ムカつく上司をぶん殴り、退職して就職活動に励むある日、主人公はひょんな事から異世界に迷い込んでしまう。帰る方法を探すにも、とりあえずは生きて行かなくてはいけない。
「飯を食わねば生きていけぬ!異世界だろうが、とりあえずは就職活動だ!」
こう
して異世界で就職活動をする事になってしまった主人公だが、何故かやる事なす事裏目に出る。昔みた異世界転生ものの英雄に憧れた男は、本人の意思に反して何故か魔族の覇道への道へと邁進してしまう。
「何故だ…どうしてこうなった……。」
これは不幸な男の、奇妙な転職活動記録である……多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 23:43:56
2433文字
会話率:50%
60歳間近の薬剤師の田中春子は愛媛県今治市で「こまち薬局」という相談中心の薬局を一人で経営していた。夫は13年前に急死し、15年間自宅で介護した母は3年前に旅立った。今は薬局兼住宅で次男良夫と二人で暮らしている、母から引き継いだ薬局は今年で
創業20年を迎える。変わりゆく薬業界の中で、調剤薬局でもドラッグストアーでもない健康相談を主とした薬局を目指す春子だった。良夫は、中学3年生から不登校になり、それから11年間引きこもっていた。5年前愛してやまなかったパソコンが壊れた事により良夫は社会復帰を決意する。春子は社会に出たいと言う息子の願いを叶える為に寄り添い奔走する。社会復帰するために、のサポートセンターに通いながら、良夫は、自分にどんな仕事ができるのか模索し、人と会わずにできる仕事をハローワークで探すが、今治のような田舎には、良夫の希望とする職場はなく、コンビニで早朝の掃除の仕事を始める。自転車しか乗れない良夫は、雨の日も風の日も夏の暑い日も一日も休まず自転車で職場に通った。遅刻欠勤もせず、盆も正月も働いた。1年が過ぎた頃、まじめに働く良夫は掃除から接客を任されるようになった。もともと対人恐怖症の良夫は職場の人間関係に悩み、転職を考え始める。ハローワークに通ううち、運転免許を必要とする仕事が多い事に気付き、自分で稼いだ金で運転免許を取得し、電気工事会社に就職するのだった。想定外の息子の成長に驚き、共感し、感動する春子は母親として社会人の先輩として良夫に助言し、寄り添うのだった。令和2年の1月に中国武漢で新型コロナウィルスが感染拡大し、コロナ禍は、春子の経営する「こまち薬局」にも大きく変化を及ぼした。報道に翻弄され押し寄せるマスク難民。デマに踊らされトイレットペーパ―や消毒液、ガーゼに体温計まで売り切れた。コロナ感染拡大は1年7か月が過ぎても収まる気配を見せなかった。4回も発せられた緊急事態宣言の中、異例のオリンピックが始まった。感染拡大は止まらないが、ようやく今治のような田舎にでも高齢者のワクチン接種が進んできた。それに伴う副反応への不安など絶滅危惧種化した町の相談薬局を訪れるお客さんと向き合いながら、現代の医療のへの不満と疑念を抱きつつ、町の薬屋として人々の健康を願い日々模索しながら店頭に立つ春子だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 18:00:00
21842文字
会話率:56%
地方都市在住女子高生、海衣は不満を溜め込んでいた。あまりにも周りがつまらない。私の大好きな異世界転生の主人公は私にこそ相応しいのだ。だって、ここは平和な現代世界だもん――幕が開けたこの瞬間からは、言い切れはしない。
神は告げる、これから舞台
は劇的に変貌すると。この物語は世界自体の異世界転向への始まりだと。突如出現するドラゴン、破壊される町、供給の途絶えた物資、文明の光は弱まっていくばかり。荒れ狂う世界に人類が翻弄されるなか、世界から排斥されてきた少女たちは一つの城に集っていた。そこに海衣も加わり、明日の命さえ保障されぬ全力疾走操作不能の現実で、必死に生き抜こうと足掻く。国の行く末を背負った任務、触れかける世界の真実、人々の先導、もちろん日々のドタバタまで。少女たちの手のひらに、世界の向かう道は託される。
生活に、記憶に、大人に、世界の脅威に振り回される末に、少女たちは何を見るのか。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 18:24:55
28734文字
会話率:39%
あえて黒河村の所在地を正確に記すことは辞めておく。
強いて言えば、愛媛県よりも東に位置し、香川県よりも南にある。徳島県よりも西にあり、高知県よりも北にある。
どちらかと言えば山沿いにあり、でも、少し車で走れば海にでることができる。完
全な田舎というわけでもなく、つい最近映画館のあるイオンが建設された。十数年前まで、特産品など無かったが、当時の村長が、「これじゃいかん!」と、農作物の開発に力を入れた。
他の県に無い何かを作るのかと思えば、彼が推奨したのは、蜜柑。うどん。酢橘にカツオの養殖と、完全に隣人のパクリ。結果的に黒河村は、劣化ドイツ村のような、「四国村」なんて不名誉な俗称を付けられることとなった。
これは、そこに住むオレが出会った、「天野」という女性との、永遠の旅の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 20:00:00
170652文字
会話率:52%
「アイドルに必要なものはキレイ、カワイイ顔、歌とダンス、そして戦闘力!」超エンターテイメント作品には間違いない。愛媛剣まで書いて、そういうコンセプトが今更ながら降ってきた。愛媛に着いた頃には物語の形ができてしまっていて、もう内容的に少し設定
を変えただけの同じことの繰り返し。おまけに小説という文字だけの世界で歌を歌っている躍動感はないので1話の文字数も減少。俳句や短歌で戦うのなら文字でも良いのだろうが。やはり歌モノはアニメで映像があるから良いのだろうか? しかし小説でも戦闘モノはある。ほとんど勝った負けたの一行の経過が一行書かれているだけが多いが。やはり小説は推理モノが良いのだろうか? 戦闘、歌は小説には不向きである。
戦闘、歌モノである。茶店の歌姫を5までやり疲れたので他の作品に乗り出す。毀滅や進撃は戦闘モノ。剣や刀がウケるのだろう。本当に人間は戦うのが好きである。勧善懲悪なのか、ストレス発散なのか。次に消えそうで消えない歌モノ。1つ当たり。他社が便乗し消えなくなった。声優、コンサートと儲かるので美味しいという大人の事情も透けて見える。30分アニメのダラダラエピソードを短くして、ラスト5分の戦闘モノを5分繰り上げ20分からではなく15分から20分で。空いたラスト20分からを勝利者のライブを持ってくれば2コンテンツを嵌め込める。スマホゲームでも戦闘モノとリズムモノの2つのミックスができアニメ、ゲームの内容が濃くなる。両コンテンツの混沌は商業が成り立つ1つの作品を生み出せるだろう。作品に目新しいものはない。目新しい物が無くても毀滅は売れたのだから、目新しいものはいらないのだろう。逆にいえば王道が1番安定しているということかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 06:08:43
100610文字
会話率:52%
りんは愛媛に住む12歳の小学生。
まだ大人に守られる身の子ども。
しかしりんはしっかりとこの世界の理不尽さや、自分の不甲斐なさを理解していた。
そんなりんが出会う、不思議な一夜。りんは大きな決断をし、大切なものを失いう。
最終更新:2021-07-24 23:52:28
14483文字
会話率:32%
特になにもない平凡な日々を暮らしていた中学3年生の悠吏。新型コロナウイルスの影響を受け休校となっていた間、彼は愛媛に学園都市をつくることを思いつく。そして彼は高校生になり、水面下でこの計画を進めようとしていた………………。
最終更新:2021-05-31 00:00:00
464文字
会話率:38%
愛媛県の松山で暮らす高校生兄妹の日常と、ふたりや家族に隠された秘密を描く。
木梨皇子と衣通子は県立の進学校に通うひと学年違いの高校生。兄妹ふたりだけで生活している。
ある日、衣通子は学校で見た男子生徒に引っかかりを覚える。そして、その夜見た
夢に漠然と自分の出生に疑問を感じる。叔父に呼ばれた衣通子は、若かりし頃の母を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 15:00:00
91817文字
会話率:38%
開業医のレイコが急死した母の戸籍を見ることで初めて知った自分と遺伝的な繋がりを持つ女性たちの存在。戦中戦後の近代日本社会を生き抜いた、明治-大正-昭和女子特有のキャリアデザインを描くものがたり。
江戸時代嘉永に医業を営む家に生まれたレイコ
の祖父(実は曾祖父)が90年の人生で支え続けた人々=妻4人、愛人4人、実子6人、非嫡出子10人とその子孫たちが生きるために与えられた場所は?
生まれがどこであれ女性の立場では人生を何一つ決められなかった時代に、女子力を発揮できる生き方があったのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 09:22:40
37127文字
会話率:1%
大阪パイレーツの野球選手である三加野大輝(みかのだいき)は高校時代に甲子園で大活躍し、鳴り物入りでプロ野球界に入ったものの、ルーキー時代にしかも初戦で三振の山を築き、あえなく二軍に落ち、それからというもの二軍のスタメンはおろかベンチを温めて
いた。
不甲斐ない毎日を暮らしていたところ、夜中に宅配便が来て、その郵便物はDVDが入っていた。大輝は生まれたころからICチップに組み込まれた人生を送っていることが分かり、DVDによる回想シーンで振り返り、そして今後の人生の選択を決めることになるのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 18:32:38
15306文字
会話率:7%
四国八十八か所巡拝を無事結願できたので、お寺や道中のアレコレを私感でランキングにしてみます。
最終更新:2020-12-31 04:20:38
3291文字
会話率:0%
2222年のプロ野球日本シリーズ第7戦、松山昭大ドリーマーズと静岡ヨスガノタイタンズの試合をお送りしております。2222年なのできっとフィクションですし、小説というよりかは戦評に近いです。そうはいえど、みなさんがよく見る試合ハイライトはお
ろか、実際の試合よりも遥かに緻密に描いております。野球がお好きな方は必見です。1回表から試合終了までお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 21:06:06
12796文字
会話率:11%
ある日、愛媛県松山市に異世界からの侵略者が現れた。後にモウリョウと呼ばれる奴らは、この世界とは違う次元に存在しているため、自衛隊の通常兵器は通じなかった。万策尽きた政府は四国に繋がる橋を全て落とし、モウリョウを四国の地に封じ込めた。
こう
して四国は日本から隔絶された。
それから三年。
政府は徳島県を中心に対モウリョウ殲滅組織「ガーディアンズ」を設立し、再び四国の地を日本の手に取り戻そうと試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 09:39:29
100182文字
会話率:38%
著者があしかけ10年にわたり四国遍路をしたことを紀行文にした。今回は徳島編で、あと高知、愛媛、香川と続く。
最終更新:2020-05-10 15:59:11
17798文字
会話率:0%
愛媛県の小さな町に暮らす、15歳の中学三年生・岬由乃(みさきよしの)。
ある日突然知らない場所へワープする!?
そこはまるで迷路のような世界だった。
そこに時を同じくして出会った4人の女の子達とともに───!?
※毎週日曜日更新です
※カク
ヨムさんでもこの小説を投稿しています。
URL
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892343975折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 21:00:00
42289文字
会話率:36%
武門の家系、越智家の桂馬はイラスト作家である。
ある日、帰省先の愛媛の本家で祖父の兄、戦死した桂太郎と邂逅する。
キーワード:
最終更新:2020-03-23 06:45:56
6885文字
会話率:45%
私の名前は愛香高徳(あいこうたかのり)。高知に生まれた私は小中を愛媛で過ごし、香川の高校に通い高知の大学を経て、徳島の会社に就職しました。
最終更新:2020-03-08 17:48:09
7186文字
会話率:12%
地方都市、愛媛県松山市に襲い来る巨大怪ロボット。
どこにでもいるフツーの高校生1年生、境木翔太郎は、ひょんなことから、巨大ロボを操る石板を謎の巨乳美女から渡され、
「説明は後、とにかく戦うのよ、翔太郎クン!」
と言われてしまう。
先
生と巨乳の言うことに従わないのはわるいやつのすること。
流されるまま、巨大ロボットを操って戦うハメになるのだが……
敵か味方か、巨大ロボを操る美少女、悪の科学者ブラックビースト、謎の美人スパイに、妖怪。
なぜ敵は、松山なんて田舎町を執拗に攻め続けるのか、
敵の正体は? そして、巨大ロボの正体とは? 世界を滅ぼす巨大戦艦の秘密とは?
俳句と温泉の町が、今、全世界を巻き込む大戦争の舞台となる。
※注:大風呂敷を広げまくった話かと思いますが、
書き切る能力があるがどうかについては、
別にアップしている短編を見てご判断ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 22:27:56
79762文字
会話率:42%
四国の愛媛に住む青年である笠井京矢は雨の日の公園で不良に絡まれ、逃げる最中に足を滑らせ川に転落する。しかし着水の瞬間京矢は虹色の光の穴へ入り込む。穴を抜けると見たことのない草原に出た。背後からの声に振り向くと、黒猫がいた。
黒猫は自らを
パインと名乗り、そこが異世界である事を告げる。京矢と同じ方法でその世界にやってきたという、その世界の今の魔王と話をする為に、京矢は訓練所に入校し、力をつける事になる。
異世界にやってきた京矢は言葉も分からず、魔法も使えず、剣もろくに扱えない上に体力もない。剣を扱うにも魔力が必要となるが、ゼロ魔力体質の京矢はその技術を使う事が出来ない。訓練所で落ちこぼれとなってしまう京矢。最弱と呼ばれ、多くの訓練生にからかわれ、暴力も振るわれる。
しかし京矢は諦めずに、自分なりの戦い方を会得する。京矢は高校生時代までやっていた野球かれヒントを得る。魔法も剣も使えない京矢が最強になれた方法とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 00:00:00
21078文字
会話率:68%
”二人”が織り成す季節のお話。
第1弾 ―夏―
大学生の拓哉は3年ぶりに地元愛媛へ帰郷をする。
変わらない景色に安心する拓哉。
久しぶりに顔を合わせる幼馴染。
青臭い夏の匂いの中物語は進んでいく。
最終更新:2019-01-17 23:59:53
8996文字
会話率:30%