――――あなたの婚活、お手伝いします。
そのありふれた宣伝文句が書かれた求人用紙を片手に、就活数十連敗中の四方路春海(よもじはるみ)は、所属する研究室の教授の勧めでヤタガラス婚活相談所の戸を叩いた。
そこの主は見た目が中学生の少年。
彼の巧みな誘導で、馬鹿正直に企業に受かるまでの滑り止めであることを漏らしてしまう。
「じゃあ、とりあえず現場見学からね。あぁ、面接はとりあえず合格ってことで」
「えっ? は? えぇ!?」
会話もそこそこに合格判定を出した少年に訝しみながらも、見学当日に目にしたのは普通の一般人男性と普通に見える「異世界人」である蛇の亜人とのお見合いであった。
男性は特に驚いている様子もなく、春海がつけた眼鏡でのみ蛇亜人の姿が見えるようだ。
「日本の昔話にもあるだろう? 鶴の恩返しとか浦島太郎とか。動物が化ける妖術の類の一つや二つくらいあっても不思議でも何でもない。昔の人たちを愚かだったって笑う奴がいるけど、現代人が鈍感になっただけだ。良くも悪くもね」
ヤタガラス婚活相談所の本来の姿を見て、今まで就職意欲はあっても何になりたいか目標が浮かばなかった春海の目に光が宿った。
――――私、この職業にめっちゃ興味湧いてきました!
作者が年末年始に寝込んだ時に出て来た妄想(?)をとりあえず書き綴っただけのもの。でも、婚活って割とありな設定だと思うんだよね。
(誰かクオリティ上げて書いてくれ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:50:00
100189文字
会話率:53%
あの日の俺は、愚かだった——
バレンタインの日に後悔に苛まれる男の話。
最終更新:2025-02-14 11:36:17
6216文字
会話率:36%
あの頃の私は愚かだった。
自分が大切に育てられ、守られていることを知らず、外の世界に行ってみたい、知らない場所へ行ってみたいと、いつもそう考えていた。
決まりきった退屈な日常に、飽き飽きしていた。
たくさんの未知に出会えるような、心躍る冒険
の旅に憧れていた。
あの頃の私は幼くて、無知で、好奇心旺盛だった。
頭の中はいつも、知りたいこと、不思議なことでいっぱいだった。
世界はなぜ壁で区切られているのか、白と黒に分かれているのか。
人間はなぜ戦争をやめられないのか、貧富の差が生まれるのか。
大人たちはなぜ、私に秘密をつくるのか。
知りたくてたまらなくて、ある日、私は世界の外に飛び出した。
そして、そこで暮らす人々にかかわりながら、この世界のことを知った。
人間のことを知った。
大人たちが秘密にしていた真実と、その理由を知った。
たくさんの未知に触れて、
いくつもの過ちを犯して、
私は少しだけ大人になった。
これは私が、××××××××になるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 18:00:00
786768文字
会話率:36%
ワタナベはこの世に生を受け、仙台でエロ本と出会い、東京の大学で合同結婚式に参加するため統一教会に入信しようという夢を持ち、会社に入ってからは多くの非常識な同僚と出会いつつ、記者として世界各地を回りながら、報道コメディアンという新たな分野を切
り広げるが、人からは愚かな人生と言われ、デクノボーと呼ばれ、そういうものに私はなりたい、という人生を歩み続けている。
何言ってるのかよく分からない(富沢風に)
でも死ぬ前に、愚かだったのは俺のせいではない、と一言断っておきたい、という断末魔、慟哭の記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 22:47:31
2076文字
会話率:8%
さようならの言葉は雪のよう
冷たく、静かに消えゆく影
僕たちは愚かだった
けれど、その愚かさが愛だった
最終更新:2025-01-13 10:35:17
1850文字
会話率:20%
彼と知り合って早数年、誰に対しても愛想は良いが、何処か底の知れない人だった。
深いところまで触らせないのは、人嫌いだからだと踏んだ。
そんな彼は私を捕まえて、駒を進めてくる。、
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
恋愛になる予定だったんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 19:03:12
943文字
会話率:27%
小学生時代から仲の良かった幼馴染である高華天音(こうかあまね)に長年の想いを告げようとしていた金木龍太(かなぎりょうた)であったが失恋どころか幼馴染の縁まで切られてしまう。かつてないほどの失意の底に沈んでしまい生きる気力すら奪われた龍太だっ
たがとあるツンデレ美少女との出会いによって彼の心は救われていく。その一方でとある理由から幼馴染の龍太との縁切りをした天音は自分の選択が愚かだったと次第に後悔していく事となり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 09:30:40
191047文字
会話率:39%
ソフィー・ヘイリング伯爵令嬢は婚約者であるジュリアンの事を愛していた。仲睦まじく過ごしていた二人だったが、ジュリアンの元恋人であるカーラが入学してから、彼の隣はカーラの特等席となっていた。
ソフィーはジュリアンやカーラを諌めたが変わらな
い。それでもジュリアンを愛していたソフィーだったが、ある日突然高熱に浮かされる。
三日三晩続いた体調不良から回復すると、彼女の心境に変化が起きていた。ジュリアンへの恋心が薄れていたのだ。ソフィーはこの機会にジュリアン有責で婚約破棄しようと決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 22:20:08
18297文字
会話率:30%
公爵令嬢カサンドラ・フルメンは婚約者だったメルクリオ第一王子から学園の卒業パーティーという衆人環視の場で婚約破棄をされる。
日本人として前世を生きた記憶のあった彼女は予想していたことだと静観し、本当に好きだった第二王子と結ばれることになり、
メルクリオ第一王子は僻地へ飛ばされた。
これで幸せになれると思った彼女だが、政略結婚を無碍にした第一王子は本当に愚かだったのだろうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 22:46:47
8072文字
会話率:58%
クラスメートの少年と廊下で衝突したことにより前世の記憶が戻った主人公。記憶を得たことでそれまでの自分がいかに愚かだったかを知り、努力して自分を変えることを決意する。
主人公が前世の記憶を手に入れたころ、王都では魔物による被害が多発していた…
…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 20:00:00
409501文字
会話率:36%
ある地方都市に暮らす名もなき障害者の自伝
最終更新:2022-10-06 02:18:11
8994文字
会話率:0%
【思い出は、もらえませんでした】の別視点のその後。
かなり読んで頂いたようなのでお礼に書いてみました。
2人の視点で進みます。
俺は、愚かだった。
それに気付くのは、婚約者が入れ替わった後のこと。
ああ、うまくいった。
婚約者
が入れ替わったから、僕は嬉しい。
ご都合主義のゆるふわ設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 20:00:00
5873文字
会話率:28%
彼は愚かだったが、言われたことなら何でもやった。
最終更新:2022-03-01 22:27:18
4148文字
会話率:50%
令嬢は愚かだった。
意図せずして大切な人達を傷つけた。
けれどその罪に気づいた時。
令嬢の手元には自らを罰する『断罪の箱』があった。
そして令嬢は箱を開ける。
聖女は怒っていた。
信じていた人物の、信じ難い裏切りに。
そして、自分自身にも
。
聖女は今度こそ間違わない。
魔術師は絶望していた。
愛を認めようとしなかった愚かさに。
愛する者をずっと傷つけていた事に。
孤独な魔術師の味方は、漆黒の暗闇。
三者三様の罪と罰。
そしてあるかもしれない赦しと救いの物語。
※設定はファンタジーです。軽い気持ちでお読み下さい。
※普段はほとんどムーンなので、全年齢を書く練習を兼ねてます。色々拙くてすいません。最初に謝っておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 15:00:00
42718文字
会話率:38%
ー貴方は、自分が本物だと胸を張って言えますか?
それは本当に"貴方"なのでしょうか?ー
もう1000年以上前の話。
世界には人間以外に沢山の種族が存在した。
それらの種族は人間が使えない『魔法』が使えた。
種族
達を人間達は恐れ、「化け物」と呼んだ。
人間達は愚かだった。
種族を虐め、殺し、痛め付けた。
それを非難し、
種族達は森の中へとそれぞれ姿を眩ませた。
ごく少数の種族が
人間達の目から逃れるように集まり
出来たのがこの妖桜館だ。
館主のミカエルと、彼女の妹ルシファーは
双子なのに全く似ていない。
そして二人共幼い頃の記憶がない。
彼女達は自分が一体何者なのかを知らない。
*この作品は、作者が数年前、うごくメモ帳で漫画として投稿していたものを小説化したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 20:10:22
72072文字
会話率:17%
恐いものなど何もない……そう思っていたのが愚かだったのか……
マイペースで自我が強い少女"亜莉沙"が繰り広げるサスペンス×コメディー。(仮)
少女の未来に光はあるのか
最終更新:2020-07-11 13:59:30
1187文字
会話率:75%
これは、よくある婚約破棄にまつわる話。
運命に愛された、世界の未来を知るヒロイン!
そんなヒロインを守るヒーロー達!
そして倒されるべき悪役令嬢!
最後には、ハッピーエンドが待ってる筈!
もし、そうならなかったのだとしたら。
果たして、誰
が悪かったのだろうか。
断罪の刃は、既に振り下ろされてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 17:22:44
7536文字
会話率:53%
<黒き白百合> 公爵令嬢アンリエッタ・ユリエスは思い出した。自分がこの国の建国者、女王アリア・スフィーリアであったことを。
~なんて、愚かだったのでしょう!?我が儘し放題でおまけに無理矢理婚約っ??
国の母としてあり得ないこと
をしてしまった。元女王アリアとしてこの不名誉は挽回しなくては!
前世の記憶を知ったアンリエッタは生まれ変わることを決めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 08:00:00
9674文字
会話率:15%
風化した思想・信条は、、、。何故風化するのか、、、。
福島原発事故が教えた。
既に解っていたはずの人たちも、落とし前をつけようとしている。
「完全安全」神話は崩れた。ある人は、当然の如くという。
最終更新:2018-04-21 11:00:00
1483文字
会話率:20%
「鏡よ、鏡。この国で二番目に美しいのは誰か、言ってみよ」
王妃は、あえて二番目に美しいのは誰かを鏡に聞きました。そして、三番目、四番目と次々と聞いていきます。
それは、白雪姫に毒の林檎を渡し、自分が一番になったと過信しての行為でした
。自分より劣る連中を立て並べ、その後に自分がその上なんだと主張したいがための、卑しい王妃の愚かな行い。
しかし、一番を引き立たせるはずが何故か鏡は珍妙な答えを返してきます。
「鏡よ、鏡。この国で五番目に美しいのは誰か、言ってみよ」
「はい、王妃様。この国で五番目に美しいのはイノシシです」
「動物じゃないか!」
──そして王妃が何よりも愚かだったのは
『白雪姫に林檎を渡してしまった事』なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-14 18:15:33
2993文字
会話率:57%