プロの小説家として活動する園江詩は、ある日腐れ縁の美坂からうちの芸能プロダクションのアドバイザーをやらないか、と持ちかけられる。詩には人の持つ魅力を"輝き"として目視できる不思議な目があるためだ。
詩の返事も待たず、美坂
は詩を強引に問題児と評した五人のアイドルの卵に引き合わせる。果たして詩は彼らを一流のアイドルに昇華できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 05:57:06
2447文字
会話率:68%
どこまでも暗い空。そこ一面に広がる、満天青く輝く流星群がそこにはあった。
目撃した全ての人、男も女も老人も、子供も大人も赤子さえ、その大地を踏みしめる人分け隔てなく、すべてが目を、そして心を奪われ、気が付けば皆沈黙していた。
後に、この
日は 流星の夜 と呼ばれることとなる。
だが彼らは知らなかった。それらは決して流れ星などではない。
その青い輝きは、この世界に何をもたらすのかを……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 17:16:58
23754文字
会話率:41%
「龍」と呼ばれる〈力〉ある者と、その力を高める事の出来る「宝珠」と呼ばれる者達が存在する世界の物語。そこには伝説があった
―――幾千の時を眠りし氷結の宝珠
その輝きは天地をも動かす・・・それを手にするもの天地を与えられるであろう―――
千年の永き時を支配する残虐にして非道な魔龍王ゼノア打倒に、立ち上がったものがいた。
「陽の龍」と呼ばれるカサルアであった。
彼は腹心の四人の龍達に言う
『魔龍王から〈氷結の宝珠〉を奪取する!』と。
〈伝説の宝珠〉アーシアは遥かな昔、魔龍王ゼノアを拒絶した為、氷結に封印されていたのだ。
カサルアは「火の龍」ラシード、「地の龍」レンと共に彼の地へ向かった。
氷洞窟の中、急に視界が広がる―――
ラシードとレンは息を呑んだ。氷柱に眠るアーシアの聖なる美しさに・・・
封印を解かれたアーシアはラシードの孤独な「真紅の瞳」を見た。
『あなたは誰?』
ラシードは腕の中で崩れる彼女に名を付けられない気持ちがよぎるのを感じる。
意識を戻したアーシアが見たものは数百年前、魔龍に殺された筈の兄の姿だった。
『ごめんね、待たせたね』と
微笑むその人物はカサルア―――彼も又、魔龍と同様、天の理に叛く力で転生していたのだった。
再会を喜ぶ彼女に「風の龍」イザヤは兄が転生した事を伏せる為、二人が兄妹である事を皆に隠すようにと言うのであった『強すぎる力はゼノア同様、畏怖される』からだと・・・
アーシアはラシードに助けて貰った礼を言うが、彼は突き放した冷たい言い方で返してきた。彼は複雑な生い立ちが原因で愛を信じようとしない「宝珠」嫌いだった。アーシアも傲慢な「龍」を嫌い二人はいつも反発しあっていたが・・・いつしか惹かれあって・・・
愛を信じない孤高のラシードの冷めた心を揺り動かす伝説の宝珠アーシアの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 00:29:31
135916文字
会話率:43%
冬の夜空に輝くしぶんぎ座流星群
その星の輝きは
どのようにして生まれたのかを詠った創作詩です
最終更新:2023-01-16 07:00:00
630文字
会話率:0%
長い長い動乱の日々は終わりを告げた。大陸の統一を宣言した彼らに、私は往年のルロル王とリオ将軍の面影を見た。あれから八十余年。実に長い旅だった。かつて彼らと語り合った平穏が遂に始まったのだ。かつての仲間達は彼岸から見ているだろうか。案外、将
軍は振り返ることなく、彼の地へと向かってしまったかもしれない。いや、きっとそうだろう。
この地を割拠した英雄たちはその多くが既に旅立ち、歴史上の偉人として語り継がれ始めている。いま大通りで駆け回っている子らにとっては過去のものなのだろう。壁一面を埋め尽くす日記を見て、ふと思い立ち私は筆を執った。100歳を過ぎてなお生きる歴史学者たる私の役目はこれなのかもしれない。彼らの輝きはたしかに過去の遺物なのかもしれない。しかし⋯⋯そうだ、彼らの歩んだ道は、夢は、私の人生そのものなのだ。この命果てるその時まで私は彼らの真実を書き続けよう。
さて、陳腐な始まりかもしれないが。
昔あるところに一人の王子がいた。
ソフィア・リマーシャ 皇室回顧録第一巻「相続」より抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 00:50:18
6815文字
会話率:71%
青い孤独なお星さまとぬいぐるみたちはの会話。それは……。詩のようなお話の童話。
❅「冬の童話祭2023」参加作品です。
最終更新:2022-12-24 18:46:52
606文字
会話率:39%
あなたは強引な貴族から婚約を結ばれ、さらに一方的に破棄されました。
さらに濡れ衣のせいで生活が苦しくなり、家族の為にその身を奴隷として売る決断をします。
ですが、何もかも失ったあなたに残った輝きは、奴隷商や、お忍びで来ていた王子様の心を掴み
ます。
聖女として歴史に名を残すあなたの人生が幕を開けたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 10:36:51
1389文字
会話率:3%
その輝きは、沼の底に沈めた記憶を蘇らせる。山奥の沢で見つけた種子にまつわる記録。
最終更新:2022-11-23 18:25:36
4536文字
会話率:0%
その輝きは、自分を変えてくれると思ったんだ。(※重複投稿しています。)
最終更新:2022-09-14 10:00:00
254文字
会話率:20%
もはや、前世紀の遺物のような、昔気質の魔法使い。
その魔法の輝きは、すでに錆びついてしまったのか?
最終更新:2022-09-09 07:00:00
524文字
会話率:0%
存在じたいが高級感を醸し出す、シャンデリア。
僕らは裸電球だけど、輝きは負けやしない。
最終更新:2021-12-12 03:35:20
277文字
会話率:0%
輝くために、空はあるから。その輝きは、アンドロメダ銀河のように。
(追伸)この時期の夜空には、南の空高くにはくちょう座、東にアンドロメダ座があります(時間帯にもよります)。アンドロメダ座は、ギリシャ神話で海の怪物の生贄に岩に鎖でつながれた
アンドロメダ姫で、見た者を石に変えるメドューサを倒したペルセウスに助けられます。アンドロメダ座のM31という天体は「アンドロメダ大銀河」で、地球から約250万光年離れた、肉眼で見える最も遠い天体です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:31:22
417文字
会話率:0%
パンデミックが起こり糸のような細さでしか繋がらない人間関係。命令が風のように吹き付ける。時間が経つほど輝きは失われていく。
最終更新:2022-05-29 20:37:05
669文字
会話率:0%
中学生の有識 有(ゆうしき ゆう)は、幼馴染の少女、堂島 冬葉(どうじま ふゆは)にいじめられていた。
毎日のように、有は嫌いな牛乳を幼馴染の分まで飲まされ、放課後になっては、調子に乗っているなどといったいちゃもんをつけては呼び出され
、遅くまで謎の説教をくらいっていた。
挙げ句の果てに、先日などは足を舐めさせられそうになったのだ。幸い、その現場は先生に見つかり、なんとか有は事なきを得たが、日に日にストレスが溜まっていった。
そんなある日、彼が幼馴染の呼び出しから逃げるように通い詰めている図書室で、ある本と出会う。その本は、『願いを叶えるための悪魔の呼び出し方大全』であった。
彼は、幼馴染のいじめに少し疲れていたのだろう。迷わずその本を手に取り、家に持ち帰った。
その夜、一縷の望みをかけて、有は悪魔を召喚する。本の規定通りに魔法陣を描き、呪文を唱える。
すると、魔法陣は漆黒の輝きを放ち、瞬く間にその輝きは有の部屋を埋め尽くした。
彼が目を開けた時には、目の前に金色の髪を持つ美しい女性が、そこにいた。
有の視界が完全に開いた時、彼は驚愕する。そこにいたのは、事故で死んだはずのヤンキーの姉、有識 明理(ゆうしき あかり)だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 20:33:06
32851文字
会話率:28%
勇者エイジは魔王を封印し、囚われの姫を助け出した。
姫は勇者に惚れ込み、婚姻を交わす。
全ては幸せのまま終わるはずだった。
しかし、彼女の父親、現国王は親バカのバカであった。 娘を守らんがためにでっち上げられた証拠を鵜呑みにし、あろ
うことか姫を、そして世界を救った英雄を世界追放【異世界流し】にしてしまったのである。
「お前は姫を誘惑し、国を傾けたいと罪深き罪人だ。異世界流しの刑に処す」
「王の手により、強制的に世界から追放される勇者エイジ。 チートスキルや魔法も剥奪され、ステータスも半減し、装備も棒切れ一本。
だが彼の瞳の輝きは失われていなかった。
むしろ一人になれたことを喜んでいた。
「しゃぁぁぁぁ! これで俺は自由だぁぁぁ!」
勇者は謀略まみれの城暮らしに辟易していたのだ。 未知の世界、未開の森、それら全てが彼とって宝石のように見えた。
一方、エイジの魔力で封印されていた魔王が目覚め、元の世界は滅びの危機に陥っていた。
「魔王が復活してこちらの世界が滅びそうなのだ! 助けてくれ勇者よ!」
「あ、ごめん王様、帰り方わからないんで、あとは頑張れ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 14:10:59
5512文字
会話率:44%
少し科学技術の進んだ未来の日本
主人公の影中光は回りの人間からコンプレックスを抱く中学二年生
夏休み前日それが原因で幼なじみを傷つけてしまう
(誰とも関わりたくない)
そう考え始めた彼が翌朝目を覚ますと……
最終更新:2020-09-30 19:47:08
1033文字
会話率:40%
青春。
それは大概、後から思い返せば、ないしは他者の目から見ればキラキラと輝き、この先一生この輝きは味わえないんじゃないかとすら思える期間を指す言葉である。
だが、当の青春に生きる少年少女は、青春がそんな希少性を持つなどとは夢にも思わず、そ
して大概友人と、恋人と、先輩と、くだらない会話を交わして笑っているうちに過ぎ去るもので──。
でも、だからこそ青春は青春たりえるのだ。
これは、そんな青春を消化する少年少女たちの日常の1ページを切り取った「青春」という名の神話のような代物である。
*不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 21:00:00
13308文字
会話率:40%
新たな世界が始った。
魔の瞬間から世界が救われて・・・数年が経った。
創り直された世界からは魔法が消えた・・・筈だった。
闇と同時に消された筈だった。
だが、闇は再び甦った。人々に知られず、影の存在として。
人知れず襲い掛かる闇の者。
やがては野望を剝き出しに襲い来るだろう。
襲い掛かる闇に対抗できる術はないのか?
新たな世界には<希望>は無いというのか?
闇が覆い尽くそうとする時、現れたのは光・・・
光から新たなる輝きが生まれた。
小さな輝きは、やがて大いなる希望<ねがい>を呼び覚ます。
古来から引き継がれた魔砲の能力・・・
今、再び甦る。
闇に打ち勝てる魔砲の力。
世界を破滅から救える魔鋼の能力。
その力を機械に託し、その力を我が友とし。
運命の少女が放つのは・・・魔砲。
宿命の少女が引き継ぐのは魔鋼。
魔法の力を宿した鋼鉄<フルメタル>の戦闘機械。
人は畏怖の念を籠めてこう呼んだ。
「「魔鋼<マギカメタル>戦士」」・・・と。
1000年の永き時空を越えて女神は甦った。
新たなる異能の少女達は宿命を秘めて立ち上がる!
完結済み作品です。
次回作へと物語は引き継がれます。
※転載はご遠慮下さい。谢绝转载。Please do not reproduce the contents and do not share it with any 3rd party.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 18:50:34
807110文字
会話率:31%
今とは違う時代。此処とは違う場所・・・
時にフェアリア暦 新皇紀176年。
フェアリア皇国と隣国ロッソア帝国は、数次の紛争の末に全面戦争へと突入していた。
<この物語は東の端の国から移住し家族を戦争で奪われた、とある少女の戦闘記録である
>
戦争は、人の心も体も蝕む。
闘いの中、少女の心は次第に麻痺していくのです。
自分が撃つ砲弾によって数多の命を奪う事に。
優しい心を傷付け、手は仇為す者を打ち破る度に震えなくなり、瞳の色は次第に澱んでいく。
少女は只、生き残る為に優しき心を封印して仲間と共に闘うのです。
やがて来る自らの終末に怯えながらも・・・
ミハルは壊滅した戦車連隊の只一人の生き残り。
地獄の戦場から帰って来ても誰からも相手にされず、挙句の果てには(死神)呼ばわりされていました。
そんな彼女に転属命令が下されました。
陸戦騎独立第97小隊。
主人公ミハルがこの辺境の小隊にやって来た時、運命の歯車が廻り出すのです。
この物語の世界が・・・終わりを迎える時、何を観るというのでしょう?
数々の出会い、そして別れ。
ミハルは闘う事に悩み苦しみながらも、一人前の魔砲少女として成長していきます。
その魔法の力で守ろうとするのは、もう一人の<双璧の魔女>との約束。
己の宿命に翻弄されながらも・・・たった一つの願いの為に闘い続けていくのです。
碧き瞳に宿る古の力と運命を背負い、今日も戦場を駆け巡る・・・
希望の輝きは・・・永久に・・・
2年間の連載を続けられましたのも皆様の応援あっての事。
ここに感謝と御礼を!
「魔鋼騎戦記フェアリア」完結
(注)この物語には剣と魔法、そして我々の世界で活躍した戦車達が少女達によって戦闘を繰り広げていくファンタジーです。主人公の女の子達が繰り広げる百合有り、家族愛有りのなんでもござれ!的ヒロイックヒストリー。「魔砲少女(Magical Gunner Girl)ミハル」を今後とも宜しくね!
※転載はご遠慮下さい。谢绝转载。Please do not reproduce the contents and do not share it with any 3rd party.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 18:06:47
1825367文字
会話率:29%
同じ部活のクラスメイトの女子。
長い髪は月明かりに照らされ、天の川銀河のように煌きらめき、斜はすから見た横顔は顎が三日月のように綺麗な湾曲を見せ、目は数多の星の光を収束させたように瞳が爛漫と輝いている。
細く整った眉は芽吹いた葉のように美し
く、唇は惑星の大気かと思わせるほど色素が薄いピンク色。
口元をやんわり上げると、陽のあたる場所のように、温かみのある笑顔を見せた。
何より、人を引きつける目の輝きは、僕の気持ちを彼女の魅力へワープさせるほどだ。
要するに僕は彼女のことが好きなんだ。
でもそんな彼女が2ヶ月後に交通事故に合い意識不明の重体におちいった――――。
>高校の天文部のお話です。
イデッチさん主宰の「学校になろうコン」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 19:05:49
2523文字
会話率:25%
気力が だんだんと なくなって行く姿
最終更新:2019-10-31 18:52:22
416文字
会話率:0%
暗くて前がみえない。助けを求める勇気もない。
もうどうでもよくなって、このまま消えてしまいたいと願っていた。だけど君は、そんな俺の光になってくれた。小さな輝きだとしても、彼女は俺にとって暖かな救いだった。
―――これは 遠い異世界の物
語。
誰よりも勇者を信じ、必死に戦い続けた男がいた。彼はなにも見えない暗闇のなか、ひたすらに自分の道を信じ、遥か先に存在する一点の光を目指した。
この道を歩けば歩くほど、輝きは強さを増し、青年の身体を焦がしていく。
やがて運命の日が二人にも訪れるだろう。そのとき乙女は誠の勇者となり、人々に英雄として語り継がれる。
光には必ず闇が存在する。伝説となった英雄の影にもまた、歴史に埋もれてしまった愚か者たちがいた。下手くそだとしても、そんな忘れられた人たちの物語を描きたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 01:19:55
1453840文字
会話率:30%