3⃣の流れをくむ物語。夏見家と八雲家、関東の御厨が紹介されていく。栄華と夏見、乙女と八雲を中心に、人間や社会の愛情、優しさ、思いやりを描く物語。
多岐家から譲り受けた桜ヶ丘で、横浜の生活が始まる夏見と栄華。新設された桜ヶ丘神明宮づけの桜ヶ丘
御師としての活躍。横浜や足利、東京の関東圏の時間物語である。
第一話は葛西御厨と夏見の古巣、船橋御厨のお家事情。御厨の運命も左右する、現代の許婚を振り切って、好きな人と一緒になれるのか? FMパーソナリティの美和と幼なじみの意富吏を夏見と栄華が助けるお話。
第二話は「みくまりの老木」が持つ不思議な力を伝承させるための託宣が送られてくる。もと船橋御厨の夏見の知識が八雲と乙女を救う。夏見、栄華、そして体を張ったみずほ、歌恋、富久の活躍で、無事に乙女の結婚式を成功させるお話。
第三話は御厨同士を繋ぐ秘密の連絡通路の話。そのゲートキーパーとしての相馬御厨御師の謎と向き合う彼ら。その背後には破魔矢と銅鏡というアイテムを使う香澄流家の役目があった。飯倉御厨から相馬と三毳に続く隧道、そして「時の翁」の提案と季節の扉がこの物語の最後の結末を教える。つまり古えから伝わる桜の物語伝説を教えてくれる。
第四話は外伝。少し記憶を戻しての箸休め的な物語。栄華の青春時代が蘇る。
第五話と第六話では時魔女の活動や時の翁の密かな計画が明らかにされていく。それはやがて刻時鍛冶を通して、熱田や伊勢へと繋がる物語。時の狭間での「時の迷い人」という被害者の救済と、「パラドクス」の阻止を使命と考えて時神への畏敬の念と慮る理念。この二つの相違点が葛藤となり、時の翁と暦人の思惑を対峙させる。そこに時魔女や付喪神、眷属、そして刻時鍛人の活躍によって5⃣のフィナーレとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 05:00:00
111596文字
会話率:35%
不思議な閃光を浴びて帝都の人間が皆、木に変わった。たまたま運良く結界の貼られた中にいた三人は、人のいなくなった帝都を彷徨い出会うことになる。大正時代の実業学校学生作之助、高等女学校に通うきゑ、乙種音楽学校の女学生栞子の三人だ。三人はそれぞれ
閃光のあとで無意識に何かを与えられていた。それがそれぞれ銅剣、銅鏡、勾玉だった。やがて三人は彷徨った後に、三人に共通性のある出来事に辿り着く。そしてそれがこの世の再生のために三人が選ばれた理由だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 17:11:16
3233文字
会話率:44%
完全に趣味の世界。古代史ロマンシリーズです。
世紀の大発見にまつわる謎に勝手に迫ります( ̄▽ ̄)
最終更新:2023-03-07 00:45:52
2546文字
会話率:0%
黒猫ツバキは魔女コンデッサの使い魔である。
ある日、コンデッサは畑で怪しげな銅鏡を発見する。鏡の中には複数の女神が……。
『黒猫ツバキと魔女コンデッサ』の番外編です。単品としてお読みくださっても構いません。
※「畑を耕していたら、古代
の銅鏡を掘り起こしてしまった!?」という、お題をもとに書きました。
本作は『ノベルアップ+』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:36:09
10526文字
会話率:70%
まだ寒い初春のフリーマーケットで、錆びた銅剣、銅鏡、勾玉が親子連れにより売られていた。
銅鏡の文様に興味を持ち購入してから、成り行きで保護した親子とのドタバタ生活が始まる。
最終更新:2022-02-17 01:42:03
953文字
会話率:30%
「あら、鏡が曇ってきたわねぇ。」
おばあちゃんは毎朝そう言っている。
※本作品は第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞応募のために書いた1,000字小説です。
参考まで
江戸時代までの銅鏡は時間が経つと曇って映らなくな
るんだそうで、たまに研いで使います。
現代の鏡はガラスの裏面に銀めっきを施しているものですので、映りの劣化がないみたいです。
なので鏡磨きと言いながら実際はガラス磨きになるようです。
晃助君と違って、私は大掃除で苦戦中です笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 14:00:00
1000文字
会話率:23%
光と命が豊かな豊秋島(とよあきしま)。そこには天と地の八百万(やおよろず)の神々と、呪(まじな)いと鏡の力を駆使する人々とが暮らしていた。
俳優(わざをき)の少年、御統(みすまる)は鏡に宿した天(あま)つ神や仲間とともに、山門(やまと)
、出雲(いずも)、吉備(きび)、大真などの国々を旅しながら、永遠の国「常世(とこよ)の国」を目指す。
弥生時代後半から古墳時代初期の歴史を基軸に、神話と言い伝えに空想を編み込んだ和風冒険幻想譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 22:44:57
512631文字
会話率:29%
死んだ父残した銅鏡を受け取った俺は、鏡に水を張った。そうしてその水面に指先を付けると、ささやかな返事が来たのだ。
あの夜を、あの海を、あの青を、指先から広がる波を、俺はきっと忘れない。
最終更新:2020-11-01 19:00:00
5439文字
会話率:15%
いつもじっちゃんに畑を手伝わされてる春日井冬樹は、電車で町から村へ帰ってきたある日のこと。
巫女姿の少女と出会う。少女は冬樹にたくさんのばい菌が付いているというのだが……。
畑を耕していたら銅鏡を掘り当てた件の続編です。
最終更新:2020-08-10 06:55:30
3313文字
会話率:46%
高校生の春日井 冬樹はじっちゃんに頼まれて畑仕事をてつだっていた。
堅い土にくわを入れて掘っていると「カツン」と堅い手ごたえを感じ掘り進めると銅鏡がでてきた。
綺麗に洗って部屋へ持ち帰ったのだか・‥‥。
この作品は「ノベルアッププラス」にも
掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 06:53:54
4388文字
会話率:47%
卑弥呼活躍する弥生時代末を舞台としている。
主人公である少年彌眞(みま)、少女(いざよい)がこの時代に逞しく生きていく成長過程を描いている。
この物語は卑弥呼予言によって、一つの銅鏡(神獣鏡)が四つに割られ、邪馬台国傘下の各クニの有力者に渡
される。平和の時が続きそれから十数年、予言の時は近づき卑弥呼の死が近づきつつあった。
彌眞と十六夜は出会い、互いの使命により鏡片を見つける旅へ出る。道中、二人はかけがえのない仲間に出会い。苦悩、葛藤しながらも次第に成長しつつ鏡片を集め、邪馬台国へと向かう。
なんとか邪馬台国に到着するも反乱により、邪馬台国と狗奴国の戦いが勃発してしまう。
卑弥呼は戦に勝機を見出し望むが・・・。
そして、二人がこの戦の後、見て、感じ取ったものとは。
主な登場人物
十六夜・・・14歳の少女。小さなクニの女王、青竜の鏡片の持ち主。
前向きな性格で、向こう見ずな所も、彌眞とともに鏡片探しの旅に出る。
彌眞・・・15歳の少年。大国伊都国出身、玄武の鏡片の持ち主。
少し、内向的な性格で、いろいろ背負いこみがち。王の命により鏡片探しの旅に出る。
蘇邑・・・蘇奴国王。朱雀の鏡片の持ち主。
攻撃的な性格で、邪馬台国に強い復讐心を抱いている。
余波・・・17歳の少年。弥奴国王となる。白虎の鏡片の持ち主。
かなり直情傾向の難しい性格の持ち主。周囲を常に苛立させる。
壱与・・・10歳の少女。次期、邪馬台国の女王。
卑弥呼・・・言わずと知れた邪馬台国女王。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 00:08:52
82762文字
会話率:32%
斉明天皇(さいめいてんのう)7年1月6日……難波津(なにわづ)から船隊が出港した。
目的は、筑紫(ちくし)。
当時天皇は68歳。
老齢の姫天皇(ひめのすめらみこと)は寒い冬、船から海を見つめていた。
通説ではなく、地方に残る伝説にて、斉明
天皇の晩年を書ききろうと思っています。
小千(おち)とは、伊予国朝倉(いよのくにあさくら)の小千郡(おちのこおり)……。
伝説に残るお話が一粒の夢になりますように……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 01:47:41
25068文字
会話率:38%
新田剣丞の養子である藤田剣一はある日、修学旅行の途中、京都の博物館で不思議な銅鏡に触れ光に包まれる。そして気がついたらそこは自分のいた現代日本ではなく150年前の幕末の時代。しかも登場する歴史の偉人はみんな女だったっ!?
最終更新:2019-12-10 15:38:59
41019文字
会話率:69%
平成17年9月、大森啓二(37歳)は養老ランド内の骨董品市場で白銅鏡を購入する。
その日から鏡の表面に浮いた白い錆の除去に没頭する。
2年前に妻の雪江を亡くす。彼女の家は養老の滝の近く。彼女との結婚が縁で大森は度々養老に足を向けていた。
毎日白銅鏡を丹念に磨いていると、古代の集落と思える光景が夢に現れて、その中で妻と会う事が出来た。
しかし白銅鏡を完璧なまでに磨き終えた時、妻の夢を見る事がなくなった。代わりに大森の心は物の怪に憑依される。彼の形相は死人のようにすさまじいものになる。
平成18年3月、大森は家を捨てて、養老山脈の北側にある笙ヶ岳に登る。その山頂にある洞窟に入る。大森はその中で死ぬ。
死んだ大森は”あの世の世界”に入る。
その世界は白銅鏡に閉じ込められた瀬族の巫女、瀬織津姫の想念の世界であった。
大森はその世界で瀬織津姫に可愛がられる。白銅鏡をしっかりと守れと言い含められる。
当初、瀬織津姫の想念の世界は穏やかで優しい田園地帯の光景だった。大森が入りこんでしばらくして、太陽も照らさぬ荒々しい世界へと変貌していく。
そして瀬織津姫はもう1つの、雪江達のいる世界に侵入して、雪江達農耕民族の住民を破滅させようとしていた。
この時、農耕民族の長、ニギハヤヒが大森の前に現れる。
大森が手に持つ白銅鏡を砕けという。
大森の間の前には壊滅寸前の雪絵たちの姿があった。大森は意を決して白銅鏡を叩き割る。この時物質世界の笙ヶ岳の洞窟内の大森の死骸に抱かれた白銅鏡も割れる。
そして瀬織津姫の想念の世界は消滅する。雪江達の世界も復元される。
この時を境に大森は養老町で唖として生まれ、30年後に雪江の住む世界に生まれ変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-06 08:53:10
27960文字
会話率:3%
これは孤立した男が旅人と一緒に旅をして仲間の良さを知り少しずつ変わり強くなっていくお話。
その男は《なんでも屋》として様々な依頼をこなしながら日常を過ごしていた、だがある日その日常がある銅鏡の放つ光によって男を包み込み非日常えと変えた、そ
の光が異世界えとつなぐ光とも知らずに・・・・・。
この話は恋姫†無双アニメ版の話ですこの作品は作者の処女作です、楽しんで読んでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-05 12:23:18
64685文字
会話率:64%
聖フランチェスカにていつものように普通の高校2年生として生活していた剣道部員北郷一刀は、ある日学園の資料室に置いてあった銅鏡を盗んでいった泥棒の後を追いかけて行ったが事故が起こり突然武将のほとんどが女性(しかも美人だらけ)の三國志に飛ばされ
てしまう。これはそんな世界で起きる北郷一刀の辛く、楽しく、愉快な冒険記録であるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-27 18:35:52
227336文字
会話率:57%