「四谷怪談」「皿屋敷」に並ぶ日本三大怪談、「牡丹灯籠」。
知っていそうでだあれも知らない、この魅力溢るる作品には一つの「謎」があった。
日本有数の牡丹灯籠を語れる人物を自称する筆者がお伝えする、壮大な世界観。
最終更新:2024-11-18 06:01:37
25124文字
会話率:23%
伝説の幽霊三人娘──。
『四谷怪談』の〝お岩〟──。
『牡丹燈籠』の〝お露〟────。
そして『皿屋敷』の〝お菊〟──。
彼女達は腐れ縁の交遊関係のまま、現代で暮らしていた。
古典怪談の考証も何のそので日常を満喫し、そして……時には妖怪退治
?
誰が呼んだか〈かしまし幽姫〉!
バカバカしくも楽しい新感覚妖奇譚?
※この作品は〈NOVELDAYS(https://novel.daysneo.com/sp/author/OUTAROU/)〉にて初公開後、コチラを始めとした諸々のサイトにて公開している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 08:00:00
44548文字
会話率:50%
昔話の『さんまいのおふだ』をアレンジした続編です。山姥に殺されかけたものの生還した小僧が成長し、新たに出現した二代目の山姥と戦い、やがて彼女との愛を育みます。あ、彼女というのは山姥です。つまり小僧は、自分を食おうと追いかけてきた山姥に対し
、密かな慕情を抱いて大きくなったのでした……と書いてみましたが本文中に、それらしい描写は一切ございません。あらすじを書いていて唐突に思い付きました。そのマゾヒスティックな心情を書き加えようかと思いましたが、字数ギリギリで無理でした。それを書くならば二代目山姥がヤマンバメイクを落として可憐な素顔を見せるシーンこそ追加すべきだと考えます。でも文字数の制限を超えてしまいますから不可能ですね。大幅に書き換えるのは面倒ですから、これで投稿致します。
残念に思うところは他にもございまして、美しくなったはずの山姥が再び山姥の見た目に戻ってしまった理由を書けなかったのは、心残りで悔しいです。ワンオペで育児していたら若さを失い元の山姥に戻ってしまった……みたいな記述を最後に入れたかったのですが、ここに書いておくことで良しと致します。
怪談の『耳なし芳一』的なラストでホラー締めもありかもしれません。しかし、それですと『牡丹灯籠』そのままになってしまいます。【おふだ】をテーマとして選ぶなら、多くの人が思い付くでしょうからね。でも『牡丹灯籠』だけでなく『さんまいのおふだ』も皆が考えつくような気がします。【おふだ】という言葉から浮かんでくる連想を生かすべきか、先入観を呼び起こすだけのレッテルとして頭から剥がすべきか、悩ましいところです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 15:13:43
959文字
会話率:25%
夫の浮気現場を目撃した主人公。彼女は、動揺のあまりとある化粧品売り場に駆け込んだ。売り場の美容部員は、経済DVにより身なりを整えることもできない彼女にお試しメイクを施す。
気乗りしないまま化粧をされた主人公だが、美容部員とのやり取りから、
かつての自分を思い出し始める。そして、自分の幸せのために戦うことを決意するのだった。
ところが夫はなかなか離婚に応じようとしない。疲れはてた彼女は、美容部員から渡されたとあるアロマキャンドルを取り出してみた。疲労回復効果があるというアロマキャンドルに火をともすと、目の前に広がったのは怪談「牡丹灯籠」の世界だった。
彼女は牡丹灯籠を下げ、夫の元へ歩きだす。きっぱりと別れを告げるために。
虐げられていた女性が自分を取り戻し、幸せに向かって歩きだすまでのお話。
貴様二太郎さまのイラストをお借りしています。
この作品は、アルファポリス、エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 14:18:37
7709文字
会話率:37%
とある花街ある廓。『牡丹灯籠』に『青藍』という遊女として、私は籠の中にいた。
『戯言を吐く転生者は知らない』 http://ncode.syosetu.com/n2193dg/ の続編、青藍視点です。
これ単体でも読めます
最終更新:2016-04-21 19:00:00
6185文字
会話率:27%
とある花街ある廓。
『牡丹灯籠』の遊女『青藍』はいずれ来る未来を信じ籠の中で待っていた。
そんな女に恋をした、とある馬鹿馬鹿しい男の話。
最終更新:2016-04-17 19:00:00
3959文字
会話率:36%
ある彫刻家は、奇怪な噂を耳にする。
しかも噂の舞台はなんと自分の友人の家付近で……。
元ネタは怪談噺「牡丹灯籠」。
でも舞台は現代です。
最終更新:2012-04-07 16:58:19
3205文字
会話率:25%