※あらすじではありません。
この短文と、題名で読む気が起きてくれた方には楽しんでいただけると思いこの形にしてます。
いつもとおんなじように、海を見ていた。太陽が地平線の向こうから少しずつ、少しずつ昇ってくるのを。まだ空気は冷たくて、まる
で、それを温めに来るのが使命だとでもいうように、悠然と昇ってきた。陽の光を浴びた海面は、朝が来た喜びに目を輝かせているみたいにキラキラ光って、それは、どうしようもなく綺麗で。そして、どうしようもないくらいに憎かった。それでも、もっと近くで見たい。なんか、そう思った気がする。白線の外に出て、ホームの一番端っこに立ってずっと見てた。踏切の音も、ちゃんと聞こえていたよ。だから、ほんの少しだけだけど、下がった。けれど、電車の走行音は近づいてくるのに、いつまで立っても減速するためのブレーキ音が聞こなくて。
それで、貨物列車だって分かったんだ。そのうち、だんだん太陽の光が当たる範囲が広がって、視界に映る海に一筋の光の道が見えたような気がする。
だからかな。
また今日が来たその瞬間を見ていられなくなって振り返ったけど、足は、ホームのアスファルトを蹴飛ばしたんだ。八つ当たり、みたいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 00:39:06
34783文字
会話率:58%
自分勝手で他人とか踏み台にしか思っていない貴族の主人公くんが、綺麗でかわいくてヤバいメイドさんたちに振り回される話。
最終更新:2024-09-25 20:47:19
80015文字
会話率:25%
高校進学と同時に小さな飲食店でアルバイトを始め、慣れない生活の中でも猫と僕だけで過ごす穏やかな暮らし。入学して3カ月が経とうというのに新しい友達は出来ない。それどころかクラス一番の嫌われ者になってしまったけれど、読書に紅茶を楽しむ休みは悪
くない。そんな6月最後の土曜日。
「明日からしばらくは休んでくれていいよ」
アルバイト先の副店長から突然の長期連休を告げられた。詳しく話を聞くと、どうやら遠回しに『クビ』を宣告されたことが分かった。理由は単純明快、接客業に不向きな顔のせい。笑えない代わりに、他で頑張ったつもりだったけど駄目だったらしい。
週明け、気を取り直して登校すると何やら視線を感じる。相手はクラス一の美少女。だから気のせいかもしれない――。
え、いや、そう思い込むことも出来ないほど視線を感じる。なんなら目まで合っている。落ち着かない気持ちで過ごし1日が終わった放課後。
「ちょっとお話があるの。ついてきて……ください」
美少女の後をストーカーのように着いて行くが、赤信号で逸れてしまった。慌てて追いかけて行った先で見た光景は、学校で魅せる洗練された所作や姿勢、仕草どれを取っても綺麗でどこか大人びている美少女ではなく、ただ無邪気な笑顔で楽しそうにブランコを漕ぐ「上近江美海(かみおうみみう)」の姿だった――。
この日を境にたった1週間で秘密や約束が増えていき、救い救われ、がむしゃらに過ごして行くうちに、クラス一番の嫌われ者が一転、気付けば後に引けないくらい学校で一番の有名人になってしまう少年の成り上がりスクールライフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:31:03
1389640文字
会話率:33%
本文はこの言葉に対してのマイナスな意見を含みます。なので、この言葉をステキに感じている人は閲覧を避けるのがよろしいかと思います。
キーワード:
最終更新:2024-09-23 09:36:50
420文字
会話率:0%
【書籍5巻&コミック3巻2021年3月発売予定】私は双子の姉妹の妹の方。姉が綺麗で、天使みたいだからと親に差別されて育った。つい、先日姉は神に愛された子———神子(みこ)とされ、両親と共に引き取られることが決まった。私? 両親に捨てられた。
でも多分、私が神子である。―――そんな実は神子である少女の捨てられてからの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 20:57:45
901556文字
会話率:31%
私は双子の姉妹の妹の方。姉が綺麗で、天使みたいだからと親に差別されて育った。つい、先日姉は神に愛された子———神子とされ、両親と共に引き取られることが決まった。私? 両親に捨てられた。でも多分、私が神子である。
最終更新:2017-08-28 19:08:56
1781文字
会話率:4%
月が綺麗だという日、俺は母を散歩に連れ出した。日が落ちる頃の公園は、まだ暑くて、たまに犬が鳴いて、銀杏が臭い。月が綺麗で、繋いだ母の手は温かかった……。
老齢になった母とその息子が、月の下で散歩するお話。
最終更新:2024-09-18 23:13:22
2141文字
会話率:34%
織香先輩は綺麗で、孤高で、わたしの憧れの先輩。でも、接点なんて一つもなくて、わたしは声もかけられず、学校ですれ違ったときなんかにただ見つめるしか出来ないでいる。
そんなある日、夜の公園でギターを弾く織香先輩を見かけたわたしは、どうしても
繋がりを作りたくて、思わず言っていた。
「先輩、わたしにギターを教えて下さいっ」
※微GL描写あります。
※他サイトからの手直し&転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:10:00
10566文字
会話率:27%
私(16歳、女子高生)の日課は深夜の散歩。
いつものように公園のベンチに座っていると「月が綺麗ですね」と背後から女性に声をかけられ、私はベンチから飛び退いた。驚いている私に彼女は更に言葉を続ける。
「私は悪魔なの。あなたの魂と引き換えに願い
を叶えてあげる」
※百合展開あり
※他サイトからの転載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 20:00:00
13912文字
会話率:36%
少女は爛漫に美しく人の目に映る。彼女が綺麗である理由を彼女は知らない。そんな彼女との出会いを待ち続ける者たちが居た。出会うべくして出会うはずの彼女と彼らの定めは、あることをきっかけに狂いだした。彼女を追い続けるだけの定めを持つ者の隣に、いつ
の間にか彼女がいた。隣に在り続ける定めの者の隣に彼女が居ない。彼女は無意識に自分の綺麗を探し続ける。彼女の中で一番綺麗な彼はいつしか諦めることをやめたが、求める方法が見つからない。狂いだした定めは、果たして在るべき姿へ彼女を導くのか。偶然に等しい出会いを重ねた末に、待つものはなにかーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 09:55:03
134799文字
会話率:37%
大学一年生の高咲茜は念願だった天文部へ入ろうとする。
サークルオリエンテーションで賑わう構内。その奥底のひっそりとした場所に天文部のコーナーはあった。
「あっ、エリ。お客さん」
「本当だね、千夏」
茜を待っていたのは部長の坂本千夏。そして副
部長の吉村エリだった。
部員が二名しかいない天文部。ワイワイとみんなで楽しめる部活ライフを想像していた。けれど──。
茜は入部を決意する。
その日の夜にエリの車に乗せてもらって山に行った。
久々の天体観測だった。よく晴れた高原は寒かったけれど空気が綺麗で、星空もキラめいていた。
幸先のいい大学生活が始まりそうな予感がしていた。
そんなある日、桜が咲く中お花見をしていた時に千夏とエリの二人から告白される。
二人の猛烈なアピールに気圧されながらも学外の人を呼ぶイベントの準備としてプラネタリウム作りを進めていく。
三人で協力してお客さんを喜ばせるために準備を重ねていった。
そんなある日、茜はエリの家にお呼ばれされて食事をして──キスされてしまう。
キスされたことのショックに、逃げ帰るようにエリのもとから去っていく。
翌日、謝罪するエリ。そして千夏も同じく謝る。
二人とも茜からは手を引くと言うが自分が誰を好きなのか気が付いた茜は口論の末に部室から飛び出す。
無為に時間を過ごしていた。
せっかく自分が誰を好きなのか分かったのに──。
二週間後。家でテレビを見ているとイベントの宣伝のためにローカルニュースに出ている千夏とエリの姿を偶然見つける。
「行かなきゃ──」
茜は天文部へと戻る決意をする。
緊張しながら部室に入る。
そこには千夏が待っていた。プラネタリウム作りを手伝い、しばらくして完成させた茜は千夏に告白する。
「先輩、諦めないでください」
「えっ──?」
「先輩言ってましたよね。私の好きっていう気持ちが千夏先輩に追いつく日を待ってるって。追いつきました。追いついたんですよ! 千夏先輩の気持ちが分かりました。私、初めて恋をしました。千夏先輩に恋をしたんです。だから諦めないでください。私、千夏先輩が大好きなんです──」
千夏を抱きしめる茜。戸惑う千夏は、しかし告白を受け入れて茜を抱きしめる。
プラネタリウムの中で二人はキスをするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 18:06:32
64867文字
会話率:56%
嫁と子供3人、他人から見れば恵まれた家族だと思うだろう。 しかし俺は不満を感じていた、綺麗でこんな俺にも優しい嫁に同じく俺を大好きな子供、俺の方に問題があった。 俺はいつしか1人になりたいと考えていた、そしてある時タイムリープしてしまう。
最終更新:2024-09-07 17:15:45
30073文字
会話率:65%
ある日の夜の公園で俺はとても綺麗で、可愛い女の子を見掛けた。
こんな夜の公園にどうして? と思ったが彼女の美しさにそんな事はどうでも良くなっていたんだと思う。 また次の日も会えるか? そう思い行ってみるとそこには昨日と同じく彼女の姿
が。
彼女を見る為に俺は夜公園を通り道に走る事にした。 何故声を掛けないのか?
それは俺が女の子と接するのが苦手だから。 そんな俺が公園の女の子を?
そもそもおかしい所はいくつもあった。 そして訪れる運命の時、俺とエレナはどう決断しどういった結果になるのか…… これは彼女にまつわる不思議な話……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 20:04:45
84890文字
会話率:65%
前作の過去篇?です。
最終更新:2024-09-07 15:34:07
6664文字
会話率:23%
学生でありながら作家活動を行う雪乃は、自他共に認める本の虫だ。
そんな彼女に、祖父の勧める縁談話が飛び込んできた。
憂鬱な気分のまま迎えたお見合いは、初恋の相手との再会となるが…………
兄の友人でもある彼との年の差は大きく、学生と社会人とで
は価値観も住む世界も違う。
何より彼にメリットがあるとは思えない縁談だったが、今後のお互いの為に【仮】の婚約をする事となった。
作家活動が第一の雪乃に恋愛感情はなく、深く考えていなかったのだろう。
婚約者として接するうちに、気持ちは少しずつ変化していく。
二人が本当の恋仲になる日はーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 14:00:00
260365文字
会話率:61%
私は飽き性だし、あんまり人と関わるのも好きじゃないし、特に二人で会話するなんてもう耐えられない。楽しく会話している人の中に入ってゆったり聞き入るくらいがちょうどいい感じのタイプな私は、性格的にもあんまり仲良しグループという物に入れなかった
。
そんなある日。小学校くらいかな。彼女がやってきた。可愛くて綺麗で、そんでもってとっても愛想がいい。愛嬌はないけど。目が笑っていないのだ。私は勝手に嫌いなタイプだなーとか思ったり性格が由来してあんまり関わろうと思わなかったけど、なぜか彼女はやたらと私に絡んでくる。
なんでか知らないけど、誘いを断っても嬉しそうな反応を返すのだ。そっち系なのだろうか。私はそんな彼女がわからなくて、けど、そんな彼女がとても好きだ。
思い付きです。プロットなぞあるはずがない。暇な人は読んでください。
セルフレイティングは保険。あんま気にする必要はないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 00:17:41
1179文字
会話率:54%
二度の失恋を経て、三度目に好きになったのはVRゲーム内で出会った美女だった。ひょんなことからリアルで出会った時、自分の目が信じられなかった。
まさか、君が? 「そうよリアルの方が綺麗でしょ」と強気発言をする彼女は、低身長おかっぱのぽっちゃり
さん。人間性はいいんだ。人は顔とスタイルじゃないと誓っただろ!! それでも僕は、男を貫き通すことができるのだろうか……。「やっぱり告白撤回していいですか?」「ダメ」「ですよねー」僕はゲームとリアルのギャップを乗り越え克服できるのだろうか。僕は、男を貫き通す自信が………………ない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 08:41:06
67191文字
会話率:33%
ほんとうに、そうなのかな、とは想いつつ。
大人になりたい罪は綺麗で?
キーワード:
最終更新:2024-08-13 23:07:28
333文字
会話率:0%
心の綺麗な人って、けっして自分で自分のことを、「私は心が綺麗です」って、自画自賛、しないんでしょう?
なら、どういうルートで、それが伝わったりするのでしょう?
なにか、記号みたいな小道具はあるとして、いったいどこにあるのでしょうか?
そ
んなことに、悩んでいるのかな?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-04-12 22:38:26
1649文字
会話率:0%
もう、忘れることなど、ないのです。
キーワード:
最終更新:2021-03-13 12:41:41
250文字
会話率:0%
――月は綺麗だね。
彼がその言葉を口にした瞬間、ドキッとして、あたしは何も言葉が出てこなかった。
『どうしたの? ぼーっとして』
「え、あ、ううん。その、あなたのこと想ってて……って、いや、あはは、あたし、何言ってるんだろ、あはは
……」
『ふふっ、想っているなんて、まるで遠くにいるみたいだね。目の前にいるのに』
「あはは、それはそうだけど……でも、やっぱり遠いよ」
あたしはそう言って、モニターをそっと撫でた。彼の顔に、その唇に指を伸ばす。
彼も手を伸ばし、あたしに触れようとした。でも、感じられたのはモニターの蛍光灯が作り出す体温に似た生ぬるさと、滑りの悪い手触りだけだった。
『ああ、確かにそうだね……』
「うん……でも」
でも? 何を言おうとしているんだろう、あたし……。いつか会えるよ、かな。でも、本当に? 本当にいつか会える? そう思ってる? ……それに、彼はあたしに会いたいと思ってくれているのかな。きっとそう訊けば、彼は言ってくれるだろう。いつも通りに、あたしが欲しい安全な言葉を。
それで、二人はまた無難なやり取りを続けて、通信を終えるんだ。いつものように……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-09 11:10:00
4089文字
会話率:74%
高校二年生の光虹(みく)は、とあることからクラスメイトたちにいじめられている。
物を盗まれたり、怪我をさせられたり。
ついに耐えられなくなって屋上から自殺を図ろうとした瞬間、白(はく)と名乗る不思議な少年が現れ光虹を助け出した。
白と出会っ
た瞬間から、色々なことが変わりだした。
しかし、そんなある日……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 11:04:58
160438文字
会話率:20%
近所に住んでいる綺麗で優しいお姉ちゃん、青山瑠衣(あおやまるい)のことが好きだった三代林太(みしろりんた)は、幼い日に彼女へ告白するも、「大きくなったらね」と流され続けていた。
そんな林太も高校二年生になり、かつて自分の告白が瑠衣へ届いて
いなかったことを理解しつつ、自らの想いにも蓋をして生活する。
だがある日、高校教師になった瑠衣は林太の学校へ赴任し、担任も任されるのだが――
林太(7)「お姉ちゃん、結婚して!」
瑠衣(18)「ふふっ。りん君が大きくなったらね」
↓10年後
瑠衣(28)「りん君、お姉ちゃんと結婚してぇ(涙)」
林太(17)「えぇぇぇ⁉」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 16:35:24
87048文字
会話率:43%
とある世界で全てを破壊しつくした人間がいた
その人間——イージャはあらゆる呪いをモンスターから授けられ、モンスターの王として君臨させられた贄だった
イージャは呪いにより自由を奪われ己の意思すら関係なく全てを壊し、モンスターだけが蔓延る世界に
なった後幸か不幸か最後に自由を取り戻す事ができ、イージャは最後の最後に己の意思で自害した
――そして今、イージャは現代で生きていた
何もかもが新しく感じる彼の転生先は、前世でよく見たダンジョンにあらゆる力を使う能力者達がいる世界だった
彼はそんな世界で世間で配信! 攻略! と熱狂的ブームになっているダンジョンを攻略しようと思った
前世ではモンスターを作るラスボス的存在。だがここでは主人公のようなモンスターを倒す立場になれる
そう――イージャは主人公という眩しい存在に憧れていた。前世で殺した美しくて眩しかった勇者、今世で沢山といる綺麗で輝かしい勇者のようなダンジョン配信者達
楽しみたい目的もあったのもあり、彼はひっそりとダンジョン攻略を楽しむ事に――
――なるはずだった
ある日いつものようにダンジョン配信を探している時に見つけた【最高難易度ダンジョン】というタイトルの配信
その配信が映している光景に彼は言葉が詰まった
見覚えがある、モンスターも、階層の雰囲気、地上に高く伸びる塔。全てに見覚えしかなかった
嫌な予感が段々と彼の心にふつふつと湧き上がる
そして気づいてしまった、否——気づかない方が可笑しかった
それは彼が作ったダンジョンだった。魔王になる前にモンスターに作らされた己の住処
――壊さなくては
輝かしい人間を守る為に、己の輝かしい日々の為に、誰にも気づかれる事なくそれを壊す為に動き出した
だが、彼の姿が配信に映ってしまった。力を使っている彼の姿が、魔王としての規格外の力を
それは早いスピードでバズってしまった彼は、予期せず表舞台へと建つ事になってしまった
これはイージャが輝かしい主人公になるまでの、苦労と夢のダンジョン物語である
<>
カクヨム にも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 19:20:56
16564文字
会話率:41%
「人が変わったっていう噂は本当ね」
「優しくて気遣いのできる人だったのに」
「でも、綺麗でスタイルがいいのは変わらないわ。でも、噂によると・・・」
噂話はほどほどに・・・。
最終更新:2024-07-07 13:31:14
2574文字
会話率:78%