あの寒い夜、彼女は神戸にいた。船の汽笛を聞き、彼女はあることを考える。
最終更新:2020-01-11 07:00:00
313文字
会話率:0%
2019年冬、大学進学を機に東京から札幌にやってきた梓は、汽笛の音を聞きながら、ある衝動に襲われたーー長編の1話のつもりで書きました。書けそうだったら続きます。
最終更新:2019-12-11 16:10:14
1153文字
会話率:39%
湖面にうつる最後の鳥よ
おまえの声はうつろな汽笛
どこへ行くのか知るはずもなく
おまえは国境を超えていく
……
最終更新:2019-11-30 21:54:54
240文字
会話率:0%
一年ぶりに生まれ故郷・新潟へ戻ってきた田沢純。久々に会うかつての友人たちとの宴で、ふと彼は、ある出来事を思い出す。
それは、都会へ向かう特急列車の発車時刻がせまる、午後一時五十五分の出来事のことであった……。
(初出……文芸アンソロジー
「DyUtopia」 平成三十一年一月刊行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 18:00:00
24300文字
会話率:47%
三百年前の戦争で文明が断絶した世界。
大地を這うように敷かれたレールをひた走ること三日半。国境を越えた列車はようやく、窮屈な旅の終わりを告げる汽笛を鳴らした。
列車を降りると入国審査所に促され、言われるがまま窓口まで出向く。
「おやお
や遠くからようこそ。齢16のお嬢さんには列車の旅は辛かったろうに」
「ありがとうお爺さん。でも、私どうしても飛行船は好きになれなくて」
三百年前の戦争は世界に大きな爪痕を残した。
大陸は汚染された「腐海」におおわれ、人々は残された大地に巨大な国家を創り上げた。皮肉にも軍事開発を後押しする格好となり技術は大きく発展した
蒸気飛行船はその象徴とも言える。戦争で災厄をもたらした象徴は、今や交通手段として、輸送手段として、我々の生活には欠かせないものの一つとなっている。
無事に入国審査を終え、街へ。
この街の外れには、私が目指す村がある。
ここが旅の終わりではない。ここから始まるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 23:07:31
7468文字
会話率:38%
同じ思いは、同じ気持ちにしてくれる。
最終更新:2019-02-16 17:44:57
333文字
会話率:0%
手頸を切った女と、彼女に下心を持つ男の話
http://nakanotaku.hatenablog.com/ にもこの原稿は掲載してあります。
最終更新:2018-10-14 22:58:59
2534文字
会話率:27%
何らかの理由により亡くなった者が、死後天界へと至る前に。
~夢列車~
それは、やり残した、あるいはやり直したいこと、誰もが抱えるそんな悩みを、一つ叶える夢へと連れ出す列車。
あくまで夢幻。空想に過ぎない。
叶えられたとしても、叶
えられなかったとしても、それは一時の夢である。
けれどもこの夢列車の乗客は皆、それに希望を抱いて乗ってくる。
今日もまた一人、新たな迷いを持った乗客の待つホームへと、夢列車は汽笛を鳴らして入り行く。
以前より大好きでお世話になっておりますイラストレーターamehal先生のイラスト”ポラリス”を眺めていましたところ、構想が浮かびまして。本人様に”同タイトルで小説が出したいのですが”と相談しましたところ、”ならイラストも使ってくれて良いよ”と快い許可を頂きまして、第1話冒頭に添付させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 23:09:41
2472文字
会話率:30%
日中労働を終えて帰ったら即ゲーム。
日頃の楽しみといえばレアアイテム探しに武器装備の強化というゲームオタクの女主人公。
いつもの朝の電車待ちで、主人公は背中を誰かに押され線路に飛び出してしまった。
電車の汽笛と衝突した時の鈍い音だけが響く
…
―――「はっ…!」
全身から大量の汗と荒い呼吸を繰り返しながら、主人公は前世に生きていた頃の夢を見たのだと理解する。
転生先は、魔法が存在する異世界だった。
転生した姿は白銀の髪に翡翠の目、まるで妖精のような容姿で可愛らしい6才の幼い女児。
だが主人公は知らなかった。
ここはある乙女ゲームの世界で、自身の転生先が悪役令嬢だということも。
知らない主人公は、魔法が使えることにただ、ただ、浮かれていた。
「魔法世界、最高か!よっしゃ特訓だ!」
将来はモンスター退治の冒険家を目指すために…
幼少期は魔法や学問を家庭教師から学び、
15才から乙女ゲームの舞台にもなっている魔法学校に通うが、分岐点を全てへし折り、攻略対象の男の見せ場を奪っていたりと奇想天外な日々を送る。
卒業後は結婚せずに冒険者になることを夢にみていた主人公に、謎の男が現れる。
主人公の危機を救ったり、世界最強呪文を使えたり、そんなミステリアスな男に主人公は興味を示していく…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 17:35:35
3357文字
会話率:37%
そして君は汽笛を鳴らすか
最終更新:2018-02-01 14:58:46
215文字
会話率:0%
月ヶ岡高校に通う月夜祐はある日、幻影列車という異世界に行くことができる列車の話を聞いた。その噂が本当かどうか確かめるため、列車が来るという午前零時に廃駅に仲間たちと行くことにした。
午前零時、大きな汽笛とともに彼らの運命の歯車は回りだし
のであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 00:32:43
9489文字
会話率:61%
主人公(秀次)の頭の中はボーっと汽笛が鳴っていた。ある日階段から足を滑らせ「天空」へと導かれる。そこには、半人前の天使、見習い中の若神様、頑固な亡父、亡父に振り回される閻魔様、下界と天空の間で、色々な人にめぐり合い、今更のように親の愛情を感
じ、子や孫の成長を知り、半人前の天使「ココア」との交流に喜びを知った。
定年退職後の覇気の無い生活を捨て、生きることの大切さを学び、少しでも役に立つことをしようと、人生後半の目標ができた秀次のハチャメチャストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-27 09:00:00
24247文字
会話率:60%
幼かったあの日、私は紳士と出会った。
病院の中庭で、空からやってくる船を待ち続ける紳士と猫。
なくしたものは必ず見つけ出してくれる姉。
ぼんやりと歩き続ける彼ら。
白に怯える私。
あの日、私は船の汽笛を聞いたのだ。
最終更新:2016-06-30 17:04:22
9910文字
会話率:11%
どんなに時が経っても拭えることのない後悔。もう一度繰り返して見ると、こうなることは目に見えていた。彼は何故ここにいるのか、27日後の汽笛が教えてくれる。
キーワード:
最終更新:2016-01-31 22:42:42
1642文字
会話率:0%
きのうも今日も、きっと明日も流れてゆく、変わらない時間。いつも小さな幸せを探してる。ひぐらしの鳴き声は遠く山の麓の木陰から届く。
最終更新:2015-08-16 11:44:51
333文字
会話率:0%
少女スゥには、生まれつき獣耳が生えていた。
その容姿は人間とも、動物とも似つかないどっち付かずであり、その容姿からか、皆に忌み嫌われ、居場所が何処にもなかった。
そんなある時のこと。
スゥは、偶然にも鳴り響く汽笛の音を聞いた。
列車に乗れば、ここより遠い、自分の居場所のある所へきっと行ける、そう信じて乗り込んだ。
それは――スゥの小さく大きな冒険の始まりだった。
ほのぼの系ダークファンタジー。
※現在工事中。第一章まで完了。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-18 06:29:20
93218文字
会話率:40%
海外出張のホテルの部屋で偶然に聞こえた夜汽車の汽笛は高校時代の友人の顔を思い出させた…遠く離れた友と、過ぎ去っていった日々を汽笛が繋ぐ。
※以前google+に投稿したものに加筆修正しています(google+は削除済み)
最終更新:2015-04-09 22:27:28
3349文字
会話率:0%
夜の町に響く「蒸気機関車」の汽笛。毎晩続く騒音に住民は悩まされ、捜査に乗り出した警官の力でもその真相は掴めないままであった。しかし、事件解決の手がかりが意外な所から現れた。果たして謎の汽笛が鳴り止む日は訪れるのだろうか?
最終更新:2013-11-30 09:00:00
7080文字
会話率:39%
「創作のためのお題ったー」から出たお題「突然の汽笛」。「薬缶」にしてリア充ネタにしたら気持ち悪くなったので断念。リア充サラッと描ける人ウラヤマ。
最終更新:2013-10-08 17:23:55
200文字
会話率:34%
ブラックユーモア、SF、ホラー、シュールなコントなどのショートショート集。
表題作「希望の明日行き号を探して」他50編
「金の延べ棒と浮き輪」
海辺の村に、乱暴な男が住んでいた。村人に迷惑ばかりかける嫌われ者だった。あるとき、罰が当たり
海に落ちると老人が現れ……
「続ウサギとカメ」
いつものろまだとバカにされてきたカメが、見返してやろうと、特訓を積んで、スーパーカメに大変身するが……
「ワーキングショップ」
住み込みながら短期の労働をすることにより、欲しい商品を手に入れる、新しい形態の店の話。
「試食」
職を失い、デパ地下の試食をして食いつなぐ若者が、全国のうまい物を食べつくしに出発する。
「人生代行業」
人に代わって、どんな嫌な仕事でも何でも引き受ける代行業者を頼んだばっかりに、自分の人生そのものを失った男。彼がとった選択は?……
「検定屋」
何でも検定してくれる便利な商売があってて……
「新マッチ売りの少女」
寒さに凍える少女は、耐えきれず放火をしてしまう。
「希望の明日行き号を探して」
それに乗れば、行き詰った日常から、希望の明日へと連れて行ってくれる汽車の物語。遠くどこからか、ボーッ、と懐かしい汽笛の音が聞こえる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-02 16:42:14
38352文字
会話率:75%