高校1年生の貴樹の隣には、幼馴染のクラスメートが住んでいた。
学校一の秀才、容姿端麗、愛想もいい幼馴染――美雪は、彼女でもないのに、毎朝起こしに来ては、俺にだけ小言を言ってくる。
それにも慣れてしまったけど、宿題にひとつ間違いがあるだけで
容赦のない指摘が飛んでくる――いや、間違いがなくても粗探しをして、何か余計な一言がついてくる。
そんな毎日を過ごしていた紅葉も終盤となる11月の終わり。
貴樹は周りを気にしながら、こっそりと目的地――メイド喫茶に向かっていた。
もちろん、それは当然、美雪に見られると危険だからだ。
なのに――。
なぜか貴樹がメイド喫茶に行った翌日から、その美雪がメイド服で起こしに来るようになった。
いや、絶対バレてるだろ!
と思うけれど、そわそわしている彼女が今までになく可愛く見えてしまって。
幼い頃からお互いをよく知っていると思っていたのに、実は知らないことだらけだということに気づく。
そして、偶然とはいえ――このタイミングに、美雪の思い出したくない過去が顔を出す。
不器用だけれど一途に彼を想う美雪の恋が実るのか、過去の憂いを断ち切ることができるのか。
そんなふたりの青春の物語――。
◆カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:44:48
180181文字
会話率:41%
俺ー望月翔(かける)ーが住んでいるマンションの隣の部屋には同級生が住んでいる。その同級生の名前は田中葵(あおい)。葵のPCトラブルから俺の推し配信者が彼女であることが判明しー!
最終更新:2025-05-18 22:44:07
38973文字
会話率:52%
登場人物
小日向 甘夏(こひなた あまなつ): 中学2年生の少女。明るく行動力がある。幼稚園の頃に母親を亡くしており、幼なじみのハッサクのことを意識している。
今井 八朔(いまい はっさく): 中学2年生の少年。甘夏の幼なじみ。アニメやラノ
ベ好きだが、ネット関係は苦手。口数が少なく、時折哲学的な問いを口にする。
あらすじ
2017年9月、団地で遊ぶハッサクは見知らぬ女性からエリマキコアラのキーホルダーを渡される。「君に返しに来たんだ」という言葉を残して女性は去り、ハッサクはそれを大切に持ち続ける。
2025年5月、中学生になった甘夏は、隣に住むハッサクと登校する。ハッサクのキーホルダーに甘夏は二人の関係への疑問を抱く。テーマパーク「ノスタワールド」に誘われた甘夏はハッサクと向かうが、ハッサクの態度は曖昧だ。昭和レトロな空間で、二人はウォークマンとシンディ・ローパーの音楽をきっかけに1984年へタイムリープする。
1984年、甘夏は亡き母と再会する一方、ハッサクの妹・蜜柑は存在しない。パラレルワールドに戸惑いながらも二人は生活する。甘夏は元の世界に戻ることを迷い始めるが、ハッサクは蜜柑を想い帰還を強く望む。多摩動物公園でエリマキコアラのキーホルダーを見つけ、ハッサクは元の世界で蜜柑に渡したいと告げる。クリスマスイブ、ハッサクは甘夏と秋葉原へ行き、帰還の決意を伝える。団地の階段でグリコじゃんけんをし、二人で戻ることを決めるが、甘夏はハッサクだけを元の世界へ送る行動に出る。
2026年4月、ハッサクは2025年の世界に戻り、蜜柑も存在するが、甘夏の記憶は消えている。再びノスタワールドを訪れ、ハッサクは「タイム・アフター・タイム」を聴く。
ノスタルジックな世界で愛を育む二人が、現代に戻ることに逡巡・葛藤し意外な結末を迎える、切なくも愛おしい恋物語。
※シンディ・ローパーの楽曲が出てきますが、直訳ではなく、ノスタワールドのガイドスタッフの言葉としてアレンジされています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 05:00:00
40103文字
会話率:45%
「この世界、だいたい把握済み。でもまだ知りたい。」
勉強、運動、家事、会話、喧嘩、生活力――
すべてのスキルが“現実の限界値”。
人生100回目の中学3年生・**篠原陽翔(しのはら はると)**は、静かに、淡々と、誰よりも完璧に生きていた
。
ただし――恋愛だけは、まるで分からない。
そんな陽翔の周囲には、今日も「好意」が飛び交う。
・隣に住むクールな幼馴染、でも陽翔だけには独占欲むき出しの水城 静
・距離感ゼロの無邪気な後輩ガール、けれどときどき鋭すぎる水城 萌香
・ほんわか天然系の実妹、でも兄に関してだけはセンサー超高性能な篠原 咲良
・すべてを微笑みで見抜く未亡人のママ、野望を秘めた水城 真理恵
――日常のすれ違い。
――少しの嫉妬。
――微笑みと沈黙と雑学の間に、恋が潜むかもしれない。
だが、当の本人は今日も言う。
「ちなみにキリンの首の骨は人間と同じ数なんだけどね――」
感情は語らず、雑学は止まらない。
“知識モンスター”の青春すれ違いラブコメディ。
※“賢くなる”かどうかは、あなたの読み方次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:03:31
35153文字
会話率:42%
イケメン幼馴染と平凡な俺の青春恋愛物語!(※BLです)
春野蒼汰は平凡な男子高校生。隣に住む神崎琉人とは幼稚園からの幼馴染。
琉人は頭も良く、精悍なイケメン。イケメンのため女子にもモテている琉人。
ずっと仲の良い親友として過ごしていたが、
しかし、そんなある日、琉人は女子から告白され、蒼汰も仲の良い女子と共に委員会を過ごすことが増えだし、お互いの心に変化が訪れる。
十年想い続けた片想い。幼馴染から一歩踏み出そうとする二人の初々しい恋のはじまり。
※ノベマ、アルファポリス(別名義)にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:20:00
23661文字
会話率:47%
平凡な高校生、佐藤健司(さとう けんじ)。特に目立つこともなく、隣に住む元気な幼馴染・田中結衣(たなか ゆい)とつるんで、そこそこ平和な毎日を送っていた。
そんな健司の日常は、ある日突然終わりを告げる。
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、ま
さに完璧無欠と称される生徒会長・西村あかり(にしむら あかり)が、なぜか健司の前でだけドジを踏んだり、妙に馴れ馴れしかったり、普段のクールな姿からは想像もつかない「ポンコツ」な一面を見せるようになったのだ!
「え、あの西村会長が俺にだけ…なんで?」
健司は混乱するが、会長の意外な素顔に触れるうち、少しずつ彼女のことが気になり始める。一方、健司の隣には、いつもと変わらない笑顔を向ける幼馴染の結衣がいて…。
完璧(?)生徒会長と元気系幼馴染、そして鈍感主人公が繰り広げる、ちょっと甘酸っぱくて、時々ポンコツな学園ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 12:21:27
15575文字
会話率:37%
あれ、もしかして魚に転生してないか?
俺、賢也(けんや)と隣に住む、果穂(かほ)、深月(みつき)は交通事故にあったんだよな……で、気が付くとグッピーなんですけど……はぁ。人間生活もっと続けたかったよぉ。でも、熱帯魚も意外と悪くないかも?グ
ッピーってのがちょっとアレだけど、でかいアロワナさんが滅茶苦茶かわいいんだよな。お近づきになりたいから、俺、がんばってみる!
これは、俺が19歳の5月に起きた、不思議な体験談だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 08:08:39
10919文字
会話率:45%
都内に住んでいる普通の大学3年生幸村智にはある隠し事がある。
それは、過疎配信者であること。
いつものように配信をしていたある日、父親からアルバイトを紹介される。
それは、隣に住む不登校の女子高生半田花子の家庭教師をすることだった…。
ほの
ぼのラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 10:40:00
21947文字
会話率:36%
高校生ながら親の都合で一人暮らしをはじめた主人公・奥野航は、隣に住む小さな女の子・秋山優香が病気でふらふらしているところを助けたことから仲良くなり、航は勉強を教え、優香はその御礼にご飯を作る、という生活が始まった・・・
最終更新:2025-04-26 21:30:57
106651文字
会話率:57%
筋肉を愛するトレーナーの鳥宗国緒。彼は隣の部屋に住む海柱笹美に頼まれて、笹美に筋トレを教えることになった。笹美は事務所に所属する底辺Vtuberであり、筋トレで漏れるえっちな声でバズリたいらしい。
国緒の筋トレによって、笹美は筋トレVt
uberとして活動をする。人気になっていく中で、超大手事務所に所属するVtuberの宇魔依伽からコラボの誘いが来る。伽は笹美に興味があった。コラボをする中で、伽は笹美の筋トレ力は国緒のおかげだと気づき、笹美を脅すが、国緒の筋トレによって屈服する。
笹美達は順調に活動を続けていき、知名度と登録者を伸ばしていく。そんなとき、三ヶ月で痩せるのが話題の超有名パーソナルジムからの案件が来る……。筋肉×Vtuber×ラブコメ、ここに爆誕‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 22:41:26
38190文字
会話率:44%
暗い森で目覚めた少女、アリーサは、生まれた町の名前も、親の名前も思い出せず、歩くこともできない身体であった。
奇跡的に助けられ、森に隣接するイスボラス村でルイゲビリアという楽師の世話になるが、家を空けることが多い彼の代わりに、隣に住む家族が
アリーサの面倒をよく見てくれていた。
村の大人や子供達と仲良くなり、平凡な生活にも慣れた頃、ルイゲビリアの元婚約者を名乗る女性が現れて…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-11 21:34:20
3561文字
会話率:27%
僕のマンションの隣に住む杉村さんには、奇妙な癖があって………………。
最終更新:2025-04-05 13:19:29
1489文字
会話率:30%
やんちゃ坊主の司と隣に住む美咲
いつも美咲にいたずらを仕掛けては美咲を怒らせる司。
でも、今朝は殊勝な雰囲気の司がやってきて
美咲にリボンの掛かった小箱を渡してきた。
事の次第を聞いていると…?
『シトラス…』が高校生だとするならば、これは
小学生くらいのお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 09:20:00
1000文字
会話率:2%
ある日、明人のクラスに物語のような美少女――シャーロット・ベネットが留学をしてきた。
上品な佇まいと誰もが見惚れてしまうかわいらしい容姿が憧れの人に重なってしまい、明人は一目惚れをしてしまったが自分には手の届かない存在だと近付く事すら諦めて
しまう。
しかし、迷子になっていたシャーロットの妹を助けた事をキッカケに、毎日のようにベネット姉妹が明人の部屋に遊びに来るようになってしまった。
一緒にいる時間が増え、お互いの魅力に惹かれ合うようになった二人はやがて――。
※カクヨムさん、ノベルアップ+さんでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 18:53:55
332913文字
会話率:30%
僕こと桃園虎太郎(ももぞのこたろう)は、今日も隣に住む本物の鬼である鬼丸斬子(おにまるきりこ)ちゃんと一緒に晩御飯を食べる。
美人だけど怖い存在として一部の人から恐れられている斬子ちゃんだけど、僕はそんな彼女の特別な姿を見ることができる。
そんな斬子ちゃんの魅力を、ちょっとだけ語ろうかと思うんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 01:42:38
4993文字
会話率:46%
どこにでもいる普通の社畜漆間蒼はついにブラック企業に辞表を叩きつけた!
家には現実逃避の具現化である、深夜にネットで購入したお料理グッズにキャンプ用品、あれこれが溢れたまま。
「これを片付けたら海外旅行でもしようかな」
収入は途絶
えたが蒼には時間がある。有限だが、しばらくは働かなくても生きていけるだけの蓄えも。
浮かれたルンルン気分でこれからの生活を想像していた。
だがそれも長くは続かない。
「しょうくん!?」
コンビニからの帰り道、隣に住む好青年、桐堂翔がなにやら神々しい光に包まれ、足元には怪しげな魔法陣が……そのまま吸い込まれていく翔を助けようと奮闘するも、あえなく蒼の体も一緒に魔法陣の中へ。
「なんか余計なのがついてきた!?」
これまた荘厳な神殿のような場所に転がった蒼の耳に、
やっちまった! という声色で焦り顔の『異世界の管理官』が。
残念ながら蒼は、予定外の転移者として異世界に召喚されたのだ。
「必要ないなら元の世界に戻してくれます!?」
「残念ながらちょっと無理ですね〜」
管理官は悪びれながらも、ウンとは言わない。
こうなったら蒼はなんとしてもいい条件で異世界で暮らすしかないではないかと、しっかり自分の希望を伝える。
「じゃあチート能力ください!」
「いや〜〜〜残念ながらそれもちょっと……」
「ちょっと偉い人呼んできて!!!」
管理官に詰め寄って、異世界生活の保障をお願いする。なりふり構ってられないのだ。
なんたってこれから暮らしていくのは剣と魔法と魔物が渦巻く世界。
普通の元社畜の蒼にとって、どう考えても強制人生ハードモード突入だ。
「せめて衣食住保証してください!!!」
そうしてそれは無事認められた。認められたが……。
「マジで衣食住だけ保障してくれとるっ!」
特別な庭付き一軒家は与えられたが、異世界で生活するにも『お金』が必要だ。
結局蒼は生きていくために働く羽目に。
「まだ有給消化期間中だってのに〜」
とりあえず家の近くに血まみれ姿で倒れていた謎の男アルフレドと一緒に露天で軽食を売りながら、安寧の地を求めるついでに、前の世界でやりのこした『旅行』をこの異世界で決行することにした。
「意地でも楽しんでやる!」
蒼の異世界生活が始まります。
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 12:30:00
379844文字
会話率:46%
アパートの隣に越して来た家族。その娘は魔力持ちだった。魔力持ちの子供はすぐに国が運営する施設へと引き取られるが、リーゼは魔力の割に器が小さいため長続きしないと親元に残された。そんなリーゼと隣に住むケビンが初めて触れた瞬間、2人の間でしかわか
らない感覚が生まれる。成長するにつれ魔力が増えるリーゼと、顔を見ると抱きつかれるケビンとの関係は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 01:00:00
5967文字
会話率:28%
私立黒羽高校は男子校だ。
しかし昨今の生徒数の減少により、私立白峰女子高校と統合することになった。
俺の名前は八ツ橋葉月。──黒羽高校の生徒会長。
そして彼女は、雪宮氷花。──白峰女子高校の生徒会長だ。
統合初年度ということも
あり、任期が満了するまで生徒会長が二人という体制体制となった。
美しく、クールで、完全無欠。
氷の女神様と呼ばれている女性と。
しかしその実態は──どんなことにも手は抜かず、融通も利かない。超が付くほどバカ真面目な、真の意味で氷のような女神様だった。
しかも引越し先のお隣が、まさか雪宮氷花のお隣で。
図らずも隣人になった俺は、完全無欠と思われていた雪宮氷花の、とんでもない秘密を知ってしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 15:06:21
174643文字
会話率:46%
高校三年生になったばかりの俺。山下隆晴。
隣に住む幼馴染の工藤翠。
彼女と家の目の前にある高校へ通う、どこにでもいる高校生だ。
翠との仲を後ろの席の黒瀬に冷やかされ、意中の佐藤優子に誤解されないかヒヤヒヤする毎日。
どこにでもある平凡な高
校生活だろう?
あんなことになるなんて思いもしなかった春。
俺は折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 21:27:18
31641文字
会話率:54%
中学生のココは恋愛すると自分が変わりそうで怖かった。
そんな中いつもの通りに隣に住むナツと一緒に学校に向かう。
途中の公園でアサヒナ先輩に会い、夜に母と話してココは今日をまとめる。
最終更新:2024-12-12 18:54:47
5736文字
会話率:60%