この世界には精霊が存在する。精霊と言っても、“火の精霊”や、“水の精霊”などといった物語に登場するようなご大層なものではない。そういった精霊はとっくに出払っているらしく、 “道端の猫に眼を付けられる精霊”や、“円が綺麗に描ける精霊”など、
全く役立たないか、いたらちょっと便利かも、という微妙なものばかりだ。
私、如月明日葉には“思い出す精霊”が憑いている。“思い出す精霊”? 何ソレ? ってなものである。その“思い出す精霊”は、唐突に前世の記憶を蘇らせた。この世界は乙女ゲームと呼ばれる恋愛シミュレーションゲームの世界らしい。何、そのフザケタ世界……いやいや、そんな事よりも……………もしかして、私、失恋してしまった!?
私の好きな人はストーカー扱いされるほどゲームの主人公に夢中で、私の失恋は確定であるらしい。そのゲームでの私はというと、―――主人公でも、悪役令嬢でも、友人でも、モブですらなく、影も形も存在しなかった!
こうなったら、主人公を攻略対象の誰かとくっ付けて、この恋を実らせてやろうじゃないの! モブぐらいには成り上がってみせる!
さあ、王立魔法学院を舞台に恋愛ゲーム開始!
と思いきや、何だかおかしな方向へ……アイドル? 魔法少女? 世界の崩壊!? この世界、乙女ゲームの世界じゃなかったの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 20:02:24
260924文字
会話率:35%
ステラは気がつけば呪いの腕輪で命を共有することになった片思い相手のジオと旅をすることになっていた。
自分が気絶している間に何が起きたのかはさっぱり分からないが、解呪のために世界で魔科学が一番発展しているレオンクレア帝国を目指すことに疑問
はあるものの素直に従うことにする。
片思い相手と婚前旅行だと浮かれていた彼女は、だんだん壮大になっていく旅に首をかしげつつも「好きな人と一緒ならなんでもいいか!」と恋愛脳でのりきることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 23:45:58
60329文字
会話率:46%
摩訶不思議なシャロフィの街。
そこには、まことしやかに囁かれている噂があった。
街のどこかに、その人にしか見えない魔法の『ゲート』があって、くぐると理想の姿になれるという噂が……
そんな街で恋占いの店を開いているネーネ。
彼女
は幸運にもその『ゲート』を見つけた1人だった。
今日もネーネは姿を変えてお店に立つ。
「こんにちは。ネーネちゃん」
「いらっしゃいませ。リオさん」
〝ネーネちゃんの恋占い〟として評判になったころ、リオという男性がよく来店するようになった。
彼の優しい人柄に、ネーネはいつの間にかリオのことを好きになってしまった。
だけど恋占いの店に来るということは、リオには想いを寄せる女性がいて……
好きな人がいると分かってても一途に想い続ける2人の、 夏を舞台にした甘くて切ない恋物語です。
完結まで書き上げています。
全15話
7/28(日)の午前中までに、トトトンと全部投稿してしまう予定です。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 16:02:32
36522文字
会話率:29%
『私の好きな人は、いなくなってしまった』
私のためにと日々筋トレに励み体を鍛える彼を、私は複雑な気持ちで見ている。
とある事件をきっかけにすれ違ってしまった若いカップルの、苦くて切ないお話。
最終更新:2024-05-17 02:57:47
3253文字
会話率:12%
帝国の公爵令嬢アマビリスには片思いをしている相手がいた。
青みがかった銀髪と同じ瞳の色の第二皇子アルマン。何故かアマビリスにだけ冷たく、いつも睨んでばかりでアマビリスの異母妹リンダには優しい瞳を向ける。片思いをしている相手に長年嫌われて
いると思っているアマビリスは、嫌っているくせに婚約が決まったと告げたアルマンを拒絶して、とある人の許へ逃げ出した。
そこでアルマンを拒絶してしまった事、本当は嬉しかったのにと泣いてしまい、泣き付かれたアマビリスは眠ってしまう。
今日は屋敷に帰らないと決めたアマビリスの許にアルマンが駆け付けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 19:07:41
11469文字
会話率:57%
社内でも憧れられている雲の上の人、相馬に片思い中の小林衣都。相馬にはどうやら溺愛している彼女がいてその相手と結婚も考えているらしい。
相馬の同期で直属の上司・桐山と話しているところをたまたま耳にしてしまい落ち込む衣都。相馬の幸せを願ってこの
恋を諦めようと決めるが相手はどうやら社内にいるようで、相馬を射止めた彼女が知りたくなった衣都はこっそりその相手を探そうとするが……。
※本編7話、番外編3話です
※番外編は相馬視点になります、彼の考えや行動を推奨しているわけではありません
※ムーンライトノベルズにも掲載しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:00:00
20979文字
会話率:57%
ナディアレーヌはエルロッドウェイ皇国の皇女であり、医療を生業とする小さな皇国の
一人の皇女だ。
家族には大切にされ、兄達には溺愛されているが産まれた瞬間から背負うべき密命があった。
17歳のときに神託が下り、神託により一人の人を助け抜くとい
うもの。
その人が望めば共にあり、その人が願えば一緒に命を絶ち、その人を自らが望むことはならない。
相手が望むことを叶えるというナディアレーヌには酷な密命。
そして17歳を一月超えたときについに神託が下る。
ドゥーゼット王国の若き国王陛下。
その人がナディアレーヌが仕えるその一人の人だと。
彼女は幼い何も知らないときに彼に会っていてある年から毎年5月1日に少しずつ思い出す。
小さいときに救った彼を17歳の今、目の前にしたときに彼女は何を思うのか。
そして、彼は何も知らないフリをしながらどういった気持ちで彼女を自分の国に呼び寄せたのか。
孤高の国王陛下と言われた彼が望むべきものはなんなのか。そして二人に下った神託の謎は?
17歳まで自由がないと思いながらも健やかに真っ直ぐに全てを受け止めてきた少女が
愛する人に出会い悩み笑い幸せを掴むまで。
力づくでも精一杯笑いながら戦って時には涙して自分で幸せを手にするまでのとびきり幸せで
とびきり恋に不器用な二人が心を通い合わせるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 17:15:32
387913文字
会話率:24%
コーヒーが苦手な私の好きな人は、いつも缶コーヒーをくれるあどけない笑顔のキミ。
コーヒーのように心温まる青春ラブストーリー。
最終更新:2022-12-01 21:27:39
1000文字
会話率:36%
初投稿+思い付きで書いたので大目に見てください。
とっても短いです。
最終更新:2022-10-23 22:11:53
691文字
会話率:29%
今宵、私の好きな人は私にプロポーズする。
私のことを、別の人物と勘違いして。
それでもいいの、あなたが手に入るならば。
自分の愛の重たさに相手に近づけなくて片思いを募らせる女の子と、そんな女の子に段々と惹かれていく容姿端麗な騎士の物
語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 00:48:37
9459文字
会話率:25%
よく友達に聞かれるの「なんであの人と付き合ってるの?」って、確かに私の好きな人は目つき悪いし、背高いし、声も低いし、返事雑だし…でも実は子供好きで、不器用で…とってもとっても優しい人!
これは私だけが知ってる彼と彼だけが好きな私が結婚する瞬
間の物語…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 23:07:55
541文字
会話率:10%
『私の好きな人は佐藤くんです』
ある日、そんな噂が流れた。それは学校一とも呼ばれる美少女、姫路姫奈の好きな人についての噂だ。
佐藤くんが好き、学年一の美少女がそう言うもんだから学年がざわつく。女子は騒いで男子は落胆しているものと喜んでいる佐
藤という苗字のものたち。
そんな噂の佐藤に該当する響也は図書室で姫路さんと担当の日に話すという関係を持っていた。
ただ放課後話しているだけでそれ以上もそれ以下もない関係。それに相手は美少女で自分ではないと思っていた響也だったが段々と気づいていく。
「あれ? なんか距離が縮まっているような……」
焦ったいラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 07:05:12
63314文字
会話率:38%
私の好きな人は小学6年生。だけど私は高校2年生。どうしても付き合いたいからそれを担任のゴリラ先生に相談してみたの。
「ゴリラの12歳は合法(ごウホう)」
「なるほどッッ!」
「17歳はおばさん」
「ああああああああああああああああ
ああああああ!!!!!」
ぶちぎれたのでドラミングで威嚇してやると100倍の力強さでドラミがえされた。死にたい。
だけども12歳は合法(ごウホう)とのことなので、さっそく好きな人に思いを伝えに校門の前で待ち伏せした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 12:01:45
941文字
会話率:57%
アキとメイはひょんなことから互いの素性を明かさずに一緒に住むことになる。互いに干渉せず、心地の良い同居生活を送っていくものの、アキはメイの素性を知ってしまい、、。
最終更新:2021-12-17 00:01:02
470文字
会話率:0%
主人公の女の子は、ある男の子が気になる。
でも、その男の子先生と…
最終更新:2021-10-20 07:49:19
7650文字
会話率:18%
瀬戸内海に住む一人の少女が、ヤンキーの男の子に恋をする話。
最終更新:2021-05-26 17:56:57
2596文字
会話率:41%
公爵家令嬢であるベティは、綿毛のようなふわふわ金髪に明るく澄んだライトブルーの瞳。そして雪のように白い肌に、健康そうな淡いピンク色の頬には小さな愛らしいエクボがある、誰からも愛されている少女である。
彼女と交際したがる者が多過ぎて困り果
てた公爵は、集団見合いパーティーを開いた。その席で、どんな男性が好みかと尋ねられて、ベティがこう答えた。
「私の好きな人は空を飛べる人なの・・・」
と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 22:26:20
7425文字
会話率:27%
私の好きな人は、15歳年上の'元'先生。
だけど
いつまでたっても、先生は先生のまま。
北里葵
大学生 20歳
×
日野隼斗
予備校講師 35歳
この作品は「ベリーズカフェ」にも掲載しております。
最終更新:2021-02-04 21:58:14
4817文字
会話率:36%
私、鹿嶋千代子は、同じクラスの真田くんに恋しています。
だけど真田くんは彼女がいます。
最終更新:2020-12-30 01:38:22
10921文字
会話率:45%
私の好きな人は鈍感だ
最終更新:2020-11-27 17:03:21
2640文字
会話率:40%