
明日、親父がむかし連れてきた裏日本のこの街にいって、「田沼さん」としか知らぬそのひとに逢い、何としても力になってもらわないことにはどうにもならないところまで、ケツに火がついてしまった。
あきれ顔とあきらめ顔の混ざった妻は、それ以上なにも
言わない。本当は、そんな|篤志家《とくしか》なんているわけない、おかしな詐欺に引っかかってるだけじゃないかと返したいのだ。
駅の長い地下通路を抜けて、地上に出た。「大川方面」の案内に沿っていったのだが、曲がりくねり、距離を測りかねるほど長く感じた。
フェーン現象というやつだろうか。東京を出たときとは較べものにならない暑さだ。日は大きく西に傾いて目指す大川の向こうにあるが、この陽射しを正面から浴びながら大通りを歩くことを考えると足がすくむ。タクシーやバスはおろか、連れを伴ったひとたちさえ見つからない。
小路というよりも、家並みの隙間が寄り集まって出来た路地が見えた。小さな鉢植えばかり並ぶ濃い緑の影が風に揺れ、そこだけが、アスファルト舗装の陽炎から遊離している。
「休業中」と書かれた銭湯の隣に、飲み客も相手にする食堂をみつけた。灯かりはなく引き戸はきっちり閉じられているが、仕込みの声とは違う客同士の高揚した声が漏れている。
- ガラリ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 08:55:54
10621文字
会話率:16%
蒼井真ノ介&天城なぎさの初コラボレーション連載小説です。恋愛をテーマにした作品です。1話ずつ交代しながら書いていきます。お楽しみに!どうぞ宜しくお願い致します!
見知らぬ土地に慣れようとしない。見知らぬ人に慣れようとはしない。私は静かに泣
いていた。私は震えていた。笑顔を思い出せるようにしたい。今は私を知りたいだけ。私は私を感じていたいだけ。立ち尽くす夕闇に貴方のシルエットが浮かび上がった。私は強烈な光を初めて見たように思う。貴方の姿を探し求めていたのかもしれない。私は夏の陽射しと太陽の熱さだけは信じていた。人と違う物を知る術は知っていたはずなのに。大人になると消えてしまう恐怖を感じてもいた。喪うことに躊躇いを覚えた。私は叶わぬと知りなから貴方を想う。私は運命を翻したい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 19:00:00
36073文字
会話率:34%
寄宿学校に通うユアンは、夏季休暇中、ひとりで寮に残っている。
夏の陽射しが降り注ぐ庭で、見知らぬ女性に出会った。
「誰ですか」
「そうだねえ。東洋の魔女っていうのは、どうかな?」
黒い髪、濃い色の瞳をした女性は、ユアンに問いかける。
「キミはどうして、家に帰らないの?」
「帰りたくないの?」
彼女の問いに、少年は答えを返す。
**********
※人種差別的な意図はないんですが、もしもそう感じられたらすみません。
銘尾友朗さまの「夏の光企画」参加作品。
他投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 13:28:42
8000文字
会話率:32%
暑い陽射し。
頭がくらくらする。
あなたはもう同じ電車には乗らない。
最終更新:2020-08-12 11:25:30
303文字
会話率:0%
オーブントースターに突っ込まれたのではないかと思うようなジリジリとした陽射しが降りそそぐ。
最終更新:2020-05-29 17:00:00
1894文字
会話率:0%
彼に出会ったのは12才の春。
私達はずっとそばで笑い合っていられる、親友のはずだった。
こんなにも人を愛して、憎んで、それでも許し合うことができるんだと、彼を通して知った色々な感情。
これは、彼と私の30年の物語。
キーワード:
最終更新:2020-04-28 09:44:50
676文字
会話率:24%
わたしは、ある教室の席に座っている。
教室のなかには柔らかな陽射しがあり、先生の声が聞こえ、まわりにはわたしの他にも講義を聞いてノートをとっている人がいる。そこでは、先生が先程からある話をしておりーー
最終更新:2020-02-04 02:00:00
6712文字
会話率:0%
周囲が大学受験で慌ただしい高校三年の春。ただ一人就職する道を選んだ軸屋候哉は、奇妙な少女、三廻部胡桃子に呼び止められる。うららかな陽射しの中、彼女から「進学しないなら付き合え」と誘われ、一風変わった知的冒険行が始まった。
◇
古文書を縦横
無尽に操る三廻部と、歴史には全く無知だが論理思考を好む軸屋。この二人がなぜかコンビを組み、戦国時代の合戦の中で最も有名な「桶狭間」の真相を掘り下げていく。
◇
カテゴライズが難しいストーリーだけど、歴史上の証拠に基づいて仮説を組み立てていく安楽椅子探偵ものということで、推理に分類されると作者的には思っている。通説を排して確実な情報のみを扱っているので、むしろ先入観がない読者のほうが読みやすいかも知れない(古文書部分はスキップしても読めるようにしているのでご安心を)。
◇
注意:紹介される史料は実在する史料集より正しく引用され、各史料の解釈は専門書に基本的に準拠している。ただし、後世創作物である太田牛一の『信長公記』への引用が省かれた専門書は存在しないため、やむを得ず同時代史料のみでの解釈は独自に行なった。また、作中で構築された仮説は架構のものであり、物語に合わせて引用史料数を絞っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 13:00:00
230518文字
会話率:61%
日本に生まれ育った金髪碧眼の美少女ヘレナは、父の仕事の都合で小さな町の中学校に転校する。そのクラスには幼い頃仲良く遊んだ”沢井あげは”がいた。それはヘレナにとっては悪夢との邂逅だった。蘇る記憶、ブランコから転落し曲がってしまったあげはの足。
「みんなあたしの魔法のせい」。謝りたいヘレナに対して一向に打ち解けようとしないあげは。そんな二人の間にアゲハチョウと金色のネコが現れて…。近づいては遠のく二人は友だちに戻れるのか。東海地方の明るい陽射しの山あいに綴られる、長閑で青ずっぱい青春グラフティ。
※この小説は「カクヨム」「エブリスタ」サイトにも公開予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 07:00:00
77266文字
会話率:66%
納屋のそばに植わった百日紅の樹が、紫がかった鮮紅色の花をつけていた。夏の終わりのこの時期に、花を咲かせる樹は多くない。実際バスケットのコォトをとれるぐらいに広いおふくろの庭の樹々は、樹勢もよく、黄緑色の葉を繁らせているが、花弁を持つものは
他にはない。盛りをすぎてもまだまだおとろえをみせない陽射しだが、今日はわずかに秋の気配を感じるような気がする。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 22:56:16
6571文字
会話率:38%
暑さにやられると、陽射しの眩しさが白々と色を失くしていく。
そんな中、歩き続けると……
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尚、2005年に私のBlog「狐の巣(http://foxes-nest.seesaa.net/)」で公開した
「空が真っ白だ。(
http://foxes-nest.seesaa.net/article/6883239.html)」の改変再掲載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 06:06:05
400文字
会話率:0%