地球は実験場。人類はその被験者――。
ある朝、女子高生の霧島凪は全ての記憶を取り戻した。数千年に渡る前世の記憶を。そして、自分が特別な実験体"記憶保持者"であることを。
一年後、実験は終わる。人類存続の是非を、彼
らは判断する。
しかしその時、凪は気づく。親友の春野詩音との間に、実験をも超えた深い絆があることに。二人は数千年の時を超えて、何度も出会い続けていたのだ――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:00:00
35935文字
会話率:33%
廃墟と化した2055年の地球。
人工知能アークが支配するその世界で、突如として始まった生存競技
「星々の戯れ」
冷徹な戦士リナ、天才プログラマーの少年メリイムウス、そして謎めいた元研究者サラ。
三人は、生き残りを賭けた謎解きに挑
む中で、驚愕の事実に直面する。
それは人類への"最後の試練"だった。
過去への逃避か、未来への挑戦か。
その選択が、世界の運命を決める。
星空を失った地球で、人類は何を選ぶのか。
アークの真の目的とは。
そして、失われた星空は取り戻せるのか。
すべての謎が解かれるとき、新たな夜明けが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 17:00:00
16356文字
会話率:47%
銀河系中心から3000光年。
そこには、人類史上最大の知の集積所「エターナル・アーカイブ」がある。
新米司書イリア・メリディアンの着任と同時に、図書館に異変が起き始める。
自ら光を放つ本。姿を変える文字。そして、深夜の書架で出会う
不思議な来訪者。
「知識には、時として制御できない力がある――」
図書館を守ろうとする司書たち。
知識を封印しようとする抹消者たち。
そして、その狭間で真実を追い求める謎の女性。
イリアは「全知の書」と呼ばれる本と出会い、知識の本質に迫っていく。
しかし、それは同時に、人類の未来を左右する戦いの始まりでもあった。
宇宙規模の図書館を舞台に、知識と真実の本質を問う、壮大なライブラリーファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 12:00:00
30855文字
会話率:46%
診断メーカーの「SS140字お題メーカー」に、その月の年月(例:2024年4月、2024年5月など)を入力し、提示されたテーマ3つを元に短編小説を書きます。ジャンルは基本的にSFとします。また文字数の制限はしませんが、短編小説の一般的定義は
4千文字から4万文字の間とありますが、ここでは5千文字前後を目安に、最長でも1万文字を限度として書きたいと思います。
更新は月一となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 00:00:00
66372文字
会話率:17%
『もし、この世界に時間という概念が存在しなかったら』というタイトルの本を手に取った武はその本を最後まで読むことをしなかった。その後武はこの現実世界で時間の概念が無くなったらどうなるのかという妄想を始めるがそれとは全く逆の夢を見てしまう。恐怖
のあまり家に引きこもることになった武。そこに現れたのは人の形をした黒い物体だった。
時間のあり方について深く考えた、SF短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 20:57:06
3301文字
会話率:15%
私が寝ていると、寝室の窓から怪しい光が差し込んだ。そして、突然、耳をつんざくような爆音が響き渡った。私は何が起こったのかを確かめるため、犬のボビーと一緒に外に飛び出した。ボビーは尾を振り、興奮しているようだった。
空は、静寂に包まれていた
。星々がきらめく中、一際大きな光が私を呼んでいるようだった。それは、巨大なUFOだった。
宇宙船は静かに私の前に降り立ち、ドアが開いた。そこから現れたのは、人間の言葉を話す宇宙人と、彼らのペットであるUMAだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:34:50
1394文字
会話率:8%
プログラム学校を卒業した年にはAIがプログラムを書く時代になっていた。若者は求職中に出会った元プログラマーの老人と出会い、老人医療とAIの関係について会話する。
プチホラーなSF短編小説です。
最終更新:2023-03-25 17:19:10
1697文字
会話率:38%
校庭で、紙ひこうきの競争をしていると、ひとつの紙ひこうきだけがずっと落ちてこなかった。町のほうへと飛びはじめた紙ひこうきを、子供たちは追いかけていく。そうして古いビルへと入っていくと、驚いたことに、海外にいるはずの父親が、火星人と囲碁の対局
をしていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 18:29:24
7742文字
会話率:38%
ある日、雲ひとつない真っ青な空から、神様が現れた。
その時ばかりは皆手を止めて、空を見上げた。あれだけ歩きスマホやワーカーホリックが社会問題となっていたのに、その時は、その時ばかりは皆一様に、空を見上げた。
最終更新:2022-11-05 01:00:00
1544文字
会話率:27%
悪いことばかりに見舞われた一日だった「アタシ」は、世の中の悪意といったものが全て自分に向けられている、という考えに囚われてしまう。
そんな中、ある建物が目に入ったことで、衝動性に駆られてそこへ向かうことになった「アタシ」が出会ったものと
は…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 21:26:23
22603文字
会話率:45%
以前書いた「クラスのアイツはシャウウィン星人」の関くんの過去編になります。
この小説はカクヨム、当方のブログ(https://syosetu-anime-etc.com/)にも投稿しています。
最終更新:2022-07-16 19:24:51
5946文字
会話率:23%
主人公は二百年後の未来から来た、未来人である。二百年後の未来では、海中都市などの未来都市 化が進み、宇宙では、惑星移住などが可能であるほど技術の発展は進んでいた。その中で、最新技術 はタイムマシンであり、主人公はそれに乗って現代にやって来
た。そして主人公は優しく、人思いの性 格であったため、人助けを始める。しかし、未来を知っている者の助けは、その人の未来まで変えてし まうことでもある。果たして、主人公の人助けはその人を本当に幸せにするのだろうか。
Amazonで販売もしてるので良かったらお願いします
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11163文字
会話率:41%
自らの個性を表現し他の個性を認める事。それは人が承認欲求を満たす上で重要なことである。だが、一瞬で個性が生き辛さの要素に変わる事もある。人間と AI人型クローンが共存するこの世界には人間とAI人型クローンの間には”見えない壁”が存在していた
。人型クローンは個性や感情を出す事は認められない風潮がまだ残る中で、AI人型クローンの女の子(リサ)は人間と仲良くなりたいと密かに感情を持つ。ある一人の男の子との出会いから少しずつ世界は分断からグラデーションへと変化する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 15:31:38
1925文字
会話率:9%
酔って帰宅した男性は自宅マンションのエレベーターに乗り階のボタンを押したのだが……。ほか
ごく短いショートショート、ジョークです。
この作品はわたしのブログ(https://ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。
最終更新:2021-05-14 05:25:00
1852文字
会話率:36%
ストーリーテラーのにごろあまたちゃんがお送りする未来のSF短編小説集!
人間と機械の記憶と記録を永久に保存、閲覧できるシステム「2569」を使って今すぐあなたも膨大な物語の世界へ!
あなたも、忘れられない記憶を「2569」で刻みませんか?
機械になりたい人、人になりたい機械、プログラムになりたい人、人になりたいプログラム……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 17:29:31
112253文字
会話率:57%
SF文学、ある老人の少年への、語りから始まるSF短編小説。
最終更新:2020-11-10 06:02:36
6630文字
会話率:24%
この作品は他のサイトでも公開しています。
最終更新:2020-10-03 23:00:00
1291文字
会話率:11%
大地の底で鉱石を採掘する青年、フィーリウス。彼が起こしたある出来事を発端にして明らかになっていく、夫婦、家族、そして親子の愛情とその悲哀。
近未来を舞台に描かれる純文学の一つの形を、どうぞお楽しみください。
最終更新:2020-08-23 23:26:37
4755文字
会話率:34%
時は現代。少女は生きることに疲れていた。そんな彼女の前に現れたのは、道を塞ぐように店を構える『仮面屋』だった。
『仮面屋』の店主と少女との出会い。そのことが少女の人生を大きく変えていく。
初投稿です。厳しい意見、優し意見、お待ちしています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 01:04:34
18675文字
会話率:26%
コロナウイルスの蔓延により、世界は今かつてない危機にある。
今この危機に人々が適切な対応に出ないとどうなるのか? 世界は終わりを迎えようとしているのか?
今ここに人々の意識が問われる時が来たのかもしれない。
世界の命運を問われるこ
の時代、あえての注意喚起を込めて、この一話完結のSF短編小説を送ります。
この作品は「カクヨム様」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 17:52:03
5769文字
会話率:17%
21世紀を終える頃。世界的に広がる人口の減少傾向と、紛争の局地化などにより、戦争の形は変化を遂げていった。一人一人のパフォーマンス向上のためのパワードスーツの開発や、自立式AIによる部隊統制など、大国はこぞってその開発を急いでいた。
クラ
ウスが率いる部隊は、そんな自立式AIケースのサンプル部隊として平和維持活動を続けている。
彼の行動パフォーマンスを学んだ自立型AIを搭載した無人装甲騎兵部隊だ。
そんなある日、やけに不快な夢から覚めたクラウスは、そのきっかけになった幼少の頃の忌まわしい記憶が蘇ってくる。
それと同じくして、部隊のAIたちに変化が現れ始めた。
人の意識のありかにスポットを当てたSF短編小説
この作品はアメブロ、noteに掲載されております。
アメブロ https://ameblo.jp/yappo777
note https://note.com/kokihosoy69折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 11:35:29
31320文字
会話率:29%
あんの、クソ社長め!
と或るオフィスビルの一角、会社員の佐藤は怒りに満ちていた。AI新商品に関する会議での社長決定にどうしても納得いかなかったのだ。
落ち着くために向かった喫煙室で、しかしまた心穏やかにならざる状況になってしまう。
AI開
発企業の喫煙室から始まる近未来SF短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 23:22:35
7975文字
会話率:40%