高校二年生の松平葵(まつだいらあおい)はいつも放課後ひとりで、教室に残って小説を書いている。
梅雨時のある日、放課後にほんの少し席を外した。無人であるはずの教室で声が聞こえるが、それは自分の書いた小説の中の台詞だった。窓際の一番後ろ、自分の
席で書きかけの原稿用紙を手にしていたのは、クラスの陽キャ・月山瀬名(つきやませな)であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:06:00
34275文字
会話率:32%
白瀧瑛哉(しらたきてるや)には幼馴染がいる。
その美貌や品のある姿から、付けられたあだ名は『白雪姫』。
いつも自分の席で本を読んでいる無愛想な瑛哉と、誰隔てなく優しく愛想も良い人気者の神白宮優樹菜(かしみやゆきな)。
“幼馴染”ということ以
外に接点が無いように思えるこの2人には、他の人には知られていない秘密があった。
「これからもよろしくね、旦那様」
共に名家出身の2人。
長年断ってきたお見合いの場に現れたのは、まさかの幼馴染だった。
利害の一致と、互いに知らない恋心から、婚約者になることを決めた瑛哉と優樹菜。
「ここ分からないんだけど、教えてくれる?」
時には一緒に勉強したり。
「瑛くん可愛い♪」
時にはからかわれたり。
「そういう事してくるんだったら、俺もやり返すからな?」
「…え?」
そして、仕返しをしたり。
これは、婚約者となった2人の、甘々な日々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:51:32
8464文字
会話率:45%
高校二年生の夏休み明け、斎藤 安芸は選択教室の自分の席の机の上に「Dear my friend.」から始まる妙な落書きを見つける。
出来心で返事をした安芸は、顔も名前も一切知らない誰かと机越しの小さなやりとりを繰り返す。
はたして誰が書き手
なのか、相手の目的は何なのか・・・。
高校生の切なくも暖かい青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 08:33:17
57284文字
会話率:24%
友達に憧れを持つ僕ー七篠遊は高校入学から3か月経っても友達は疎か話をする人もいないため自分の席で学生生活を過ごしていた。
ところがある日、本を読むのをやめ帰宅しようとした時クラスの人気女子が人気男子に振られる現場に巻き込まれる。
喫茶
店に連行された七篠遊は人気女子、花崎栞にあることを頼まれる。
「私の友達になってくれないか」
いやうそでしょ??
そこから僕は様々な問題へと巻き込まれることに。
果たして七篠遊は友達ができるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:49:59
5505文字
会話率:30%
入学当初、友達作りの波に乗り損ねた俺、佐藤一(さとうはじめ)は、浮かれた話が一つも無いさびしい夏休みが終わり、二学期が始まってもクラスに友達は一人もいなかった。
その日も、昼休みに肩身の狭い思いをしながら、教室の自分の席でぼっち飯を食べてい
た。
俺の後ろ、最後尾の席に座るのは、学校一の美少女と噂される才色兼備の孤高の女子生徒、白川瞳(しろかわひとみ)。
一度も言葉を交わした事が無い、ぼっちの俺に、なぜか彼女が二つ折りのメモを渡して、美術室に呼び出した。さらに、あろうことかその日の放課後、駅前で待ち合わせ、彼女の自宅へ向かうという展開に。
果たして、彼女の目的とはいったい何か?・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 06:44:21
134700文字
会話率:46%
いつも学校で馴染むことなく自分の席でダラダラして過ごす優(16歳)ところがある日朝起きるとそこに一つの日記があったそこに何が⁉️
最終更新:2025-03-26 13:34:52
249文字
会話率:34%
高校二年生である俺、神代悠(かみしろゆう)には毎日困っていることがある。朝早い学校、俺は自分の席でしょっちゅう寝ている。チャイムが鳴り俺があくびをしながら顔を上げると、唯一の女友達である天月小夜(あまつきさよ)が、こちらを温かな笑顔で見つめ
ながら「おはよう」と言ってくるのだ。大抵のことは毎日されていれば慣れるだろう。だがこれだけは慣れることはできない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 02:14:16
2277文字
会話率:18%
朝は嫌いだ、日差しが強くてただ眩しく今からまた1日が始まる。そう思うと憂鬱で、朝なんて来なければいいのに…とそう思いながら布団から起き上がり学校に行く準備をする。今日も頑張るぞ!なんて思わない、「はぁ…」っと大きいため息をついて僕は外に出た
。学校に着くと僕は自分の席について授業を受ける。授業を受けて、昼になればご飯を食べて、午後の授業を受けて家に帰る。いつも通りの過ごし方だ。何かをする訳でもなく生きているそんな日々だった…あの人に会うまでは…
朝起きて学校に行く、授業を受けて家に帰る。
今日もいつも通りだ。
家に帰って気がついた。「スマホが無い!」思い当たるとこ探し思った。そういえば学校のロッカーにしまったなと、仕方なく学校に取りに戻った。学校に着いた時にはもう夜だった学校に入り先生に事情を説明してスマホを取りに戻れた。
「スマホもちゃんと持ったし、帰ろ」そういい学校を出た。夜に歩く事は滅多にないため不思議な気持ちだった。いつも行く道が少し違うように感じた。夜の外は涼しいが僕には寒かった…目の前に自販機がありそこで飲み物を買うことにした。
「ココアにするかコンポタにするか…」そう迷っていると「いや〜ここはココア一択でしょ〜」と言われ後ろからボタンを押されてココアが出てきた。びっくりして後ろを振り向き
「誰ですか!?不審者!?」と言う僕に対して目の前の人は笑いながらこう言った。
「いや〜驚かすつもりは無かったけどあまりにも迷ってそうだから〜」とその人はとても綺麗な女の人だった。
「こんな夜に後ろから話しかけてくる人は怖いですよ?」と僕が言うと彼女は手を合わせてごめんごめんと謝ってきた。
「どうして話しかけて来たんですか?」と僕が言うと彼女はこう言った
「ねぇ君、夜は好き?」
っと僕はそれに対して「明日が来るから嫌い」と応えた。僕は逆に彼女に聞いた
「そういうあなたはどうなんですか?」とその質問に対して彼女は、
「私は好きだよ。だって暗くて静かで空には星が輝いている…それに私達しか存在しない時間みたいじゃない!」と…
僕は、何故かもっと話したいと思った。なぜかは分からないけどそう思ったのだ
「あの!もっと話しませんか!」
気づいた時には口に出ていた
彼女は笑いながらこう言った
「じゃあ、話そ?空から星が消えるその時まで」
これは夜を好きになる僕と彼女の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 15:55:29
999文字
会話率:18%
放課後俺は自分の席に座って帰宅の準備をしていたのが、俺の目の前で男女の言い合いの現場となっていた。
「ねぇ、拓馬私のこと好き?」
「南、俺は好きじゃない」
俺の目の前で見事に南は振られる。
昔か読んでいるラブコメの展開に似ていて関
心してたのだが、いつの間にか俺は南に声をかけられていた。
「ねぇ、いつから居たの?」
「ずっと居ました」
「げ」
「はぁ、さ、公園行くよ」
南は俺の鞄を盗み教室を出る。
あのー何が起きているんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 18:10:00
3724文字
会話率:49%
私と君、いろいろと違う。
私は静かで友達もいない。なのに君は明るい。活発的で友達も数えきれないほどいる。
私は運動が苦手。なのに君は運動抜群、全く疲れない。
私はテストが苦手だ。大体は50点ほどしか取れない。なのに君はいつも90点以上だ。
私は遅刻することがある。欠席になったこともある。なのに君は遅刻したり欠席をしたことがない。
私は感情を持たない。悲しく思ったことなどない。なのに君は感情を持つ。たいてい笑っているが泣くことだって怒ることだってある。心配することだってある。
私はクラスで発言したことがない。なのに君はたくさん発言している。質問や回答、コメントなどをたくさん。
私は昼休み、だれとも話さず自分の席で本を読んでいる。なのに君は外で遊んだりほかの生徒と話したりしている。
私|+《と》君は違う。何もかもが違う。君が人間ならば私は何?宇宙人?ただの生き物?それとも人工知能?
私|+《と》君。何かと人間。暗い私と明るい君。何の関係もない私|+《と》君。なのになんで君が気になる?君に恋をしているから?君が好きだから?君が有名だから?
私は君が憎い?君を殺したい?君に殺されたい?わからない。でも私は君が気になる。気になってたまらない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-02 12:59:08
47266文字
会話率:6%
高校生活初日、クラスの自分の席に座っていた直樹が隣を見ると、そこには去年から話しかけられなくなった、腐れ縁の碧がいた。今までの彼女とは違い、直樹に対して冷たく当ってきた。これからの直樹の高校生活はどうなるのか
最終更新:2024-10-04 07:21:58
11245文字
会話率:66%
遠くへ行きたい、遠く、遠く、ここではない何処かへと
あたしはひとり、学校への道のりを止めて終電まで行くことにしたけれど、何時もなら混み合う電車内に何故かひとりきり。
次の停車駅で乗り込んできた青年は、そこは自分の席だからどいてほしいと声をか
けてきた。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 12:00:00
11844文字
会話率:44%
とある繁華街に一人の飲んだくれの男性がいる。彼は自宅で悪夢を見る。まだ『大人気作品の原作者だった頃』の自分と、その当時のコメントの夢を。
そんな時いつもの居酒屋に行くと、とある男性が自分の席に居て……。
最終更新:2024-04-19 19:08:55
5391文字
会話率:76%
休み明け、職場に着いたとある男。自分の席に座った瞬間、頭を押さえた。
「どうした?」
「いや、何も……」
隣の席の同僚に訊ねられ、彼は笑顔を作る。
目ざとい奴め。しかし、それも当然か。大事な仕事の最中だ。しかし、だからこそ
――だ。
ああ、まただ。言えるはずもない。頭の中で声がしたなど……。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-11 11:00:00
1337文字
会話率:19%
とある中学校。その少年は始業チャイムが鳴る少し前。教室の後ろのドアの前で立ち止まり、深呼吸した。そしてドアを開けると
「お、宮田ぁ! 日本中学生、エベレスト登頂初の成功者おめでとおおおぉぉぉう!」
と、第一声を上げた教師の後ろの黒板
には飾りと、その旨の言葉が書かれていた。
「おめでとーう!」
「すごいよ宮田くん!」
「おめでとなぁ!」
「いやー、みんな、どうもどうも」
称賛と祝辞の嵐の中、肩を背中を叩かれ、へらへらしながら自分の席に向かう宮田少年。
鞄を下ろすとふぅと一息ついた。集まる視線にぶるっと身を震わせ、恍惚な表情。
「いやー、ほんと宮田はすごいなぁ」
「ふふっ、ありがとうございます、先生、いや、ビッグティーチャー」
「おいおい、アメリカかぶれかよ宮田」
「やっぱ、エベレスト登ると違うよなぁ」
「いや、エベレストはネパールあたりでしょ」
「とにかくすごい! 宮田はすごい!」
まるで英雄の帰還に沸く教室。と、ここで「でもぉ……」と教師は腕を組んだ。
宮田少年は胸を張り言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 11:00:00
2781文字
会話率:92%
「だからね、あなたのその■度が駄目だって言うの。
今はね、全員一丸となるべきじゃない? ねえ、聞いているの?」
「え、あ、はい」
「はぁ……あなたね、いい? よく■いて、あのね――」
とある中学校の職員室。説教後、自分の席に着いた
高橋は
とんだ災難だったな、と同僚の教師、鈴木にコソッとそう言われ、ため息で返事をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 14:00:00
2921文字
会話率:95%
チャイムが鳴り、俺(山宮蓮夜)は自分の席に着く。中学最後の授業前、「楽しいこと起こらないかな」と呟いた矢先、床ぎ光だした。魔方陣が出来て、なす術もなく俺達は転移される。しかし、目を覚ますとクラスの連中はおらず、猫耳の少女しかいなかった。
最終更新:2023-08-04 15:52:30
203889文字
会話率:59%
高校二年の高木 源也《げんや》は、同じ高校に通う男を釘付けにするほど美人な大西 紬《つむぎ》と友達になりたいと思っていた。
そんなある日、源也が自分の席で漫画を描くために絵の練習をしていると、同じクラスの影山が見つけ、声を掛ける。
そこから物語が動き始め、源也は頑張って描いてきた漫画の原稿を手放す代わりに、紬の電話番号を手に入れるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 09:03:28
14086文字
会話率:63%
ある朝、会社に出勤した僕は、自分の席に見知らぬ男が坐っているのを見つけた。
「そこは僕の席だぞ」
しかし、僕の抗議は、上司も同僚も認めてくれない。
これは一体どういうことだ?
最終更新:2023-05-28 01:42:49
1759文字
会話率:30%
真田翔太はある日突然、四年間も付き合っていた彼女にフラれてしまった。あまりのショックに放課後になっても教室から出る気力が起きず、自分の席の机に突っ伏していると、翔太の幼馴染である氷川静流が忘れ物を取りに教室に入ってくる。辛い気持ちを紛らわす
ために翔太は、静流に話を聞いてもらうことにした。すると、翔太の話を聞いた静流の口から衝撃の言葉が出てくる。何やら元カノの他に、翔太のことをずっと好きでいる女の子がいるらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:32:24
11403文字
会話率:68%
高校1年生の夏休みが開けた日、私のクラスはとある話題で賑わっていた。
クラスで一番モテる男子、祇園寺壮馬(ぎおんじ そうま)と、その恋人の佐藤亜美(さとう あみ)が破局した。
おまけに、祇園寺は既に新しい彼女を作っている。
自分の席
でその話を聞いていた私―――大心池須美(おごろち すみ)は、全然興味が無かったから、そのままお手洗いに向かった。
その帰り、教室の扉の横に座り込んでいる佐藤を見つけた私は、同時に違和感を覚えた。
なんで、彼女は裁ちバサミを持ってるんだろう?
湧き上がる嫌な予感に突き動かされるように、佐藤さんに声を掛けようとした私は、直後、教室の中に飛び込んでいく佐藤さんを止めることができなかった。
響き渡る悲鳴。これは本当にまずい。
背後から現れた先生に促され、すぐに教室の中を見た私は、しかし、その様子に茫然としてしまう。
勝手に想像していた響き渡る悲鳴も、飛び散る鮮血も、何もない。
そこにあったのは、いつもと変わり映えのしない教室の光景。
そんな様子にホッとしながら、自分の席に戻った私は、信じられないものを目にしてしまう。
隣の席の引き出しに、さっき見たはずの裁ちバサミが……。
一瞬、そう思った私は、それが自分の見間違えだと気が付いた。
それと同時に、隣の席の主が、私に問いかけてくる。
「須美ちゃん、どうかした?」
そう言った彼女、黒光花楓(くろみつ かえで)さんは、まるで教室の様子なんてどうでも良いと言うように、満面の笑みを浮かべているのだった。
事件をきっかけに花楓の能力を知った須美は、立て続けに巻き起こる事件を、花楓と協力して解決していく。
これは、ちょっと不思議な青春の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 20:12:57
168641文字
会話率:33%
ある日、普通に学校に通っていた主人公の矢凪 純時はクラスの自分の席に座った瞬間クラスメイトと共に異世界転移してしまう。
しかしその転移先の異世界にはなんと魔法が無かった!!
だが、喋る鶏を捕まえたりしてまあまあ異世界を満喫できるかと思
ってた時、銃撃をされ、自分以外のクラスメイトが死んでしまうという事態に。
そして矢凪の親友だった加藤の最後の願いである魔法で俺を生き返らせて欲しいという願いと共に、一人と一羽の不思議な旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 15:43:01
21039文字
会話率:35%