二人の物書き少年、カムイ13歳とシェロ14歳はネット小説を書いた。カムイが小さな賞を授かる幸運に恵まれた。昼過ぎにシェロが祝賀会といい、自宅に彼を招待する。「黒耳シェロの天才クイズ」。カムイが大好きな謎解きをシェロが用意しプレゼントした。し
かし、カムイが解答に夢中になっている間に親友のシェロが居なくなってしまった。のちに失踪事件に発展する。二人の家は、同じマンションの隣り合う部屋だ。そればかりか、その日の夕方、カムイが帰宅すると、大変な知らせを親から告げられる。カムイの母親とシェロの父親が事故で死んだと知る。シェロの失踪と何か関わりがあるのかは分からないが。親の死があって、シェロの行方不明は失踪との断定が遅れた。通報をしたのは夜中だ。夜中に警察が訪ねてきた。通報者はシェロの母親ミクだ。警察は夜中の間に宅内を見て回り帰って、翌日に最後に会っていたカムイに事情を訊くことに。
カムイは警察に最後にどんなやり取りをしていたかを問われて答えるのだが。そしてクイズの内容を説明するのだ。クイズのやり取りの最中に彼は部屋を出て行ったきり戻らなくなったからだ。二人の少年はと、二人の両親も裕福ではないため、携帯電話を持たない。
警察は毎日のようにカムイを事情聴取する。クイズの内容がこれまたチンプンカンプンであり、カムイの説明で警察は混乱して行く。警察はそのクイズに失踪のヒントがあるのではないかと、少年カムイと少年係の二人の刑事が謎解きを始める。骨織警部と此処堀巡査が事件の担当者だが、なぜかその疑いはカムイに向けられていく。隣り合う隣人の失踪と親の死が同時に起きた。警察は早い段階で家宅捜索を開始。シェロの自宅の電話機に盗聴器が仕込まれていた事をつかんでいた。おまけに盗聴器からはカムイの指紋だけが検出される。さらにはシェロの部屋中どこを探してもカムイの指紋だけしか出てこない。警察はこの少年がシェロの失踪に関わりありと疑っていく。
登場人物、秘伝カムイ。黒耳シェロ。カムイの父ムサシ。シェロの母ミク。少年係の刑事、骨織損三郎(ほねおりぞんざぶろう)警部と此処堀腕次郎(ここほれわんじろう)巡査。
※推理初挑戦。推理要素や謎解き要素は、あまりないかもしれません。推理小説っぽく仕上げた作品です。テーマに沿って書きました。締め切りがあることで完結まで書き上げられました。三十三話、完結済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 23:00:00
59314文字
会話率:18%
1999年の夏、奇特な小説家と若手編集者が事件に巻き込まれる──
豪奢な別荘で起きた2件の殺人は、 何故起こったのか?
"20年前の事故”との関係は? ある人物が下した決断は──
最終更新:2023-05-01 02:23:14
50156文字
会話率:52%
春の推理企画出品。テーマ隣人。
ミステリー好きな方はおススメしません。(特に本格派好きでそういった作品を読みたい方は回れ右)
期待しない方がいい。何でも許せる方向け。
6話完結。
尚、夏月本人は、推理小説好きですが(あまり恋愛小説は読まな
い)全く推理しないで読むタイプです。つまり主人公(本作で一人称担当している少女)タイプ。
また、事件らしい事件は起きません。(なのでミステリー好きの方は回れ右)
【あらすじ】
推理小説大好きで、特にシャー○ック・ホーム○をこよなく愛する32歳の独身OL(ブラック企業勤め)が、過労でぶっ倒れた後。ーー気付いたら東洋人名なのに西洋風の外見の少女に転生していた。
「此処どこ⁉︎」
どういう状況⁉︎
ワタシはダレ⁉︎
パニックに陥りながらも、ハッとした。
家族構成。父・義母・義兄・私・異母妹。
使用人が居て。家は洋館。
コレは、アレでは⁉︎
本・格・推・理・小説の舞台!
そうよ! この中で誰かが死に、そこにはダイイングメッセージが……! いいえ、それとも密室事件⁉︎
なんて、なんて、なんて滾るシチュエーションっ!
探偵は、誰⁉︎ ああ、特等席で探偵の
「犯人は、この中に居る!」
が、聞けて!
「な、何ですって⁉︎」
と驚きを露わにして叫ぶ女性役が演れるのね⁉︎
演るわ、私! モブ役を演じてみせるわ!
いいえ、それとももう1人の主役・犯人?
それとも、3番目の重要人物・殺される女?
もしかしたら、犯人に迫るための重要な証言をする証人かも⁉︎
ええ、ええ、なんだって演るわ!
全ては、探偵の「犯人は君だ!」 を特等席で観るために!
……彼女の前世(独身OL・ブラック企業勤め)は、推理小説オタク。
但し!
推理を一度もしないで読み進める本当に読者でしかない推理小説大好き読者。
事件が起きて証拠を積み重ね、犯人を暴くその過程を只管に読み進めるだけの、ページを次々と捲っていく、何も考えないタイプの読者、だった。
***
ご都合主義のゆるふわ設定。あらすじ長いけど中身は無い。主人公はこういう性格という部分を出したら長くなっただけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 17:00:00
9904文字
会話率:43%
推理小説好きな女性の話です。
最終更新:2023-04-25 16:18:48
4359文字
会話率:47%
2022/10/31(月)ハロウィン 公開
最終更新:2023-04-24 20:34:28
5943文字
会話率:54%
隣人ってフレーズが、どこか「よそいき」めいた言葉に感じたので、鏡を使ってしか自分の顔が見えない感じと同じ、傍にいるのに面と向かってはけっして出逢えない相手のことを書いてみました。
自分勝手の虫のいいオッサンの言い訳めいた話を、推理小説風
にオチに向かってブロックチェーンで繋いでいく感じを楽しんでいただけたら幸いです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 06:01:58
3224文字
会話率:0%
とある国の有名な観光スポット、「雪国」。ここで20XX年に事件が起きた!主人公の僕と探偵友達の桜田君で事件を解決していく推理小説!
最終更新:2023-04-20 08:02:16
4991文字
会話率:71%
正直ジイサンが福を授かり、それを真似た隣家の欲張りジイサンが罰を受ける~そんな基本骨格を持った昔話を、ひとくくりに『隣の爺』型と呼ぶようでございます。
今回「春の推理2023」では、お題が「隣人」ですから、この『隣の爺』を取り上げてみ
たく思います。
なお推理小説といたしましては、読者さまには加害者役を担っていただきたく切望しておりますので、どうかお気を悪くなさらず御笑覧くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 22:33:10
9917文字
会話率:49%
少女が出会った子猫は、
猫の凍死事件から始まる殺人事件を通して、
やがて生涯の相棒となります。
雪獅子炎華とユキニャン、
出合いの物語です。
最終更新:2023-04-09 09:44:37
19998文字
会話率:42%
推理小説家が刺殺されます。
犯人は誰でしょう?
最終更新:2022-06-17 11:08:32
15263文字
会話率:28%
オカルトでもホラーでも推理小説でもありません。ファンタジーです。
舞台となっている『街』は北に山、南に海な、ありがちな地方都市です。
そこで出会ったユーレイの翔(カケル)と翔(ソラ)が、霊(ヒト)助けしたいからと女子大生の響(ヒビ
キ)を巻き込んで始めたユーレイ探偵団。
翔(ショウ)も加わり、怨霊退治をする|祓い屋《はらいや》としても活動しつつ、自分達の記憶も手繰りつつ、困っている人や霊を助けていきます。
そんな、怖さの欠片も無いユーレイ話なんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 15:07:16
240323文字
会話率:24%
探偵機関《ホルスの目》に所属するシャーロッティアはいわば問題児であった。シャーロッティアは問題行動ばかり起こすため、上司の気持ちを知ってもらおうと弟子を与えられた。
弟子の白銀神楽とシャーロッティアの推理小説。
二人のちぐはぐな会話の掛け
合いや、難解なミステリー解決。
・世界観
世界は一つの大陸と十三の島に分けられている。それ以外に島や大陸は確認されていない。
マリアンヌ大陸は十三の都市に分けられている。
壱級都市、弐級都市、参級都市…………拾参級都市。
世界はかつて、もっと巨大な姿をしていたが、原因不明の何かによって滅んだと言われている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 16:10:03
37024文字
会話率:39%
その日、私こと二四節蒼(33)は病院を退院したばかりで公園に散歩に来ていた。
そこで偶然出会ったお婆さんと話をしている最中、奇妙なスーツ姿の若者を目撃した。私はその若者に違和感を覚えてお婆さんにその事を話すと、衝撃的な答えが返ってきた!
それが発端となって、まさかあんな事が起きるとは、その時の私は思ってもみなかった……。
これは私の非日常で起きた物語であり、私の日常の始まりの物語でもあった。
『通称:謎味噌シリーズ』の【春の推理2023】用完全新作!
なろう、エブリスタ、カクヨム、ノベルデイズ等で投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 22:23:17
11530文字
会話率:30%
賢者と名高い名探偵、和泉庵は悩んでいた。
解けない謎に対してではない。
解けるなぞに悩んでいた。
彼女は謎が解けすぎて困っていた。
なろラジコーナー内で紹介された作品を今回、ブッコミました。
なろうラジオ大賞応
募作第二弾。全40以上弾を予定中(現在8作製作済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 23:50:30
991文字
会話率:36%
とあるラジオのコーナー宛てに送ったお便り達。
『お題の言葉を入れた、面白そうなタイトルだけを書いて送って。』という物だったのでガンガン送っていました。
ただ、それをそのままにしているとメールの山に埋もれると思い、何かあった時に使えるよう
にここに置いておきます。
言わば備忘録です。
因みに、そのコーナーから生み出された連載作品も有ります。良ければ見て下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 14:36:17
14978文字
会話率:11%
ある家で起こった凄惨な殺人事件。
現場には「犯人は隣人です」と書かれたダイイングメッセージが遺されていた。
だが、その家には二十三軒の隣家があって……ちょっと容疑者が多すぎませんか?
――という冒頭で始まる推理小説があったとして、はたして
読者は解決編の展開を予想できるのか。
そんな小説を書いた女子高生と、その挑戦を受け取った読書好きの友人。
いろんな推理パターンを知り尽くした読者は、はたして作家の用意した謎を看破することができるのか?
二人の戦いが今、始まろうとしていた。
……これって推理小説にカウントしても大丈夫ですか?
そんな感じのノリでとりあえず今年も、春の推理2023に堂々エントリー。
(なお本作のジャンルはゆるふわコメディです)
※本作品はいわゆる作中作(入れ子構造)を採用しています。
そのため少し読みにくいと思いますが、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 23:15:35
6868文字
会話率:36%
ダイイング・メッセージ とは、死の直前に残したメッセージのことです。
推理小説などでは、犯人の手がかりを残していることが多いです。
あなたはこの事件の犯人を見つけることができるでしょうか。
公式企画『春の推理2023(お題:隣人)』の参加
作品です。
既設小説『胡桃ちゃんの人形劇』等の登場人物がでますが、このお話単体でもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 00:00:00
1590文字
会話率:40%
ミステリ・推理小説にありがちなシチュエーションを熱く語ります
最終更新:2023-03-21 20:57:07
22997文字
会話率:4%
焼死体が発見されました。
私の故郷であるアルカベシティで殺人事件が起きた。嫌な予感がした私は事件現場へ向かうが...
最終更新:2023-03-01 01:12:52
888文字
会話率:25%
加藤誠作は私立男子校の養護教諭である。元々は、某旧帝大の医学部の学生だったが、動物実験に嫌気がさして、医学部から教育学部に転部し、全国でも70人くらいしかいない、男性の養護教諭となった、と本人は言っている。有名な推理小説の探偵役のプロフを、
真似ているとしか言えない人物である。とはいえ、公立の教員採用試験では、何度受けても採点すらしてもらえない過去を持ち、勤務態度も決して良いとは言えない。ただ、生徒の心身の問題に直面すると、人が変わったように能力を発揮する。これは加藤と加藤の同僚の白根澤が、学校で起こった事件を解決していく、かもしれない物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 21:18:33
63745文字
会話率:33%
春の公式企画は推理小説ですね。
どうやって創作したらいいのかと思っていらっしゃる皆様へ、なろうにおける推し推理作家様を紹介いたします。
アーヤ様の主催企画『#僕の推し作家』参加作品です。
最終更新:2022-03-13 12:45:30
1018文字
会話率:0%
資産家・大黒寺家の娘、ソフィーから依頼を受けた哀愁探偵山田と助手の川口君。
なんでも、資産家である父・辰夫のもとに、一通の脅迫状が届いたという……。
どうせ誰かのイタズラだろうという彼だが、彼女はどうも嫌な気がしてならないのだった。
山田と
川口は、早速、大黒寺家に乗りこむが…。
※かつてブログにて連載していたものを、キャラクターの名称、設定などを一部変更して再構成したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 20:00:00
16739文字
会話率:43%
ある晩、銀行強盗が発生した。現場には銃声が響き、警察官が応急処置を施す瀕死の銀行員が数人横たわっていた。
事件を担当する刑事、河野は、被害者たちと話をし、監視カメラの映像をチェックし、捜査を進める。犯人たちは銀行に入り、顔を隠したまま現金
を強奪した。河野は、犯人たちが完全犯罪を犯した可能性が高いことに気づいた。犯人たちは、容易に警察に見つかるようなミスを犯さなかった。警察には、犯人たちの素性がまったくわからなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 06:15:36
2006文字
会話率:0%
完全犯罪の推理小説
この推理小説は、裕福な実業家が自宅で殺害された事件を描いたものです
最終更新:2023-02-22 05:44:22
861文字
会話率:0%
怪奇、冒険、空想科学。
推理小説ではない。
短編と設定。
最終更新:2023-02-19 00:01:27
38823文字
会話率:24%