遠い北の辺境地からやって来た、見た目はとっても美形なのに中身は“狩猟の民”らしく大雑把で逞しい系な招待学生のリューリ・ベル。表向きには『異文化交流』として大陸中央の王都にある学園に在籍することになったリューリはただただ普通にそれとなく日常を
謳歌したいだけなのに、何故だかやたらと絡まれる―――――恋? 愛? 何言ってんの? 学び舎に何しに来てんだお前ら。私が巻き込まれる意味が分からん。王国民て何でこんなにめんどくさいのばっかなの?
これはそんな“辺境の民”を取り巻く王国での日常を切り取った、ささやかな日々と人々の記録。
※以前に短編で上げさせていただいた『そんなことよりランチにしたい』『どうでもいいからランチしてた』シリーズを不定期連載として頑張ってみようと思い立ったが故の投稿になります。気力が尽きない限りは続けたいところ。プロローグ後の一話と二話は過去作そのままの内容ですのでご存知の方は読み飛ばしを推奨。不定期更新なので一話分のボリュームが少々多めになる予定です。(残酷表現については念のための記載になります。いつか必要に……なるのか………?)
どうか広いお心で見守っていただけますと幸い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 21:58:16
907227文字
会話率:61%
その王国に太陽を知るものはいない。
半世紀以上もの間、カーディアーカ王国は終わらない冬に閉じ込められ続けていた。
主人公のエコウ・チェンバースはその謎を探るために王国中を巡り、初めて訪れた南の地で王国への不信感を抱く。
迫害される辺境の民の
青年・オルクに導かれ、エコウは一度は克服したはずのこの【竜の冬】を誰が呼んだのかを知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:17:17
219472文字
会話率:31%
ジビエだ! お肉だ!
… 生活の基本は「食」です。
剣と魔法のファンタジー世界を思い描くとき、そこでしか口に出来ないものはなんだろうか? と、気になります。
そして、冒険の主役たち ── 探検家やハンターや開拓者はからだが資本。
鍛えたその筋肉がもっともよろこぶ、もっとも優良なタンパク質は滋味豊かな魔獣(獲物)に違いありません。
と、いうわけで。
このシリーズは、小説「蜘蛛の意吐(作者NOMAR」に代表される、ファンタジー世界の《食》をご紹介します。
スタートは、もりもりと食べて辺境の民が大満足なジビエ魔獣肉!! ── 今後、さらにき幻想野菜や謎キノコ、摩訶不思議酒なども、随時、取り扱い予定です。
風味豊かな異世界をお楽しみ下さい。
なお、記事のバルーンアートは自作です。
***
▶︎本作品は『蜘蛛の意吐 ~あなたの為ならドラゴンも食い殺すの~』(N4757EU)ほかの二次創作です。作者NOMARより許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 16:00:00
25399文字
会話率:23%
粛慎(みしはせ)とは、辺境の民に対する中央政権の呼び名である。紀元7世紀、大君の命により、蝦夷討伐に向かった阿倍比羅夫は、遠征先で粛慎なる者に出会う。
最終更新:2022-04-22 21:32:35
4699文字
会話率:54%
私の村は【風の住処】と呼ばれる渓谷の中にある。
今日は風使いの技を披露する風試しの日――。
私はある思いを抱いて、風試しに挑む。
風に、真実を問うために――。
・・・・
幻想曲はあなたに数多(あまた)の世界を魅せることでしょう。
音楽
と文字が織りなす協演の数々をお楽しみください。
仙道アリマサさまプレゼンツ。【仙道企画その2】参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 04:48:09
2708文字
会話率:5%
学園の卒業記念パーティ。その席で、公爵令嬢メリスは身に覚えのない罪を王子から糾弾され、婚約破棄を言い渡される。そしてその晩には毒殺され――2年後、墓地から這い出したメリスを迎えたのは執事のアレックスだった。
「お目覚めですね、お嬢様」
最終更新:2021-09-11 20:12:05
6959文字
会話率:31%
ベルタの嫁入りが決まった。国王のもとへ、二番目の妃として。
血統至上主義の現王室は数世代に渡る血族結婚を繰り返し、その血脈を痩せ細らせていた。血筋のみを重要視した悪政が続き、国力は低下するばかり。
斜陽にある王家が取った苦肉の
策は、これまで被支配階級であった辺境の民族から妻を娶り、国内勢力と融和すること。白羽の矢が立てられたのが、辺境領主の中では最大派閥と噂されるカシャの嫡女ベルタだった。
夫に愛されるわけもなく、正妃とは政治的に対立することを余儀なくされるハードモードな新婚生活。ベルタは受難の予想される日々を耐え抜いて、役目を終えた妃として市井に下賜される日を待ちわびることにした。
しかし、ベルタの結婚当初の計画は、すべての関係各所にとって予想外の事態によって潰えてしまう。
ベルタは嫁いで早々の三夜の儀式で、国王の子を身ごもってしまったのだった。
(書籍)
※『王妃ベルタの肖像』(富士見L文庫)1巻~2巻
※コミカライズ作品『うっかり陛下の子を妊娠してしまいました~王妃ベルタの肖像~』(スクウェア・エニックス)1巻
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 20:00:00
362585文字
会話率:34%
架空の世界、砂漠の中のとある古い王国の物語。
双子の王子が姫をめとることになった。武力で辺境の民を制圧してきた荒ぶる父王は、親友である砂漠の部族の首長の娘たちを息子のために迎え入れることとなった。だが、王子のうちの一人は知っていた。姫の父に
あたる族長こそは、亡き母の仇であることを。
この作品は、【Mistery Circle 】 http://misterycirclenovels.blog.fc2.com/ にも掲載されています。毎日更新、全10話完結予定。 イラストはいつもお願いしている絵師、Asuka eo様です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 21:00:00
48031文字
会話率:39%
北部辺境の民であるキイロは故郷を離れ、王国最南端にして王国最大の迷宮街であるガランフォートへとやって来た。
彼は遠い異郷の地にて何を思い、何を為すのか?
(※生憎、作者にもわかりません。完全なる見切り発車です)
R15、残酷描写ありは念のた
め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-23 06:00:00
53081文字
会話率:48%
太陰暦714年_。
蓬莱国皇帝は、自国を仏教楽土に成さんと、各地に寺を建立し、その全てに黄金の仏像を奉納する命を発した。
暦729年_。
辺境の地、狗那国にて黄金の脈が発見され、朝廷は黄金仏製作の為、これに目を付け狗那を侵略せんとする。
両者の争いは、様々な人間を巻き込み拡大して行く。
その果てに待つものは何か!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-21 17:07:16
75928文字
会話率:62%