高校二年生の友郎《ともろう》は、通学中に出会った他校の愛那《まな》に密かに思いを寄せていた。なんとか彼女と関係を持ちたい友郎は、「名前を書いた人と必ずデートができるが、その後お互いの記憶が消えてしまう」という不思議なチケットに出会う。チケ
ットには、「他言の禁止」と「写真や記録に残すことの禁止」という掟があった。友郎はこのチケットを使って愛那をデートに誘うことに成功し、週末にデートを楽しむが、翌日彼女に関しての一切の記憶が消えてしまう。
数日後、今度は愛那からデートに誘われる。モテない友郎は見知らぬ可愛い女の子を目の前に大喜びをする。週末、ランチと映画を楽しむ中で、二人は親密な関係を築いていく。 その夜、友人である憂樹の家に偶然遊びに行くことになり、そこで友郎は憂樹の部屋から愛那との思い出の品々を発見するーー。
親友が隠した過去、彼女が秘めた想い、交差する記憶の糸を紡いだ先には一体何が……?
記憶を操る不思議なチケットが織りなす、愛と友情の新感覚ラブストーリー。10代の頃、誰もが経験するあの甘酸っぱい感覚が蘇るーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 18:00:00
91656文字
会話率:46%
夜明けの準備はいいですか
魚のように夢を見て
双子のように歌うあなたよ
宝石はまだ泥のなか
おとめは窓辺で記憶の糸を手繰り寄せ
雄牛は美食に酔いしれる
……
最終更新:2021-09-18 23:32:57
215文字
会話率:0%
僕はいったいどこを歩いていたんだろう? そう、藍色の水をたたえた沼のほとりで、棺を見つけて……、その棺の扉を開こうとしてたんだ……、そこには彼女がいるはずだったけど、それからのことは、よく覚えていない……
最終更新:2021-05-13 08:00:00
16957文字
会話率:66%
「わたしサイボーグなんです」
探偵 安藤良介のもとに幼いころ別れた兄を捜索してほしいと言う一人の依頼者がやってくる。
そしてその女性―月島華音―と、大人の都合で離ればなれになる事に抗って兄と共に家出をした記憶を一緒にたどることになる。その記
憶は江戸時代の末期の一人の人形師の記憶と重なっていき、それは徐々にその記憶の糸を辿るようにして、浅草にある一軒の見世物小屋に二人を導いていく。
人型と意識、記憶と追憶が交差していく幻想小説。
この作品はアメブロ、noteに掲載。及び自費出版で出版されております。
アメブロ https://ameblo.jp/yappo777
note https://note.com/kokihosoy69
自費出版書籍Amazonにて取り扱ってます。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3+Psy&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 09:00:00
45193文字
会話率:41%
『あの頃の僕たちは、一体何を食べて生きていたんだろう。思い出そうとしても、食事をしているシーンが浮かばないのだ。だから僕はこう思う。きっとかすみを食べて生きていたんだろうと』
売れない営業マンの浮き沈みの大きい、とはいえ総じて言ってしま
えば底辺層の貧困生活。昭和から平成に向かうあの時代を、若さというエネルギーだけを元手に、哀しくも逞しく、そして面白おかしく生きていた私と友人の回顧録です。
いつか書きたいと思っていた題材でしたが、なかなか手がつきませんでした。記憶の糸を辿りながら、ゆっくりと仕上げていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 10:00:00
9084文字
会話率:42%
記憶の糸を紡いでみましたが、絶えず言葉から意味が落ちて砕けてしまいます。これらの文章に僅かな懐かしさもありません。
それなのに事実として起きた出来事は私という虚像を映し出しているのかもしれません。
時の彼方に届くのも不可能な言葉の連鎖に
戯れること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-24 00:48:48
555文字
会話率:5%
ある事件により記憶を失った少女・帖佐雪。代わりに霊が見えるようになり超能力を得た雪は、幽霊の相棒・牛村柳生、守重瑛未と共に幽霊警察官になったばかり。そしてこの二人の幽霊もまた、記憶を失っていた。ある日記憶を失う原因となった事件に類似した事件
が発生する。記憶の糸口を掴むチャンスになると、雪たちはその事件の犯人を追う。閉ざされた雪たちの記憶、事件の犯人とは。そして何故牛村は牛の姿なのか。
不定更新。一話3000字程度を目安に。
他サイトにも投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 17:05:32
31196文字
会話率:51%
単純一途で、意地っ張り。だけど、ちょっと心優しい少女の物語。
日本霊能保安協会、通称「日霊保」の最高位階級として所属する赤羽麻衣が少女の記憶の糸を辿った先に見えたものは、一体なんだったのか。
指輪に刻まれた遠い約束は、叶わないま
ま六十年も時を経る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-07 03:19:15
26015文字
会話率:50%
小澤美並《おざわみなみ》二十八歳。近所の小さな楽器店で、ピアノの講師をしている、平凡な女。
ある日親友にプロポーズされたことを打ち明けられる。彼が中国に転勤することになり、ついていくかどうか迷っているという。
カフェで話し込んだ帰り道
、何となく沈んだ気持ちになる。
“きっとこの先も思い切り誰かを愛したりできない気がする”
しかし、ふらりと立ち寄った見知らぬ公園で、一人の絵描きと出会い、美並の運命は大きく動き出すのだった。
太平洋戦争中の満州での悲劇、現代を生きる二人の美並。
そして、謎の男。
歯車が動き出し、世界を変えていく。恋と、家族と、友情と。
約七十年前と現代を繋ぐ記憶の糸。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-28 10:22:34
92031文字
会話率:44%
少女が記憶を探って行くようなストーリーです。
ネタバレ防止のためそんなに書けないのですが、よろしくお願いします。←Q何が? A拙い文章表現の小説を読んでもらう事についてです。
最終更新:2014-06-12 21:55:05
324文字
会話率:0%
200文字ちょっとに
こだわってます^ ^
キーワード:
最終更新:2013-11-02 00:20:49
224文字
会話率:0%
闇夜に少女が消えた。迷い込んだ先は、鬼の遊郭。いつ喰われるとも知れぬ身の上で、少女は記憶の糸を手繰る。少女には、記憶がない。夕刻に、必ず現れる少年がひとり。少女に口付け去って行く。「夜が来る前に、思い出して」少年は一体誰なのか、少女は帰る事
ができるのか。本編、番外編、完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-17 20:24:39
96851文字
会話率:25%