小さな村に住む呪術師のセリアは、十五の歳を迎えた。その年に、騎士ジュリアス・グラニー伯爵が村を訪れ、戦争のための食料と義勇兵を募ることとなった。騎士と呪術師の村娘は、戦争の中で運命によって惹かれあい、支え合ってゆく。
最終更新:2017-05-30 03:18:44
11452文字
会話率:52%
ファーレル大陸の南西側に位置する緑豊かなグリム王国。
気候にも恵まれたグリム王国は、人々の暮らしを豊かにしていた。
大陸各地から、その恵まれた大地に移り住みたいと、移住して来る者も少なくない。
そんな中、王国領土の東側に位置する巨大都
市エステリアは、未開の地より攻めて来る獣人族オークの防衛拠点として機能している。
高い防壁に囲まれながらも、過去に一度も攻め落とされた事はなく、ここに暮らす人々も争いとは無縁な生活をしていた。
だが、そんなある時、エステリアの近くにオークの前線拠点が築き上げられる。
近々、総攻撃が行われる可能性が高く、王国の首都より義勇兵がエステリアに駐屯した。
しかもオーク討伐に対し、報酬が支払われる旨が通知され、腕に覚えのある冒険者達もエステリアに集まっていた−−−−−。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 12:36:59
15131文字
会話率:51%
199X年。緊張の高まる開戦前夜のアラビア海に派兵された日本人〝義勇兵〟の一人、乃木誠一郎はその戦場で不思議な少女たちに出逢う。多国籍軍による苛烈な攻撃の最中、異能の力でそれに抗する彼女たちこそ、日本帝国の切り札〝撫子〟であった。呪われた宿
命を背負う少女たちと、かつて戦争により心に深い傷を負った男は束の間、心を通わせていく。
呪詛により第二次世界大戦後も戦い続ける歴史を背負った日本。
軍事国家の末端として生きる兵士たちと、呪いの発現者である少女たちの戦場での邂逅を描いた軍事ファンタジー小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-09 14:00:00
90958文字
会話率:39%
この作品は知人の同人誌にかつて投稿したものです。
この作品を読まれるにあたり、作者より注意事項としてお伝えしたいことがあります。
ベルリン市街戦を戦ったドイツ軍各種部隊についてまとめたものですが、一部隊、装甲師団[ミュンヘベルグ]
だけ(わざと)欠いています。
これは、この作品が知人が書かれた装甲師団[ミュンヘベルグ]史の補完を目的としたものだからです。
また、若干の訂正をしていますが、基本的には同人誌中に掲載されているものと内容は同じです。
各部の注はあとがきに掲載してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 14:42:37
40402文字
会話率:5%
アリーシャとセジは幼馴染だった。
セジはユーディシア国の最高権力者の息子で、アリーシャは魔女の血を引いていたが、それでも、身分や環境の差を越えて二人は仲が良かった。
しかし、義勇兵となったアリーシャの兄が死んだことにより、二人の関係は一変
してしまう。
ーーそれから数年後。
セジと口を利くこともなく過ごしていたアリーシャだったが、ある事件をきっかけに、強引にセジに迫られるようになって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-16 12:54:04
96739文字
会話率:38%
アンナ・ビューロは、パルト公国のエースパイロットであるアルター・ビューロを父に、プラウダ連邦空軍のエースパイロットであるエリナ・リトパーグ母をに持つ少女。
アンナは大戦の4年後、母の故郷であるプラウダ連邦で結婚し、農場を営む両親の間に生まれ
、帰化した父親のアルターと同様に、プラウダ連邦の国民として育った。
1929年、アンナ8歳の年、民主化を望む人民蜂起がプラウダ連邦に勃発する。
騒動によって妻エリナを失ったアルターは、騒動の原因となった貴族と言う存在に復讐を誓い、娘のアンナを連れて、故郷のパルト公国へ帰郷した。
父とともにパルト公国の国籍を取得したアンナは、貴族への復讐心に狂った父アルターのために自らが戦闘機のパイロットとなると誓う。
アルターはアンナにパイロットとしてのあらゆる教育を施した後に失明し、失意の内に自殺する。父の死後、アンナは同盟国であったヴァシュリクス共和国の士官学校「第3ザーリッシュシューレ」に編入し、好成績を収めながらパイロット候補生としての日々を送っていた。
1937年10月、戦時による繰上げ卒業を経て、アンナや同級生だった少女達は、空軍の軍籍に付き、教官であったヴェラ中尉の元、訓練を始めていた。
1937年 12月15日、予想よりも早く、アンナの祖国パルト公国が近隣諸国連合軍の侵攻を受け、アンナを含む5人の少女は、学徒動員同然の状態で、半ば義勇兵として
パルト公国への救援に(ヴァシュリクス空軍特別先遣隊、第2ダーリエ小隊)として
最前線となる任地に派遣された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-13 12:29:37
82518文字
会話率:50%
日本は世界から完全に孤立してしまった。そんな日本を機械の軍団が蹂躙する。倒しても倒しても現れる機械軍団に政府はついに一般人から義勇兵を募集。その年齢制限は高校生まで下げられていた。
最終更新:2015-03-23 11:10:11
10958文字
会話率:54%
魔王による侵略で人間の生活が脅かされている世界。田舎で平和に暮らしていた牧童ライオネルは、村を襲った魔物の軍勢により唐突にその生活を奪われた。唯一逃げ延びた恋人アンヌと共に、生きるため義勇兵として戦いの日々に身を投じる。しかし人々は彼を「英
雄」と見做し始め、追い詰められた彼はいつしか「冷酷にして非情なる〈紅の義士〉」となってしまう。他者の生存を第一に自らを捨てた彼の在り方を、共に戦う仲間ですら気づかぬままに戦争は進む。【Die fantastische Geschichte 5】勇者などいない世界で、英雄に仕立て上げられた少年と仲間たちは戦い続ける。※この作品はpixivでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-01 12:10:40
10046文字
会話率:42%
無謀な戦闘に何度も借り出される騎士リーレスは義勇兵として、死を免れるために肥溜めに入ろうとしたら異世界の女風呂に迷い込んだ日本兵の八十田連一は傭兵として、大国間の思惑に揺られて血を流す小国ハンダラットへ向かって何度も死に掛ける。
最終更新:2014-05-13 11:56:34
113915文字
会話率:38%
『桃太郎』が鬼を力で捻じ伏せて早数年。若さゆえの正義感と行動力とが激しく欠落した彼の耳に、不吉な一報が舞い込んでくるから驚いた。委細によれば、姿を晦ましていた鬼の一派が異形の化け物と手を組み、目についた村や町を次々に強襲しているといった、い
つか体験した前代未聞の危機再来であったのだ。 国内最大級の経済力と軍事力とを兼ね備えた『月の都』は平和を取り戻すべく、全国の猛者への加勢を提案。義勇兵を募る。 その使者がついに、山奥の農村で暮らす桃太郎の元にもたどり着いたのであった。 ※注意/漠然としたイメージでは和風RPG。ハーレム要素あり。残酷描写極力は避けるが、戦闘は頻繁に発生する。やはりハーレム。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-17 22:18:24
62507文字
会話率:27%
とある洋上にある航空基地では厄介者や外国人義勇兵など一癖あるものたちばかりだった
そんな基地の物語
最終更新:2010-11-11 20:32:45
2189文字
会話率:48%
シル外伝シリーズ。火星を舞台にした、小さな戦争の物語。独立戦争の断片の一つ。少女の目から見た、戦争の一幕。少年兵は、少女に恋をし、上官を敬い、全てを失う。戦争という戦争を戦争した、少年義勇兵の最期の記録。
最終更新:2008-03-20 21:25:41
12570文字
会話率:18%