時は三国時代。
荊州を治める劉備は、北の曹操、東の孫権の猛威に怯えていた。
軍師孔明は、西に位置する益州を力づくで奪い、それらに対抗するよう勧めるが、戦争を好まない劉備は益州との和平を望んだ。
双方の意見が一向にかみ合わない中、益州出身であ
る馬良が名乗りをあげ、自分が益州の主である劉璋に会い、益州を劉備に譲るよう説得してくると言い出した。
無謀とも思える提案に疑問の声もあがるが、劉備は馬良に託すのだった。
劉備を益州に迎えたい一心で荊州を出発した馬良であったが、その旅は過酷なものとなった。
馬良は無事任務を遂行することができるのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-30 01:11:32
17266文字
会話率:53%
僕は玉置村に住む小学校六年生の桑原健也。二学期の初め、東海林正という男の子が転校してきて、村のため池でブラックバス釣りをしていたことから近づく。しかし、ブラックバスを害魚と決め付ける農家の人々により、すでに駆除されていた。僕の父親がブラッ
クバス釣りをすることもあり、東海林君と僕は親しくなる。東海林君は父親を事故で亡くしていた。
一方、東海林さんとガキ大将の高田君との抗争は激化する。
僕の父親は竜山湖へ東海林君も誘って一泊でブラックバス釣りに行くことを提案。そこで僕は初めてブラックバスを釣り上げる。ポールさんというアメリカ人が現れた時、東海林君に大物が掛かった。ポールさんは大きなブラックバスをくれれば、経営するペンションに無料で泊めてくれるという。こうして大きなブラックバスはポールさんの手に渡った。僕たちはポールさんのペンションで美味しいブラックバス料理をご馳走になる。
翌朝、ワカサギが接岸する岸辺で再び釣りをした僕は偶然にもニジマスを釣り上げる。ニジマスもまたアメリカから輸入された魚で、他の小魚を襲うという。その後、竜山湖の周囲をドライブするが、ワカサギが産卵する川に垂れ流される汚水、観光のために駐車場にされてしまった葦の原を目撃する。
学校では、ふとした事件をきっかけに東海林さんと高田君が和解し、三人で笹熊川へ渓流釣りに行くことになる。釣り上がっていくと、猿の大群に遭遇、もう少しで襲われそうになるが、モヒカンのような鬣をした猿に助けられる。東海林君はそのモヒカン猿が亡き父親にそっくりだと言う。
ある日、皆瀬さんという村役場の人と出会う。再びモヒカン猿と遭遇した僕たちは導かれるように、鬼女沢の不見滝へと向かう。そこの傍らには又吉じいさんが住んでおり、彼から滝つぼに潜む、身の丈三尺もある、大イワナ、釜の主の話を聞かされ、釣るための作戦を練る。
ある日、学校で小野さんと僕は言い合いとなるが、小野さんから釣りを教えて欲しいと頼まれる。僕の心は次第に小野さんに傾き、彼女もまた釜の主の秘密を知り、協力してくれることになる。
ブラックバス用のルアーを改良して釜の主を攻略することを提案。やはりモヒカン猿に導かれ、皆瀬さん、東海林君、小野さん、僕で不見滝へと向かう。そこで死闘の末、釜の主を見事、釣り上げることに成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-29 09:41:47
100004文字
会話率:46%
高校時代のクラスメイトから久しぶりの電話が掛かってくる。タイムカプセルを掘り起こそうぜ、という提案だった。(テーマ車種:三菱アウトランダー(CW5W))
最終更新:2009-08-30 01:17:45
5843文字
会話率:5%
人生で15回目の春を迎えたその日、突然彼女は現れた。一方的にわけのわからない説明をされたかと思うと、彼女は俺の混乱を加速させる提案を向けてくる。いったい何がしたいんだ?いや、そもそも彼女はどこから……。
最終更新:2009-08-28 12:36:57
7295文字
会話率:54%
その提案には彼女にとって抗うことのできない魅力的なものであった…………ソレの本当の意味なぞ知るよしもなく。夏のホラー2009三夜目参加作品です
最終更新:2009-08-12 02:42:01
6127文字
会話率:26%
太陽があるから昼間外に出れない悪魔たちは、なんとかしようと話し合います。そこに一人の悪魔が太陽を食べることを提案します。
最終更新:2009-08-03 23:35:20
1385文字
会話率:32%
僕,林泰宏は医学部を目指す2浪の予備校生だった。僕には,同じ高校出身で優秀だが,なぜか2浪している恋人,佐藤奈津子がいた。彼女は自分が言い出したことで,二人が医学部を目指すことになったと思い込んでおり,それが心の負担になっていた。一方,氷室
雅之は成績トップだが5浪生で,その鬱屈した気分を,まわりの恋人達を破滅させることで晴らしていた。さて,予備校には成績優秀者名簿に名前が載った者は全員,医学部に合格できるという伝説があった。僕は恋人を安心させるためにも,ぜひ,その名簿に名前を載せたいと思っていたが,ある日,氷室が成績優秀者名簿に関する非常に魅力的な提案を僕に持ち込んできたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-01 15:31:39
55539文字
会話率:11%
魔法学校である冥明高校に魔法特待生として入学した桜木和馬。彼は常人とは比較にならない桁外れの魔法力を持っていたが、すぐに学校が嫌になり落ちこぼれ始める。そんな桜木を見ていた校長が、あるゲームを提案する。そこから桜木はもう一度まっすぐに歩き始
めるかもしれない……(感想で指摘を受けまして、まだ1話目だったので小説タイトルを変えました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-26 10:53:33
9893文字
会話率:54%
ある政府の提案で、かくれんぼをすることになってしまった子供たち。期間は一週間。全日程を生き延びたものは、大きな権力と財産を手に入れることができるが、捕まったものは、殺されてしまう子供たちは、大人たちにつかまらずに一週間いきのびられるか??
最終更新:2009-05-07 20:59:18
4448文字
会話率:62%
猿の住む森にはナマケモノがいる。のろまで鈍感で・・・気の優しいナマケモノ。ある日、いじめっ子のリスが森の仲間を集めてかけっこをしようと提案する。ナマケモノを馬鹿にしようとするリスに猿が立ち上がる。
最終更新:2008-11-25 14:06:35
1821文字
会話率:38%
田舎の各学年一クラスしかない小学校に始めて転校生がやってきた!転校生の提案で秘密基地を作ることに・・・。少し懐かしさを感じる日常を描いた小説です。
最終更新:2008-10-20 19:01:15
23739文字
会話率:59%
世界を救うため旅をする勇者一行。だが、どうにも緊張感が足りない。そこで戦士ドウリーは、罰ゲームを提案する。
最終更新:2008-08-22 07:52:14
3115文字
会話率:46%
私立花園学園の生徒会副会長である徳平慎は、『学園内での恋愛禁止』を提案する。生徒会会長の爽風嵐丸はこれに反対し、慎に恋愛の気持ち良さを教えようとするが……。
最終更新:2008-06-30 15:55:31
16495文字
会話率:43%
27歳の志水博美は、外資系金融機関の美貌のキャリア。西芝電気の株を買占め、それをオランダの某大企業に高値で売ろうと試みる。該社は条件として北上工場を抜本的に改変、一大テクノパーク建設を提案してきた。それには江釣子村全域の土地買収が必要だった
・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-17 16:53:29
43637文字
会話率:78%
死後の世界で出会った水の精霊の提案で、俺は異世界で精霊なんぞをやることになった。奇妙な形で繰り広げられる転生異世界召還型ファンタジー。
最終更新:2008-06-15 18:33:52
9002文字
会話率:33%
「おれの親父が生きている!?」ふとしたきっかけから、父親が生きていることを耳にしたディーン。なんでも彼はアラスカで元気に暮らしているとのこと。生まれてこのかた“父親死亡説”を信じきっていたディーンは大ショック。しかも自分の父親は、妻と子を捨
てて家出するような人間だったのだ。その性質を受け継いでいるのではと不安になるディーンに、ポールは「アイデンティティの確立のため、お父さんに会いに行くといい」と提案する。飛行機に乗り、北の地を目指すディーン。彼はそこでアイデンティティを見つけることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-09 00:09:16
36093文字
会話率:61%
日本に出張中のポールとディーン。ポールがこの国に来たのは、ディーンの好きなファッションブランド、タニタ・ショウのファッションショーにヘアメイクとして招かれたため。恋人の仕事を見学しようと、ショーの会場を訪れるディーンだが、そこで彼は出演モデ
ルと間違えられてしまう。誤解はとけたが、デザイナーのタニタ氏はディーンに舞台に立つことを提案。「冗談じゃない!」と嫌がるも、ポールからも頼まれ、だんだん断れない雰囲気に。しかし話が進むにつれ、ディーンは「この仕事をこなせば、ポールにカッコイイところを見せてやれるかも」と考える。にわかファッションモデルは無事に大役をこなすことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-30 12:02:07
12700文字
会話率:55%
12月24日。今日は彼と、初めて過ごすクリスマス。でも、彼は信じられない提案をしたんだ…。(ジャンル:恋愛)
最終更新:2007-12-24 04:37:03
1424文字
会話率:24%
『夢の終わり』から約一ヶ月、和泉沙苗の提案で肝試しに行く事になった四人。そこで北斗は再び夢をみた。
最終更新:2007-08-12 14:41:19
5894文字
会話率:64%
定年間近なオレ。会社じゃ結局負け組みだった。索漠たる不安。これでオレの人生は完成なのだろうか。齟齬間が拭えない。そのとき、友人の死をきっかけに大学時代の仲間と再会する。誰もが傷を負っていた。青息吐息、なんとかしのいでいる。そこでオレはバンド
の結成を提案した。このままじゃ、くたばれないだろ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-08 13:47:41
10712文字
会話率:17%
会議は紛糾した。それは石田係長の一言に始まった。「それなら別々に返礼すればよいのではござらんか。」石田係長は来る3月14日のホワイトデーの「お返し」を一括して行う一括方式に対して、いわば分割方式を提案したのである・・・男子の天下分け目の決戦
、ホワイトデーのお返しは、職場に深刻な分裂を呼び込んだ、、、完結済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-06-21 13:47:51
17902文字
会話率:34%