少女の生活は満たされていた。
学校の成績は良く、先生や友達、部活の先輩からの信頼も厚い。
努力は必ず報われると信じていた。
周りからの期待に応えられる事が嬉しかった。
だから、少女は満たされていた。
彼女の人生は、充実していたのだ。
そん
な文句の付けようのない日常生活の一幕。
いつも通りの学校帰り。
満たされていた少女は、恐怖の底に叩き落される――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 23:00:33
17325文字
会話率:33%
閉じ込められた!
僕へそう告げた少女こそ、境海の不思議探偵リリィーナがはるばる捜索しに来た家出娘だった。
この少女は、家族の元からいなくなったその日から、ここに隠れ住んでいたという。
けれど、そんなことは誰も知らない。僕が泊まってい
るホテルの部屋から忽然と姿を消したことも、そんな僕を今頃慌てて探しているだろう探偵リリィーナでさえも、気付かないのだ。
だが、僕だって新米魔法使いだ。ぼんやり助けを待つより、自力で脱出するべく道を探してやる。だが、大昔の地下道は果てしない暗闇が広がる世界だと少女は言い、僕を引き留めるのだ……。*****『魔法学園物語~サー・トールの恋愛事情』のサー・トールくんのスピンオフ短編です。独立したお話ですので、本編を知らなくてもわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 23:00:00
10590文字
会話率:26%
春から大学生活を始めた「私」はある日突然、知らない男から声をかけられる。
印象の薄い、見たとしても覚えていないだろう影の薄い男。
たった数日の恐怖体験が、私と親友の一生に影を落とすことになった。
「夏のホラー2021」参加作品で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 22:35:50
21276文字
会話率:47%
新コロ退治を決意した将門は江戸の神田で大暴れし、團十郎や不動明王を引き連れて現代に戻った。新コロヶ島が存在しないと知り、それならと團十郎の『不動』の見得で新コロ退治をしてもらうことにした。さてどこで見得を切ろうかと思案したのちやっぱりテレビ
ということになり、テレビ局に押しかけます。すったもんだの末、神主の口利きで生番組に出演がかないましたが、これがまた騒動の始まりで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 22:32:44
10853文字
会話率:69%
夏のホラー2021への投稿作品です。
最終更新:2021-08-26 22:28:19
1638文字
会話率:25%
これは、ある夏の夜の物語。
最終更新:2021-08-26 22:24:39
3343文字
会話率:3%
悪夢
あらすじ
短編ホラー小説になります。
誰しもが見る悪夢を小説でお届けします。
怖い悪夢ですが、私の夢であり、私の心情が見え隠れしているかもしれません。怖いと同時に、筆者はなんでこんな悪夢を見ているのだろうと、想像していただく
と、少し、いや、相当恥ずかしいですが、筆者と読者の心の共有が出来るのでは、と考えています。
恐怖と共に、筆者の心の心情のかくれんぼを体験してみませか?
筆者の心を見つけても、そっと見守って下さいw
また、この悪夢は私が無意識で見た夢であり、願望でもなく、失望でもありません。夢の中の例えだと解釈下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 22:21:42
5329文字
会話率:28%
いつもの通り、一人で家に帰って来た私はテレビで行方不明者の捜索番組を観始めた。だが、その番組は次第に異質な形で私の心を蝕み始め。。
最終更新:2021-08-26 22:18:27
4401文字
会話率:29%
心霊現象調査事務所『蔵木探偵事務所』でバイトとして働く女子大生、尾取音子。
彼女は偶然見つけたニュース記事から、所長の蔵木と共に事件の調査を行うことになる。
最終更新:2021-08-26 22:07:12
16967文字
会話率:37%
わかれとわかれとはじまり
最終更新:2021-08-26 22:00:00
426文字
会話率:0%
運動会で「かくれんぼ」を行う。
そんな風習が残る村にいた男は我々にこう語った。
「その……多分なんですけど、同級生が消えちゃったんです」
本記事は男の話を簡潔にまとめたものである。
最終更新:2021-08-26 21:35:46
5791文字
会話率:2%
【期間】夏季
【勤務地】廃病院
【仕事内容】「まーだだよ」という声に「もういいかい」という音声を流す
【給与体系】完全歩合制、1回5万円
最終更新:2021-07-08 19:32:26
4709文字
会話率:23%
神界および死後の世界では一つの大きな問題が神々の頭を悩ませていた。
一言で言えば死者数の増加に伴う各所でのトラブルだ。創世から続く歴史の中では何度か起こっていた問題だ。だが今回のそれには思わぬ原因が潜んでいた。
"ゆめいろたまねぎ
"と呼ばれている呪いのアプリケーションの流行。つまるところ悪霊が死者の増加に関与していたのだ。
悪霊の浄化を依頼された幽霊の少女エルナスターシャは、不本意ながらも悪霊の潜む領域へと向かう事を決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 21:00:00
18696文字
会話率:52%
執筆練習で書いてみました。
ある日小説家になろうからメッセージが届いた。
最終更新:2021-08-26 20:45:41
7295文字
会話率:48%
執筆練習で書いてみました。
ある日小説家になろうからメッセージが届いた。
最終更新:2021-08-26 20:45:41
7295文字
会話率:48%
お盆には、ご先祖様と一緒に、道にまよったあの世の化け物までやって来たりしてね.....
俺、赤木が子供の頃に体験した、かくれんぼでの奇妙な思い出。
お盆の初日、俺たち村の子供たちはかくれんぼをした。村外れに住んでいるという男の子も仲間に加
えて。
でも、その男の子も周りの様子も、なんだか異様で・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 20:40:16
2714文字
会話率:26%
僕は夏休み、お盆休みで関西の祖父母や従姉弟たちのもとへ家族と来ている。ちなみに、僕の従姉弟はみんな賑やかだ。でも、空汰にいちゃんは大人っぽくて、正直ちょっとだけ嫉妬してる。 従姉弟たちで集まり、毎年恒例・お盆の従姉弟全員集合かくれんぼを始め
た。僕が隠れたのは、仏壇と押入れの隙間。そこに隠れていると、聞こえるはずのない、幼いこどもの声が聞こえてきて・・・
そういえばさ、「天の神様の言うとおり」って、地域や学年によって少しずつ歌詞が違うってこと、よくあるよね・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 06:00:00
2391文字
会話率:38%
「寝言と会話をしてはいけない」 小学生の僕はある日、昼寝している弟の寝言と会話をした。その後、友達も誘ってかくれんぼをして遊んだんだ。でも、弟の中には弟じゃないモノが宿ってしまっていて・・・そいつは、かくれんぼが好きらしいなぁ・・・・・・
最終更新:2021-07-26 07:43:20
1943文字
会話率:44%
これは作者の私が実際に経験したことです。
一話で完結するよう努力しますが上下などになる可能性もあります。
ご了承下さい。
最終更新:2021-08-26 20:39:53
1011文字
会話率:0%
多かれ少なかれ、あなたは「私」だ。
最終更新:2021-08-26 20:35:42
4532文字
会話率:8%
かくれおにしよぅよ。
最終更新:2021-08-26 20:00:00
26448文字
会話率:52%
大人になったからか、ツマラナイ。
子ども頃は最後まで見つかるまいと、息を殺しうずくまっていた事を思い出す。見つからず、最後のひとりになる事が大事。
楽しかった。ドキドキがあった。でも今は、
……、つき明かりはうすらぼんやりと。
ホラー企画参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 19:09:43
1245文字
会話率:25%
夏のホラー2021参加作品。
ピンポーン♪くうくうと寝ていたので、先にご飯をたべて、よごれたおくちをふいていると、おきゃくさんがきました。
オマエ、カクレンボ、シッテルカ?
かくれんぼ。鬼役が数を数える間に、隠れる遊び。それに巻き込ま
れた人たち。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 16:15:32
3194文字
会話率:20%
夏のホラー2021参加作品
かくれんぼが大嫌いになったのは夏休み、私が小学生の時。
ひんやりとした奥の部屋に向かった。ペタペタと裸足で歩き、ミシリ。時折、軋む廊下を急いで進んだ。
「……つぅ、ここのぉつ、とお。もういいかい?」
「
まあ、だだよ」
カランと広い家の中で、かくれんぼ。母親の明るい鬼の声。繰り返すやり取り。隠れる場所を探し回った。
置いてけぼりを食らった、かくれんぼなんか大嫌い。そんな彼女は、因習深い集落で運命の相手と出逢う。引っ越しの日に、皆で遊んだかくれんぼ。その最中、迎えに行くよと言っていた彼、来なかった彼、
呼び出す事にした彼女。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 11:26:15
8817文字
会話率:23%
乃亜は夕暮れのキャンパス内で鈴木博士と知り合い、旧校舎にある彼の研究室へよく顔を出していた。でも、乃亜は名前以外、博士のことを知らない……。
最終更新:2021-08-26 19:00:00
11842文字
会話率:27%
――もーいーかい?
――まぁーだだよ。
今も、どこかで続いている。
――もーいーかい?
――まーだだよっ。
燃えるような空の下、黄昏時のかくれんぼが。
――もーいーかい?
――もーいーよっ!
始まりを告げる、幼子
の声。
***
夏のホラー企画2021「かくれんぼ」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 19:00:00
12756文字
会話率:48%