探偵は警察に敵わないと自虐する与名(あたな)は当の探偵事務所所長である。
過去の彼女は霊能力や超能力を用いて犯罪を未然に防いでいた。
しかし、生来、彼女は謎解きを愛しており、犯人が分かり切ってしまうことに苦痛を感じてもいた。
力を振
るっていた彼女は、周囲の期待に応えようと、正義を行っては、その心を摩耗していく。
そうしてすり切れた彼女は、ついに能力を使って犯人を見つけることに飽いてしまう。
自らの力を使わないようになった彼女をサポートするのは、彼女によって救われた、少年である名無(ななし)だった。
少年は想い焦がれる彼女には、清廉(せいれん)であって欲しいと願う。
与名が能力を使わないことをもどかしく感じつつも、彼女に焦がれている為に、少年は甲斐甲斐しくも従ってしまう。
少年は今日もまた彼女の目となって、事件を見過ごす。
彼女を愛するがゆえに。
与名の弟子から今から事件が起こる『であろう』という情報が入り、彼女と少年は三ツ橋グループの一族会議が行われるという場所へと向かう。
三ツ橋の土地は四方を山に囲まれた盆地すべてであり、そこには一族や分家、使用人やグループ企業の従業員などを住まわせている。
私有地により警察組織などは無断に侵入することが出来ず、独自の自治が行われていた。
三ツ橋家の行く末を決める一族会議に入り込むことに成功した少年は、与名の為に情報収集を開始するが―――。
アルファポリスに登録しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-29 22:18:41
68673文字
会話率:22%
僕は父親を殺した。
父親と二人で暮らす大学生の藤野守は、その父親を殺してしまう。
大学を辞め、日常から逸脱することで罪の意識の中で生きていくことを決意する。
彼は何処へ向かうのか。
そして何を想うのか。
彼が秘めた想いとは。
キーワード:
最終更新:2015-07-15 22:56:34
6879文字
会話率:42%
抽象画家である私は個展の会場で、離婚した妻のもとに引き取られた中学生の娘と、久々の再会を果たす。もう家族ではなくなった、もと父ともと娘の、つかのまの交流に見え隠れする、罪の意識や、伝えられない思い。そして、男として捨てられない夢や生き方。一
幕一場の掌編ホームドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 20:11:20
3269文字
会話率:56%
人は、誰しも自責の念を抱きながら生きている。私、“八城奈緒”も例外ではない。
罪の意識を感じながら生きてきた半年間──それは辛く、苦しいものだった。
しかし、彼女と出会って私は変わることができた。
四足の少女──彼女は私の天使だ。
最終更新:2015-03-15 17:03:58
4086文字
会話率:45%
子どもの頃はみんなのことを想って何かをすることを良しとしていた主人公Mだったが、年を取って多くを学んでいくにつれ、それが難しいことだと理解してきていた。
そんな中「事件」が起こり、みんなはなぎ倒されて疲弊してしまい、そのことでMは罪の意識に
苛まれる。
数年後、その罪の意識を引きずりながら生きていたMの前にとある青年が現れ、自分はそこからあなたを救い出せる、と告げたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-24 10:00:00
3816文字
会話率:28%
魔操者の塔が崩壊して5年。魔操者イルフは行き倒れた先で初老の医師と出会う。
塔での行いから罪の意識に苛まれるイルフに医師は何を語るのか。
消えない罪の行き着く場所は。
最終更新:2014-11-22 18:03:30
16567文字
会話率:40%
観察者の弟子である「僕」の前に現れた、自身をロボットだと称する男。
彼は僕に尋ねる、「どうしてあなたはご自分が人間だと思われるのでしょうか」と。
僕の師匠は言った、「そもそもロボットと人間は何が違う?」と。
奇妙な深夜のドライブの果てに
、師匠と同じ“通り名”を持つ観察者の姿がちらつく。
そして、自称ロボットが僕に刃を向けた時。
「ロボットの君を殺めたとしても、なんの罪の意識にとらわれる必要もないな?」
“僕”と“ある場所”を守るため、僕の師匠はそこに現れた。
僕は、こんな空気に慣れてはいけないのだ。生きている人間だから。
前作「観察(http://ncode.syosetu.com/n3099by/)」「観察2(http://ncode.syosetu.com/n5850by/)」をお読みいただいてからこちらを読むことを強くおすすめします。
ブログでも同時掲載しております。(http://ameblo.jp/izuminosyousetu/entry-11905044921.html)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 02:38:38
11772文字
会話率:23%
『この世』に生きている生き物には、必ず何かの罪を背負っている。
それには、前世も含まれている。
本人が気づかなくても『この世』に住むことのできなくなった生き物はそれらすべてを知っている。
あなたたちは、これまでに犯した罪をどれだけ知って
いますか?
もしかしたら、その罪に気付かないうちに向こうに引っ張られていくかもしれないね。
引っ張られるという事は、『この世』にいられなくなり『あの世』にも行けなくなる。
自分の罪の対象となる『もの』に引っ張られれば、その罪が消えるまで戻ってくることはできない…、もっとも戻ってきた人間は未だにいないのだが…。
引っ張られないためにも…もし、引っ張られて早く戻ってきたいというのなら自分の罪に早く気づくことが一番の近道になる。
あなたは、それを探すことができますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-28 02:00:00
3230文字
会話率:38%
「元の身体に戻りたければ、同じ境遇の物を107人殺し、その身を我が物にせよ」
意味不明な宣告と共に、突然授け(押し付け)られた「異形」の力。そしてその宣告に従って、襲いかかってくる自分と同じ「異形の物」とかした人間達。
元の生活に戻るために
「殺す」のか、罪の意識に苛まれて「殺される」のか、そしてその先に何が見えるのか……。
突然魔物に変身する力を与えられた人々の出会いや別れ、欲望・希望が混じりあう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-05 20:00:00
139909文字
会話率:55%
「あなたの罪の意識を消してきてください」
大切な人をかばって、自動車にはねられて死んだ少年、時田修。
彼は「自分が彼女をかばったことで、彼女に消えない傷を負わせてしまった」という罪の意識に苛まれる。
誰かをかばって死んだ、という行動だ
けを見れば、彼は「天国行き」なはずだ。
そう思った死神は、「地獄行き」を宣告された彼を幽霊にして現世に送り返す。
彼は家族に、そして彼が立ち上げた「星空同好会」の面々に手紙を書くが、一向に彼女とは会おうとはしない。たった一人で寂しさを引きずる修。
そんな時、彼は同好会を一緒に立ち上げた、親友の北沢と出会う。
北沢に胸の内を打ち明けた修。そんな彼を北沢は叱咤激励する。
「お前はそんなところで諦めるようなやつなのか?」と。その言葉で目を覚ます修。北沢に天国での再会を約束して、修は大切な人――優の元へと走った。
「あなたのために死ねますか」と、優に尋ねるために。自分のことを忘れて、この先幸せに生きてくれますか、と尋ねるために。
それに優は、きっぱりと言い放った。
「忘れないよ」
負い目ではなく思い出として、修に救ってもらった命を精一杯生きる、と。
抱きしめ合う二人。窓の外では、彼らの最後を飾るように、綺麗な星々が輝いていた。
注意。
・校正が不十分なので、表記ゆれがガッツリ起こっている可能性があります。
・とんでもなく書きづらかったので、途中から若干話のベクトルがぶれてます。
・一応サークルのために書いているものです。
・縦書きで書いてました。いまいちサイトの仕様がわかっていないので、読みづらい個所があったらすみません。
・ルビが飛んでます(文字ごとじゃありません)。
・最初に書いたように校正が不十分な上、構成も不十分なのですが、これ以上遅れるわけにはいかないので失礼します。
テーマはいろいろぶち込みすぎた感じはありますけど、「つながり」とか「諦めないこと」とかかな。背中を押してくれる親友って偉大。
ジャンル区分がよくわからないのでその他にしておきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-05 22:39:25
10398文字
会話率:51%
主人公、鍵崎智春(けんざきともはる)は超能力に目覚めてしまった為に、幼馴染である鈴辺桃里(すずべとうり)を傷つけてしまう。
それから鍵崎は罪の意識から桃里とは距離を取って、反政府組織「クロフト
」に所属。しかし、クロフトが桃里の命を狙ってい
ると知り、鍵崎はクロフトを裏切って桃里のもとに行く。
桃里と再会する鍵崎。でも記憶が無くて、幼馴染である事を分かってもらえない。
それでも、鍵崎は桃里をクロフトから守る為に戦うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-20 23:03:50
72984文字
会話率:46%
科学知識の大半を失った人類は、機械の代わりに、生物を利用するようになり、操獣士と呼ばれる者たちが様々な生物たちを操って生活に役立てていた。
一方で、進化を遂げた生物たちは同時に人類にとっての脅威ともなり、人類は日々害獣対策に追われていた
。
そんな中、幼馴染を死なせてしまった水沢海斗は罪の意識に耐え切れず、崖から身を投げ出して命を絶とうとするも、一頭の白いドラゴンに救われる。
ドラゴンの中から出てきた男は、操獣士養成学校の教官だと名乗り、行くあてもなかった海斗に入学を勧める。
成り行きで養成学校に入学することになった海斗が出会ったのは、かつて死んだ幼馴染にそっくりの少女だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-07 23:16:57
43574文字
会話率:24%
1人の男と、1人の女が、海辺のログハウスに住んでいた。
2人は姉弟だ。
弟は罪の意識を背負って生き、姉は唯一の家族を愛して生きる。
男は求めた――思い出の味を。
叶えられない願いを――受け入れられない願いに重ねて、願った。
男が明るく照ら
された明日を生きていけるのかどうか――それはまだわからない。
ただ今は、弟は罪の意識を背負って、姉は弟を思いやって生きていく。
――これは、優しい弟と、優しい姉の、ほんの少しの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-31 05:00:00
5505文字
会話率:23%
クラスメイトの作品を壊してしまった罪の意識からずるずると不登校になってしまった「僕」。オンラインゲームでパーティメンバーを集めていると、魔術師の女の子からパーティ申請が入る。人間不信になっていた「僕」はクエスト達成後すぐにパーティを解散する
つもりだったのだが……? さくっと読める短編小説。王道を征く、ハートフルストーリー。(小説練習の身として、参考と励みになりますので、よろしければ批評をお願いします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-21 17:54:28
5708文字
会話率:49%
「恋なんて、しない」が口癖の望。心の奥底で「多くの犠牲の上に成り立ってる自分」と罪の意識に苦しむ芳音。そんな二人が12年ぶりに再会し、再び時が動き出す。――『Canon』シリーズ最終章。
最終更新:2013-07-24 20:27:49
522441文字
会話率:47%
少年は、美術室へと忘れ物を取りに足を運ぶ。
そこには絵を描く一人の女の子がいた。
少年は彼女のことを先輩だと思い、じょじょに惹かれてゆく……。
――それが罪だと知らずに
最終更新:2013-03-30 02:16:29
6275文字
会話率:37%
人は皆、刃の切っ先を突きつけられながら生きている。
冷たく、鋭く……それは、肉体ではなく精神を切る断罪の剣。
それが振り下ろされるその瞬間、人は気づく。
それは他の誰でもなく……自分が、その剣の持ち主であったことに。
罪の意識。罰の在処。
人は皆、処刑台の下にーー。
これは、罪と罰と贖いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-14 23:56:08
44359文字
会話率:37%
別れが現実になると、罪の意識は男の五感を蝕む。
最終更新:2013-02-13 00:20:32
909文字
会話率:0%
13年前の事故により幼馴染を失った主人公。
罪の意識に悩みながらも対話を通してちょっと前を向くお話。
最終更新:2012-09-26 03:13:59
6788文字
会話率:45%
10年前の事件で彼の日常は大きく変わった。
罪の意識に打ちひしがれながらも
彼は今日も生きていく。
日常は脆く儚い…そんなことは知っているけれども
いつも変わらない日常…それを夢みて
自己満足で書いたものです。
それでも一人で
も誰かの心に響いたものがあればこれ幸いです。
作者はボキャブラリーの貧困で作中意味不明なところもあるとは思いますが、素人なのでご勘弁を…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-14 03:26:45
25192文字
会話率:38%