生まれてこの方自分の周りしか興味のなかった「オレ」が、出かけた先で世界の不思議を知る。
「亜人」や「異形」に会いたくて、世界の不思議を見るために、南へ向かう旅に出る。
空には満天の星。
大地は無限に広がる平面世界。
文字通り永遠に続く大地
。
数多の生命が宿り、幾多の文明を包容する。
物語はその中で「カタン歴22160年」「カタン王国、王都カタン」から始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 23:07:01
5903文字
会話率:48%
「おかしいなあ、こんなところに道なんてあったかな?」
記憶に無い横道を見つけ、足を止める。露店も人通りもなく、不自然にがらんどうとなっている横道は、ウラルの興味を引くには充分だった。
最終更新:2018-07-01 00:00:00
5228文字
会話率:35%
ある王女は実母を失い、側室から疎まれ、王宮から追い出されることとなった。
ところが王女はちょっと違っていました。いえ、王も側室も、兵も、それどころか国民すべてが、ちょっと違うっていたのです。
その国の国民は、すべてロボットなのです。
最終更新:2018-06-05 21:01:22
5159文字
会話率:36%
大谷美果(おおたにみか)は、同僚の小山美南(こやまみなみ)、折川哲人(おりかわてつと)らと、知的障害者の通う施設、「川北園(かわきたえん)」に勤務していた。そして美果は、華奢な体ではあるが、目鼻立ちのしっかりした美人で、仕事もしっかりでき
る、女の子であった。
また、お酒好き(特にウィスキーが好き)、詩を(出来はいまいちであるが)書いている、柔道を習っているなど、色々な一面を見せる美果。そして美果は、最近幽霊の彼氏と別れた美南と、哲人が付き合い始めたことを、冷やかしながらも応援するのであった。
そんな中、美果の元に、美果の彼氏の、高浜直樹(たかはまなおき)から、
「今度、逢えないかな?」
という旨の連絡が入る。
「もしかして、プロポーズかも!」
と、舞い上がる美果。しかし、美果が直樹に告げられたのは、
「僕たち、別れよう。」
という旨のことであった。そして美果は、突然のことに、ショック受ける。
それでも直樹のことを諦めきれない美果は、美南の助言も受け、直樹の一人暮らしのマンションに、押しかける。しかし、そのマンションは既に、引き払われていた。そして、がらんどうになったマンションの中で、美果の携帯に、ニュースの着信が入る。それは、美果の彼氏の、高浜直樹一家が殺害された、というニュースであった。
そのニュースを見て、驚く美果。そして美果は、今まで逢ってきた直樹が、実は幽霊だったのではないかと疑い始め―。
※ 幽霊の視える街角で SINGLEも、公開中! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-03 17:00:00
39672文字
会話率:43%
平野千花は霊感があるだけのふつうの女子高生。縁あって、京都の裏稼業「厄祓い業」の事務所でバイトをしていたが、ある日の放課後、事務所に顔を出したら、そこはもぬけの殻。
借金で夜逃げしたらしい、がらんどうの部屋には「バイト代(現物支給)」と
書かれた日本刀が一振りだけ残されていて……
うっかり手にしてしまった妖刀と、事務所の借金に振り回される千花の明日はどっちだ!?
京都を舞台に繰り広げられる、女子高生現代異能バトルコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-27 21:44:16
29225文字
会話率:47%
命の吹き込まれた
がらんどうの箱庭で
虚空の空を見上げている
この世の中は空っぽで虚しい
ヒトに生まれてしまった僕等の
命に縋りつく心
キーワード:
最終更新:2017-07-25 00:27:30
1112文字
会話率:34%
お役所勤めの温厚な夫と、世間知らずの妻が所帯を持った。
時は戦後の昭和時代、どたばたしつつ最後は甘い新婚さんラブコメディ。
※自サイト(http://tg1130.sakura.ne.jp/)からの転載です。
※5~12話のお題はCapr
iccio様(http://noir.sub.jp/cpr/)よりお借りしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-03 16:40:52
51725文字
会話率:0%
夏の暮れ。父親の仕事の都合で母の実家のある山に囲まれた入り江のある港町に越してきた秋山夕日。最初は元々田舎への引っ越しに乗り気ではなかったが道に迷ってしまった。しかし、小学生の頃に両親とこの町へ訪れた父の思い付きで秋の味覚を探索に行った。父
とはぐれ慣れない山で道に迷って泣いていたとき、金木犀のどこかなつかしい香りに誘われて迷い込んだ森の中で出会った少女のことを思い出す。
何故忘れてしまっていたのか。
それは、日々どこか満たされない生活を都会の喧騒で無理やり埋めていたがらんどうの世界にはとても眩しく、儚く、消え入りそうな泡沫の一時だった。
真っ白な肌に白の病衣をまとった、同い年の女の子。
何故忘れてしまっていたのか。
この夏秋、夕日は少女の秘密を知る――
翌日、地元の高校へ転入した夕日はその少女と再び出会う。
彼女をとりまく愉快な友人たちと、その町に伝わる伝説を追い求める物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 15:08:32
325文字
会話率:0%
私は彼のそばにいるときだけ、自分を認識することができる。
私の瞳はがらんどう。
彼を想うときの私だけが、私。
最終更新:2016-09-05 21:28:58
4323文字
会話率:17%
連絡の取れなくなった単身世帯での捜索。
絡まった荊の中には。
最終更新:2016-06-07 20:01:43
2857文字
会話率:6%
日々の生活に疲れて果ている“彼”
そんな彼が不可解な夢を見て…
最終更新:2016-05-08 09:40:11
3058文字
会話率:5%
クロエは、がらんどうに入れる鍵を拾う。そこに自分の庭を作ろうとするのだが……。
クロエの台詞で「『』」の部分は
『ハムレット』、『アンナ・カレーニナ』からの引用です。
最終更新:2016-05-06 21:11:00
8458文字
会話率:48%
午前0時、マンションのドアを開けると、世界は止まっている。
誰もいない、何も動かない、がらんどうの夜の街で、僕はみずからを「ロボット」と名乗る少女、カナと出会った。
第176回コバルト短編小説新人賞で最終選考に残していただきました。
※陰惨ないじめ描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 13:01:05
10970文字
会話率:42%
伽藍堂(がらんどう)――ある少女は自分の心をそう表した。幼き日の拒絶の記憶に囚われ続ける少女と、その少女に心惹かれていく人たちの物語。
最終更新:2014-11-10 23:45:04
2373文字
会話率:3%
斜間ヶ丘高校入学式の日。
早朝ランニングを終え、神社――家に帰ってきた少年。彼の愛する妹と共に入学式へ向かう。……前に朝食を食べる。
家族と囲む朝食で、彼は始めの一歩を踏み出す。
変わったことなど、ありはしなかった。
日は高く上っても、彼
女の心は沈んでいた。
容姿に絶大なコンプレックスを抱く少女は、高校に入り一人暮らしを始める。
がらんどうな部屋のなか、今日も鬱々とコンプレックスを溜めていく。
変わらない。誰も受け入れてはくれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-08 17:34:55
2153文字
会話率:50%
空っぽでまっ白で虚ろで静かでがらんどう(ただしピリオドを除く)
キーワード:
最終更新:2014-05-16 22:52:34
200文字
会話率:0%
殺人の罪で死刑執行になった男、柿鐘法男(かきかねのりお)は執行後謎の空間で目を覚ます。
何もないがらんどうの空間、天と地の区別がつかない白の世界。
そんな中、一人の鎧の男が佇んでいた。
男は柿鐘に向かってこう言った。
「もう一度生
きたくはないか?」
僥倖に値する男の言葉。
しかし死刑囚柿鐘が生き返るためにはとある条件が必要だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-16 17:28:28
21567文字
会話率:46%
【血なまぐさい残酷な表現があります】
道徳心やモラルとか、異世界に来たら関係ないよね、と好き勝手することにした人間としてダメな女主人公の、誰得なお話。
【爽快感や道徳心、チートとは無縁です】
【主人公は可愛げのないドSです】
【だいたいの方
は不快感を感じると思います】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 07:04:22
1299文字
会話率:0%
薄ら寒くて薄っぺらい。中身が無いのを誤魔化すために外堀を埋めるから余計にすっからかんになる。がんじがらめでがらんどうな、ちょっとした小話。
最終更新:2013-12-17 20:42:27
1915文字
会話率:19%
生きてきたけど、いま自分がしていることの意味や価値が見いだせないときってありませんか。
何が自分にとって「良いこと」なのだろう。
がらんどうの今、昔の大切な思い出がたくさん巡ります。
(この詩は、筆者自身のブログ「記録館」でも掲載したもの
です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-26 19:10:19
2192文字
会話率:0%