資産家・大黒寺家の娘、ソフィーから依頼を受けた哀愁探偵山田と助手の川口君。
なんでも、資産家である父・辰夫のもとに、一通の脅迫状が届いたという……。
どうせ誰かのイタズラだろうという彼だが、彼女はどうも嫌な気がしてならないのだった。
山田と
川口は、早速、大黒寺家に乗りこむが…。
※かつてブログにて連載していたものを、キャラクターの名称、設定などを一部変更して再構成したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 20:00:00
16739文字
会話率:43%
世の中には、一人の人間が何か偉業を成し遂げ、その苗字や偉人の名を子々孫々まで受け継ぎ、名を聞くだけでピンとくる…そんな一族が存在する。俗に言う『華麗なる一族』というものである。
この物語は、やや特殊で複雑な事情を抱えた一族の、優雅で喧し
い日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 20:18:45
11508文字
会話率:38%
華麗なる一族に生まれた俺本田楽には悩みがある
まったくもって異性にモテない事だ!
しかも、その様をあろうことか俺の専属同級生メイド北条澄香に馬鹿にされている始末
へっ、世間の見る目が無いだけさ
今に俺はモテまくってやるからな!
しかし、あ
る日俺の学校内である奇妙な写真が出回ると俺の状況は困惑していく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 18:55:28
812文字
会話率:15%
関西の大学に通っていた僕は、ある日一冊の本を大学の研究室で拾う。その本を開くと、突然目の前が光に包まれた。あまりの眩しさに目をつぶっていたが、しばらくして目を開けるとその本とともに、一枚の紙が挟まっていた。
その紙には、[松原家の観察者とな
れ]という一文とともに住所が書いてあった。
かかれるまま、そこに向かうと、一軒家があった。
そこで、松原家の人々と出会う。
本には[松原家の日常を書き記せ]とだけ書かれていた。
これは、その本に命令されて書いた松原家の日常を記した日記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 04:38:05
1024文字
会話率:0%
恋とか愛とか。そんな言葉で表現できない絆で繋がる心と躰は、誰も侵す事のできない領域へ。
金と地位と権力と愛欲。私利私欲に溺れた大人達に翻弄された、二人の少年と一人の少女。少年達はある事件に、少女はある事故に、幸せを奪われ、人生を狂わさ
れた。
星児(せいじ)と保(たもつ)と、みちる。彼らは運命の意図に導かれるように、雨の歓楽街で出会った。
彼等の行く手には事件と事故が複雑に絡み合う。
見え隠れするのは“華麗なる一族”の光と影と、汚職にまみれた国家権力。そして、全く無関係と思われていた二つの事件には大きな繋がりが。
手繰り寄せる過去のピースが揃った時、星児と保とみちるは、自分達を結びつける思いもよらない過去の事実を知る事となる。
誰も本気になどならない筈だったのに。
決して口にしてはいけない感情を心にしまい、複雑に絡み合う三人の糸の先に待つものは幸せか、それとも――。
*恋愛要素たっぷりのミステリーとなってます。
*縦書き推奨
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-01 23:58:51
5029文字
会話率:46%