時は1950年代前半、第二次世界大戦が終戦してから間もない時代。凶悪な犯罪者や悪人達が世界中に蔓延っていた。その中、1人の凶悪殺人者によって、世界中の悪人達が粛清されていた。その名は白神 虚(しらかみ うつろ)であり、殺人を楽しむサイコパ
スだった。外見はアルビノのように真っ白であり、漆黒の夜の中を駆ける姿から「ジャック・ザ・リッパーの再来」と呼ばれ、世界中から恐れられていた。そんな中、虚は最後の悪人を裁くと警官に頭を撃たれ死亡した。
虚が目を覚ますと、そこは混沌とした世界に転生していた。転生した世界で虚は、「いずれ世界を平和にする」という確固たる信念を掲げ、殺しを始めることになった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 15:54:43
54175文字
会話率:51%
先にパリオリンピックが開かれたが、開会式はセリーヌ・ディオンによるエディット・ピアフの「愛の讃歌」が歌われた。彼女の伸びる美しい歌声に我を忘れて聴き惚れ込んでしまったほどだ。
最終更新:2024-09-10 10:42:44
1865文字
会話率:6%
大国と呼ばれる国々では、1950年代初頭から長年に渡ってひとつの研究に膨大な資金が投入されてきた。
学問では超心理学といわれ、有識者からはオカルトと批判されるようなパラノーマルな研究だ。
すなわち、ESPやサイコキネシスなどと呼称される
超能力である。
1960年代以降にはサイバネティックスと呼ばれる学問も成立し、人間と機械のシンクロを解き明かす科学的試みも実施されてきた。
1980年代後半には日本が誇る世界的なコングロマリットが超能力研究所を開設し、透視能力やテレパシー、気の科学的な検証などを行っていたことを知る者も多いだろう。
現代において、超能力というものはフィクションの世界ではテーマとして取り上げられることも多いが、現実社会のニュースとしては記事として記されることがほとんどない。
生まれつき高いIQ値や才能を持つ者は、天から才能を授かったとしてギフテッドと呼ばれる。近年ではメディア露出の多いパワーワードだが、彼らこそが超能力者なのだろうか。
答えは否である。
超能力は過去には神通力とも呼ばれていた。しかし、実際には天や神から授かった能力ではなく、先天後天問わずに脳や遺伝子の突然変異で現れる能力との見解もある。そして、それは鍛錬や思考により、複雑なロジックを形成して昇華を可能とするものだと考える学者たちも存在した。
その理論から、一部では超能力者はホルダーと呼称されている。
一般的な視点から考えると、ギフテッドに比べて超能力者のメディアへの露出が極めて少ないことに疑問を感じる者もいるだろう。
では、超能力の研究は衰退したのだろうか?
これも答えは否である。
それらは国家機密として厚いベールに包まれながらも、様々なレベルで国家安全保障の名目において継続されてきた。
数万、数千万にも及ぶ実証実験。
そして、禁忌とされる人体改造や脳機能への介入など、倫理から外れた研究が行われていることを知る者は稀である。
その研究の結果、生み出された超能力者のひとりが、閉鎖的な日々に辟易して研究施設から逃走を決意した。
彼を待ち受けるのは過酷な未来か、それとも心躍る至福の人生だろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 13:18:07
83773文字
会話率:11%
【この小説は旧"狂気のワルキューレ"を書き直した小説です。】
【いかなる国家、集団、人種、人物等を差別、卑下する意図はありません。】
1950年代、第二次世界大戦に勝利した大ドイツ國と大日本帝國は互いに衛星国を従え、日独
冷戦を展開していた。世界の西を掌握した大ドイツ國は、"Groß Arier Lebensraum Organisation(大アーリア生存圏機構)"を設立。加盟国全土で"第一次再編成作戦"を実行し、西側世界は支配人種の"ドイチュ・アーリア人"と"ゲルマン・アーリア人"、そして奴隷種の"ウンターメッシュ"に分けられ、それ以外は"最終的解決"がなされた。第二次世界大戦の勝利で、大ドイツ國は世界に名だたる超大国となったのだ。そしてその大アーリア生存圏機構に対抗するのは、大日本帝國を盟主とする"大東亞共榮圈"である。その影響力は、北はシベリア、西はトルキスタン、南は南極、東はカリフォルニアまで及んでいる。アジア人によるアジア統治は、ドイツの"アーリア人による世界支配"と言う概念と対するものであり、大ドイツ國と大日本帝國は日々対立を極めていた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 23:06:34
11171文字
会話率:36%
1950年代から1960年代に活躍した卓球選手の玄三。彼は、数々の世界選手権にて、8個の金メダルを獲得した超一流の卓球選手。しかし、どんな一流アスリートも老いには勝てない。病院の一室で死期を悟りながらも、一つだけ、やり残したことを悔む玄三。
それは、オリンピックへの出場だ。オリンピックに卓球が種目として採用されたのは、彼が現役を引退してからの事だった。たった一つの悔いを残して天寿をまっとうした彼はなんと、気がついた時には美幼女へと生まれ変わっていた!! しかし、何のリスクもなく、ただ生まれ変われるなんて、そんな都合の良い話はない。彼には一つ呪いがかけられていた。それは、卓球の試合で負ける度に、前世の記憶を少しずつ失っていくというものだった……。
これは、ジジィが幼女に生まれ変わり、大事な記憶を失いながらも、自らの願いを叶えるため、ゼロからオリンピックを目指す、爽やかスポーツロリコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 19:19:58
239146文字
会話率:32%
~あらすじ~
妹と映画館の帰りに寄った公園の中の花時計前で
出会った綺麗な男の子と素朴な女の子の一年間の恋物語。
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初めての小説になります。
1950年代と2021年を結ぶ話です。
本当は1937年を舞台に設定していました(この時代を書きたかった!)のですが、
設定上、辻褄が合わなくなりましたので、急遽年代を変えて作り直しました。
もし、1950年代の時代背景にて辻褄が合わなかったり、
おかしいと思われましたら、コメントください。
できる限り、修正させていただきます。
(でもできたら目をつぶってくれたら嬉しいです(笑))
丁寧に更新することを心がけるため、かなりスローペースになるかと思います。
12章の中編を予定&ハッピーだけど切ないエンドになります。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 18:00:00
122657文字
会話率:36%
1950年代から60年代後半のアメリカ。連続殺人事件が起きた。その犯人は驚くべきことに、少女であった。
悲劇が生まれる条件、それは互いが持つ互いへの知識を隠すことにある。
※この物語はフィクションです。
最終更新:2021-12-23 16:41:08
10670文字
会話率:1%
ミノア文明の古代文字が日本語として読める旨豪語したら、それならインダス文字もやってみたら如何か、と示唆されました。騙されたつもりで研究を始めたら、案の定、やはり日本語として解読可能との結論です。ヒントは、線文字Aの音声、また簡単な漢字に類似
する記号で、これらの音声を借用したら解読が進む様になりました。解読内容の適合性を判定する決め手は、今のところ漫画の描かれた印章であり、漫画とマッチする事です。
インダス文字が日本語として解読できれば、1920~21年にハラッパ遺跡が発掘されてから100年後となりますが、この様な展開は、最近、ミノア文明の線文字A を日本語として解読した経験に基づいています。(なお線文字Aの音声は、1950年代前半に VentrisやChadwickが、Kober女史の業績を踏まえて解読した線文字B の音声に依拠しています)
未解読の古代文字、線文字Aとインダス文字の双方が,基本的に日本語とは俄かに信じがたいですが、他方、最初から可能性を否定しても仕方ないのでしょう。
ここから「インダス文字の解読」(その1)~(その3)に続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 05:25:17
12043文字
会話率:6%
1950年代後半まで世界はアウシュヴィッツを知らなかった。
※他サイトの企画参加作品です。
最終更新:2021-02-16 00:34:17
2486文字
会話率:25%
「幕末から明治初期にかけて、暗殺や斬首などにより不本意な死を強いられた人々が生き延びていたら?」というターニングポイントを発端とします。
そして幕末から明治維新期に退場した英雄達の行動の違いを契機とした、比較的楽天的、幸運なルートでの近代
日本の発展と繁栄を1950年代くらいまで追いかけていきます。
最終的な到達点は、アメリカを蹴落として覇権国家としての日本を作り上げることです。
(なお当作品は、私どもが主宰するホームページに掲載している作品の転載になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 12:00:00
688909文字
会話率:1%
1950年代の関西、建てられたばかりの文化住宅に住む真田みだれは、おしどり夫婦の両親を持っている。
毎朝夫が家を出るとキスをして別れを告げる妻。それを間近で見て恥ずかしく思ったみだれは母親に「やめて」と頼みこむ。
だが母親は「隣の秀子ちゃん
と加代子さんもキスをしている」と言い……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 22:47:15
6559文字
会話率:54%
バッドテイストな幻想・怪奇小説・暗黒小説・ブラックメルヘン ベスト20選 1950年代以降の欧米の作品から私の独断チョイスで、、、。
キーワード:
最終更新:2019-10-02 07:31:59
2380文字
会話率:0%
ロンダ・フレミングとアレクシス・スミスがいた頃 ああ、懐かしの1950年代アメリカ映画 添え物?女優たちよ、
キーワード:
最終更新:2018-12-27 15:31:56
1624文字
会話率:24%
フランソワーズ・アルヌール. Françoise Arnoul あるいはパリの女猫 1950年代のフランス女優
キーワード:
最終更新:2018-06-19 05:14:07
2523文字
会話率:4%
ヘミングウェイのスペイン三部作に登場するスペイン製の小銃(突撃銃)、イスパノスイザ43小銃。
1940年代半ばから1950年代のスペイン軍を扱った小説、映画では、ほぼ必ずと言っていいほど、登場してくる名銃である。
実際、銃の専門家の間
の評判も悪くない、というよりも、よいものであり、イスラエルがデッドコピーのローマット小銃を量産したことだけでも、その優秀さがうかがわれる銃である。
だが、実際には、スペインで量産こそされたものの、時の独裁者フランコ総統に嫌われ、少数生産で終わったという悲劇の名銃でもある。
そのイスパノスイザ43小銃について、語ってみたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 19:41:27
2994文字
会話率:8%
歴史も大陸も文化も違う異世界の覇権を握っていたのは、文化も歴史も全く1950年代の忠実と同じ神聖ソビエト連邦だった。神ソ連は異世界の国々を侵攻し、次々と植民地化していった。
そんな最中、突如として東の海域に国が召喚された。それは、憲法改
正で強力な自衛隊を保有する日本だった!
この小説はフィクションです。作中に登場する組織・人物は実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-19 20:33:49
37531文字
会話率:65%
「月のころはさらなり」の続編です。時代は1950年代。今回は咲耶視点で送ります。距離を詰め切れないじれったい二人のお話。
最終更新:2014-08-15 17:00:00
6593文字
会話率:36%
『通りすがりの王子』瑞穂の祖父和穂の、「咲耶さん」との馴初めのお話。独立したお話として読めます。
最終更新:2014-07-28 00:00:00
9199文字
会話率:34%
西暦2048年
ロックンロール禁止法案が可決される。
これに数多くのロックンローラーとロックを愛する者たちが反発。
またたくまに多くのロックンローラーが粛清された。
ロックンロールは、社会の平和を乱す危険因子として、長年問題視せ
れてきた。
1950年代半ば、アメリカで誕生して以来、様々な歴史を刻み続けてきた。
ある時は、ヤング達を元気づけ、スター誕生の連鎖へ
ある時は、自国の王室、政治、企業を名指しで批判する、アナーキスト(パンクス)を生み
ある時は、ちんちんおっぴろげて派手なライブパフォーマンスをやり
多くの「悪」と「希望」を生み続けた。
そのROCKが
今日
終わりを迎えた
世界でROCKをする者は今や
30人あまりとなっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-16 22:30:14
289文字
会話率:0%