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「刀とは、意思なき牙につき……」
時は現代。
世に隠れ潜む鬼や妖怪を見破る才、見鬼の力を持つ少年、総一郎はある日、着物を着た不思議な女性に危機を救われる。
だけど彼女の話を訊いてみ
たら、語部やら祓い人やらギヤマンやら、聞き慣れない言葉ばかり。
まるでこの人、別世界から来たような――。
妖怪と祓い人。物語を再現する能力者、語部。そして斬鬼と呼ばれる女性、語部 響。
「以て振るうは人の心なり!」
現代に現れた語部さんと共に、夜に潜む影をぶった斬る!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 18:44:43
32791文字
会話率:39%
私にはこの世ならざる存在を視る力があります。
そのせいで幼少期はなかなかタフな日々が続き、人格形成において多大な影響を受けたものでした。しかし、そんな持って生まれた厄介な力でも、十数年も経てばそれなりに付き合い方が身に着くものです。
そんな私の日常を、あなたには特別に少しだけ知っていただこうと思います。
※夏のホラー2018参加用作品です。もともとは三人称で書いていたのですが、ふと主人公の心理に寄り添ってみるべく一人称にしたところ、ホラーといえるかやや微妙な雰囲気になってきました。開き直って日常系ホラーのつもりで書き上げましたので、怖いものが苦手でも読めるのではないかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 15:41:37
6250文字
会話率:11%
強い見鬼の力を持つ、十七歳の賀茂保憲(かものやすのり)は、陰陽寮の学生、陰陽得業生(おんようとくごうしょう)をしている。十三歳の少年、小丸(こまろ)は、その強過ぎる見鬼の力のため、八歳の時に賀茂邸に預けられたが、二年前、保憲に大怪我をさせ
て賀茂邸を出奔した過去を持つ。保憲の式神(しきがみ)の白君(しろき)から、保憲が父親の陰陽博士(おんようはかせ)忠行(ただゆき)とともに内裏(だいり)に行ったきり帰らないことを聞かされた小丸は、葛藤を乗り越えて都へ戻る……。史実や実在の人物を物語に織り交ぜつつ、十代の頃の賀茂保憲と安倍晴明、そして彼らを取り巻く人々の日常を、史実を織り交ぜつつ描きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 23:41:41
314143文字
会話率:42%
下流貴族の姫である源湖子(みなもとのここ)は物の怪の類が一切見えず聞こえないが、兄の孝允(たかよし)と幼馴染みの橘景矩(たちばなかげつね)は優れた見鬼の才能の持ち主だ。
日々物の怪に悩まされている景矩は湖子がそばにいると物の怪が見えなくなり
、声も聞こえなくなるため、頻繁に孝允や湖子に会いに源邸を訪ねていた。
自分には見えないものを見たい一心で、湖子は陰陽寮の陰陽博士を務める母方の祖父から聞いた治部少丞の三の姫の霊を見に孝允と景矩と共に出掛けるが――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-10-07 00:00:00
21536文字
会話率:48%
彼女こそ真に桐壺帝の妻
カクヨムより転載
新釈源氏物語サイドストーリー
女御更衣あまたさぶらいたまいける中で、真に桐壺帝の望みに寄り添って生きたただ一人の妻。
弘徽殿の女御をあやかしや異能が当たり前の世界で描きます
最終更新:2017-09-18 12:00:00
48446文字
会話率:6%
少女の頃に攫って来られた縁子には、光以外を全て奪い取られ、光を愛するしかない場所へと追い込まれていきました。
新釈源氏物語
異能やあやかしを当たり前とする世界観で、源氏を愛する以外になかった、紫の上を描きます。
最終更新:2017-04-26 01:00:00
23628文字
会話率:10%
カクヨムより転載
新釈源氏物語サイドストーリー
翠子の結婚相手は寝相の悪い十二歳の男の子でした。
あやかしと異能が当たり前の世界で、権門の生まれながら見鬼ではない葵の上の物語を描きます。
最終更新:2017-04-06 00:00:00
21013文字
会話率:16%
〝見鬼〟の能力を持ち、いつも一人だった少年・棗(なつめ)は、自殺しよう!と、そう思い立ち、富士の樹海の奥地へと向かった。
そこで上級怪異に襲われ、苦痛の中で死ぬかと思われたその時、何かに助けられる。
少年を助けたのは、絶対数が怪異の中でも
少ない鬼の一族――そして、怪異には存在しないと言われていた人型の怪異だった。
そんな鬼の怪異で美しい少女・待雪(まつゆき)に助けられた棗は、相変わらず自殺しようとするのだが――?
これは死にたがり無気力系自意識激低少年と、そんな少年を死なせたくないクールでベタ惚れ系白鬼美少女のお話である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-03 20:20:36
34559文字
会話率:38%
俺には普通の人が見ることの出来ないモノを視ることが出来た。
そのせいで人から距離を置かれることもある。だからといって俺は一人ではなかった。
一つの転機が訪れる───。
終わりと始まり
離別と出逢い
さあ、行こう。この先の未来
へ────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-01 06:00:00
8194文字
会話率:44%
安部 晴明の血を引く陰陽師
神崎 夜舞(カンザキ ヨマ)
×
見鬼の学園の陰陽師
日村 輝(ヒムラ ヒカル)
最終更新:2013-09-14 20:07:02
201文字
会話率:19%
神さま、妖怪、そして幽霊といった“変なもの”が見える少女、常枝恵はクラスメートと公園で花火をしていたとき、突如として暗闇の中に放りだされる。友人である千紗都と共に暗闇から抜けだそうとしていると、二人の前にユイとメイと名乗る双子の幽霊少女が姿
を見せた。双子の幽霊に導かれるようにして恵と千紗都は“変なもの”たちが跋扈する祭りの場へと踏みいれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-29 04:41:43
25314文字
会話率:59%
舞台はいまから1,000年以上前の平安京。そこには闇と光の混在するこの時代に生きた人々のたくさんの物語が埋まっている。これは狐の子と呼ばれた男と、見鬼の才を持った姫君の物語。
最終更新:2009-08-27 19:53:23
2886文字
会話率:29%