とある北の国に『勇者のみが抜くことのできる3本の聖剣』が存在していた。
聖剣は柄に刻まれた黒い円の紋章を全て光らせた者のみ抜く事ができ、聖剣を手にすれば勇者の資格を得ると言われており
主人公ゲオルグは聖剣を抜いて勇者になることを強く望ん
でいた。
勇者になりたい理由は2つあった……
1つは山奥の故郷で共に暮らしてきた孤児院の院長や子供たち、そして村の皆が一旗あげてこい! と盛大に送り出してくれたから。
もう1つは自身が孤児となった過去と約20年前に起きた『ある事件』がきっかけとなったからだった。
そして勇者を目指すゲオルグに挑戦の時が訪れる。
年に一度、聖剣を抜く事にチャレンジできる三聖剣祭の日がやってきたのだ。
三聖剣祭では大勢の者たちが台座から聖剣を抜こうと挑戦するが、
ほとんどがろくに紋章を光らせられず微塵も抜ける気配がなかった。
しかし、祭りの途中で現れた3人の男だけは違った。
クレマンと呼ばれる王子は聖なる紋章を完璧に光らせて聖剣を抜いて勇者となり、
パウルと名乗る少年は聖なる紋章を半分しか光らせることが出来なかったが観衆に勇者候補としての可能性を見せつけた。
そして、ゲオルグは聖剣を抜くために柄へ手を掛ける。しかし、紋章は3分の1しか光らなかった。
それでもゲオルグは聖剣を諦めなかった、彼は人並み外れた腕力を駆使し、台座ごと聖剣を抜いてしまったのだ。
歴史上、例の無い勇者の誕生に騒めきだつ観衆。
規格外な勇者の誕生……ある者は惹かれ、ある者は嫉んで牙を剥く事となる。
勇者クレマン、勇者候補パウル、そして規格外勇者ゲオルグ。彼らはそれぞれの思想・プライドを抱えて自分の信じる道を歩きだす。
※今作はweb小説サイト『ネオページ』にて契約連載している作品です。
ですので小説家になろうでは50話までしかアップできません(84話で完結)
先が気になる方は下記のリンクから読みに来てもらえると嬉しいです(もちろん無料で登録などしなくても読めます)
https://www.neopage.com/chapter/31136287415529100/31136311820030864?r=8797bfa0b36839bcfff3a59609711da1&f=sc-1-MzAxNTgyMDkzMjAwNzk1MDA%3D
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:08:54
138898文字
会話率:50%
書籍版:1~6巻発売中。
コミックス:1~2巻発売中・WEBにてコミカライズ連載中!
舞台版DVD1月29日に発売。
「なぜ、こんなことに……?」
大国ティアムーン帝国の皇女、ミーア・ルーナ・ティアムーンは断頭台(ギロチン)の上でつぶや
く。
彼女を取り囲む観衆の顔には、例外なく怒りの色があった。
重税に耐えかねた民衆の革命、その手にかかって、ミーアは断頭台で処刑されてしまう。
けれど次に目が覚めた時、彼女はベッドの上に寝ていた。
八年も前、まだ子どもだった頃の姿で……。
一瞬、夢か? と安心しかけるミーアだったのだが、その枕元には彼女自身が綴った血染めの日記帳が転がっていた。
豪奢な皇女の部屋に、ミーアのあられもない悲鳴が響いた。
これは、やり直しの物語。
それほど悪辣ではなかったけれど、他人の痛みにも空腹にも思いを致すことができなくて……それを知った時にはすべてが手遅れだった姫殿下。過去の自分へと逆行転生した彼女は、血染めの日記帳と自らの記憶をもとに、西へ東へ奔走する。
斜陽の帝国の未来を救うため?
内戦により命を落とす多くの兵士のため?
民衆を飢饉から救うため?
否、彼女の目的はただ一つ。
「すべてはギロチンの運命を回避するために!」
TOブックスさまより書籍化決定いたしました。
※COMICOチャレンジ http://novel.comico.jp/challenge/21171/
に投稿している「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる姫の逆転ストーリー~」を、吹き出し無しの小説形式にリメイクして投稿して来ましたが、COMICOさんの方は完結。その後、書籍化に伴い削除いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:00:00
3798554文字
会話率:34%
この世界に「武力による戦争」は存在しない。
兵器は不要。力の優劣は「言葉」によって示される。
舞台は、多種多様な獣人たちが暮らす近未来都市。
思想、法の是非、それら全ての衝突は認定資格を持つ“咆論士(ホウロンシ)”による公式ディベートによ
って裁かれる。
語る者こそが正義を定義し、咆える者こそが未来を切り拓く。
彼らは己の思想と流派――ロゴス(論理)、パトス(情熱)、エトス(信頼)を武器に、対話という名の戦場に立つ。
本作は、正義も悪も立場によって揺れ動くこの世界で、個性豊かな咆論士たちがそれぞれの理念と信念を賭けて激突していく“知性の闘争劇”。
AIと観衆が審判となる公平なフィールドで、感情と論理がぶつかり合いたった一つの「説得」が世界を変えていく。
「その一言で、命さえ動く。」
野性と理性が交錯する“言論バトルストーリー”、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 12:07:20
680文字
会話率:0%
20世紀初頭、航空技術が急速に進化を遂げる中、ドイツ帝国の若きエンジニア・エミール・ハーベルマンは、夢と情熱を注ぎ込んだ巨大飛行船「Luftschiff」の設計に成功する。彼の革新的な技術を結集したこの飛行船は、世界初の大西洋横断飛行を目指
し、多くの期待と注目を集めていた。壮麗な初飛行の日、観衆の歓声に包まれながら空へと舞い上がる「Luftschiff」。しかし、空の旅には未知なる挑戦と試練が待ち受けている。果たして彼らは歴史を切り開くことができるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 12:00:00
18241文字
会話率:40%
平和で充実した毎日だと思っていた蘭丸に突然のトラブルが起きた。そして、頑張って付き合えた彼女にもフラれてしまう。絶望に落ちた蘭丸は、まともに考えることができず、全てが終わったと感じ、死を選択する。そんな蘭丸の前に突然神と名乗る男が現れ、言っ
た「君を英雄にしてあげよう、望むなら愛と欲望にまみれたハーレムを手に入れることだってできる」と。そして神はある使命を蘭丸に与え、異世界へと送った。
そこで蘭丸を待っていたのは、公開処刑の現場だった。歓喜の声を上げる観衆の先には、手足を結ばれ、兵士に頭を踏みつけられ殺されそうになっている人の姿が。蘭丸は驚きと共にこの世界、そしてこの世界の人々に震えが起こるほどの恐怖を感じた。なぜなら、殺されそうになっているのは自分と歳の変わらない美しい少女だったからだーー。
絶望の淵から向かう異世界は夢の世界か?
それともさらなる絶望なのかーー。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 14:22:05
58910文字
会話率:62%
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのは
ハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 14:55:56
66399文字
会話率:56%
【Requiem=B-Resist5】
それは日が昇る時に動き出し、月が昇る時に観衆を魅了する詳細不明の音楽サークルだ。
想いの積み重なりで作られたこのサークルは、誰かに生きる希望を与えるために活動をする。
これは、この音楽サークルが結成さ
れるまでの序章だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 00:00:27
7676文字
会話率:11%
遠くから聞こえる観衆の声。
魔王を倒し、世界を救った聖女たち一行が凱旋する夜。
二階窓に、突然現れたぼろぼろの騎士マントを背負った男。
ノラは身動きが取れなかった――男の尻尾に腰を捕らえられて。
モブっぽい一途な騎士と、人生で一度だけ小
さな魔法を使える魔女さんの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 22:35:05
15520文字
会話率:44%
(毎日2話ずつ更新中)
大陸全土を支配する超大国フリーデン帝国は平和そのもの。時々酔っ払いが暴れた程度の騒ぎしか起きません。
現皇帝が即位して15年の節目のおめでたいその日でも、皇太子を狙っていた暗殺者シャオヤオは観衆の前で捕まってしま
うのでした。
「紹介しよう。この度我が婚約者となった未来の皇妃、シャオヤオ姫である!」
「……は?」
これは、平和な帝国で起きるちょっとした出来事のお話。
※転生も魔法もない異世界でのお話です。
※誤字脱字がありましたら報告してくださるとありがたいです。
同タイトルでアルファポリスとカクヨムへ先に全公開しています。
先が気になったらそちらからどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 17:40:16
119652文字
会話率:39%
「お前は怖いんだよ! だからもう婚約破棄する!」
王宮舞踏会の会場で、コットン王子はそう叫んだ。
ざわめく観衆の中で扇を口もとにあて、首を傾げる女性はコットン王子の婚約者リンネルだった。
「ほほほっ、ご冗談を」
そう言う彼女は、心底
楽しげに笑った。
リンネル侯爵令嬢は、非の打ち所のない完璧令嬢。時々魔獣退治にも参加し、おおいに国に貢献する女傑でもある。その上、輝く金の髪のこの上なく美しい女性だ。
どこに不満があるのかと、彼女はまた首を傾げる。
「………分からないのか? お前は俺のピーちゃんをいつも苛めるからだ!」
観衆は固唾を飲んで見守る。
その時遠くから小鳥が飛んできた。
「ピーッ、ピッ」
王子を守るように彼の前にちょこんと座る。
「っち。また貴女ですか? もういい加減になさいな」
小鳥に話かけるメルヘン展開だが、両者険悪ムードである。
少女VS小鳥
どうやら小鳥には、亡くなった太后(王子の祖母)が憑依しており、いつもリンネルを邪魔する。
リンネルの魔法スキルは吸収と開放。
そのスキルで魔獣や反逆者を吸収し、ぺらぺらの紙状にする。あくまで一時的で、開放で元に戻る。
勿論燃やしたり破けば、復活不可である。
国王は彼女を自国に留める為、幼い時に王子と婚約させた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 16:38:17
999文字
会話率:38%
公爵令嬢フローラは第一王子ハロルド殿下の婚約者である。
しかし、彼女は学園の中庭で、ハロルド殿下の大切な人を害した罪で婚約破棄を言い渡された。
憎悪と嘲笑の渦巻く観衆の中心で、フローラは思う。
———ああ、やっと、やっと……! この状
況になってくれた!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 05:10:28
10134文字
会話率:32%
それだけは、勘弁して。
こんな学校、もう来なくていい!
女子の命令で全裸になり、自慰行為を強要された少年。
それを好きな女の子にも見られた少年は、屋上へ向かう。
これは、被害者となった少年の戦いと救いを描く物語。
この作品は「カクヨム」
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 12:38:11
5943文字
会話率:41%
中世のファンタジーを舞台とした剣闘士や武芸者の円形闘技場(コロシアム)叙事詩。
英雄や勇者が生まれては消えていく世界の物語。
観衆が狂喜乱舞する名も無き闘士(アートレーター)達の戦い!
異世界転生とも異なる魔法・武技が炸裂し、亜人・魔獣が躍
動する幻想(ファンタジー)。
イスカンダル西大陸の東端にあるアルゴニア王国のミタポリス円形闘技場に、テムジン東大陸から渡って来た1人の男が立ち寄る。
隊商の用心棒だった男は“コチ”と名乗った。
コチは、ただの用心棒では無く、仙術を使う方士であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 08:50:19
1083文字
会話率:0%
異世界転生、乙女ゲーム、悪役令嬢、なんて何番煎じよ!な展開になってしまっているマーガレットがテンプレ通りに観衆の目前で鉄板の婚約破棄。ざまぁ部分はマイルドになってる?
ありきたりのあるある満載の短編になってます。
好評なら連載するかも?
作
者の好み全開仕様になってますのでご了承ください。
どうぞ温かい目で見守ってくださると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 12:41:03
23622文字
会話率:38%
「やーやーどうもどうも、みなさん。
記念すべきこの日にお集まりくださり、どうもありがとう」
快晴の空の下、博士が一歩前に進み出てそう言うと
観衆の声は一層大きなものとなった。
その理由、博士のうしろにあるもの。タイムマシンである。
そ
う、ついに世界初、タイムマシンの完成発表、そのお披露目の時というわけである。
博士は鼻をプクッと膨らませ、笑顔でシャッターと歓声を浴びた。
ファンファーレとダンス隊が踊る踊る。
この博士。元々、その知と功績から歴史上の世界の天才たちと
肩を並べると称されるほどの人物である。かかる期待も注目も大きい。
すでに何年も前から公開実験を行っていたから実は嘘でしたなんてオチもない。
集まった報道陣や国の役人、企業、各界の大物も空振りの心配はないわけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 11:00:00
1591文字
会話率:9%
かつて一騎当千どころか一人で小国一つを滅ぼせる力を持った残虐な王がいたアウレンティ王国。
アウレンティ王国は王の力で周辺の国々を併合し、強大な国を作り上げる。
残虐な王が亡くなって百年近い時が経ち『アウレンティ王家の歴史』という展示が行わ
れることになった。
未だに国力豊かで、有能な王が率いる国が何を展示するのか。
煌びやかな宝飾品か、それとも巨匠の芸術品か。
衆人観衆の元、メインの展示物として飾られたのは一行しかない短いラブレターだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 12:00:00
29213文字
会話率:38%
霜川小百合には勉強も運動も音楽も優秀な姉、百合がいる。妹視点で尊敬する姉の成長を小学生から高校生まで見守り、自身もまだ見ぬ将来に向けて成長する物語。
本作は本編である「log ~八方美人で優柔不断の俺がダラダラとチャットしてたらトンデモな
いことになった話~」の番外編です。
番外編前作である「東は樺菜を見守りたい」はネタバレ満載だったのに対して、本作は大したネタバレはないのですが、出来れば本編を読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 06:10:51
65917文字
会話率:37%
広場にて処刑されたルイーズ・リシャール。彼女は王族にのみ着用を許されている濃い青色のドレスを着て処刑の場に引き出され、そして断頭台に頭をのせてから観衆の国民に対して叱咤した。
そのあまりな振舞いから「希代の悪女」と死後に冠せられた彼女の人と
なりを探る為に、生前の彼女を知る人へインタビューを敢行した。
作者の水凪です。
今回の作品は7章に分けられますが、最終章は蛇足だったかもしれません。
ですので6章まででも物語が終わるようにはなっています。
どちらの終わり方を良しとするかは読んでくださった方に任せます。
・・・まあ、こんな最終章を書いてしまうあたりが自分のいつも通りとも言えるのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 17:34:12
28132文字
会話率:36%
先代魔王が老衰で死んだ。それ故に新たな魔王としてその息子が戴冠することとなった。
祝福する周囲、盛り上がる観衆。だが、魔王自身には少し思うところがあるようで……。
最終更新:2023-04-16 11:17:07
3897文字
会話率:45%
かの名君は律儀と狂気で知れ渡る。
その奴隷は憎悪と怨嗟を集めてほほえむ。
自由すぎて不自由すぎるふたりが鮮血でつむぐ叙情譚。
豊かにして幸福なる『地獄の島』では義理堅き『悪魔公』と慈悲深き『死神の落とし子』が身を尽くして破滅を華
やげていた。
残忍や卑劣すら賞賛される剣闘場で『人殺し職人』は過度に歓待され、勝利の報酬は限度もみさかいもなく、大観衆は惨劇に酔い叫ぶ。
『狂気と冒涜にまみれた罪人』とは彼か彼女か我々か。
それを決められる者など、どこに存在しただろうか。
*第一章完結しました。 *第七回ネット小説大賞の一次選考を通過しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 02:11:52
456534文字
会話率:33%