星を司る神、天津甕星(あまつみかほし)は、天の命令に背いたため、悪神として捕らえられる。最愛の弟までもが失われ、絶望に打ち拉がれる彼の男神に、三貴子の一人、月神 月読命は心を惹かれていく。
しかし、そこに突き付けられたのは、甕星は「罪人
」であり月読は「夜の食國を統べる月神」であるという現実だった。
悲しみ、苦悩、禁断の許されざる愛に、出会う筈の無かった二柱の神は溺れていく—————。
神々もまた、罪深く、愚かであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 22:43:08
24377文字
会話率:50%
時はまだ、遠い遠い昔のこと。
近代へと移り変わるよりも、少し前――ゆっくりと時の流れたどこかの世界。
そんな片隅で、小さな灯籠屋を継ぐ少女がいた。少女の名は撫子。
足の不自由な祖母のかわりに店番に立ち、仕事をこなしていたある日、店に一人の
客人が現れる。
どこか寂しさをたたえたその男は、灯籠の修理を頼みたいと申し出て――。
※この作品は、以前別の冊子にて掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 09:22:29
7554文字
会話率:55%
三題噺とは
落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目3つを折り込んで即興で演じる落語である。
最近結構やられている方いますよね?
皆さん、ほおずきと一緒に遊びませんか。
最終更新:2017-05-24 12:00:00
9923文字
会話率:0%
『俺』と『彼女』の少し悲しくて少し不思議な夏祭り。
最終更新:2017-05-09 16:00:53
3431文字
会話率:55%
「おい風呂係ぃ、なんか石鹸爆発したんだけど」
「あぁ?……うるせぇ、大体何でテメェが風呂なんざ入ってんだよ」
「あ? 私女ぞ? それ以前に人間ぞ?」
「そうじゃねえよ! テメェ仲居じゃねえか、仕事しろや!」
「と言うか普通に女湯覗いてん
じゃねえよアホが!」
「……て、テメェ以外に居ねえし」
「それは私の事を女だと思っていないと解釈してOKか? ん?」
……と言う感じの話です。作成中であります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 01:07:01
2037文字
会話率:65%
交通事故でぽっくり逝ってしまった私を迎え入れてくれたのはなんと伯母さんがよく話してくれていた乙女ゲームの世界でした!?
でも何故か主人公の邪魔をする悪役の王族の娘、レーゼに成り代わっていました!!おっとコレはまずいぞ!このままでは私は死んで
しまうようです!!
私が唯一助かるエンドをお持ちなのは攻略対象であるお兄様、ゼラーガだった様な気がする!!
私はまだ死にたくないので、取り敢えず可愛い妹の為にもさっさと婿入りしてください!
そう、コレは、死にたくない私が兄を半ば無理矢理婿入りさせるための物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 00:16:17
5565文字
会話率:8%
こちらは『悪役王族に転生したので取り敢えず兄を婿に出そうと思います』のキャラクター、設定集です。
ごちゃごちゃしすぎて意味がわからなくなった場合様にお使い下さい。
最終更新:2017-02-04 23:41:03
413文字
会話率:0%
さようなら、愛しい人。
灯籠流しを見て突発的に思いついた話です。
最終更新:2016-08-17 10:45:09
2256文字
会話率:13%
短いので読んでみてください。とても強く影響されている本が夏目漱石「こころ」です。
最終更新:2016-08-04 20:29:37
7403文字
会話率:10%
即興小説トレーニング
お題:意外!それは夜 制限時間:30分
最終更新:2016-08-02 00:31:23
1150文字
会話率:33%
とある花街ある廓。『牡丹灯籠』に『青藍』という遊女として、私は籠の中にいた。
『戯言を吐く転生者は知らない』 http://ncode.syosetu.com/n2193dg/ の続編、青藍視点です。
これ単体でも読めます
最終更新:2016-04-21 19:00:00
6185文字
会話率:27%
とある花街ある廓。
『牡丹灯籠』の遊女『青藍』はいずれ来る未来を信じ籠の中で待っていた。
そんな女に恋をした、とある馬鹿馬鹿しい男の話。
最終更新:2016-04-17 19:00:00
3959文字
会話率:36%
以前書いたものを加筆修正したものです。
ご感想お待ちしております。
最終更新:2015-07-07 19:12:26
5010文字
会話率:36%
※桃太郎の二次創作です。
これは『彼ら』ではない『誰か』の物語。
OGC――鬼ヶ島ガールズコレクションに参加すべく桃、サリー、キジー、そして犬のCan Camは長い旅の末、鬼ヶ島にたどり着く。
ライバルの大賀(オーガ)とのイザコザがあり
ながらも、舞台はつつが無く進んでいくが、メインイベントである『剣舞』の最中、異変が起こる。
その中で桃は確信する。大賀との確執、そしてその裏にある自身の気持ちを知る。灯籠が揺らめく舞台の上で、二人の決着がつく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 14:18:10
10838文字
会話率:43%
「どこまでが本当でしょーかっ?」
彼は挑む。出来レースを。
彼は歩む。自分が書いた道筋を。
彼は歩ませる。弱者に救いをもたらしつつ
強者を嗤う自分の為に。
最終更新:2015-04-09 15:46:54
1056文字
会話率:13%
塵芥は碧空を寇掠し、東風が空際の遼遠まで散らせた。軌跡は流線状を描き、渦巻いたかと思うと、また衰耗して消えた。そして何処かで雨の余滴が涸渇する音が聞こえ、残響に乗せて塵芥がまた去来する。
最終更新:2015-02-06 15:23:05
614文字
会話率:0%
空想の日本世界。代々斗極家が治め、2世紀も続く燈籠時代の話。9世紀後半の戦乱の世を、作者の思いつくままに綴ります。
毎週金曜日更新予定ですが、のろま更新ですのでおそらく不定期になってしまうかと思われますが、長い目で見守っていて下されば
と思います。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-16 23:32:47
6659文字
会話率:35%
「藤灯籠、と申しますそうですよ。」
藤の名を持つ女の膝できく、それは情念混じりの怪異譚。
最終更新:2014-02-01 02:22:52
1306文字
会話率:51%
灯籠流しの夜に出会った二人。
最終更新:2013-01-10 15:00:17
1284文字
会話率:47%
ある彫刻家は、奇怪な噂を耳にする。
しかも噂の舞台はなんと自分の友人の家付近で……。
元ネタは怪談噺「牡丹灯籠」。
でも舞台は現代です。
最終更新:2012-04-07 16:58:19
3205文字
会話率:25%
月のきれいな、祭りの夜。少年は何を思い、少女は何を決意する…。
キーワード:
最終更新:2011-05-20 21:34:07
2396文字
会話率:32%
安土桃山時代。本能寺の変で織田信長が死し、知略を駆使した豊臣秀吉がその天下を手中にしたその時。遠く離れた加賀(現在の金沢)では、22歳(夫)と10歳(妻)の若夫婦が、束の間の平穏を語らっておりました。・・・幼な妻が紡ぐ3年前の幻想的な思い出
話。そしてそれを穏やかに聞く剛き青年。それは静淑でどこか甘やかな時間・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-07 11:52:59
8254文字
会話率:41%
助けた人間に裏切られ、失望したにも関わらず困っている者を見ると助けてしまう、ヴァンパイアと、契約した人間の物語。
最終更新:2010-06-14 00:19:10
8018文字
会話率:65%
垂氷家に生まれたが故に黒蝶という、悲しい役目を生まれながらに背負っている半神半人の娘の物語。
最終更新:2008-03-17 21:26:30
20945文字
会話率:88%