トルムは、赤子の頃戦火に巻きこまれ、頭と顔の左半分を負傷した。
帝国一の妖術師エレクに拾われたトルムは、
傷が治るまでの間、エレクの妖術で狼の姿に変えられ、幼い頃は狼として育つ。
成長し傷も癒え、人の姿に戻されたものの、頭と顔の左半分には醜
い傷跡が残り、
トルムはフードを深く被り頭を隠し、顔の左側半分は皮の仮面で傷跡を隠して過ごすようになる。
育ての親のエレクの弟子となったトルムは、四大精霊を操る妖術師となり、
帝国の成人の歳である十七歳を迎えると、
家族と故郷を奪い自分に醜い傷跡を残した敵国・パドアに復讐する為戦場に出た。
そこでトルムは狼の姿に変身すると炎を操って敵兵を薙ぎ払い、帝国の英雄となる。
以降、トルムは狼の妖術師と呼ばれるようになった。
初陣から一年近く経つ頃、用があって帝都へ赴いたさい、
師匠エレクと旧知の仲である侍従長モウトーリから、極秘の任務を拝命する。
それは、十三歳になる皇太子の夜伽の相手として女性に変身に、秘密の側室となる事だった。
断る事が出来ず、モウトーリの命令を受諾したトルムは………
※男性同士の恋愛あり。※書きあがっているので、順次アップしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 12:03:14
101406文字
会話率:62%
座敷わらしの連載版です。
短編の座敷わらしを元にしていますが、基本別物です。
主人公、座敷わらしの為。かなりのご都合主義で話は進みます。
〜簡単な話〜
突然、住む場所を失った妖怪、座敷わらし。どうしようかと悩むが直ぐにせっかく出し旅に出る
ことを思いつく。
行き先は異世界。
理由は簡単。
スマホでそんな話を読んだから。
天狗の力を借りて、座敷わらしは異世界へと旅に出る。
そこで会ったのは、断罪された悪役令嬢?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-28 11:00:00
44635文字
会話率:38%
座敷わらしの一応続きです。座敷わらしで話を纏めるのに上手く組めなかった妖術などの話に成ります。
確認はしていますが、間違い等の指摘がありましたらご連絡ください。
最終更新:2016-04-21 10:58:01
3150文字
会話率:31%
伏せられた名に隠されていたのは、馬だった。
戦国時代が終わり、突如起きた一揆と新時代を駆け抜ける智三郎と蒼炎の話。
最終更新:2016-05-24 00:12:01
8076文字
会話率:12%
明治維新を成し遂げてから十年後、東京を守護する徳川魔方陣が妖魔の手によって破壊された。妖魔が民間人を襲撃する事態に内務卿・大久保利通は英国の妖術組織『闇乃翼(ウイングオブダーク)』で修行している元徳川隠密剣士の有馬総介に帰国命令を下した。
闇乃翼の仲間であるロバートを引連れて帰国した総介を待っていたのは闇乃道化師が和泉邸の家主・仙一郎を襲撃するという犯行予告だった。仕事を受けた総介たちは魔方陣の中心地・紅葉山へ向かうと女陰陽師・桜宮沙那と出会った。
久しい再会だが沙那は憂鬱だった。それは政府専属占術師・バロムが魔方陣を破壊して新たな結界を張る計画を明かしたのだ。結界を破壊することで日本が厄災を招くことを憂いた桜宮一門は政府を糾弾するも逆賊の汚名を着せられた。この事態に困窮した一門は彼女に形見を託して集団自決を果たした。
家族を追窮した政府に憎悪を抱く彼女の心情に総介は心痛した。それは自分の父も戊辰戦争で亡くしたトラウマと佐那の気持ちが重なったのである。そして犯行予告日の深夜、妖術士の二人と佐那、更に和泉家の執事である大田原と警官隊が邸内に結集した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 14:05:20
76372文字
会話率:33%
※※※※あらすじ※※※※
刃の神を自称する刀、雷斬(らいきり)と、流浪人の宗近秋舷(むねちかしゅうげん)。彼等は互いの命を助けるため魂を融合させていた。
元に戻るためにはちりぢりとなった雷斬の分身を再び融合させるしかない。
そこにさらに妖刀
を操る絶世の美女、織姫(おりひめ)や妖精の姫、ミリスなど見目麗しい(ついでにボイン)女性が続々と現れて!?
これはそんな彼/彼女等の奇々怪々(たまに微エロ)な旅の物語である。
※※※※※※※※
亀更新になるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 00:00:00
22866文字
会話率:42%
親に捨てられていた子猫は貴族の令嬢に拾われる事となる。
それから子猫は拾った令嬢と共に生活をしていく。
子猫は誓う御主人である令嬢を何もかもから守ると。
そんなある時、令嬢に婚約者が出来て嫉妬で猫が婚約者に勝負を挑んだがその婚約者に
逆に懐柔されてしまい令嬢と婚約者の未来を楽しみにしたりする。
年月が経ち令嬢たちの学園生活が始まる。
しかしこの時既に10年経ち猫は体調を崩し始め己の寿命がきたと思い令嬢の元から姿をけしてしまう。
誰もいない森の中静かに最後を迎えようとした時夢を見た。
その夢で自分は人間だった。
そしてその夢の中で猫は……
夢から目が覚めると猫は猫又になっており猫としての寿命はなくなっていた。
そして猫は令嬢の元に戻ることにする……夢の中での後悔をしないように。
戻ったとき令嬢に泣かれるなどあったが穏やかで平和な生活が戻って行った。
しかしそんな平和な時間はある年に入ってきた新入生の令嬢の手により狂いだしていくことになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 12:42:17
12904文字
会話率:17%
時は元禄、この世を我が物にしようとする五代将軍側用人の柳沢吉保と、黒魔道士紗牙【しゃが】擁する魔族たち。
鶏冠【けいかん】と彼の仲間である退魔士の武芸・舞踊衆が、それを阻止すべく戦いを挑む。江戸・京都、さまざまな土地で繰り広げられる騙し合い
と乱舞。
さて、退魔士たちはこの世を守りきることができるのだろうか!
古代エジプト文明の色を添えた、愛と勇気のファンタジー時代劇の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-06 22:09:11
53373文字
会話率:39%
※以下、ネタバレを含みます
国王の病を癒すため、年老いた妖術師の助言を受け、王子たちは竜の鱗を求めて旅立つ。
末の王子が竜を仕留め、鱗を食べた国王の病は癒えるが、竜の呪いが末代に降りかかるのを防ぐため、その子竜たちを育てることとなった
。
うち一匹は王女の飼い竜となるよう定められ、翼の筋を切られて飛べなくなる。竜の面倒を見ていた奴隷の少女は、自らの境遇を竜と重ね合わせて可愛がる。やがて王女の手に渡った竜は、玩具として弄ばれるが、ひょんなことから奴隷がその世話係となり、一人と一匹は互いを慰め合う。
国王の崩御と末の王子への禅譲をきっかけに、他の王子たちが反乱を起こし、平和な日々は終わる。制御されていた兄弟の竜たちが暴走して国は荒廃した。
竜と奴隷は生き別れになり、竜は秘密の地下室に閉じ込められる。竜の飼育費を賄うための増税により蓄積した国民の不安も爆発し、王族は殺され、国は完全に崩壊する。
誰にも見つけられず飢えていた竜は、迷い込んでくる人間を食らって生き延びた。長い年月の後、成長した竜を迎えに来たのは、魔力を身につけ魔女となったあの奴隷だった。一人と一匹は各地を襲う。一匹はその飢えを満たすため、一人は復讐のため。やがて二人は国境を越え、殺戮を続ける。
隣国の国王は竜を倒すことのできる者を探し求めた。
ある純朴な若者は夢のお告げを受け、国を救う英雄としての宿命を帯び旅に出る。途中、謎の老婆から授けられた聖なる剣を手に英雄は竜に立ち向かい、殺すことに成功する。
英雄は魔女を殺そうとするが、情けを掛けて立ち去った。国王は彼に位を譲り、英雄は竜を殺した者として歴史に名を残す。
一方、折れてしまった聖なる剣を拾った魔女は密かに王家に呪いをかけ、復讐のときを待つ。
数百年後、人々が歴史を忘れ去ったとき、英雄の末裔である国王が呪いによって奇病に倒れた。魔女は妖術師として、国王の前に姿を現わす。(冒頭に戻る)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-03 23:11:31
12773文字
会話率:0%
歴史から存在を抹消された妖術師の城、といういわくつきの場所。案内役の老人から、口伝の忠告がなされる。
「閉じられた普賢の間の中で、口を開いてはいけない。現世に戻れなくなる」と。
だが不慮の大地震が発生し、襖の固定が外れ閉まってしまう。そ
うとは気付かないまま普賢の間にて口を開いたのは、十人の男女。
彼らが閉じ込められたのは、この世ならざる『異界』の地。だが異界にいるのは、彼らだけではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 16:28:11
14882文字
会話率:64%
前世の記憶を持つ転生人、ヘルミナさんは育ての親から魔法を教わり、数ある魔法体系の中の一つ、妖魔術を伝授され妖術師になりました。
この世界では魔法という力が存在します。
その魔法を行使し生業をする者は『魔法職』と呼ばれており、この世
界では魔法職の人間はエリート、成功を約束されたも同然の存在だといわれています。
ヘルミナさんも魔法職の人間です。
輝かしい未来を夢見て生まれ故郷を出て街へと出向きました。
しかしそこで待っていたのは………。
ヘルミナさんが頑張る話です。
不定期更新予定。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-17 13:27:16
19052文字
会話率:13%
2034年7月13日午前4時28分、静季響真は僅か17歳にしてその生涯の幕を下ろした――――はずが、神様のお願いで異世界に送られ、新たな人生を歩むことに。
送られた先は剣と魔法の世界ならぬ、刀と妖術の世界「天ヶ郷(あまがさと)」。気が付
くと狐狸妖怪の類に侍、忍者といつの間にやら大所帯。
魑魅魍魎が跋扈する異世界を舞台に響真率いる百鬼夜行のはじまりはじまり。
※注意:このあらすじは予定なので、実際の展開とは異なる可能性があります。予告なく内容が変更されるかもしれません。またタイトルも現在、仮のようなもので悩んでおります。こちらも急に変更するかもしれません。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 22:00:46
28483文字
会話率:52%
鎌鼬。そのように呼ばれる辻斬の出現により、町では恐怖が蔓延していた。余計なものに関わりたくないと鎌鼬に関する情報を遠ざけていた珠だったが、主である巫琴の命令により、嫌々ながらも鎌鼬を調査することとなる。そこには巫琴の見立てどおり、妖の陰があ
った。中世を舞台にした伝奇小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 14:03:58
82171文字
会話率:48%
金雷寺の似非僧侶、独禮――俗名富川金輔は、一国の主である父と、妖怪である母の間に生まれた“妖怪の子”。その体毛と瞳は金色に輝いており、人にはない不思議な妖力を持っている。親族からも家臣からも、誰からも恐れられ、忌み嫌われていた彼は、ある時父
に命じられ、妖力を以って国のための戦に身を投じる“妖力兵隊”の編成を任された。
お坊さんたちが魔法というか妖術でバトルする(忍者ではない)、和風ファンタジーです。
軽い気持ちで書いているので、舞台や時代の描写・設定はテキトーです。たぶんざっくり戦国時代っぽいです。
同性愛の要素が一部含まれてる可能性がありますが、特にそれをメインに扱っているつもりはありません。異性愛要素もどちらも出てくる感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-12 18:13:28
32909文字
会話率:49%
現代の日本、一年前の京都ー
春の夜、代々術師の家系である楿 辭(かつら ことは)は生まれて初めて交霊術に失敗し白狐であるお稲荷さんと出会った。
それから一年、様々な仕事をこなしてあの二人が再び動き出す。
鎌鼬の疾風に四神が加わり、辭は益々妖
達と関わりを持っていく。
関わっていく中で変わり始める辭の心、強く輝き始める確かな決意。
それは術師達に大きな波紋をもたらすー!
分裂する辭達と術師達。
『辭、人間は皆それぞれ違うんだ。
それと同じで俺たち妖も皆それぞれ違う。
でもな一つだけ確かなものがある。
それは、妖にも人と同じ心があるということだー』
時にほのぼの、時に笑いあり、シリアスとしては妖達との闘いが多い、一風変わった妖しくどこか切ない伝聞録ー
事態は大きな壁へとぶつかる。
それは全てを揺るがす前代未聞の最悪な展開へー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-01 18:00:00
24284文字
会話率:27%
代々妖霊術に長けている楿家ー。平成の世、最早妖や霊などは迷信と化してしまった現代の日本。ある春の日の夜、辭(ことは)は西の都の京都での任で生まれて初めて術に失敗した。
そうして出てきたのがお稲荷さん。
辭は白狐、お稲荷さんと様々な出会いと別
れを通じて、たくさんのことを知っていくこととなる。
妖と人の心が同じであることを知り、辭は術師としても少しずつ成長していく。
時にほのぼの、時に笑いあり、シリアスとしては妖達との闘いが多い、一風変わった妖しくどこか切ない伝聞録ー
『辭。人も、妖も、霊も。何一つとして変わらないものがある。一体何だと思う?
それは、死してもなお残る…誰かを想う“心”だー。』
人にとっては非現実的でも、私にとってはこれが現実なのです…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-22 19:46:07
122448文字
会話率:24%
中国、唐代。詩仙と呼ばれた李白と、詩聖と呼ばれることになる杜甫の二人が出会い、友情を育む……のだが、どうも妙なことに。
仙人道士やら怪しげな妖術やら気功やらが存在する唐でのとある一幕。
最終更新:2015-05-27 14:47:18
14151文字
会話率:46%
「仲良しこよしは嫌いだ」
沙河深 龍鵺《さかみ りゅうや》15歳は香川県にある、私立白栄学園へと入学する。
龍鵺は秘密を抱え、入学するがー。
最終更新:2015-03-09 06:09:35
1220文字
会話率:12%
土地柄、ウチの高校は妖術使いがいるのだが、けど本当は普通なんだよ。
最終更新:2015-03-07 18:09:27
4021文字
会話率:48%
『ある朝。潮の音と硫黄の匂いで目が覚めると。そこは見たことのない場所でした。』
橙乃ままれ先生の「ログ・ホライズン」の二次創作です。
硫黄の香りが立ち込める島で
妖術師(コンバットメイジ)のアイドルと、付与術師(スプリンクラー)の武具職人
と吟遊詩人(プリマアクター)の星読み(花火師になりたい)によるちょっと不思議な物語の予定です。
終着地点はこの島から出ること。
2週間に1話+1挿絵で頑張っていこうと思います。
趣味全開です。オリジナル設定満載です。
すっごく久々にこういう小説を書いていこうと思いますのでよろしくおねがいします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-09 00:31:13
5680文字
会話率:15%
東方×推理。地霊騒ぎの後、人の心に触れ、第三の目を開くか悩む古明地こいし。そんな彼女の元に、一人の探偵を名乗る青年が現れたことから全ては始まる……。幻想、魔法、妖術が当たり前。常識が通じないこの世界で起こる難事件を、こいしと名探偵が明快な推
理で暴く!
『東方Project』の二次創作です。さて――。皆さんはこの魅力的な謎の数々を解けますか?
紅魔郷編。紅魔館で連日起こる妖精殺し。その捜査を(勝手に)行おうと館に忍び込んだ一会とこいしは犯人の疑いをかけられ、捕まってしまう。紆余曲折の末、当主レミリア・スカーレットが持ち出したのは、魂をかけた悪魔の取引だった! 制限時間はわずか一日。はたして二人は事件を解決できるのか? 読者への挑戦ありの第二弾!
※本作は『ハーメルン』でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-27 20:40:45
58213文字
会話率:45%
目には見えないはずの「妖気」が見える少女、白石蓮花は、その見える能力で嫌われることを怖がり、他人を避けて過ごしてきた。そんな蓮花が出会ったのは、彼女と同じ妖気が見えて、妖術を使う人達であった。彼らとのやり取りを通じて、蓮花が見るものとは?
現代に復活した妖怪との戦いと、京都を舞台に儚い系ファンタジーとして書きたいです。頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-19 22:09:44
19212文字
会話率:43%