耳が聴こえない男の子と目が見えない女の子はどうやって思いを伝えあうか
桜並木を音無く歩く。
耳が聴こえない主人公の水瀬歩は夕陽が照らすひとつの高級車に目が留まった。
スモークガラスで中が見えない中、突然、ドアが開く。
不思議な少女を前
にする。
希望や絶望、喜怒哀楽を感じられない瞳に歩は惹かれた。
その虚無に恋をした。
コミュニケーションを取ろうとするが、一向に伝わらない。
彼女は盲目だった。
手話やボディランゲージでしかコミュニケーションを取ることしかできない歩は思いを伝えられず、そのまま少女は去って行ってしまった。
新学期が始まると、転校生としてその少女がやってきた。
再びコミュニケーションを取ろうとするが、かえって警戒され拒絶されてしまう。
絶望の最中ーー少女とコミュニケーションを取る方法を見つける。
コミュニケーションを通してお互いのことを理解し、共感し、ともに挑戦し体験する。
お互いの気持ちが強まる一方で、ある事件が起こる。
聴こえない、見えない。
それでも気持ちを伝えるにはどうすればいいか。
歩は模索し、少女に想いを伝える。
耳が聴こえない主人公と目が見えないヒロインとの人間ドラマを書かせていただきました。
扱う題材が非常にセンシティブで人によっては敬遠するような内容、及び、私に対して不信感を得る方もいらっしゃると思います。
事実、私は耳が聴こえて、目も見えます。実際の方々の気持ちは共感することはできません。
しかし、私も抱えているものがあり、だからこそ、他人に理解してほしい、共感してほしいという気持ちが理解できます。
理解できないこと、共感できないことがあるのは事実です。しかし、重要なのは理解しようとする気持ちだと思っております。
その理解したいという「思い」を伝えるため、「思いを伝える」というテーマで書かせていただきました。
テーマ自体はとてもシンプルなものです。シンプルだからこそ見落としがちなものです。
この作品を通して、私の伝えたい思い、そして甘い青春模様をお楽しみください。
よろしくお願いいたします。
雨月黛狼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:00:00
89250文字
会話率:40%
『お前は何ができる?』
男性――【沈黙】サイレンが私に問う。筆談で、だ。
『ここは戦場。役立たずを養う余裕はない』
これほどロマンチックさを欠いた初夜もないだろう――。
指揮を高める彼方まで轟く声と、自ら先陣を切る勇猛さで、多大な功
績を残した【勝ち鬨】サイレン。しかし壮絶な撤退戦で喉に致命的な傷を負ったサイレンは、声と自信を失い、敵国・魔王国と領土を接する辺境領サイラスに転封されてしまった。
辺境都市サイラスは【沈黙の魔王】による【沈黙魔術】の所為で、一切の音が聴こえない特異な地。行軍・築城・戦闘――あらゆる行動に命令・号令が必須な軍隊において、これほど戦いにくい地も他にない。サイラスは城壁造りもままならず、魔の森から無限に湧き出てくる魔物に苦しめられていた。
『手話です。それが、私にできる全てです』
そんな地獄の地に、捨てられるようにして嫁いできた女性・ライト。彼女が異世界に持ち込んだ【手話】はやがて、この最悪の状況を一変させることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 11:37:35
30659文字
会話率:19%
耳の聴こえない少年が、知らない間に敵に狙われる!
そんな少年を陰ながら守る女子達。
幼馴染み、同級生、先輩、後輩、姉。沢山の女子達が少年を守る為、特別な力「おにぎり」を使い敵に立ち向かう。
女子達に秘められた力、少年の狙われる理由。
敵はど
ういう組織なのか、なぜ誕生したのか。
その理由は、読んで確かめてください!
耳の聴こえない少年と特別な力を持つ女子達が織り成す王道ファンタジー!
「沈黙の剣使(ちんもくのけんし)」と言う作品も投稿しております。この作品も読んでいただけると嬉しいです!(繋がりは今の所、何もありません)
気になったら、ぜひ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:07:43
26458文字
会話率:54%
ズッカ―ルはアメリカンショートヘアの猫。
飼い主のありさのヴァイオリンが大好きで、いつか大好きだと伝えたいと思っています。
飼い犬のジョンがそれには拍手だと教えてくれますが、猫と犬には拍手は難しく……。
でもある夜奇跡が起こって。
霜月透子
さま、鈴木りんさま主催のひだまり童話館「ぱちぱちな話」に参加しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 10:00:00
4701文字
会話率:28%
三河蓮と久保紗雪の幼馴染の2人は、充実した高校生活を送っていた。そこにある日、耳が聞こえないろう者、入野竜也が転校してきた。
最終更新:2024-10-21 12:00:00
14322文字
会話率:53%
菊池都姫探偵が容疑者を特定する方法とは?
コロン様主催企画「菊池祭り」参加作品です。
最終更新:2024-08-05 13:00:00
986文字
会話率:41%
地球で命を落とし、魔族と人族とが争いを繰り返している世界で生を受けた少女…。
その身に宿る強大な力に怯えながらも、信頼できる友人たちに見守られ自分の進むべき道を見出していく。
少女は種族の壁を取り払い、平和な世界が築けるのか……。
※描いて頂いた挿絵は第三十話の次に投稿しています。
主人公達の姿を思い浮かべながら御読み頂く為にも、是非ご覧下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 07:21:42
221772文字
会話率:40%
闘病の為、ネット関係全ての更新をお休みさせて頂いておりましたが、十一月になんとか退院する事ができました。
よく議論になったりする手話の問題なのですが、闘病中に感じた私なりの答え……と言うか『手話への考え』を夫の協力を得て綴らせて頂きました。
最終更新:2021-12-04 02:17:46
4745文字
会話率:16%
今でもネットで見かける『手話VS口話』論争。
『口話』が重要なのは分かりますけど、『手話』は必要ないとか、『口話』だけで教育すべきと言った意見には賛成できません……。
そんな想いと、ちょっぴりの愚痴を書かせて頂きました。
最終更新:2021-01-11 11:35:37
3977文字
会話率:16%
難聴になってしまった友人の話題を通して、ある男女が社会や人間関係のコミュニケーション不良について語り合う。
最終更新:2024-06-03 07:10:00
2322文字
会話率:26%
友人が難聴になってしまった倖田が、聾者(生まれつき耳の聴こえない人)の友人に会いに行きなにか得るものがないかを探る話。
最終更新:2024-01-12 05:48:13
3531文字
会話率:34%
わたくしたちのこえを奪わないでくださいませ。
これは王国帝国太陽王国それぞれに住まうわたくしたち友柄(ともがら)が一同に集い、同じゅうことばをそろえて、王立学園文化祭ご来賓の教会のみなさまにむけて披露いたしました讃美歌の記録でございま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 12:00:00
1000文字
会話率:0%
人生で最も愛した人___。
愛した過去が忘れられない零。そんな零に過去に好きだった楓が結婚するという。再び、時が交わるとき、二人は__。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-10-25 13:58:57
9380文字
会話率:34%
織姫と彦星の逢瀬を、私なりにアレンジしてみました。宇宙での恋愛、会話を書いてみました。
この作品は、ショートショートガーデンにも掲載しております。
最終更新:2023-07-02 21:23:22
419文字
会話率:50%
友人と待ち合わせをしていると、中年男性に歩きながらスマホをしていた女子高校生が怒鳴られていた。だが、彼女の反応は予想していたものとは違っていて――――男子大学生×女子高校生カップルの大学生視点のお話。途中、差別発言や手話に関する話などがあり
ます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 13:00:00
3028文字
会話率:43%
レイカは先天性の難聴。
レイカには、ポーカーフェイスでいる理由がある。手話には興味がない。
自分のアイデンティティは、自分で決める。だからポーカーフェイスでいるのだ。
最終更新:2022-12-20 22:55:01
997文字
会話率:10%
大学生である山口幸助はある日、声を出せない女の子に出会った。その娘――結橋|菫《すみれ》が困っているところを助けたことから始まり、だんだんと仲良くなっていく。好きになる理由は人それぞれ。だけど、自分がそれに納得できるかなんて分からない。
上
中下の中編ですが正直EXが本編です。
書いてるうちに主人公とヒロイン以上にとあるキャラに愛着沸きました。主人公交代のお知らせ。
※作中に手話表現が出てきますが、作者は手話できません。いろいろ調べてみましたが活用形があんまり存在しないとか助詞系統がほぼないとか分からないことだらけです。また、割と方言的なのが多いみたいなので、間違いを見つけた場合は作中ローカルルールとして受け入れてくれるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 23:36:09
59693文字
会話率:24%
文化は違うかもしれないけれど。
最終更新:2022-06-30 17:53:16
311文字
会話率:20%
手話をコミュニケーションで使う国で聞いた、歌声の話です。
最終更新:2022-06-19 12:57:51
1128文字
会話率:50%
『キエェェエエエエエエイィイィイイイイイ!』
この世のものとは思えない悲鳴を放つ、マンドラゴラ。
私はその奇怪な悲鳴をもう二度と耳にすることはないだろう――――
侯爵令嬢のミューズ・アンタインは、数年前マンドラゴラを引き抜いたこ
とにより耳が聞えなくなってしまった。
それからというもの、彼女はマンドラゴラを召喚できるという奇妙な力を手に入れたことにより、家族からも社交界からも孤立してしまう。
そんな「障がい者」であるが故に、父親である公爵に一年以内に婚約者を見つけなければ家を出て行けと言われてしまい、絶望するミューズ。
そんなある日、自室で目を覚ますと全裸の男が横で寝ているのを見て驚くミューズ。
驚くミューズに、男は陽気に話しかける。彼は、ミューズの耳が聞えなくなる原因を作ったマンドラゴラだということをミューズに話すが……
これは、耳の聞えない侯爵令嬢とマンドラゴラ?の恋物語……
音のない世界で、手話と筆談で思いを伝える二人の行き着く先は果たして――――?
※主人公の子の言葉がカタコトですが、耳が聞えないためわざとそういう風に書いております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 08:00:00
11440文字
会話率:32%
「なぜ。何度も繰り返すのか。」
「殺すも…生かすも…」
「哀れな生き物…」
「死とは何か…生とは…」
「…なぜ死ぬ為に生きるのか…」
「生きる為に死ぬのか…」
「死ねば生きた証になるのか…」
「哀愁さえ感じる生き物…」
「
知りたい。」
「生きるという意味を」
ーあなたが居なきゃ。僕は死んでるよ…
「辛い時は二人で過ごそう」
「笑顔の時は冒険してきて良いんだよ」
「空を自由に飛び回れる鳥のように。飛んで良いんだよ。疲れたら君がゆっくり休めるようにどっしり構えといてあげる。だから安心して良いんだよ。」
騙されたこともない。
虐められたこともない。
軽蔑されたこともない。
大森林の村で大切に育てられた赤い髪の少年が一人。『アクラ.メクラ』の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 20:08:24
1447文字
会話率:44%
時折なのですが、アンデッドを読み返したり、閲覧数を覗いたりしてます。
そして感じた事をぼやきとして投稿させていただきました。
短編から長編に至るまで、お読み下さる全ての読者様へ最大の感謝を!(深々)
※相も変わらず起承転結はありません。
いつも通り、好き勝手話してます。嫌な予感がなされた方、ブラウザバックを!!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-03-02 18:38:32
914文字
会話率:0%
とある ろう者の半生記
最終更新:2021-12-20 23:46:14
1407文字
会話率:16%