蠱術師の老婆に育てられたナアハ。
中央政府からの通達で必要に迫られ造蠱したのは養い親も驚く程の鼠蠱(そこ)だった。
産みの親の手がかりを手に、首都へ上がる事となったナアハ。
養い親の過去、ナアハの両親の素性、傾国の佳人……
ナアハと
その鼠蠱である"ちゅう"は、様々な運命が交錯する時代の大海原に引きずり込まれてゆくのだった。
*
スマホで横書きのまま読まれる事を前提にしている為、本作品では、
一文を短めにする、
改行後一行の空白行挿入、
代わりに一字下げは使わない、
というスタイルをとっています。
意図的にやっている事なのでご指摘・ご批判等はご容赦ください。
*
誤字報告の受付は停止しております。
感想欄等でのご指摘もご遠慮ください。
受付停止に至った経緯は、別に投稿した、
"長編を完結させ1ヶ月経っての所感”
の、
"誤字報告を受けない設定って?"
に書きました。
あしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 11:11:13
121762文字
会話率:23%
ビッツィー。悪役令嬢の脳を好む魔女。酩酊と蠱惑の魔術師。意外と甘えん坊。暴漢に頭を割られたノリコは、異世界でビッツィーに拾われる。一緒に旅するうち、彼女はじょじょにビッツィーの本性を知る。ビッツィーは悪役令嬢の脳を飲喫する魔女だったのだ。
その悪行を知りつつも、ノリコはビッツィーの奔放さに惹かれていく。ついに追われる身となる二人。だがビッツィーはこそこそ逃げ回る様な女ではなかった。ゴージャスな衣装。エキゾチックカー。宝石の様な令嬢醸造ワイン。SUSI。女達の贅沢な逃避行が始まる。数カ所、軽い残酷表現を含みます。未成年の飲酒シーンを含みます。同一世界を舞台とした偉人伝風シリーズを予定しております。一話文字数少なめ、毎日三話更新を予定しております。また「小説家になろう」「カクヨム」への同時投稿になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 13:00:00
122078文字
会話率:39%
昔々、あるところにグランバーラという世界がありました。
グランバーラには、全能神を頂点に光・闇・火・水・風・土・氷・雷の八つの神とその精霊を信仰する光精教と邪神を頂点とし呪術や蠱術などを用いるものや人々の悪の心から生まれた悪魔などが存在す
る邪精教が存在する。
この二つの教徒は、古の時より争ってきた。
だが、年々年を経るごとに光精教の使徒の力が弱まり、邪精教によってこの世が邪に飲まれそうになった。
全能神は、教徒である人々の悲鳴や苦悩の念に苦しんだ。
そこで、全能神は魔王や邪神の使徒を打倒し、邪神を封印することのできる力を持つものを異世界から召喚することを思いつく。
八人の神は、自身の持つ力を継承し異世界のものを補佐する者たちを選び出すことを決意する。
異世界から召喚した力を持つ者は戦った。
八人の神に選ばれし者たちとともに。
たくさんの困難があった。
時には死にかけることも……。
だが、異世界のものは無事、封印することに成功した。
ついに封印した邪神を前に、人々は彼のことをこう呼んだ。
世界を救った救世主……救世主(メシア)と……。
あれから、長い年月が経ち、現在……。
これは、現在の救世主とそのパートナーのお話し。
読み専だった自分が書くので、文構成がめちゃくちゃかもしれません……。
なので、軽く読んでいただければと思います。
誤字脱字やおかしいなと思うところがあれば、教えていただけると嬉しいです!
続きが思いつかなくなったため、完結にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 21:19:43
1174文字
会話率:3%
――犬神
犬を頭部のみを出して生き埋めにし、その前に食物を見せて置き、餓死しようとするときにその頸を切ると、頭部は飛んで食物に食いつき、これを焼いて骨とし、器に入れて祀る。
すると永久にその人に憑き、願望を成就させる。
犬神の憑きやすい家筋は、これらの蠱術を扱った術者、山伏、祈祷者、巫蠱らの血筋である。
(Wikipedia より抜粋、一部改変)
……これは、そんな犬神の雌と、(売れない)小説家、山中浩一の恋愛話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 12:46:44
6902文字
会話率:25%