現在、人間と魔族の戦いの中心はダンジョンにある。
今から90年前、人間たちを恐れ慄かせた偉大な魔王が殺された。8代目の魔王であるその『偉大な魔王』は、桁外れた魔力と優れた頭脳から、人間との対立において常に劣勢であった魔族を勢いづけ、人間の領
土を次々に侵略したが、伝説の勇者トール一行により殺されたのだという。
人間たちは歓喜に沸いたが、大予言者ファビンの『100年後にまた魔王は復活する』という予言から、まだ戦いは終わっていないと考えられた。魔王を復活するためには依り代となる6つの魔導石が必要となり、そして魔族はその魔導石を各地のダンジョンに隠し守っているのだということが判明してから、勇者たちは各地のダンジョンに攻め入るようになる。それに対抗して魔族たちは魔導石を守るために各地にダンジョンを作り、攻め入る勇者たちを返り討ちにして有望な戦士の数を削ろうと難関な仕掛けを施した。
真面目さだけが取り柄の魔人リリーはマニエラ魔術総合学院を卒業して、一級ダンジョン製作士の筆記試験に合格する。そして彼女は、魔人界憧れの職業である一級ダンジョン製作士を目指して、研修期間として各地のダンジョンを巡る旅にでることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:44:16
40859文字
会話率:62%
オレの名前はアイビー・マリーゴールド。
アンモビウム王国専属の魔術師だ。
そして、「完全なる予言者」の一人。我、全てを知るものなり。
やれやれ、こんなところまで来るなんてキミも物好きだな?
こちらは「ポインセチア・ノート」の外伝
。
運命と予知能力に翻弄されていく中で、若かりし頃のオレは何を決断するのか?
青年よ「結」を知れ。
本編では描かれない秘密や本編では描かれない伏線もあるらしいから精々楽しんでくれ。
ウィンガス暦226年12月31日
アイビー・マリーゴールドより。
*
こちらの小説は月一投稿です。
次回の投稿は2/20です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 01:00:12
8449文字
会話率:27%
セダ王国の王女リディアは、かつての敵国であった隣国ラダクール王国の王太子と婚約していた。そして婚前留学をするよう命じられたリディアの元に、護衛騎士となる男が挨拶に訪れる。
グレイ・ノアールと名乗った男の顔を見て、リディアは気を失い目覚
めた時には前世の記憶を取り戻していた。
そしてここが『プロフィティア ~転生の予言者~』という、流行の異世界転生を扱った乙女ゲームだったということを思い出す。
でも待って。異世界転生をしたはずの私は、ヒロインではなく悪役王女なの?
そしてリディアは自分の護衛騎士を見て困惑する。たしかゲームでは『クレイ』という名前で、白い髪と青い瞳を持つ白騎士と呼ばれた男だったはず。それが、黒い髪に黒い瞳を持つ『グレイ』という人物に成り代わり、私の側に居る。
私の初恋で最推しだったクレイを返してほしい。
しかしリディアにはこの現象に思い当たることがあった。
それは、ゲームには付きものである“バグ”。この乙女ゲームには、ファンの間で有名なバグがあった。それはクレイだけに起きる現象“バグレイ”の存在。
もしかしたら、彼は“バグレイ”なのだろうか?
そうであるとしたら、私の運命は何か変わってしまうのかしら……?
*タイトルはこんな感じですが、割とシリアスなお話です。
*三十話程度の中編になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 21:06:24
87252文字
会話率:23%
婚約者を溺愛するエキセントリックな王太子リディアン。そしてその彼に仕える哀れな魔術師バフェグが、切ない恋心を抱えながら時空を旅し、予言者となるお話です。
『わたくしは根っからの悪役令嬢ですが、婚約者がエキセントリック過ぎて出る幕がありません
わ!!』の番外編です。
コミカライズ記念。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 07:00:00
4066文字
会話率:44%
僕の近所の姉ちゃんは予言者だったしかしある日僕は姉ちゃんの秘密を知ってしまう
最終更新:2024-01-25 19:55:46
299文字
会話率:20%
───それは、空から落ちてきた。
大予言者ホーリーホックのお話の中の物語。
明日で13才のお誕生日を迎える私は、夜空を見上げながら……そのお話の中から、いろんなことを想像する。
私って……いったい──どこからやって来たのかな?
最終更新:2023-11-15 21:01:36
125131文字
会話率:36%
大予言者ホーリーホックの伝記より。
最終更新:2023-04-12 04:14:51
1323文字
会話率:37%
───それは、空から落ちてきた。
大予言者ホーリーホックのお話の中の物語。
明日で13才のお誕生日を迎える私は、夜空を見上げながら……そのお話の中から、いろんなことを想像する。
私って……いったい──どこからやって来たのかな?
最終更新:2023-01-31 23:00:00
62700文字
会話率:35%
予言者は『死ぬ』ために人を救っていく。
「ああ、きみは女難の相が出ているね。――でもどうしよう。ぼくはきみを、助けてあげられない」
女に振り回されてばかりだったイケメンは、不思議な目を持つ予言者と出会い、ともに占い業で金を稼いでいくこと
に決める。
――予言者が死ぬ、その日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 18:00:00
34832文字
会話率:45%
【その者、緩き衣を纏いて不毛の野に降り立つべし。失われし聖と魔の絆を結び、遂に我らを、白き清浄の地に導かん――】
人間族と魔族が五百年間も戦争を継続している世界に、異世界である日本から「聖女」として一人の女が召喚された。人間でありながら
圧倒的な魔力を秘めるという聖女を捨て置けば、戦争における魔族の敗北は必至。それ故、【焦熱の魔王】ベルフェゴール・リンドヴルムは聖女の奪還を実行、魔界へ連れ去り聖女を魔道へ堕とそうと画策するものの――。
「うほぉー何コレ! 塗ったら勝手に色が変わって虹みたいな色になんじゃん! 魔族ネイルすげー! ヤバみ深し!」
――なんと異世界から聖女として召喚されていたのは、日本の白ギャルJK・恋し浜のえるであった。
五百年の長い歳月を生きていながら、女の子と付き合うどころか、いまだに手を握ったこともない残念美形魔王ベルフェゴールは、陽キャの塊であり、しかも距離感が近いのえるの言動にほとほと手を焼くものの、一方で期待してもいた。
数百年前、魔族の大予言者が予言したとされる、この戦争を終わらせる存在――「魔族に優しいギャル」。人間でありながら、穢れた存在であるとされ、激しい迫害や差別を受ける魔族にも分け隔てなく接し、しかも優しいとされる存在。のえるがその伝説に名高き「魔族に優しいギャル」ではないかと考えたベルフェゴールは、のえるを保護し、彼女の力で戦争を終わらせようと画策する。
一方、先代の聖女が家族の仇でありながら、聖女である自分を保護し、聖女を戦争の道具に仕立て上げようとする人間族から護ろうとするベルフェゴールに、のえるもいつしか心惹かれていく。
だがそんなある日、魔界へと連れされられた聖女を奪還すべく、「勇者」を名乗る人間が魔王城に突撃してきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 12:05:01
30898文字
会話率:39%
ある日、魔法使いがこの世から消え去りました。
ある一人を除いて。
引き篭もり歴なんと1600年以上。伝説の魔法使いにして、彼の王に使えたと言われる最高で最悪で最善で最低の予言者、魔法使いマーリン。
彼女は魔法使いをこの世にもう一度
蘇らせる為に、外の世界に飛び出す。しかし途中で謎の集団に襲われて………!?
「はぁー、まじだる」
世界中を旅する彼女と、彼女の弟子達の物語が始まるのでした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-09-14 07:13:06
361096文字
会話率:58%
『破壊の魔女』と言われた『なんでも破壊できる能力』を持って生まれた心優しい少女メリエムは、日々その力を使って町の人々を助けてきた。
ルリシットは、そんなメリエムに告白できずにいたが、それを後悔することにある。
予言者に町の人々が『破壊の魔
女』は町を滅ぼす!と扇動されメリエムに人々は牙をむく。
ルリシットはその様子を見て『手に隠した小石がどちらの手に入ってるかがわかる能力』を活用して彼女を助けようとするが・・・?
ルリシットはメリエムを『救える』のか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 04:00:00
6000文字
会話率:33%
――僕らは予言への挑戦をする。
――フロントライゲーム・オンライン、俗にいうVRMMOというゲームの一種で、三つの国に別れ互いのフラッグを奪い合うゲームだ。
このゲームをプレイしていた僕、ナオトはある日、無限落下バグに巻き込まれてしま
う。
そのバグによって出会ったNPC達により、あるアイテムが変化し
『現実世界』の未来が記された予言書『奇跡の書』を手に入れてしまった。
そして『現実世界』ではプレイヤーが次々に物理的に消滅する謎の現象が発生していた。
歪む日常、巻き起こる事件の数々、未来が記されていく予言。
大切な誰かを守るために予言とデバックをしていく。
リアルとゲームを行き交う僕らは、ある真実へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:19:30
365434文字
会話率:30%
10年前、星 Liuga で世界戦争が勃発しました。その時、不死者が一人の少年を永遠の苦しみから救いました。その少年は紅の予言者でした。彼らは時代の終わりを示す前兆であり、しかし、この時代は Liuga が経験する最後の時代とされていました
。
世界が時代の終わりに向かう中、彼は一般的な生活に似たものを求めて巡礼の旅に出ます。たとえそれができなくても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 16:13:43
21396文字
会話率:17%
聞こえてくるのは、星詠みたちの間に伝わる、長い長い口承歌。少し掠(かす)れたその声の持ち主は、テントの幕布に寝そべるようにして暗い星空を見上げている。大きめの服をまとった小柄な少年。頭に巻いた重そうなターバンの先端、特徴的な紋様の描かれた布
が夜風になびく。
***
傭兵のお姉さんが星詠みの少年に頼み事をする話。
前後編の全2話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 10:00:00
5085文字
会話率:43%
明日、世界に何が起きるのか、それを正確に把握していると言ったら、人は自分の事を予言者と呼ぶだろうか?
人類の絶滅が避けられない状況で人は何をし、何を思うのでしょうか? その一場面を切り取ってみた小説になります。1500字ちょっとのお話で
すので、お時間がありましたら、ご一読の程をよろしくお願いします。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 17:04:33
1683文字
会話率:0%
常時金欠な遊撃兵ラウドが、軍からの依頼に飛びつくのはいつものこと。
そして、貧相なボディが悩みのドジな女教師レイナに助けを求めるのもいつものことだ。
五年前。魔術戦争という大規模な戦争があった。魔術師による犯罪が横行し始めたからだ。魔
術を危険視した共和国軍は魔術師を一括りに弾圧。以降、仮初めの平和が訪れていた。
それでも魔術師関連の犯罪は後を絶たない。
今回も予言者が悪事を働いているという、どうにも胡散臭い依頼を受けたラウドは魔術に詳しいレイナを頼るも拒否。どうにか連れてやってきたのだが、あっさりと罠にはまってしまう。
ドジを踏んだ二人は無事、今回の依頼を解決できるのか?
デコボココンビが織りなす、非常にささやかな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 14:00:00
11948文字
会話率:54%
伝説の予言者が書き残した『リブレットの書』に、運命を記されている乙女がいた。
「赤い月の夜、鳥の嘴にて、紫眼の乙女が生を受ける。乙女が十六の年、白い馬の王子に命を救われる。ふたりは七種族の失われた絆を紡ぎ、世界に平和と安寧をもたらす」
北の街に住む少女トリルは、出自、外見ともに予言にあてはまっていた。しかし、一般庶民である彼女が、国家機密である予言の内容など知る由もなく、毎日平凡な生活を送っていた。
ある日、十六歳のトリルは父の仕事の一環で都へ同行することになった。
その道中、魔物の群れに襲われたトリルを救ってくれたのは、白いケンタウロスの戦士だった。
白馬の王子様(?)との邂逅を経て、紫眼の乙女は予言について知るところとなり、生まれて初めて人族の国を離れて旅をすることになる。
これは、様々な種族と魔法が息づく世界で、一人の少女が歩んだ、希望と愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 17:09:19
464582文字
会話率:40%
予言者は2人の巫女が生まれる事を予言した。
一人は光の巫女。もう一人は闇の巫女。
片方は魔女になり、王国を滅ぼすと言う。
片方は聖女になり、王国を救うと言う。
宿命の子として見つかったのは公爵令嬢と男爵令嬢。
はたして、どちらが滅びを呼
ぶ魔女なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 12:11:35
5466文字
会話率:27%
2022年12月初頭。
ネット掲示板の予言総合板にてこんなスレッドが建てられた。
【予言者は】10年前に戻って予言カキコするから文章作成手伝って【オマエらです】
スレを立てたイッチは10年前の自分にメッセージを送ると言う。
そんなネタかどう
かもわからないイッチの望みを受けてスレ民たちは……?
(約1万2000文字)
この作品は
・アルファポリス様
・カクヨム様
にも投稿いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 15:02:16
11547文字
会話率:2%
時の流れの中から過去を読み取り未来を察知する能力を持つタイムウォッチャー。その異能を持つタクミ・カワヤは異世界へと転移した。変わり者の貴族に拾われ占い師として身を立てるものの、世界の激動の中で大予言者としての道を歩み始める。
【この作品はカ
クヨムやアルファポリスなどにも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 22:00:00
211972文字
会話率:53%
~~この小説は完結済みです。7/31までに順次投稿いたします~~
【未来予知】スキルに目覚めた青年・アポロは、第三王女・シビュラと共に「戦争に負ける」未来を告げる。だが、国王は不都合な未来を信じない。アポロとシビュラを火あぶりにせよ、と命
じるのだった。
牢獄からなんとか脱出した二人は、差し向けられる刺客を【未来予知】によって退けていく。
しかし、業を煮やした敵は国民を人質に取って降伏を迫る……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 15:00:00
21005文字
会話率:53%