耳を塞いでいたのは、世界か、君自身か――
大学2年、軽音サークルに所属する八坂奏(やさか かなで)は、どこか浮世離れした“元”吹奏楽少年。今はギターボーカルとして、サークルでのライブや配信活動を淡々とこなしながら、音楽と距離を置くように
生きていた。
そんなある日、大学構内で東雲陽葵(しののめ ひまり)の姿を見かける。彼女は高校時代の吹奏楽部の同期で、当時から圧倒的なホルンの才能を持ちながらも、高圧的で近寄りがたい存在だった。
大学に入り、偶然同じキャンパスで再会した二人。距離を縮めることなどないと思っていた彼女との日々が、少しずつ変わり始める。しかし突然、陽葵は姿を消した。
サークルの練習にも、授業にも現れない。
噂を追って辿り着いた先には、壊れかけた家庭と、音を失いつつある少女の姿があった――。
「音がなくても、君となら、奏でられる気がした」
これは、耳に届かない音を、心に響かせるための、長い長いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 18:00:00
62517文字
会話率:33%
――音は、不思議だ。生まれた瞬間から消えていく。
主人公・唯人(ゆいと)が大学の軽音サークルで組んだバンド“トリプルワイ”は、大学三年時の“引退ライブ”を最後に解散したはずだった。しかし、リーダー陽介の呼びかけにより、就職活動を終えて
卒業を間近に控えた今、改めて“卒業公演”をすることに。
……永遠には続かない、ひとときの風景。
✳︎ 以前投稿した短編「ノアの憂鬱」(https://ncode.syosetu.com/n9068jh/)の、その後のお話です。単体でも読めるとは思いますが、前作を先にお読みいただいたほうがスムーズかもしれません。(前作のラストの文と、本作の冒頭は対応しています。)登場人物だけ簡単に、以下に載せます。
また、予定より少し長くなったので、前後編に分けました。後編はなるべく早く、遅くとも2月中には投稿したいと思っています。
✳︎ トリプルワイ:大学の軽音サークルにて結成されたバンド。
・唯人(主人公):ベース
・陽介:ギター&ボーカル
・康之:ドラム
(・光希:陽介の妹、高校生)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 06:30:00
8831文字
会話率:28%
日向光太は大学2年生。
軽音サークルでギターを弾く地味な学生だが、夜はこっそり動画サイトを覗くのが習慣になっている。
ある日、憧れの同級生・三浦未来にそっくりな女性がセクシー配信をしている映像を発見してしまい、胸がざわつき始める。
「まさか
本人なわけない」と思いつつも、その姿が気になって仕方がない。
迷った末に未来に探りを入れたところ、彼女本人だと判明。
実は家計を支えるために必死に稼いでいると知った光太は、心配と保護欲でいっぱいになる。
さらにキャンパスで彼女の噂が広がり、誹謗中傷まで飛び交うようになる中、光太は彼女を守ろうと勇気を奮い起こす。
二人が共有する“秘密”は、やがてラブコメ的な波乱を巻き起こしながらも、青春のときめきと優しさを深めていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 21:00:00
17572文字
会話率:45%
[a trick of destiny -運命の悪戯- 2作目!]
運命の悪戯
ーそれはわたしに本当の愛を教えるために神様が仕掛けた愛のある悪戯。
東京のある商店街の酒屋の娘・谷沢亜紀は、大学の軽音サークルの友人・山下悠奈にDIM-TA
Mというバンドのインストアイベントに誘われる。そのメンバーの中には、かつて中学時代に恋をしていた橋詰翼が居た。
偶然の再会から、亜紀はDIM-TAMのメンバーと知り合うことになった。
DIM-TAMは人気急上昇でメジャーデビューが決定したヴィジュアル系バンド。
リーダーの柳(Ba)、魅波(Vo)、剣斗(Gu)、玲架(Dr)の四人組。
四人との関わりの中で、過去の辛い記憶を乗り越え、お互いに幸せになろうと亜紀と剣斗(黒澤 賢)の交際がスタートした。
ついにメジャーデビューするDIM-TAM。
しかし、そんな彼らにまた運命の悪戯がふりかかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 21:00:00
14845文字
会話率:72%
運命の悪戯
ーそれはわたしに本当の愛を教えるために神様が仕掛けた愛のある悪戯。
東京のある商店街の酒屋の娘・谷沢亜紀は、大学の軽音サークルの友人・山下悠奈にDIM-TAMというバンドのインストアイベントに誘われる。そのメンバーの中には、か
つて中学時代に恋をしていた橋詰翼が居た。偶然の再会から、亜紀はDIM-TAMのメンバーと知り合うことになった。
DIM-TAMは人気急上昇でメジャーデビューが決定したヴィジュアル系バンド。
リーダーの柳(Ba)、魅波(Vo)、剣斗(Gu)、玲架(Dr)の四人組。
彼らに隠された過去に向き合い、亜紀は本当の愛とは何かを探し求める。
その過程には様々な障害が道を阻む…亜紀は愛する人とどう幸せになっていくのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 23:00:00
93561文字
会話率:73%
大学進学を機に軽音サークルに入り、バラ色のキャンパスライフを送る予定だった新入生の春。しかし、歓迎会の席で何か話がかみ合わない。その筈、春は軽音サークルではなく、「ジャズ研」の歓迎会へ出席していた!
ジャズのジャの字も知らない春だが、多
くの友人や街、音楽を通して紡がれる少女の成長、ドタバタヒューン小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 23:17:19
2103文字
会話率:72%
中下大学に通う大学二年生、辺野人成は、軽音サークルで出来た友人達とダラダラと夏休みを過ごしていた。そんなある日、辺野の元に高校時代の同級生、青井空が訪ねてきて言った。
「また高校のメンバーとバンドを組んでほしい」
なんでも、高校時代の恩師、
川瀬先生が重い病にかかってしまい、その川瀬先生が最後の願いとして、辺野がかつて組んでいたバンド、『バンドリバース』の演奏が聴きたいらしいのだ。突然のことに戸惑う辺野だったが、高額の報酬に目がくらみ、結局その提案を承諾してしまう。その後、順調に元メンバーを集める辺野達だったが、一人のメンバーが既に死亡していることを知る。しかもその元メンバーは呪い殺されたというのだ。これをきっかけに辺野達は、呪いとはなにか、この事件の犯人はだれなのかに迫っていく。そして最後に衝撃の人物からすべての真相が語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 22:47:37
50402文字
会話率:54%
「ほなさぁ、二万でどう? 童貞売ってぇなぁ」
大学の先輩にそう持ち掛けられた瑠偉。断ったのだが、軽音サークルで再会してしまい、運命は大きく動き出す。バンドものボーイズラブストーリー。(リバ)
毎日更新、全50話。
最終更新:2024-06-08 09:00:34
105243文字
会話率:63%
大学の軽音サークルに入った僕は、その飲み会で2つ年上の憧れの美人の先輩から「2人きりにならない?」と声を掛けられる。その誘いに乗り先輩についていくと…
最終更新:2023-08-02 00:00:00
2551文字
会話率:58%
大学の軽音サークルには憧れの熊野先輩がいる。私が彼女が大好きだ。
いついかなる時もギターを弾いている熊野先輩に私は今日も会いに行くと、「竹を刈りに行こうと」彼女に言われた。ギターを聴いた竹とそうでない竹に違いはあるのかを調べるために、大学構
内にある小山で竹にギターを聴かせる。熊野先輩がギターをかき鳴らすと、大学の学生たちが次々と集まってくる。熊野先輩が起こした風に私は今日もさらわて行き、湧き上がる衝動を解放した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 16:01:29
5425文字
会話率:41%
軽音サークルでバンドを組んでいるユウ、トウヤ、ヨシキの男子大学生3人組。どこにでも行ける魔法のチケットを前に「音楽界の頂点に行ってみたい」と願ったら、まさかのトップアイドルになってしまった!?
魔法のiらんどにも掲載しています(共通書き出
し企画「つながる魔法」参加作品)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 10:50:46
9058文字
会話率:46%
大学の軽音サークルに所属する石巻奏太(いしまきそうた)は、童貞卒業を夢見て日々バンドに打ち込むが、中々モテない現状に、一つの残酷な真理を悟る。
『バンドをやってモテるのはイケメンだけ。』
そんな現実を突き付けられた奏太は、絶望の
最中、突如異世界召喚されてしまう。
ここでの価値観は、『音楽が全て』であり、崇高な音楽を生み出す音楽家は、最も価値ある人間として崇められていた。
奏太はここで出会った仲間と共に、異世界を旅しながらロックンロールを世に広め、ロックスター、ひいては童貞卒業を目指して奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 21:00:00
184043文字
会話率:37%
18歳の春、私は現実とフィクションの落差を経験し絶望した。
救いの手を差し伸べてくれたのは、Twitterの本名も顔も知らない人だった。
※この作品はpixiv、カクヨムにも掲載してます
最終更新:2018-10-06 21:27:03
10958文字
会話率:26%
ごく普通の大学生、大野優(おおのゆう)は、同じ大学の軽音サークルで出会った、恋人の新川史香(あらかわふみか)に、
「私たち、今日で別れない?」
と、突然切り出される。急で、一方的な振られ方に、動揺する優。また優の方は、どうして自分が振られ
たのか理解できず、気持ちの整理がつかないでいた。そして、優は史香に「俺たち、もう1度やり直さない?」
と連絡を入れるが、ことごとく無視される。
その後、物語は、優と史香の出会いの場面に移る。軽音サークルに入った史香に、恋をする優。そんな優に、史香の方も、心惹かれていくのであった。そして、優の告白で、2人は付き合うようになる。
そして、物語は再び、現在に移る。史香に振られた優は、大好きなギターを弾くなどして、気分転換を図ろうとするものの、うまくいかなかった。そんな中、大学の講義に出ていた優は、講義終了後、ある忘れ物を見つける。それは、なんと史香の日記帳であった。「今日は史香は講義に出ていなかったのに、なぜこの日記があるのだろう?」
と、不審に思う優。そして優はそれを史香に返そうと思うが、連絡のとれない史香に、どうやって返せばいいか分からない。そんな中、優は、自宅に帰り、史香の日記帳を、見てしまうのであった。
そこには、優と付き合い始めたこと、デートに行ったことなど、優との時間についてが、書かれていた。それを見た優は、昔の、史香との時間を思い出す―。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 11:12:21
37908文字
会話率:43%
やっと気づいたんだ。自分の世界は、2人だけで十分だって。
最終更新:2014-08-04 20:00:00
4974文字
会話率:29%