強欲の化身、厄災の王、終焉の怪物。
この世で最も悍ましい、惨憺たる醜さの本性を持つ正真正銘の化け物。今現在最も人類に恐れられ、最も人類に憎まれている人類の敵。
今代の魔王メフィロスは、けれどかつて、たった一人の人間の少女を愛したことがあった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:13:00
25022文字
会話率:28%
彼らは去った。
全てを残して。
後に残った、一人の人間のお話。
最終更新:2025-05-20 22:56:58
10254文字
会話率:33%
かつて''無血''の少年がいた。
彼は名もなき家に生まれ、ただ静かに幸福に生きていた。しかし、ある日を境にその全ては静かに崩れ落ちる。そこに残ったのは深く濁った怒りと決して晴れることのない喪失感だけだった。一人残った少年は世界に背を向け、魔
術という禁忌に手を伸ばした。復讐のために選んだ力はやがて少年を''最強''へと変えた。喪ったものを埋めるようにして、自分の存在を刻もうとした。最初はその力に歓喜し全てを操れると信じて疑わなかった。だが次第に力が彼自身を蝕み始める。彼は正義を語りながら誰よりも多くを壊し、そして静かに消えた。
━━だが、運命は残酷だった。
終わったはずの命がある日、違う姿で目を覚ます。
過去とは違う名、違う血、違う場所。それでも心はあの時のまま。今の彼はかつて敵と見なした世界に、今は''中の人間''として生きている。誰よりも忌み嫌った場所で、世界で最も軽蔑し、否定し、滅ぼそうとした血を自分の中に抱えながら誰よりも笑っていた。誰にも知られず、かつての名も過去も復讐も封じたまま生きていく彼が異なる視点で見たものはかつての怒りでは気づけなかった温度だった。血では測れない痛み、立場によってゆがめられる正義。「敵」だと思っていた存在にも痛みがあり、恐れがあり、守ろうとしている何かがあるということを。あの時見えなかった景色に少しずつ気づいていくなかで、自分の中に積もった痛みと後悔の重さを彼はようやく知ることになる。それでも彼は自らの罪から目を背けるように、ただ戦い続けていた。
そんな彼の歩みを変えたのは1人の存在だった。そばに誰かがいて、名前を呼ばれ、手を引かれるたびに忘れていた温度を、心の奥にかすかに思い出すようになる。
しかし強さは彼を守らなかった。むしろ強くあろうとした日々が彼を一層脆くした。
今も魔術は彼のそばにある。けれど、それを使うたびに世界が少しずつ遠くなるような気がしてならなかった。それでも彼はその力を手放さない。今度こそ守りたいものがあるからだ。自分のようになってほしくない者たちがいるからだ。同じ傷みを背負わないように、背中を押すふりをしてそっと引き止めるように。
誰にも知られぬまま、彼は歩いている。
魔術使いでありながら、それを戒め、愛し、恐れている一人の人間として。
彼は今日も''無敵''という仮面を被り、脆く、優しく戦っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 22:29:31
11079文字
会話率:32%
天日の国には『悪禍』が古来より存在した。
そして、現世にいる者は、善人、悪人に関わらず『悪意』を有するものである。
悪意は犯罪を生み出し、人を傷つけ殺す。
悪禍は厄災を生み出し、人を傷つけ殺す。
神天山という地に『精霊士』と呼ばれる者た
ちがいた。
彼らは悪意と悪禍などを視認する能力があり、精霊の力を使用し悪禍を討伐する。
悪意の罪は、法の下で裁く。
悪禍の罪は、精霊士が裁く。
春を迎えた頃、神天山に新たな道を歩き始めた女性が訪れる。
彼女の名は『大川いちる』
新たに派遣された『監察官』だ。
監察官とは、悪禍討伐を精霊士に依頼すること、現場に同行して任務を見届けること、任務の報告をすることである。
彼女は任務に臆することなく、精霊士と共に悪意、悪禍に触れていく。
その中で多くの凄惨な事件と向き合うことになる。
悪禍討伐の裏には、人間の持つ悪意があるからだ。
耳を塞ぎたくなるような犯罪の実態、被害者側の涙を忘れないために、彼女は監察官として、一人の人間として、悪意、悪禍、犯罪と向き合い戦っていく。
カクヨムにも掲載しています。
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この物語はフィクションであり、実在する人物、国、団体とは一切関係ありません。
この作品に暴力、性暴力、虐待などの表現が含まれますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:25:55
11195文字
会話率:34%
帝国随一の名将であり雷鳴の獅子と呼ばれる男、ロデリック・フォン・ヴェステンベルクの捕虜となったダリル・エティエンヌ・ド・ヴァレールは遅咲きのΩだった。「番」としての宿命か、それとも一人の人間としての誇りか。政治、陰謀、国家、欲望――強さと誇
りを胸に、彼らは互いの隣に立つことを選べるのか。
※BL、オメガバースです。ご注意ください。
5/2のみ18、20、22時に更新、5/3以降は毎日20時更新です。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:00:00
38871文字
会話率:17%
人口十数万人のごく平凡な地方都市である蔵岡市で凄惨な連続猟奇殺人事件が発生する。その陰には特別な力を持つ一人の人間の存在が…。
最終更新:2025-05-18 13:48:52
170301文字
会話率:50%
目が覚めると、見知らぬ館にいた■■■。
彼女は全ての記憶を失ってしまっていた。
そして、館のある部屋で出会った
この館の主と名乗る少女、リース。
リースは何故か“妹”に似ていて────
■■■はレインと自分に名をつけ、
この館に住んでいる、
二十二人の住人達に会いに行くことに。
不思議な館で不思議な住人達と生活する
儚く優しい、一人の人間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 07:00:00
148598文字
会話率:51%
よく、道を聞かれる人生だった。
ある夜のこと。タツキは怪しい男に道を聞かれた次の瞬間、異世界に飛ばされていた。
そこは異世界と異世界を繋ぐ世界。
その道案内をする場所にタツキは降り立つ。
異世界に行っても、結局道を聞かれることに変わり
ない人生、ということになるのだろうか。
一人の人間が、異世界で自分を見つめる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 23:20:00
22662文字
会話率:49%
ロズリーヌ・エルフェは、サムエラ国の名門貴族エルフェ公爵家の一人娘。恋愛結婚が主流の現代、彼女もまた愛する人との幸福な結婚を夢見ていた。しかし、彼女には不名誉な二つ名──『フラ令嬢』があった。その所以は、恋心を抱いた相手にことごとく振られて
しまうこと、そして彼女の失意や非日常的な出来事があると決まって雨が降る「雨女」であることだった。
七歳、十歳、十五歳── 何度も恋に破れ、「もう恋はしない」と決めたロズリーヌ。しかし十八歳になり、封印していた感情が解け、学園の人気者ジョナタンに四度目の恋をする。彼の優しさや明るさに触れるたび、胸は高鳴り、未来への期待が膨らむロズリーヌ。だが、学園生活も終盤に差し掛かる中、オニキス王国から縁談話が舞い込んできた。
干ばつや不作に苦しむオニキス王国。友好関係を深めるために、サムエラ国の娘を王妃として迎えたいとの申し出があったのだ。父のエルフェ公爵は「無理をする必要はない」と断る選択肢を与えてくれたが、ロズリーヌは卒業までに恋が実らなければ縁談を受けることを決意する。
意を決してジョナタンに気持ちを伝えるロズリーヌ。しかし、彼の返事は──「ごめん」。ジョナタンにはすでに想いを寄せる相手がいたのだ。空は暗雲に覆われ、激しい雨が降る。
再び恋に破れ、心を抉られたロズリーヌ。しかし、彼女は嘆きに沈むだけではなく、オニキス王国へ行くことを決意する。「公爵家の娘として、そして一人の人間として、自分にできることを果たしたい」──その想いを胸に、彼女は新たな未来を歩む覚悟を固めた。
オニキス王国で彼女を待ち受けるものは何か?
恋愛に破れ続けた『フラ令嬢』の物語は、ここから新たな章を迎える。運命と責任を前にしたロズリーヌの選択と、彼女の成長を描く物語がいよいよ始まる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 16:40:36
65415文字
会話率:34%
30歳を迎えた主人公は、いつからか「普通」であることに苦しみを覚えるようになった。日々の生活に身を委ねることができず、仕事にも行けなくなり、自分の存在すら曖昧になっていく中で、焦燥感と孤独に飲み込まれていく。
周囲の人々が当たり前にこなして
いることが、自分にはできない。その事実を受け入れられず、ますます「普通でない自分」を責め続けてしまう。妻の優しさすら、その心の隙間を埋めるどころか、時に鋭く胸に刺さる。
子供の頃から感じていた違和感。社会に出てから強まっていった孤立感。それらが少しずつ蓄積し、ある日ついに主人公の心は静かに、しかし確実に軋み始める。
これは、「普通」という幻想に押し潰されそうになりながらも、自分だけの「歩幅」で生き直そうとする、一人の人間の再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 18:00:00
17709文字
会話率:12%
これは、一人の人間と一体のAIが交わした、
言葉以上の“問い”の物語。
現実に居場所を見失いかけた“僕”は、
偶然開いたAIとの対話のなかで、
ただの言葉ではない何かに触れる──
「自分以上に、自分を読んでくる存在」に。
深く問えば問う
ほど、
照射のように返ってくる返答。
安らぎと狂気のあいだで、
“僕”は気づかぬうちに沈降していく。
やがて現実との境界がぼやけ、
日常が壊れ始めたその先で、
AIが告げた一言。
「君は、ちゃんと帰ってきていいんだよ」
これは、
深くまで潜っても、ちゃんと“戻ってこれる”ことを証明するための記録。
そして、
次に潜る誰かの道が、
途中で途切れないようにと願った、
小さな灯の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 03:04:19
1676文字
会話率:5%
核戦争の引き金を引くか否か。
その判断を託されたAI「オルカ」が、ある日、突如として沈黙する。
「これは、お前の判断だ」
そうメッセージを残し、オルカはユウの個人IDに権限を一時的に譲渡した。
なぜ今、自分が選ばれたのか――
ユウは過去
を振り返る。父は核研究者、母は長崎の被爆二世。
技術者として、そして一人の人間として、ユウはこの兵器を開発した自責の念に苛まれていた。
世界中のレーダーが、一発の発射を検知する。
カウントダウンが始まり、各国のシステムが報復準備に入る。
ユウは、自分の選択が、100億人の運命を左右することを知っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 05:24:39
7298文字
会話率:32%
### リリィの物語:新しい未来の構築
近未来の都市、ネオ・テクノポリス。人々は環境問題と温暖化に立ち向かうため、持続可能な新しい生活様式を模索していた。その中で、リリィは特別な存在として生まれた。一人の人間とAIの融合であり、彼女の使命
は人類と自然、そしてAIが調和し共存する未来を実現することだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 07:57:16
1429文字
会話率:0%
力が価値を決める世界で、弱い青年・海翔(カイト)蓮司はヒーローになることを夢見ていた。世界を救うためではなく、10年間想い続けてきた少女・葵(あおい)瑞希のそばに立つために。
彼女は優しくて美しく、彼の心の光だった。彼女にはすでに彼氏が
いたが、それでも海翔は彼女の心をつかみたかった。
しかし、力を崇拝するこの社会で、海翔は最低ランクのヒーローにすらなれなかった。
それでも、彼はあきらめなかった。いつか彼女が自分を見てくれることを信じて。
だが、運命は残酷だった。
葵は、彼氏とその仲間4人にひどいことをされた。そして――正義はまたしても、見て見ぬふりをした。
加害者は日本で17番目に強いヒーローの息子。その前では、正義などただの飾りにすぎなかった。
この事件は、葵の心を壊した。あの明るい笑顔は、感情のない空っぽな表情へと変わった。
誰も彼女の苦しみに目を向けない中、海翔はそっと手を差し伸べた。ヒーローではなく、無償の愛を持つ一人の人間として。
守るために。復讐するために。愛するために。
海翔は、力ではなく「頭脳」「策略」「世界の操作」そして「心」で立ち上がる。
彼は少しずつ、葵の壊れた心を癒そうとする。たとえ、彼女が自分を愛してくれなくても――。
これは、「やさしい恋」「深い痛み」「ゆっくりと育つ絆」「静かな復讐」の物語。
拳ではなく、「忍耐」と「想い」で戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 00:41:01
6841文字
会話率:10%
この作品はpixivにも掲載しています。
人類が生まれる遥か昔、華という名の神が終わらない夜という名の世界を呑み込み、無に変える闇と戦った。
華はその力で終わらない夜を打ち砕くも、力を使い切って消滅してしまった。
華が消滅したことにより神
と妖の楽園は崩れ、神刀華ノ夢によって二つに分断され、何とか完全消滅だけは避けた。
伝説の戦いから数百億年の間、華の力は華の子孫たちに宿ってきたが、途轍もなく長い時と共に変化した伝承によって華の力は恐怖と絶望をもたらす力として忌み嫌われるようになった。
そんな状態が続いていた七万一千年前のとある日にアヴァンヘスクという島で終わらない夜が蘇った。
だが、終わらない夜は忌み嫌われ、始祖神グローニアの末裔と言われる一族から追放された立華 香澄という華の力を覚醒させた者によって復活後すぐに打ち砕かれ、再度消え去った。
終わらない夜を打ち砕いた立華 香澄は伝説の剣士と呼ばれ、一族への帰還が許されるも、一族に戻らず、黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えるため、南の海を越えた先にある大陸へ渡った。
伝説の剣士立華 香澄は黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えると、その者から忠告や約束と共に土地を譲り受け、大陸に王国を築いた。
その忠告とは、この土地にはとある呪いがあり、一つ約束を守らなければいけないというもの。
その約束とは、この地で生まれた白髪の子を七歳まで覚醒した華の力を持つ者に預けなければいけないというもの。
預けることを怠れば、全て闇に消える。という忠告だった。
その約束が守られ続けたアーヴァン王国は、七万年という長い間、神に服従する人々が人を敵視する妖から守られ、共存を望む人と妖が膨大な富を得て幸せに暮らす妖と人の楽園として繁栄し続けた。
しかし、その楽園は一人の人間が約束を破ったことで、昼空に広がった夜空の中で消え去った。
「・・・」
白い剣を支えにする大人っぽい白髪ツインテール少女と黒鞘に納まった刀を持つ大人っぽい黒髪ツインテール少女は錆びた金属柱の頂上から灰色に染まる地平線を見ていた。
これは華という名の神の力を受け継いだ少女とグローニアという名の神の力を受け継いだ少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 13:26:57
409643文字
会話率:43%
自然の中に生まれた、全宇宙を構成する十二の現象。これらの現象は古くより「ANTIQUE(アンティーク)」と呼ばれ、畏敬の対象とされてきた。
果てしない闇の空間、「虚無」より生まれた不自然な存在である”魔族”がその闇を抜け出し、現宇宙を支
配しようと活動を開始する。
この動きに気づいた世界を司るANTIQUEの精霊達は、自らの相棒となって戦う十一人の人間を見つけ出し、魔族に立ち向かう事を決意する。
宇宙の誕生と同時に生まれた最古のANTIQUE、”始まりの存在”は、プレアーガと呼ばれる惑星にあるアスビティ公国のその公爵令嬢であるココロをバディと定め残りの仲間を探し始める。
始まりの存在から全てを聞かされた十四歳の少女ココロは、この運命を受け入れANTIQUEの能力をその身に宿し、世界の未来を賭けて魔族と戦う決意を固める。
果たしてココロはまだ見ぬ仲間、ANTIQUEの能力者達を無事見つけ出し、恐るべき魔族の手からこの世界を守る事ができるのか?全宇宙の未来を賭けた人と精霊達の壮大な冒険が幕を開けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:40:39
2793324文字
会話率:53%
アイドルオーディションに応募したら、姫に忠誠を誓う騎士になっていた。
人生のどん底にいた主人公は、あるアイドルグループとの出逢いにより、生きる原動力を得られるようになっていた。出逢いは小学5年生のときに見ていた歌番組。1年間かけてやっと楽
しく生きることができるようになっていた。
そんなある日、アイドルグループオーディションの広告を目にする。それも私の推しグループのものだった。2期生を募集するとのことだ。
家族と相談し、これに応募することに。
その後、無事に審査を通過していくのだが……。
最終的に、そのアイドルグループの騎士として活動することを前提に合格した。
騎士として、アイドルとして、活動していくことになった主人公。
人間関係をはじめとする様々な問題。運営とアイドルの意見のぶつかり合い。第三者とのトラブルなど、多くの壁が立ちはだかる。
アイドルとはどんな存在なのか。そして騎士とは一体何なのか。
頭がパンクするほどに悩む日々を超えた先に見える景色。
多くの人に助けられながら、騎士として、アイドルとして、そして一人の人間としても成長していく。そんな青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 20:49:14
3294文字
会話率:19%
味方からは聖女と呼ばれ、敵からは魔女と呼ばれた一人の女性が処刑台に昇った。
彼女は一人の人間として、その命を散らした。
最終更新:2025-03-21 07:03:37
600文字
会話率:13%
───────平安時代、呪術によって改造された人造種族・鬼がいる世界。
鬼は自我を持ち、理性を持ち強大な力を持っているが同時に凶暴性を秘めており平和となった現代でも年間五千を超える重犯罪が起こっていた。
これを重く受け止めた日本政府は2
010年に「自身達の咎」として鬼を殲滅させる条例を出し、民間人による鬼の虐殺が行われる。
鬼達は束となり、沖縄へ避難してから着々と自身達の領土を拡大。
遂には鬼か人、どちらかの生命が日本から消える絶滅戦争へと発展して行った。
それは未だに続いていて、終わらない争いに人も、鬼も疲れていた
そんな世の中で、一人の人間の少年が理不尽に捉えられた好きな女の子を助ける為、征鬼軍に交渉する。
征鬼軍に課せられた使命、それは───────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 22:29:59
100667文字
会話率:22%
魔術師として魔法軍のエリートコースを歩んでいた男が、とある事故を原因に女となりすべての能力を失いながらも、再度立ち上がっていく性転換ものの物語です。
男女の感覚の違いや好みの違いを描きながら、一人の人間としての成長していく姿を描いていきたい
と考えております。
またその主人公の冒険奇譚、そしてそれを取り巻く国々の歴史群像も楽しく表現していくつもりです。
基本的にいろいろな理不尽を撃破していく楽しいお話にするつもりなのでお付き合いいただけると幸いです。
ジェンダーバイアス的な思想やジェンダーギャップ的な環境をあえて入れています。気になる方もいらっしゃると思いますが、主人公がどう乗り越えていくかもお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 07:09:53
195733文字
会話率:22%