30世紀末、魔法による大規模な戦争が勃発した。
僕は、17歳にしてその戦場へと駆り出されることとなった。もちろん、最初から戦場へ出たわけではない。どこにでもあるような家に住んでいた僕の家のポストに突然、一通の封筒が届いたんだ。
それは、戦場
へ向かうための若者達を訓練する”兵士研修所”からの手紙だった。僕に拒否権はない。
家を出る直前まで涙を流す母の手を、最後まで僕は握りしめてこう言った。「必ず帰ってくる」って……。
これはもう遠い昔の記憶。
あと4日で世界は終わる。
今更、母に会いに行くことはできない。さてこれからどうしようか。お金の概念も、平和という概念も消えさったこの世界で、あとは何をしよう?
「あんた、そんなところにいると危ないよ」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-09 10:20:56
7231文字
会話率:25%
莫大な遺産を相続して早期リタイアし、郊外のお屋敷で悠々自適に暮らしているアラフォー(そろそろアラフィフ)おじさん……と思われているダダイ氏。住居は幽霊屋敷、同居人は――「神の子」を自称する二重人格の少女。神の人格と人間の人格を有していると言
う彼女は、厄介な相手である。しかしワケあってダダイ氏は、言うことを聞くしかなく――。……そして今日もダダイ氏は、少女と怪奇現象に振り回される。
※なんらかの続きものの1話目みたいな雰囲気の、別に続きはない短編作品です。
※他投稿サイトにも掲載。
※全6話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 00:00:00
13183文字
会話率:12%
ある一人のインキャ高校生が退屈な日常が終わり家へ帰り部屋へ行きゲームをしようとしたところ机に一つの茶封筒が…。主人公の運命を狂わせるその中身とは。
最終更新:2024-07-02 19:16:12
4143文字
会話率:47%
とある名門校の寮で、1人の少女が殺害された。
被害者の名前は相良 凛(さがら りん)といい、頭に2箇所の傷、身体には複数の打撲痕があった。
誰が彼女を殺害したのかは分からない。凶器や物的な証拠は見つからず、もちろん犯人の殺害動機も
不明である。
そのような状況の中、殺害された少女の幼馴染である結城 綾麿(ゆうき あやまろ)の元に、差出人不明の赤い封筒……通称『赤紙』が届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 03:13:53
4951文字
会話率:40%
とある町のとある小さな孤児院。
ある日、そこに住む一人の少女に手向けられた一通の手紙が届く。
その封筒の中に入っていたものは、魔法学園セレスティアルヘルズへの入学書と、生き別れの双子の弟という者からの手紙だった。
魔法使いに憧れていた
少女は双子の弟であるトワイライト・ディザスターとしてセレスティアルヘルズへ通うことになるのだが、その魔法学園の禁秘にはこの世界の運命を握る鍵と少女の持つ不思議な記憶の真実があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 21:00:16
26031文字
会話率:35%
「なんだ...これ...?」人生のどん底にたたきつけられた僕は、母の葬式帰りに謎の封筒を拾う。その中には、名探偵コ〇ンに出てきそうな液体が入った小さな瓶が。なにもかもが嫌になって、頭が空っぽだった自分はなにも考えずにその液体を飲む。その瞬間
、強風が吹き、通りすがりの女性たちのスカートが一気にめくれ上がる。...そう、僕は”ラッキースケベな体質”になってしまった。
手に入れた体質のおかげで発展していくクラスメイトとの恋と、ドタバタな日常を描いた、青春ラブコメディー...?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 00:43:15
4782文字
会話率:44%
現代日本の静かな町で暮らす中学2年生、水木翔太は、平凡な日々を送っていた。両親を幼い頃に失い、優しい祖母・澄子と共に暮らす彼の生活は、学校と家の往復だけの穏やかなものであった。しかし、ある日、不思議な夢を見た翔太の元に、古びた封筒が届く。そ
れは、祖母からの手紙で、彼が魔法使いの血統を引く特別な存在であることを告げていた。
驚きと戸惑いの中、翔太は秘密の魔法学園への招待状を受け取る。祖母の導きで学園に足を踏み入れた翔太は、様々な魔法の才能を持つ仲間たちと出会い、新たな友人やライバルと共に、魔法の世界での冒険が始まる。
学園での生活は楽しくも厳しく、翔太は自分の力を信じ、成長していく。しかし、学園には古代の魔法遺物が隠されており、それを狙う謎の組織が存在することが明らかになる。翔太たちは、その陰謀に立ち向かいながら、友情と勇気を試されることになる。
異世界からの強力な敵との戦い、学園と現実世界を守るための決意。翔太は自らの魔法の力を解放し、仲間たちと共に、迫り来る危機に立ち向かう。
「秘密の魔法学園」は、友情と成長、そして未知なる冒険が織りなすファンタジー物語。翔太が選び取る未来とは一体何か?彼の冒険の幕が、今まさに上がる!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-26 08:01:14
47637文字
会話率:7%
散歩を楽しんでいる最中に封筒を受け取った。その封筒を開けて、一枚だけの便箋をその中から取り出した。便箋には、『なぞ、なぞ?』と変てこな「メッセージ」しか書かれていなかった。急遽、散歩を取り止めて、底に書かれてあるメッセージにはどんな意味が
隠されているのか、早速推理を開始した。果たして、そのメッセージの意味する所とは何なのか?これはそれを探るための物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 16:06:41
3340文字
会話率:49%
死者の復活の為に立てられた計画を止めたアーシャとリリアンヌ、二人は何事も無かったかのように共に過ごしていた。
しかしある日家の中を掃除していた時のこと。
アーシャは資料の中に挟まれていた封筒によって計画が潰えていなかった事に気がつき故郷へと
向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 07:23:04
20540文字
会話率:35%
教師を目指す障害者の青山は、ある日ポストに入っていた一枚の封筒を受け取る。
そして其処に書かれていたのは『学舎妖』と言う学校の教師になって欲しいと言う内容だった!
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最終更新:2024-05-17 18:33:56
1236文字
会話率:24%
私と彼には幸せな未来が待ち受けている筈だった。でも、突然逝ってしまった彼。一人残された私に、亡くなった彼からの封筒が……。中に入っていたのは奇妙なマークだった。
最終更新:2024-05-07 00:06:09
9299文字
会話率:53%
美希はいつも古ぼけた封筒を大切に持ち歩いていた。しかし誰にも中身を教えることはなかった。封筒に興味を持った祐樹は、彼女に尋ねるが…
最終更新:2024-05-03 22:00:00
5120文字
会話率:6%
子供の頃から、喫茶店で働くことが夢だった。
大学二年次、夏期休暇の頃。
下宿先として世話になっていた祖父の家で読書をしていると、実家から尋ねてきた弟から一通の手紙を渡された。数年前に失踪して、現在も行方が分からない祖父からの封筒である
。
曰く――喫茶店の店舗を用意した。場所は異界である。奇跡と魔術が存在する珍妙奇天烈な世界であるが、驚くなかれ。人生の糧としてくれれば幸いである――とのこと。
手紙に従い、同封された指輪をつけて裏庭にある蔵に行けば――蔵は、確かに異世界らしき場所に繋がっていた。
驚いたのは、いつのまにか趣ある喫茶店にいたことでも、自由自在に魔法が使えることでもなくて。窓ガラス越しに見える風景――暗い空から静かに降る雪と、青白く光る巨大な満月であった。月光に誘われるように外に出て、何をするわけでもなく月を仰いでいれば、黒馬に乗ったひとりの騎士が通りかかる。
「もし、お嬢様。何をされているのですか」
「月を、見ておりました」
「月光を浴びてはなりません。月蝕病に罹ってしまいます」
「病気、ですか。あの月は悪いものなのですか? あんなにも綺麗で、懐かしいのに」
私の問いに、騎士は肯定も否定もしなかった。少々の間を置いたのち。
「月は、生ける者を惑わし、死せる者を裡に閉ざしてしまう――神の造った楽園です」
とだけ答えた。
その表情は、死別してしまった誰かを深く悼むようでもあり、あるいはその原因となった誰かを心底恨むようでもあり――私は彼の美しい顔に見惚れてしまった。
それが、私と彼の出会いであり――まだ名前すら決まらぬ喫茶店の、初めての客であった。 疲弊していた彼を奇跡で癒したことを契機に、私が聖女であるという評判が広まり、店は次第に賑わっていくが――。
巨大な満月を巡る、のちに聖女と呼ばれる少女と、熱烈な守護者となった騎士の物語。
――――
※あらすじは開発中のものです。実際の内容と異なる場合もあります。ご了承ください。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。実在する人物、地名、所属、その他名称において一致があったとしても、創作上の偶然です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:42:49
382924文字
会話率:34%
小さなリサは、ある日、ベージュの封筒を配る不思議な配達員と出会う。
時間の流れが違う、と言うその配達員と、リサは何年ものあいだに何度も出会い、親しくなっていく。
最終更新:2024-04-23 08:01:49
6425文字
会話率:46%
FOI日本支局局長の博と、捜査官空は、食堂のおばちゃん花さんの所に届いた、1個の荷物の謎に解き明かす。
一通の封筒しか入っていない中身。封筒の中には一枚の一筆箋。
「私の名前を覚えておいてね」
花さんの友人からの手紙は、何を意味するのか。
二人の日常的な、ショートストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 05:21:45
5639文字
会話率:38%
親から段ボールに入った仕送りが届いた。
中を開けるとそこには晦日(みそか)と1通の封筒が入っていた。
最終更新:2024-01-31 07:37:01
1254文字
会話率:5%
「私が蜘蛛の神様とマッチング?」ある日、親展と書かれた分厚い封筒が届いたことで、蜘蛛が大嫌いな山上サエの日常は大きく変化する。(他サイトにも掲載しています)
最終更新:2024-01-08 07:00:00
14430文字
会話率:34%
大晦日の夜。俺、彼方万里(かなたばんり)は、
幼馴染の恩田真子(おんだまこ)に呼び出されてPCの修理をしていた。
昔からコンピュータやプログラミングが得意なので、このくらいは朝飯前。
真子とは家が隣で昔から家を行き来して彼女のP
Cのお守りをしてやっていたようなちょっと変わった関係で、片想いの相手でもある。
パソコンの修理をさっと終えた俺は彼女のデスクトップに見慣れないファイルがあるのを目にする。
「万里への恋文.docx」というめちゃくちゃ直球なラブレター。
勝手に中身を見てはいけないと、何事もないように作業を終えた俺だけど、頭の中はそのファイルのことでいっぱい。
彼女の家で一緒に大晦日の夕食を共にした後。
真子から一通の封筒を差し出された俺。
「万里。これ読んで欲しいの」
「あ、ああ。わかった」
促されるままにその手紙を読み進める俺。
しかし、だ。
好きな女の子の眼の前でラブレターを読み上げる俺。
それにいちいち反応する真子。
恥ずかしすぎるんだけど!?
さらに読み進めていくと、出てきたのは短いJavaScriptのプログラム。
function forever(){
console.log("大好き");
forever();
}
forever();
最近、真子にねだられてプログラミングを教えていたけど、まさかそれを使ってこんな斜め上の告白をしてくるとは……。
大晦日の夜に繰り広げられる、両片想いで、どこか変な二人が一歩先に進むお話をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 18:10:57
7776文字
会話率:45%
波多野靖樹(はたのやすき)は学業まあまあ、スポーツまあまあな普通の高校二年生。
趣味があう友達に恵まれ、充実した高校生活を送っていた。五月のある日、郵便受けには懐かしい相手からの手紙。
封筒を開けてみると出てきたのは、かつての親友で
幼馴染である浅野かすみ(あさのかすみ)からの便箋。
年一度の年賀状のやりとり以外に交流がなくなっていたかすみからの手紙は―ラブレターだった。
四年越しのラブレターに対する靖樹の返事やいかに?
思い出を「忘れられない」男の子と、やっぱり「忘れられない」女の子の四年越しのラブストーリーをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 15:24:49
7690文字
会話率:46%
マンガ家の『私』が、元アシスタントの男に押し付けられた空の茶封筒から恐怖は始まる。
※こちらの作品はカクヨムにも投稿してあります。
最終更新:2023-12-05 16:09:09
6684文字
会話率:52%
主人公は、全ての好みが妻と合わなくなり、大喧嘩が絶えなくなり、二人の間に子供が出来ないまま離婚をする。その翌日、主人公の家に、封筒が一通届く。中には紙が一枚だけ入っており、文章と地図が載っていた。しかし文章の内容は、俄かには信じがたい内容だ
った。なんと、法改正により再婚が撤廃され、尚且つ離婚してから一週間以内に双方は亡くならなければならなくなった為、地図に示された自殺所へ行き、亡くなれと言う内容だったのである。法改正の事等全く知らなかった主人公だったが、調べてみると本当に法改正が行われている事が判明。こんな法改正が行われるにも関わらず、話題にもなっていなかった事に疑問を抱くが、主人公とその元妻は、離婚してから一週間以内に死ななければならなくなってしまったのである……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 19:00:00
3265文字
会話率:20%