ガタン、 ゴトン。
電車が揺れる。 人を乗せて、 目的地まで。
ただそれだけの物語。
最終更新:2021-12-19 12:00:00
4340文字
会話率:34%
子供である主人公は死後、賽の河原に行かされた。しかしそこは近代兵器によって要塞化されている河原であった。銃器で鬼を退け、理由は解らないが石を高く高く積み上げていく。そんなある日、賽の河原の指導者は、三途の川を登ることにする。
最終更新:2021-11-21 10:28:08
6353文字
会話率:25%
気が付いたら立っていた、極彩色の門前――
怪しげな駄菓子屋で見つけたのは、昔懐かしい目隠しくじのブロマイド。
「生写真。六文ね」
くじを勢いよく引き千切れば、運命が動き出す。
最終更新:2021-11-04 12:56:14
40128文字
会話率:45%
ひょんなことから死んでしまった主人公。三途の川で目が覚め、"渡し"の一族の力を借り、閻魔大王の元へたどり着くが、そこで待っていたのは反抗期真っ只中の閻魔の娘だった。さて、ここからどうなることやら。
最終更新:2021-10-10 16:49:03
14490文字
会話率:33%
「ここは剣と魔法の世界ではない……銃と科学の世界でもない……――たとえ神秘があっても、何より‶暴力〟の異世界なんだ……!」
銀河系と呼ばれる世界の、地球という惑星の、その中でも日本と呼ばれる島国の、現代と呼ばれる時代で、一人の女性が冥府へ
と誘われた。
その女性はお世辞にも幸福といえない幼少期を過ごし、しかしちょっとした策謀と、何より暴力によってその不運を乗り越え、ごくごくありふれた、ごくごく当たり前の、ささやかではあるがかけがえのない幸せを築き上げ、そしてクモ膜下出血により、あっさりと、そして唐突にその50年の生涯を終えた。
そして死後の世界の俗に三途の川と呼ばれる場所の手前で、髭も髪の毛もすべて脱毛したとある神格に、こう告げられた。
「お前の次の転生先は、お前の望み通りにするなら、いわゆる〝異世界〟と呼ばれるところになる」と。
そこは暴力の世界。誰もが一騎当千という概念を、過剰に体現し得る世界。
ダークエルフの空手使いが山を殴り消し飛ばし、ドワーフの柔術使いが大地を裏返し、冗談抜きで天すらも覆い隠すほどの巨体を誇る龍を、ヴォーパルバニーの剣術使いが容易く斬り捨てる異世界で。
ここに語ろう。血で血を洗う暴力の世界で、それでもなおたった一つの愛を貫こうとした一人の華の物語を。
『異世界のはずなのに、なぜか地球産の武術や格闘技等がハバをきかせてる奇天烈ファンタジー』、ここに開幕。
※しこたま悩みましたが、第一章は前日譚・第零章にし、章によって主人公を変える群像劇にすることにしました。どうかご了承ください。
この小説は、『カクヨム』様と『ノベリズム』様のほうでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 08:46:08
629303文字
会話率:19%
私がオペ中、心停止した時の話です。それも局所麻酔で、です。油断禁物です。
最終更新:2021-09-15 21:14:10
2274文字
会話率:46%
厨二病発症から10年を経てなお、重症化の一途を辿る魔法使い候補生の24歳。そんな俺の唯一の理解者であり幼馴染の”真理”がストーカーに追い回されていた。秘められし力を特別に解放し立ち塞がったら、腹を一刺し。真理に看取られ、いざ極楽浄土へ。三途
の川を渡り切る寸前で雷に打たれて川底へ沈んでいく。目覚めるとそこは、我が力の解放を待ち望む世界だった。しかしながら我が力はこの世界では強過ぎて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 01:35:48
1075文字
会話率:42%
「かあさん、いや、小雪! あんたを断罪する!」と息子に言われた小雪は、アクシデントの結果、三途の川に行ってしまう。そこで出会った老女に、霊界の制服とも言うべき「死装束」の洗濯をたのまれ、気が付けば霊界の番人の鬼たちと、戦わなければならなくな
る。どうするよ小雪! 鬼だぞ鬼、勝てるのか? 小雪、おまえは何処へ向かっているのか!
※本作品は、黒森 冬炎様主催の「着こなせ!制服~お仕着せ企画~」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 14:28:02
14329文字
会話率:23%
黄昏時。公園で帽子をかぶった子ども達に、かくれんぼに誘われた。。
この作品はショートショートガーデンさんでもご覧になれます。
https://short-short.garden/S-uCTqfz
最終更新:2021-08-11 23:03:15
376文字
会話率:58%
生前、心残りがあるまま生を終えてしまった者の前にだけ現れる居酒屋があるというーー。
「おれ、死んだのか……」
死した者が等しく皆訪れる、あの世。
そして、あの世へ行くために通る三途の川。
川を渡ると、いつの間にか立呑居酒屋があっ
た。
「いらっしゃいませ。ここは、心残りがある者が訪れる黄り泉ち酒場。あなたがもう一度食べたいものを、ご提供いたします」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 15:48:28
16123文字
会話率:36%
自分が何故、三途にやってきてしまったのかを知るため、主人公は舟渡をしながら失った記憶を探していく。
もう何人目のお客様かわからない、少女をまた向こう岸へと届けるが、その少女はあまりに有名すぎた。少女の名前は【安達真桜】。
薄れた記憶の
中で、僅かに残っていた彼女の名前。
それは人気子役の【安達真桜】であった。
彼女の過去を知っていくうちに、主人公は得体の知れない不気味さに襲われる。
そして、彼女の言葉が塗りつぶされた主人公の記憶にインクを落とす。忘れていた、自身の死因を知った時、主人公の前には懐かしい人物が……。
あてもない「後悔」を探す航海。主人公の記憶が鮮明になった時、驚きの事実が明らかになる。
生と死の狭間、三途でおこる出会いと別れ。
もう会えない大切な人に、あなたもきっと会いたくなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 23:55:49
12551文字
会話率:32%
幽霊が見える少女ナナは三途の川の案内人の勘違いに
より死後の世界に行かなければならなくなる。
世界の業と自分自身と向き合い少しずつ成長していく
ナナの長い長い一夜の物語。
最終更新:2021-07-07 12:49:48
787文字
会話率:29%
※話が出来次第随時投稿していく形になりますのでご了承ください。
政治家であった私は暗殺者によって暗殺された後、三途の川と思われる場所で「闇の精霊ジール」を名乗る者と出会った。
闇の精霊曰く、私の居た世界とは別世界で死にかけている青年
の魂と融合してその青年を助けてほしい、代わりに成せられなかったその野望をかなえるきっかけをやると。
私は「この今世で成し遂げられなかったこの思いと野望を成せられるのならば私はなんだってやる!」三途の川でそうやって叫び、闇の精霊によって暗闇の奥へといざなわれ、青年の魂の主であるルクス・ユツキと魂を融合した。私は前世の知識と経験を提供し、ルクスはその代わりに視覚、聴覚、嗅覚、触覚の五感を俺と共有できるようになり、魂を融合して一心同体となった「俺」は魂の融合によって回生した肉体で再びこの精霊と魔法に溢れる世界に目を覚まし、内政を極めた私と卓越した用兵アドリブと優れた戦略眼を持つ俺による壮大な建国物語が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 21:00:00
6189文字
会話率:27%
愛はきっと、穏やかな日常の中に潜んでる。
迸る奔流みたいな恋情が全てじゃない、微笑み合ってそっと互いを慈しむ、そんな優しい愛がある。
これは三途の川のほとりでお茶屋を営みながら生前の婚約者を待つ幸子と、幸子にどっぷり惚れこんだ三途の川の管理
者十夜の、日常と恋の物語。
※以前、掲載していたものを改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 06:40:07
109528文字
会話率:36%
僕はいったいどこを歩いていたんだろう? そう、藍色の水をたたえた沼のほとりで、棺を見つけて……、その棺の扉を開こうとしてたんだ……、そこには彼女がいるはずだったけど、それからのことは、よく覚えていない……
最終更新:2021-05-13 08:00:00
16957文字
会話率:66%
これは、三途の川で渡守をしている女の子の、日常を書いた短編です。
三途の川は舟で渡るのですから、渡守だっています。
この小説はアルファポリス様でも掲載しています。
評価、ブックマーク、コメント、感想、レビューは励みになります。
最終更新:2021-04-29 15:49:18
1509文字
会話率:63%
時は20XX年! 地球は核の炎に包まれた!
なんて世紀末なことはなかったが、平々凡々にお腐りになられていた。
目に余る問題なんて粗探しせずとも見つかり放題な現代社会。
誰もがインスタントな裁判長になって、些細な問題にさえ燃えろ
よ燃えろと炎上祭りな現代。
「世の中クソ。地獄過ぎてワロエナイ」とは誰が言ったか。
しかし、残念ながら地獄は地獄でヤベーことになっていた。
相次ぐ死者達の死してなお行われる鬱々としたヘイトスピーチにより、地獄の管理者たる『閻魔大王』が倒れてしまったのである。
それに伴い『閻魔代理官』という、閻魔の代わりに罪人達を裁く役人達が台頭する。
しかし、死者達の現代へのヘイトがそっくりそのまま感染ったかの様な地獄の住人は、もはや公平な裁判なんて求めていなかった。
結果。
閻魔代行官による地獄裁判は、どれだけ罪人達を華麗に裁くかという、パフォーマンスの場と化してしまっていた。
通称【ざまぁ裁判】。
罪を裁く天秤はいらない。
必要なのは、どれだけそいつが悪い奴か。
悪を裁く痛快さは、娯楽の少ない地獄ではうすしお味の麻薬だ。
死体に鞭打つどころか、泣きっ面に蜂をしかけてトドメにコブラツイストかけるが如く所業が、今の地獄では平然と行われていた。
だが。
諸行無常、変わらないものはない。
渡る世間は鬼ばかりな現世も真っ青な地獄とて、変革の波は再び訪れようとしていた。
波のはじまりは、地獄中央政庁の外れに構えられた、小さな小さな事務所から。
掲げられた看板は⋯⋯【三途の川先相談事務所】
惰眠と怠惰を愛するゲームオタク室長『リコリス』
ぐう有能だが割とお調子者な猫メイド『火鈴』
ヒモ街道まっしぐらな記憶喪失男『|伊達 渚《イタチ ナギサ》 』
これは、以上三名の事務所役員共でお送りする、笑いあり涙ありなドタバタラブコメディである。
多分、恐らく、きっと、May be⋯⋯
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 08:52:56
43590文字
会話率:43%
三途の川を渡った王様のその後
最終更新:2021-03-07 22:15:59
1795文字
会話率:32%
誰も登ったことのない山に登ろうとする傲慢な王様の話。
最終更新:2021-03-06 12:53:40
2750文字
会話率:31%
人が亡くなり三途の川に行く前に出会うのが・・・。
最終更新:2021-02-28 20:06:20
1002文字
会話率:0%
死んだ男が三途の川を前に苦悶する。
最終更新:2021-01-24 23:58:21
1405文字
会話率:80%