小言ばかりを言うようになった婚約者とのお茶会に辟易していた王太子アベル。
仕方なくお茶会に行こうとした途端、従者から婚約者が呪われて小さくなったと聞かされてー。
から始まる王太子と公爵令嬢(悪役令嬢な見た目風)のお話です。
最終更新:2024-03-31 02:51:48
4510文字
会話率:84%
アルデート王国のとある街「レガリア」で平和に暮らしていた主人公「アベル」はある日、町に飛来した数匹のドラゴンが襲われ、一瞬にして大切なもの全てを奪い去られてしまう。彼自身も酷い傷を負うが、その際に起きた脳へのダメージにより前世の記憶が蘇り、
自分が転生者であることを思い出すこととなった。その転生した回数──11回。しかし、蘇った記憶はところどころが欠如した不完全なものだった。自分が何者だったのか、どうして11回も転生することとなったのか。過去の記憶、そして突如飛来したドラゴンの謎──。
生き残った幼馴染みの「ベル」と共に、彼は記憶と真相を追い求める。
これは、彼がただ普通でありたかっただけの物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 01:53:21
149387文字
会話率:26%
公国軍特殊部隊、アベル・イグナシオ。
若くして隊長補佐の任に就く美青年は、10年前、一人の少女に命を救われていた。
その少女の面影を忘れられないまま任務をこなしていたある日、一人の帝国人が捕らえられたという報が届く。
──それは過去との再会
であり、新たな出会いであり…彼の世界が大きく変わる、始まりの出来事だった。
※ほぼシリアス。恋愛ジャンルですが、9割方片思いで主人公がモダモダしてる話です。
※人死には限りなく少ない…少なくしたい………ですが、残酷描写があります。苦手な方はご注意ください。
※毎日12時に更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 08:09:11
214325文字
会話率:39%
【あらすじ】
仲間に騙され魔物の学校の檻の中で飼育されることになった鑑定士アベルは、突如覚醒した【吸収眼】でクラスの魔物たちからスキルを盗んでゆき脱出を目指す。
盗めるスキルは1日1個。
タイムリミットは三十日。
おっとり鑑定士ア
ベルは覚悟を決める。
どんな手を使っても、この檻から抜け出してやると。
はたしてアベルは魔物たちから上手くスキルを盗み、魔物の学校から抜け出して幼馴染の待つ人間界へと帰ることができるのか。
ダークな部分もふんだんに盛り込んだ脱出系ファンタジー。
【概要】
以前投稿したものの大幅改訂版になります。
前は省略していた序盤の部分をかなり念入りに書き込んで加筆&大修正しました。
1話のみテンプレで、2話以降は非テンプレで進みます。
サスペンス&バトル。コメディー要素あり。
カクヨムにも掲載。
ストック37万字。
1部は学校脱出編。
2部は大冒険。
毎日2~3話ずつ投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 11:43:12
489137文字
会話率:28%
カインとアベルの話では、他にも人間が存在した事が示唆されています。
アダムとイブ達の子孫しか存在しないはずですが、他にも人間が居た。
~~これは、どう言う意味なのか。
今回は、人間の寿命に絡めて解説します。
キーワード:
最終更新:2024-03-12 16:55:41
10521文字
会話率:1%
『Unique seekers Online』(略称:USO)というフルダイブ型のVRMMORPGと呼ばれるゲームを主人公と一緒にやりたいからという理由で最新型のVRギアを親友からプレゼントだ!っと言われて強引に渡された主人公。
ゲーム
初心者である主人公は誘われるままに、USOを始める。主人公はUSOでの種族の決定時にユニーク種族と呼ばれる、USOの世界にとって特別な存在を種族ガチャで引き当てたり、ナビ妖精に名前をつけたり。他のVRゲーム物にありがちな展開を行っているが、主人公は最強にならない(予定)。主人公はのんびりとやらかしながら観光ついでにUSOの世界を探索する。
戦闘はあまり出てきません。主人公はやろうと思えば最強を目指せます。やらないだけで。主人公はユニーク種族になったのは喜んでいるけど、基本的に隠します。ギルド登録にも、ゲームの中なのに偽名を使います。あと、地味にチュートリアルが長いです。
??? 「メインヒロインは私なのです!」
主人公 「メイン‥‥ヒロイン‥‥?君が?」
??? 「そうなのです!ナビ妖精であるこの私が!メインヒロインなのですよ!」
主人公 「テンション凄く高いね‥‥(流石に、僕の頭に乗れるくらいの大きさしかないこの子を好きになる可能性は低いかなぁ‥‥)」
※ラブコメ要素を入れるかは決めてません。なのでメインヒロインが誰になるかも不明。
初めての小説であり、作者はMMORPGにそこまで詳しくないです。でも、VRものが好きなので自分でも書いてみたくなりました。気になる所があったら教えてください。なるべく修正します。投稿は1週間に1回は最低でも投稿したいと考えてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 23:24:07
323026文字
会話率:74%
投稿済み小説 Unique Seekers Onlineで投稿していた閑話を1ヶ所に集めた物です。新しく投稿する事も‥‥
最終更新:2023-05-30 23:23:27
19017文字
会話率:73%
約1年前。俺は、この世界に存在しない筈のダンジョンに落ちた。そのダンジョンで神を名乗る存在(女性っぽい声だけ)から初めてダンジョンに入って来た存在だから勇者の職業とスキル、アイテムをプレゼント!と言ってきた。
そして、俺の今いるダンジ
ョンを何年かかっても良いからクリアしてくれと頼んで来た。このダンジョンで俺は死んでも生き返るらしい。しかも、攻略にどれだけ時間が掛かっても外の時間はほとんど進まないらしい。そして、俺がこのダンジョンをクリアした1ヶ月後に世界中にダンジョンを出現させるらしい。
俺は神から色々と説明を受けた後に神に対してこのダンジョンを短時間でクリアしたら姿を見せてくれと願った。そしたら‥‥
〖君がこのダンジョンを20年以内に攻略出来たら姿を見せてあげる〗
「なら、10年でクリアしてやるよ!」
〖楽しみにしてるねー〗
そんな会話をして神の声は聞こえなくなった。そこから俺のダンジョン攻略が始まった。そして、俺は有言実行をして10年でダンジョンクリアした。そして、神と直接会った。そして、色々と愚痴を聞かされた。
神と会って、ダンジョンから脱出した1ヶ月後には本当にダンジョンが登場した。最初に確認されたダンジョンは東京で確認された。
そして‥‥俺がダンジョンをクリアしてから約1年、世界中にダンジョンが登場してから11ヵ月くらい。そして、冒険者という職業が出来て1ヶ月程が経過した現在。俺と俺のクラスメイト+俺の義妹は異世界の王宮っぽい所にいる。どうしてこうなった!
昔、異世界に来てしまったらスローライフがしたいと考えてた事があった。なので、職業:勇者だけどスローライフ目指して頑張ろう!
なるべく投稿するつもりですが不定期投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 21:07:51
58839文字
会話率:72%
六の街からなる魔法大国アザリーヴ。
かつて六国であった名残から、他を寄せ付けない強さをもっていた。その中でも唯一剣術に優れた<風の街>ユリーズは、王国最大の戦力を誇っていた。
しかし、隣国サルドパトナとの戦争が勃発。初戦から王
国は危機的状況に──。隣国の王、アベルスの陰謀が動き始める。
この物語は、ユリーズの女隊長が繰り広げた、塗り潰された王国史の一端である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 21:53:00
33091文字
会話率:45%
「どうなっているんだ。これは……まさか転生?」
俺は全身鏡に映った、目付きの悪い少年に絶句していた。
ゲーム【アポカリプス】で勇者アベルに婚約者を奪われて殺される哀れな噛ませ犬、悪役貴族カインにそっくりだったからだ。
しかも勇者に
奪われるのは、俺がゲームで好きだった最推しヒロイン、セルヴィアだった。
ちくしょう! このままじゃ、最推しヒロインをナンパ勇者に取られて殺されてしまう。そんなのは絶対にゴメンだ。
俺はゲームシナリオをぶっ壊して、セルヴィアと共に幸せになる未来を掴むことを決意する。
「このゲームをやり尽くした俺ならできるハズだ!」
これは怠惰な悪役貴族に転生した主人公が、【ゲーム知識×過剰な努力】によって、いつの間にか勇者を超える英雄になってしまう物語。
カクヨムでも連載中
https://kakuyomu.jp/works/16817330663584849146
●最大順位
カクヨムコン、プロ作家部門。週間2位。1月13日
カクヨムコン、総合ランキング。週間5位。1月13日
異世界ファンタジー。週間5位。1月10日
異世界ファンタジー。月間7位。1月16日
総合ランキング。週間5位。1月10日
総合ランキング。月間10位。1月16日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 19:36:51
255722文字
会話率:42%
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ
・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 13:14:43
124422文字
会話率:40%
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・
マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって、王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 13:02:05
6937文字
会話率:29%
斉藤さいとう 真しんは今日も退屈な時間を浪費するため、高校に向かう。充実した高校生活に憧れて春を迎えた真であったが、無事デビューに失敗しひとりぼっち陰キャとなってしまった。空虚な日常に嫌気がさし、隣隣隣町のカフェでバイトを始めた。バイトは思
いのほか楽しく何よりお金が稼げるため有意義な日々を送れていた真だかある日、「チャリリン」とドアベルがなり「いらっしゃいませ」とドアの方を見るとそこにはクラス1の美少女兼人気者の香月かつき 凜りんが入ってきた。真の内心は大焦り、それは学校の外で雲の上の存在の香月さんに会えたからではなく、真や凜の通う学校はバイトが禁止だからである。「ご注文はお決まりでしょうか」と少し声色を変え接客するが、「あれ、斉藤君??」「さ、斉藤?」「え、絶対斉藤君だよね?同じクラスの香月だよ!こんなとこで何してるの まさかバイト!? うちの学校バイト禁止だよね? あ、そういう ふ~ん」「ごめん このことは秘密にしてくれないかな」「いいけど、秘密にする条件に私のお願い聞いてもらおうかな~」終わった。条件ってひょっとしてお金?使いパシリ?暗い未来に絶望している真に香月は「じゃあ最初のお願いは一緒に映画館来てよ!」ん?思ってたお願いとちょっと違う....陰キャでぼっちの真とクラス1の美少女香月さんとの”秘密”の高校生活が今始まる!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 20:09:22
573文字
会話率:32%
腐敗した教会で異彩を放っていた治癒士の青年アベル。様々な新薬レシピを作れる薬士見習いの少女ティアラ。時同じくして、青年は教会に、少女は師に別れを告げた日、偶然出会い意気投合。騒動を避けるため、お互いに協力し一緒に旅をすることに……
最終更新:2024-02-26 17:00:00
39659文字
会話率:74%
ある日突然マリアベルは「真実の愛を見つけた」という婚約者のエドワードから婚約破棄されてしまう。
新しい婚約者のアネットは平民で、マリアベルにはない魅力を持っていた。
だがアネットの王太子妃教育は進まず、マリアベルは教育係を頼まれる。
「君は
誰よりも完璧な淑女だから」
そう言って微笑むエドワードに悪気はない。ただ人の気持ちに鈍感なだけだ。
教育係を断った後、マリアベルには別の縁談が持ち上がる。
だがそれを知ったエドワードがなぜか復縁を迫ってきて……。
「真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!」
【日間総合ランキング・1位】
【週間総合ランキング・1位】
【月間総合ランキング・1位】
【異世界(恋愛)四半期ランキング・1位】
【総合年間完結済ランキング・1位】
をいただきました。応援ありがとうございます。
双葉社様より書籍化とコミカライズ決定いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:23:24
195095文字
会話率:30%
世界は罪であふれている。圧制、殺人、差別、窃盗。世界には数多くの罪がある。その中でも最も重い罪が七つ。それを七つの大罪と呼ぶ。そしてこれは七つの大罪を背負いし少女『ディアベルド・ルージュ』彼女は『普通』を求めた。そして『普通』を手に入れる為
、国内トップの魔学院『アステルト魔学院』に入学する。だが、振り分けられたクラスは狂人の教諭の担当する罪人たちの、極悪人たちの教室だった。そんなクラスでディアベルドが『普通』を求める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 09:58:54
3072文字
会話率:50%
婚約者である第二王子リカルドに婚約解消を告げられたマリアベル。
だが、リカルドはその後平穏に再婚約することはできなかったーーーー。
(恋愛要素ほぼなしです。)
最終更新:2024-01-31 19:05:32
2672文字
会話率:24%
仕事から帰ってくると、子供がいなくなっていた。
妻に尋ねると、「おねえさまが面倒を見てくれるって!」
彼女の言葉に僕は青ざめる。
妻のお姉さん……それは僕の元婚約者だった。
短編『私の婚約者と駆け落ちした妹が、赤ちゃんのお世話を押しつけに
やって来た』のアベル視点です。
どうしようもない卑怯者の男が改心して、よき親になるまでのお話。
前作を未読でも大丈夫です。
前作はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n4837ip/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 12:04:28
11913文字
会話率:23%
真実の愛を見つけた姉ジュリエットは、家を捨て恋人の元へ。
私マリアベルは、姉の逃避行の手助けをし、姉と恋人の幸せを心から祈りました。
ところが、横暴なお父様は私を姉のスペアとして、レオナルド王子に差し出したのです。
(実は姉、レオナ
ルド王子の婚約者候補の一人だったのです)
そして、あろうことか、王子はその提案をアッサリと受け入れてしまいました。
(それはもう全く迷う素振りもなく、アッサリと、、、)
これから、私はどうなってしまうのでしょうか?
★★★
この物語は小説家になろうのみ掲載作品です。
R15のガイドラインに沿った内容となっております。
★★★
ご感想・評価のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
更新などのご連絡は活動報告にていたします。
ブックマークのご登録もお忘れなく!!
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 07:31:53
127362文字
会話率:47%
あのアベルト・エフゲニー・ショルツの名著「パチンコについて」をついに新訳!笑い溢れるパチンコにまつわるエッセイをお見逃しなく。
最終更新:2024-01-18 04:00:00
3163文字
会話率:3%
ジャーメン王国の騎士団は、近隣諸国にその名を轟かせている。その強さと、その愚かさで。
そんな騎士団の騎士を養成する学校の中では賢いアベルが、魔法学校に留学することとなりました。
勿論速攻で落ちこぼれの烙印がおされました。やったね!
でも
大丈夫。アベルくんには鍛え抜いた身体能力があるから!
きっと多分おそらくなんとかなるよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 19:00:00
1831文字
会話率:44%
勇者アベルは自領にある森の中で秘術にいそしんでいた。転生の秘術である魔王を討ち人の世に平和をもたらした人類初の大英雄、この者は『はじまりの勇者』の号で呼ばれていた。
魔王討伐後ロイヤル・エワード王国の姫を妻に娶り王の命令とはいえ、自身の流
派を広く王国の民たちへと伝授したそれからも何十年という月日を幸せの中で生きてきた栄華の時代、人間(ヒト)種の生の中で確かにそう呼べる時間が自分にはあったのだ。
だが老いたアベルは常にこう思っていた闘いたい冒険がしたいと、凡百のものにとっては幸せをつかんでしまえばそこで終わりであっただろう。だが勇者はどこまでも『冒険に心をはずませる者』であったのだ。老いた今になっておもう自分の力を必要とするものがいるのではないかと
そんな日々の中で天啓を耳にする「アベル大きな戦に備えよ」ときたる大きな戦をを戦い抜くのに老いた身ではできぬ神はそのための策「転生の秘術」をアベルに授け曰く「その姿、技術、知識をそのまま次の生に受け継ぐがよい、転生後お前のもとに使いを出す詳しい話はその者に聞くがいい」
そうしてアベルは死後転生を遂げるために魔法陣の中へ入った。
これは魔物に転生した勇者が再び仲間たちとともに世界を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 03:00:00
307814文字
会話率:24%
所用で訪れた帝国首都の高級娼館で、自分を客と勘違いしたのか言い寄ってきた娼婦を振り払おうとしたアベル・ミシリエは、その娼婦の顔を見て思わず息を呑む。
その娼婦の顔に、あまりにも見覚えと、悪しき記憶があった為だ。
「悪女」に愛された、1
人の男の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 20:00:00
25372文字
会話率:19%
庶民を虐めてのうのうと結婚した嫌われ者の夫人――の娘アズティスが、実は聖女(?)。二十歳になったら生贄になる予定。そんな彼女は、ちやほやされる表向きの聖女マリアベルを嫌いながら真面目に成績首位をキープしていた。
(私はマリアベルが嫌い。お
まえたちが嫌い)
内心じめじめしつつ趣味のお菓子作りをしたり、気まぐれにお祈りしたり、任務に出てみたり、マリアベルの片思い相手と一緒にいたりする、なんちゃって三角関係な魔術学園のコメディ風恋愛話。
※ほんのりTUEEE。流血描写有り。同シリーズ内の連載にちょろっと出た二人の過去話。
※完結済にするまで感想欄閉じております!
※2018/1/9大規模加筆修正中。繋がらない部分が多々あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 17:38:22
216785文字
会話率:33%